2017/03/27

2017 スプリングトレーニングロースター情報

2017年のナショナルズのスプリングトレーニングに参加した選手です。ロースターカットがあれば、随時更新していきます。

[PITCHER] 
Stephen Strasburg
Max Scherzer
Gio Gonzalez
Tanner Roark
Joe Ross
A.J. Cole
Shawn Kelley
Blake Treinen
Sammy Solis
Koda Glover
Oliver Perez
Trevor Gott
Enny Romero
Joe Blanton
Rafael Martin → 3/24 optioned to AAA
Matt Grace → 3/24  optioned to AAA
Austin Adams → 3/17 optioned to AAA
Austin Voth →3/13 optioned to AAA
Jimmy Cordero →3/13 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees] 
Jeremy Guthrie
Vance Worley
Neal Cotts
Jacob Turner
Joe Nathan → 3/27 released
Matt Albers → 3/27 released
Erick Fedde → 3/24 minor
Braulio Lara → 3/20 minor
Tayler Hill → 3/13 minor
Dustin Antolin →3/13 minor
Nick Lee →3/13 minor
Derek Eitel →3/10 minor
Kyle McGowin → 3/10 minor
Wander Suero →3/10 minor
Mike Broadway → 3/10 minor
Tim Collins → 3/10 minor

[CATCHER] 
Jose Lobaton
Matt Wieters
Pedro Severino → 3/24 optioned to AAA
Derek Norris → 3/15 released → 3/25 TB (1年120万ドル)
Raudy Read →3/13 optioned to AA
Spencer Kieboom →2/28 DFA(引き続きNRIとして帯同) → 3/20 minor
 [Non-Roster Invitees] 
Jhonatan Solano

[INFIELDER] 
Ryan Zimmerman
Daniel Murphy
Anthony Rendon
Trea Turner
Clint Robinson
Stephen Drew
Adam Lind
Wimer Difo
Matt Skole →3/13 optioned to AAA
Jose Marmolejos →2/24 60日DL
 [Non-Roster Invitees] 
Emmanuel Burriss → 3/24 minor
Grant Green → 3/20 minor
Neftali Soto → 3/20 minor
Corban Joseph →3/13 minor
Drew Ward →3/13 minor

[OUTFIELDER] 
Bryce Harper
Jason Werth
Adam Eaton
Chris Heisey
Michael Taylor
Brian Goodwin → 3/24 optioned to AAA
Rafael Bautista → 3/17 optioned to AAA
[Non-Roster Invitees] 
Brandon Snyder → 3/26 minor
Andrew Stevenson →3/13 minor

[3月27日]
Joe NathanとMatt Albersの両ベテラン・ブルペン投手を解雇しました、というか2人とも開幕ロースターに入れない場合には選手側に解雇を求めることができる条件がついたマイナー契約で、それを行使したということです。

Nathanは12試合で防御率3.86とまだ投げられるところを示し、Albersに至っては10試合11.2イニングを投げて無失点という結果を残しました。が、それでも、割って入ることができないのが今のナショナルズ・ブルペン(クローザーとしての実績のある投手こそいませんが、各選手が大きな故障もなく順調に仕上げてきています)。2人には、どこかでもう一花咲かせてくれることを応援しています。

[3月26日]
NRIの野手で最後まで残っていたBrandon Snyderにもマイナー行きが通告されました。21試合に出場し、.276/.405/.448と比較的頑張っていましたが、チームにとっては幸運にもほとんど故障者が出ない状態では付け入るスキがありませんでした。

これにより、残る野手のロースター枠争いは、Adam LindとClint Robinsonから1人、Michael TaylorとWilmer Difoから1人という構図となっているようです(それぞれ前者が現時点で有力か)。

[3月25日] 
24日に最後のダブルヘッダーを終え、開幕まで残り10日を切ってきたことで、いよいよロースター整理が進みだしました。この日は、Pedro Severino, Matt Grace, Rafael Martin, Brian Goodwinの4人をAAAにオプションし、NRIのEmmanuel Burrissをマイナーキャンプ行きとしました。NRIの野手はこれでBrandon Snyderを残すのみです。

Pedro Severinoはこの春も17試合に出場して.292/.2320/.333と評価を上げました。どのタイミングになるかは分かりませんが、メジャーの2人に何かあった時の昇格一番手。隙があればレギュラー獲りを目指してもらいたいところです。

Matt GraceとRafael Martinの2人は、それぞれ8試合に投げて、1失点と2失点。結果は十分残しましたが、例年になく健康で、かつ高いレベルの競争が展開されているブルペン投手の争いの中では、開幕ロースター入はできませんでした。とはいえ、優勝を目指すチームにとっては欠かせないピースであることに違いはありません。いずれ呼ばれるでしょうから、しっかりAAAで待機願います。

