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2013/12/12

2013年7月~11月のロースターの動き

大変ご無沙汰しております。

本格的に再開というわけではありませんが、Doug Fisterトレード獲得のニュースに触発され、久しぶりに更新してみることにしました。まずは7月のブログ更新停止以来Fisterのトレード獲得までの主なロースターの動きをまとめました。

この後、Fisterのトレード、Nate McLouthとのFA契約などについての記事を準備しています。さらに年末までに2013年シーズンレビューを書ければいいなと思っています(が、期待しないで下さい)。

● Cole KimballをDFA
6月末に(ブログを休止する前のことだったのに見落としていました。)ブルペン右腕のCole KimballをDFA。手を上げる球団もなく40人枠から外れると、シーズン終了後にマイナーリーグFAでの退団となりました。2010年に評価を上げ、翌年5月にメジャーデビュー。力のある速球で押す投球で将来はクローザー候補と期待させましたが、わずか12試合に投げたところで肩を痛めて離脱(その前から痛かったが無理をしていたとのこと)。手術後、リハビリ登板を続けてきましたが今季も満足に投げられず、ナショナルズでのメジャー復帰は叶いませんでした。(肘とは異なり)やはり肩の故障は重かった。このページの右上のアバターに起用して応援していた選手なので、とても残念です。他球団でもう一度メジャーのマウンドに戻ってくることを祈っています。

● Scott Hairstonをトレード獲得
7月8日。代打陣強化の目的でScott Hairstonをトレードで獲得。33歳の外野手。いわずと知れた野球一家の一員で2011年にナショナルズに在籍したJerryの弟。昨季までは左投手に滅法強かったのですが、今季はどちらも打てませんでした(移籍後の数字は.224/.246/.379。これでもカブスでの数字よりはましでした)。多少長打力はあるものの両翼しか守れず足も速くないため、やはり対左投手の代打要員ですが、2014年も250万ドルの契約が残っており残留となります。ベテランのベンチプレーヤーとして数字に現れてこない部分での貢献も期待されているようです。対価として放出したのはマイナーのIvan Pineyro投手。開幕前に個人的注目選手に上げていたドミニカ出身の先発右腕(4月に書いた紹介記事はこちら)。まだ21歳。今季はAで好投し、A+に昇格した後も安定した投球をしていたところでトレード。カブスに移ってもA+でまずまずの投球を続けました。まさか大化けすることはないと思いますが。

● Drew Storenをマイナー降格
NLDS第5戦での悪夢の逆転負け、そしてRafael SorianoのFA加入により、クローザーの地位を失って迎えた今季、開幕から不振が続いていたDrew Storenが、7月27日、AAAに降格させられました。7月24、26日の登板で連続して3失点し、シーズン防御率を5.95まで悪化させたことで、フロント・ベンチも判断せざるを得なくなったようです。しかも、問題はStorenにとどまらず、盟友のTyler Clippardが “It’s one of those things that I think was handled very poorly by the organization.” と公然と球団批判たことでもはやお家騒動。これが今季のどん底でした。そのStoren、このままナショナルズでのキャリアが終わってしまうかと心配されましたが、2週間後の8月15日に再昇格すると、その後はシーズン終了までの21試合に登板しわずか3失点(防御率1.42)と完全に復調。とはいえ、Clippardとともにトレード放出の噂がついて回っています(個人的にはもう一度ナショナルズのクローザーとして活躍するところが見たい)。