一方、残念だったのは、Brian Goodwin。昨年のセプテンバーコールアップで大いに評価を上げ、片やMichael Taylorの不振もあって、出来次第では開幕ベンチ入りもあるかと言われて迎えたキャンプで、実際途中出場も含めれば22試合とチームで3番目に多い出場機会も与えられましたが、.114/.231/.159、チームトップの13三振と散々な結果に終わりました。

また、先日ナショナルズから解雇されてFAとなっていたDerek Norrisがレイズに入団しました。1年120万ドル+インセンティブという契約内容。奇しくもレイズは、オフにWilson RamosがFA契約したチームでもあります。Ramosが戻ってくるのは早くても夏前、戻ってきてもフルでキャッチャーが務まるかどうかは微妙なので、2人ともが活躍できる可能性はあるはず。ともかくすんなりと行き先があってよかったです。これからも頑張ってください。

[3月24日]
Erick Feddeがマイナーキャンプ行きとなりました。前日の試合で5回無失点の好投したのを始め、この春は3試合の先発を含む5試合に投げ、3.29/0.95の成績で、大いに評価を高め、今シーズン中のメジャーデビューをほぼ手中にしました。開幕はAAAと見込まれますが、しっかり調整し、万全の状態でメジャーデビューを迎えることを期待しています。

[3月20日]
いずれもマイナー契約招待選手だった、Spencer Kieboom, Braulio Lara, Neftali Soto, Grant Greenの4人をマイナーキャンプ行きとしました。

[3月17日] 
Rafael Bautista外野手とAustin Adams投手の2人をSyracuse(AAA)にオプション。Bautistaは17試合に出場し、28打数で.321/.345/.393の成績で高い評価を受けていました。今シーズン中のメジャーデビューも視野に入ってきたはず。頑張りましょう。Adamsは6試合5イニングで3失点。8奪三振は目立ちますが、6四球も悪いほうで目立ちました。

[3月15日]
Derek Norrisを解雇しました。詳細は別記事

[3月13日]
2度目のロースターカットは、Austin Voth、Jimmy Cordero、Tayler Hill、Dustin Antolin、Nick Leeの5投手、Raudy Read捕手、Drew Ward、Corban Joseph、Andrew Stevenson、Matt Skoleの4野手、合わせて10選手にマイナーキャンプ行きが命じられる大規模なものとなりました。

このうち、意外と早いタイミングでカットされて残念だなという印象なのが、Andrew Stevenson(23打席で1本塁打を含む.304/.333/.522)と、Austin Voth(3試合計4.2インングを無失点、被安打4、無四球、5奪三振)の2人。2人とも首脳陣の評価は上々。早いタイミングでのメジャーデビューを期待して見守りましょう。なお、Nick Leeは左ひじの手術を受け、当分の間はリハビリ生活を送ることになるようです。

[3月10日]
最初のロースターカットがあり、Kyle McGowin、Derek Eitel、Wander Suero、Mike Broadway、Tim Collinsの5人がマイナーキャンプ行きとなりました。いずれもNRIとして参加していた投手で特に驚きはありません。Danny Espinosaのトレードによる新加入の若手のKyle McGowinは3月2日には先発機会も与えられました(2回無失点)が、さすがにそろそろ出番がなくなってきました。マイナーキャンプで先発としてしっかり調整し、AAAでチャンスをうかがいましょう。

2017/03/24

WBC 2017: 決勝 アメリカがプエルトリコを下して初優勝

決勝は(国会中継のほうを見ていたので)観戦しませんでしたが、アメリカがプエルトリオに8-0と圧勝し、初優勝。WBCが終わりました。

アメリカは、大会MVPにも選ばれた先発のMarcus Stromanが7回表の先頭打者に打たれるまでノーヒットピッチングを展開。これに打線が応えて序盤からリードを奪う展開で悠々と勝ち切ったようです。

なお、この試合にはナショナルズに関係する選手は出場しませんでした。

さあ、いよいよMLBの開幕に向けてのカウントダウンです。

STノート④ 開幕投手はStrasburg!