● Tanner Roark メジャーデビュー
8月7日にTanner Roark投手がメジャーデビュー。27歳の右腕。当初はロングリリーフとして起用され、9試合22回2/3に登板して自責点わずか3と快投。勝ち運に恵まれてあっという間に4つの白星を記録。9月になると、投球回数制限でシーズン終了となったTaylor Jordanが抜けた後のローテーションに入り、3戦3勝。23日のカージナルス戦で連勝こそ止まりましたが7勝1敗、防御率1.51でシーズン終了。笑いが止まらないほどの活躍でした。速球は90マイル台前半。力で押すのではなく、スライダーを中心に、カーブ、チェンジアップを交えて、コントロールで勝負するタイプ。四死球が少なく安定していました。2008年ドラフトでレンジャーズに入団。2010年のフラッグディールトレードCristian Guzmanの対価としてもう1人のマイナー投手とともに移籍(当時はAA)。大学を卒業後、独立リーグで投げてからドラフト指名(28順目)されたという珍しい経歴の持ち主で、決して高く評価されたプロスペクトではありませんでしたが、じわじわと頭角を現わして遂にチャンスをつかみました。

● Roger Bernadinaを解雇
8月19日、カブスからDFAされウェイバーにかかっていたDavid Dejesus外野手の獲得と、これに伴うRoger Bernadinaの解雇が発表されました。まだ球団がモントリオール・エキスポスと呼ばれていた2001年に海外FA(オランダ領アンティル出身)として入団した最古参の選手でした。「Shark」の愛称でファンから親しまれ、球場にはサメのかぶりものをしたファンが登場。Bernadinaが代打・代走で登場するとファンがサメの上下アゴを噛み合わせるように両腕を顔の前で動かして応援するのはナショナルズ・パークの定番でした(私もやりました)。2012年は代打・代走としてチームのプレーオフ進出に大いに貢献しましたが、今季はまったく打てなかったので解雇も止むを得ない判断でした。守備では再三にわたって素晴らしいプレーを見せてくれました。特に、2008年にメジャーデビューした直後にセンターへの大飛球を好捕しながら負傷退場した日のことはよく覚えています(あの怪我がなければどういうキャリアになっていたかと思わずにはいられないのはたぶん私だけでしょう(笑))。フィリーズに拾われましたがやはり打てず、シーズン終了後に40人枠から外され、FAとなっています。どこかでまたプレーしてくれることを願っています。なお、Dejesusはナショナルズ在籍わずか5日(出場3試合)で23日にはレイズへトレード。対価は当初PTBNLと発表され、9月後半になってマイナー左腕のMatthew Spannと判明。2010年ドラフト25順目。22歳の今季はAでまずまずの結果。左腕ということもあり、ブルペン投手としての期待感はそこそこあります。つまり、Mike Rizzo GMはBernadinaでSpannを獲得したことになります。ストレートなトレードは成立しなかったでしょうから、なかなかクレバーな動きだったと言えるでしょう。

● Kurt Suzukiをアスレティックスに返却
8月23日、1年前にトレードで獲得したKurt Suzukiを同じアスレティックスにトレード放出。返却した形になりました。ナショナルズのポストシーズン進出がかなり厳しいこと、Wilson Ramosがレギュラーとしてほぼ毎日出場する予定であること、そしてSuzukiがシーズン終了後にFAとなることから、いい判断だったと思います。2012年のポストシーズン進出に貢献してくれてありがとうございました。FAとして控え捕手の地位を受け入れて戻ってきてくれれば大歓迎ですが、アスレティックスに戻ってからは打撃も好調でしたから、レギュラーを狙えるところを探しているでしょう。対価として獲得したのはDakota Bacus投手。2012年ドラフト9順目の22歳の右腕で、今季はAでまずまず好投していましたが、未知数。

● セプテンバーコールアップ
今季それ以前にも呼ばれていたErik DavisIan KrolEury PerezJeff KobernusXavier Cedenoに加え、Sandy LeonCorey Brown、そしてメジャー初昇格となるZach Waltersが呼ばれました。Waltersは2011年のフラッグディールトレードJason Marquisの対価としてDバックスから来た24歳の内野手。2010年のプロ入り以来、強肩・フットワークの守備とシュアな打撃で評価されて着実にステップアップし、今季はAAAで29本塁打(ただし、打率、出塁率、三振率はキャリアワースト)と大暴れ。今回のコールアップを勝ち取りました。デビューは9月6日のマーリンズ戦。6回に代打起用されJose Fernandezのノーヒッターを阻止する三塁内野安打を打ちました。長打力のある内野手ということで面白い存在です。なお、40人ロースターに入りながら呼ばれなかった選手で気になったのはDanny EspinosaChris Marreroの2人でした。EspinosaはAAAでも打てませんでした。

● Chris Marreroを解雇
そして10月24日、そのMarreroを40人ロースターから外したことが発表されました。戦力外通告。1週間後、マイナーFAとしての退団となりました。2006年ドラフト1順目(全体15位)で高卒入団。当初は順調に成績を残し、私がブログを始めた2008年初の時点ではBAによりMLB全体で27位(もちろん球団内では1位)と評価されるほどのトッププロスペクトでした。が、その後の2度の大きな怪我(2008年4月右足首、2011年11月右ハムストリング)もあり、素質を開花させることができないままナショナルズでのキャリアは終わってしまいました。思い入れはあるので、どこかで再起してくれるといいなと思います。

● Dan HarenとChad TracyがFA退団
レッドソックスがワールドシリーズを完勝して2013年のシーズンが終了。契約満了の選手がFAとなりました。ナショナルズからは今季期待はずれに終わったDan HarenChad Tracyの2人が退団。Harenはシーズン後半に立て直したのでQualifying Offerをしても(1年1400万ドルで帰ってきてくれても)良かったかなと思いましたが、前半が悪過ぎたのでファンからもあまり反論はありませんでした。早々にドジャーズと1年1000万ドル(インセンティブ、2年目オプション付)で契約しています。2012年に代打の切り札的に活躍してくれたTracyでしたが、今季はダメでした。引退しなければマイナー契約でしょう。

● ルール5ドラフトに向けて
12月のウィンターミーティングでのルール5ドラフトに向けて、40人ロースターの整理が行われ、以下の4選手が40人ロースターに追加されました。おめでとう。
Aaron Barrett, RHP
Sammy Solis, LHP
Steven Souza, OF
Michael Taylor, OF
注目したい選手はSolisとSouza。Solisは2010年ドラフトでBryce Harperに続く2順目指名。2012年にTJ手術を受けましたが、順調に回復し、この秋のアリゾナ秋季リーグでは29イニングで29奪三振、防御率2.19と好投。25歳と比較的年齢が高いこともあり、Mike Rizzo GMは来季ブルペン左腕としてメジャーデビューさせる可能性にも言及しています。Souzaは2007年ドラフト3順目で高卒入団(同期にはRoss Detwiler、Jordan Zimmermann)。プロ入り7年目を終えましたが、まだ24歳。プロへの適応に苦労し2011年まではパッとしませんでしたが、2012年にA、A+で計23本塁打を放ってブレイク。三振が少なく四球を多く選べる選球眼も持ち合わせており、今季はAAで.300/.396/.557という文句のつけようのない打撃成績。さらにAFLでも活躍し、ここまでたどり着きました。ドラフトで高校生を指名する楽しさの見本のようなキャリアです。課題は細かい故障の多さ。健康にプレーできれば、来季のメジャーデビューも夢ではありません。なお、付随してFernando AbadTyler Robertsonの両左腕をDFA。Abadは貢献してくれていたのでここで外されたことは意外でした。アスレティックスが獲得の意向を示し、John Wooten外野手(22歳。2012年ドラフト37順目。今季はAで20本塁打)とトレード。Robertsonはそのまま放出。6月にツインズからウェイバーで獲得しましたが、ナショナルズでメジャーに上がることはありませんでした。

2013/07/04

Transaction Update (6/19-7/1)