● 前回ノートの翌日22日にMax Scherzerが遂に実戦のマウンドに上がりました。結果は、5回途中2失点で黒星が付きましたが、重要なのは内容。故障していた箇所も含め、全く問題はなし。球速はまだもう少し、という感じもありましたが、コントロールは良好。翌日の経過も良好で、開幕に間に合うことになりました。

● 一方で、今のローテーションの組み方からするとScherzerの初登板は開幕3戦目。そうなると注目は開幕投手ですが、Baker監督が、開幕戦はStephen Strasburg、第2戦はTanner Roarkが投げると明言しました。4戦目、5戦目はGio GonzalezとJoe Rossが(順番は決まっていませんが)投げるべく調整を進めています。あと10日ほど。最後までしっかり仕上げていきましょう。

● 23日のメッツ戦にErick Feddeが先発。前回登板で2回持たずにKOされていたため、今回の登板が注目されました。結果は、被安打2、無四球、3奪三振の内容で、5回無失点という素晴らしいもの。球速も90マイル台前半をコンスタントに計測し、とにかくコントロールが良かった。おそらく、メジャーキャンプでの登板はこれが最後と思われますが、実にいい形で締めくくりました。

● Michael Taylorが数日間キャンプを離れていたため故障かと心配していましたが、23日に復帰。病床のお父様が亡くなられるところに立ち会っていたそうです。お父様のご冥福を祈るとともに、Michaelの今季の活躍を一層、応援したいと思います。

2017/03/22

STノート③ Scherzerも登板へ

 前回のノート以降の7試合を3勝4敗のナショナルズ。先発投手陣は5イニング弱までワークロードを増し、レギュラー野手も3~4打席に立つようになっており、少しずつですがロースターも絞られてきました。

※特に記載しない限り、選手の成績は3月21日の試合までを含めたスプリングトレーニングの全成績。 

● Scherzer実戦復帰間近 
出遅れているMax Scherzerですが、ブルペンセッション、打撃練習での投球に続き、マイナーリーガー相手の試合での登板を終え、いよいよ今日22日のカージナルス戦でこの春初めてメジャーリーガーを相手に投げることになりました。まだ右手薬指は完治していない模様ですが、それでも実戦で調整は進められるところまで回復しています。開幕には・・・ぎりぎりどうかなという感じのようです。まあ、春先に無理しなくていいと思います。

故障者といえば、A.J. Coleが上腕三頭筋の痛みを訴え、予定されていた登板を回避。その前の登板で4回途中7失点と打ち込まれており、先発5番手、あるいはロングリリーフの役割を任されるには厳しい立場となってきました。

● Gio絶好調 
先発投手陣では、Gio Gonzalezの好調ぶりが目立ちます。16日の試合で5回無失点、21日の試合でも5回途中までソロ本塁打の1失点のみ。ここまで5試合で計16回1/3を投げて1.10/0.73、4四球に対して9奪三振の内容。開幕に向けて準備万端です。 

Stephen Strasburg、Joe Rossの2人も、失点はしていますが、まずまず順調な仕上がり。Tanner RoarkについてはWBCの記事をご覧ください。 

●  Zimmerman復調 
スプリングトレーニング最初の9試合で17打数ノーヒットという心配な滑り出しだったRyan Zimmermanでしたが、その後6試合連続安打、16打数10安打と完全に復調。この春の打率をついに3割に乗せてきました(.303/.410/.455)。復活にかける今季、気合が入っていることでしょう。 

他のレギュラー野手陣は、Jayson Werthが自打球で1,2試合休んだくらいで(復帰済み)、順調に調整を進めています。 

●クローザー争い 
依然としてはっきりしないクローザー争い。Blake Treinen、Koda Glover、Shawn Kelleyの3人は引き続き好投を続け、前回ノート以降は3試合連続無失点と踏ん張りを見せているJoe Nathanもひとまず候補に残ったまま。

Gloverの登板が3試合続けて9回だったことから、Gloverが有力候補かとも思いましたが、Baker監督はまだ決まっていないと強調しています。 好調なブルペン投手候補が多すぎるほどいるのが今の状態ですから、むしろオプションが残るルーキーのGloverはマイナーに送られて開幕かもしれません。

●生き残りをかけた選手たちの戦い(つづき) 
Nathan以外のマイナー契約で参加しているベテランの中継ぎ投手のうち、Matt Albersの無失点は9試合、計9回2/3まで続いています。Neal CottsとJeremy Guthrieもまだくらいついています。40人ロースターの選手でも、割と微妙な立場のRafael Martin、それにWBCドミニカ共和国代表で名を上げたEnny Romeroも内容のいい投球を続けています。