思ったより長くなりましたが、ようやく復帰です。まずは休んでいた間の異動をまとめておきます。

6/19 
Danny Espinosa→復帰→AAA
Danny EspinosaをDLから復帰させるとともに、Syracuse(AAA)にオプション。名実ともにマイナー送りとなりました。Anthony Rendonの活躍ぶりを見るとナショナルズに復帰することは難しそうに見えますが、果たして。AAAでは古巣のショートも守っており、トレードに向けた動きではないかとの観測もあります。

6/25
Dan Haren →DL, Tyler Moore→MAJOR
開幕からローテーションを任されながら全く結果が出せていなかったDan Harenが右肩痛を理由にDL入り。検査結果は炎症ということですが、本人は問題ないと言い張っているので、事実上の再調整のため。
代わって、Tyler Mooreがメジャー復帰。不振で6月10日にマイナー降格の憂き目を見ましたが、2週間で復帰。復帰初戦にホームランを打ちました。

6/29
Taylor Jordan, Erik Davis→MAJOR, Chris Marrero, Jeff Kobernus→AAA
Harenの離脱で空いたローテーションスポットを埋めるため、Harrisburg(AA)からTaylor Jordan が初昇格。今季はPotomac (A+)で開幕しながら、とんとん拍子に出世してきました。同日のメジャーデビューではバックに足を引っ張られたものの、期待を持たせる内容。
ブルペン投手の補充のためにErik Davis を再昇格。これらのスポットを空けるために、Chris MarreroJeff KobernusをAAAにオプション。2人ともパートタイムではなかなかいい仕事ができませんでした。

7/1 
Bryce Harper→復帰, Erik Davis →AAA
ようやく、ようやく、Bryce Harperが戦列復帰。復帰第1打席でホームランを放つ辺りはさすがです。

2013/06/10

Marrero→MAJOR, Moore→AAA

ダブルヘッダーのために1日だけ認められる26人目のベンチ入り選手として、Chris Marreroが昇格。スポットスターターあるいはブルペン投手が呼ばれることが多いのに野手なんて珍しいと思っていたら、ダブルヘッダー後、マイナーに落とされたのはMarreroではなく、Tyler Mooreでした(マイナーリーグ・オプション)。そういう見込みなら、当初のMarreroの昇格も理解できます。

かつてのトッププロスペクトMarrero。ゆっくりながら着実にステップアップし、2011年8月末に23歳でメジャーデビュー。しかし、そのオフに参加したドミニカウィンターリーグでの守備中にハムストリング断裂の重症を負ってしまいました。さあこれからいよいよという時だっただけに本人も無念だったでしょう。昨季はほぼリハビリに費やし、一度もメジャーに呼んでもらえず。ほとんど忘れられた存在となりつつありましたが、今季はAAAで開幕して安定した成績を残し、今回の昇格につなげました。まだ24歳。期待しています。ネックは守備。一塁以外は守れません。

Chris Marrero (2013 for Syracuse(AAA))
228PA  10HR 44RBI 14BB 34K .306/.355/.502

昨季は主にベンチプレーヤーとして活躍したMooreでしたが、今季は開幕から不振。レギュラー陣の負傷もあって101打席に立たせてもらいながら、打率は.150を切り、わずか2本塁打。そして36三振は多過ぎました。AAAで常時打席に立って本来の打撃を取り戻してくれることを期待します。

Tyler Moore (2013 for Nationals) 
101PA 2HR 13RBI 6BB 36K .149/.198/.266

2013/05/07

MiLB(-5/5) Coleが週間MVP

A. J. Coleが5月5日までの週のCarolina League(A+)の週間MVPに選ばれました。開幕から今一つ結果が出ていませんでしたが、3日の試合で6イニングを4安打無四球無失点9奪三振とようやく結果を出し、今回の受賞となりました。防御率はようやく4点を切ったばかりですが、奪三振率、与四球率の数字は、昨季アスレティックス傘下でA級の打者を圧倒したときの数字に近く、内容的には防御率より良いようです。悪循環に陥る前に結果が出て良かった。