野手陣では、Michael Taylorが依然として好調で、打率は前回ノート時(.448)とほとんど変わらない.444というとんでも水準を維持しています。盗塁も順調に伸ばして6つとしています。Wilmer Difoはやや減速しましたが、それでも.333。マイナー契約のベテラン勢ではBrandon Snyderは打率を.333まで上げてアピールしていますが、守備の乱れも露呈しており、必ずしも評価は上がっていません。Clint Robinson(.200)とAdam Lind(.212)と低レベルの争いを継続中。 

● Feddeついに打たれる 
Erick Feddeが18日のマーリンズ戦で2回途中5失点と打ち込まれました。そこまで3試合7イニング無失点でしたが、この日は4安打3四球の内容で厳しいピッチングになりました(防御率も5.19まで上昇)。まあ、これも経験です。 

● Michael Morseハムストリングを痛め離脱(SF) 
ジャイアンツのキャンプにNRIとして参加していたMichael Morseが、20日の試合で右ハムストリングを痛めて離脱してしまいました。この春は14試合に出場し、.258/.343/.516、2本塁打。結果に基き、開幕ベンチ入りが見えてきていた矢先だっただけに残念でなりません。以前の情報だと、マイナーでプレーするつもりはなく、開幕ロースターに入れなければ引退と語っていたようですが、どうするんでしょうか。 

●  John Lannanとマイナー契約 
ナショナルズがJohn Lannanとマイナー契約(メジャーのスプリングトレーニングには参加しない、単純なマイナー契約)を結びました。2012年の退団の経緯からすると、まさか、という感じです。ナショナルズを退団した後、 2013年はフィリーズで、2014年はメッツで投げましたが、結果が残せず、過去2シーズンはそれぞれロッキーズ、ロイヤルズのAAAで投げ、なおかつ防御率5点台と引退の崖っぷちに追い込まれていました。今回、ナショナルズとマイナー契約を結んだというニュースに驚かされましたが、それに続いて入ってきた「左のサイドスローのブルペン投手」として復活を目指しているニュースにさらに驚かされました。これがラストチャンスでしょう。もう一花咲かせてくれること期待して、心から応援しています。

WBC 2017:準決勝② 日本, 守備の乱れで散る

WBC準決勝の第2試合は、かなり強い雨が降るドジャーズスタジアムで行われ、1点を争う熱戦の末に、2-1で米国が日本を下し、4度目の大会で初の決勝進出を果たしました。

日本は菅野・千賀、米国は我らがTanner Roarkがしっかり試合を作り、両軍のブルペン投手陣もいいパフォーマンスでWBCにしては珍しい投手戦。そんな中、勝負を分けたのは日本の内野守備の乱れでした。4回の失点はセカンド菊池が正面のゴロを弾いて打者走者を2塁までに行かせてしまったことから。そして8回の決勝点は、1死2,3塁からの(きちんと処理すれば本塁タッチアウトだったであろう)ゴロをサード松田がお手玉してしまったことによるものでした。守備力はしっかり鍛え上げられている日本だけに、まさか、という感じでテレビの前で天を仰ぎましたが、雨の中という環境だったこともあり、責める気持ちにはなれません。

8回裏2死1, 2塁からの筒香の打球、打った瞬間に「やった」と声を上げてしまったのは私だけではなかったはず。惜しかった。サムライ・ジャパンはここで散ることになりましたが、日本で改めて野球が盛り上がったのは確か。あっぱれ。よく戦いました。

なお、ナショナルズから参加のTanner Roarkは4回を投げて2安打1四球1奪三振の無失点ピッチングでしっかりと貢献し、この試合のMVPにも選ばれました。開幕に向けた調整という意味ではもう1イニングくらい投げてほしかったとも思いましたが、まあ準決勝ですから万全の継投でいくのも理解できます。Danile Murphyは出番なし。また、前ナショナルズのクローザーだったMark Melanconが1点をリードした直後の8回裏の頭から登板。2死を取りながら、青木を歩かせて1,2塁として筒香を迎えたところで降板しました。

さて、決勝戦はプエルトリコと米国の対戦。こうなった以上は、いっそ米国を応援します。

2017/03/21

WBC 2017:準決勝① 延長11回, オランダ力尽きる

WBC準決勝第1試合、オランダとプエルトリコの一戦は、延長11回の激闘の末、プエルトリコが勝って2大会連続の決勝進出を決めました。

投げて、打って、守って、両チームとも素晴らしいプレーの連続でした。オランダは初回、ヒットを打った打者走者がベンチに喜びを表しながらファーストベースにのんびり戻っているうちに捕手からの送球で刺されるというボーンヘッドもありましたが、あれもプエルトリコの捕手Yadier Molinaの素晴らしさと見ることもできます。オランダにも、初回に豪快な2ランをぶっ放したヤクルトのWladimir Balentien、準決勝から召集されたドジャーズの守護神Kenley Jansenが9回裏に登板して圧巻のピッチングと見ごたえのあるシーンも多々ありました。

延長11回、同じようにタイブレークからの送りバント→敬遠で1死満塁のチャンスを作りながら、先行のオランダが初球を打って併殺打、無得点に終わったのに対し、プエルトリコはEddie Rosarioの浅いセンターフライで三塁からタッチアップでサヨナラ。最後は自力に優るプエルトリコの前にオランダが力尽きたという印象でした。

なお、元ナショナルズのShairon Martisが5回途中からオランダの3番手としてマウンドに上がり、1回2/3を5人で片付ける好投。この大会では実にいいピッチングを披露したと思います。メジャーのマウンドに戻ってくるチャンスがあるといいなあ。

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さあ、そのプエルトリコと対戦するのは日本かアメリカか。注目の準決勝第2試合は明日です。しかも、日本戦で米国の先発の大役を務めるのは、我らがTanner Roark。さすがに日本を応援しようとは思っていますが、うーん、悩ましいところです。

WBC 2017:第2ラウンドまとめ

第2ラウンドが終わり、舞台は決戦の地、ロサンゼルスへ。残るは4チーム。前回覇者のドミニカ共和国は姿を消し、準決勝の組合せは、オランダ対プエルトリコ、米国対日本となりました。

以下、第2ラウンドのまとめです。

[プールE(@東京)] 
1. 日本(3勝) 
2. オランダ(2勝1敗) 
3. イスラエル(1勝2敗) 
4. キューバ(3敗) 

日本が3連勝で1位での準決勝進出を決めました。初戦のオランダ戦を延長11回4時間46分の激闘の末にものにすると、続くキューバ、イスラエルとの試合はいずれも終盤に打線が機能して完勝。6連勝での準決勝進出は、日本チームとしては4度目のWBCで初めて。開幕前はスター不在で(過去3大会に比べると)期待感があまり大きくなかったサムライジャパンでしたが、ここまでの戦いぶりは見事です。2位は、日本との初戦に惜敗したものの、イスラエルとキューバを連続コールドで撃破したオランダ。4番に座るヤクルトのWladimir Balentienが3本塁打10打点と打線を引っ張りました。イスラエル、キューバはちょっと力不足(特に層の薄さ)を感じさせました。

さて、元ナショナルズ勢では、オランダのShairon Martisが日本戦で同点の4回途中から登板し、3イニングを1失点。キューバ戦でも1イニングを無失点。日本戦では球数制限ぎりぎりまで投げさせられるなどベンチの信頼を得ており、準決勝でも起用が予想されます。同じくオランダのRandolph Oduberも9番レフトとして2試合に先発しました。

イスラエルのJason Marquisは初戦のキューバ戦で6回途中までDespaigneのソロ本塁打による1失点に抑える好投で同点のまま後を託し、チームの勝利に貢献しました。

[プールF(@サンディエゴ)] 
1. プエルトリコ(3勝) 
2. 米国(2勝1敗) 
3. ドミニカ共和国(1勝2敗) 
4. ベネズエラ(3敗) 

前回大会決勝の再現となったグループ初戦でプエルトリコがドミニカ共和国を破り、前回大会からのドミニカ共和国の連勝を11で止めました。勢いに乗ったプエルトリコは続く米国戦の初回に怒涛の6連打で4点を先制、1点差まで迫られましたが振り切って2連勝。消化試合となったベネズエラにも大勝してこちらも6戦全勝での準決勝進出を決定しました。ともに1勝1敗で迎えたドミニカ共和国との大一番を制した米国が2位通過。4回のGiancarlo Stantonの2ランは一見の価値のある凄い一撃でした。前回覇者ドミニカ共和国はここで敗退。ベネズエラは上位3チームとは明らかな力の差を感じさせました。

さて、ナショナルズ勢ではドミニカ共和国のEnny Romeroはプエルトリコ戦で1回2/3を5人で片づける好投(1奪三振)。第一ラウンドに続いて100マイル近い速球を連発しました。心配なのは米国のDaniel MurphyとTanner Roark。Murphyは第2戦のプエルトリコ戦にDHとして先発しましたが2打席凡退で途中交代。Roarkに至っては登板機会すら与えられませんでした。シーズンに向けた調整という意味では極めて心配です。(→日本戦の先発がRoarkと発表されています。)

元ナショナルズ勢では、Tyler Clippardがドミニカ共和国戦で登板。ソロ本塁打を打たれたもののリードを守って後ろにつなぎました。