◎絶好調 Potomac 先発陣
Coleも一員であるPotomac Nationalsの先発ローテーションはお互いに刺激しあっているのでしょうか、揃って好成績。Robbie Rayは直近の2試合で計2失点、イニング数を上回る奪三振を記録し、シーズン41奪三振はリーグトップ。2日の試合で8回無失点と好投したTaylor Jordanのシーズン防御率1.24 も堂々のリーグトップ。4月21日までの週のTaylor Hillは7試合でわずか5四球という安定感。そして新たに加わったBlake Schwartz(2012年ドラフト組の出世頭)は昇格後2先発して連続無失点登板。
Cole 6G 32.0IP 34K 6BB 3.94/1.25
Ray 6G 34.0IP 41K 16BB 1.85/1.12
Jordan 6G 36.1IP 29K 6BB 1.24/1.02
Hill 7G 36.2IP 24K 5BB 2.21/0.93
Schwartz 2G 11.0IP 11K 2BB 0.00/0.73

◎Pineyroが6回12奪三振の快投
Hagerstown(A)の2人の若い投手も成績を改善。特にIvan Pineyroは4月28日の登板で6回無失点12奪三振という快投。このおかげで奪三振数がイニング数を上回りました。一方で四球はわずか6と若い投手には珍しい制球力を示しています。同じHagerstownのRonald Penaも、与四球の多さが気になりますが、失点は防ぎ、防御率を随分改善しました。
Pineyro 5G 19.2IP 23K 6BB 4.58/1.37
Pena 5G 22.1IP 12K 16BB 4.43/1.70

◎調子に乗れない野手陣
ほろ苦いメジャーデビューからHarrisburg(AA)の戻ったAnthony Rendon。戻ってからは3試合13打席で2安打2四球に対して5三振。同期のBrian Goodwinも直近10試合では打率.200と低調。三振の多さが気になります。Hagerstown (A) のTony Rendaも、直近10試合で2度も3安打の固めうちがあって上昇するのかなと思えば、4打席凡退の日も3度。3人ともなかなか調子が上がってきません。
Rendon 74PA 2HR 16BB 13K .291/.459/.473 0SB
Goodewin 131PA 2HR 11BB 39K .263/.336/.449 5SB
Renda 126PA 0HR 12BB 16K .259/.328/.357 9SB 

◎DL中
Brett Mooneyham, Estarlin Martinez, Matt Skoleの3人はDL入りしたまま特に情報はありません。

◎昇格予備軍
メジャーでの故障者に備えるSyracuse(AAA)の面々では、Jeff Kobernus, Chris Marrero, Eury Perezが開幕からの好調を維持。投手陣では、調整登板を開始したChris Youngが3試合続けてピリッとしないかと思えば、開幕から4試合好投を続けていたDaniel Rosenbaumも3日の試合で5回6失点と打ち込まれています。ブルペン投手では、Erik Davis, J.C. Romero, Fernando Abadの3人が防御率2点前後と結果を残しています。
Kobernus 120PA 1HR 7BB 15K .376/.410/.468 13SB
Marrero 100PA 6HR 6BB 14K .337/.380/.587 0SB
Perez 90PA 1BB 14K 0HR .326/.333/.382 5SB
Young 3G 15.1IP 8K 6BB 7.04/1.89 
Rosenbaum 5G 28.2IP 10K 11BB 2.51/1.29

2013/04/19

MiLB (-4/18) Skole 故障離脱

マイナーリーグも開幕から2週間ほど経ちました。先発投手はだいたい3回ずつ登板。調子のいい選手、悪い選手、そして故障者情報をまとめておきます。

◎最大のニュースはMatt Skoleの故障離脱。開幕2試合目、一塁手として守っていたときに走者と交錯して左ひじを負傷。検査の結果、腱の断裂が判明しいわゆるTJ手術を受けました。投手ではなく投げるほうの腕でないため比較的早期に復帰できるようですが、それでも最短4か月だそうです。今シーズンはほぼ棒に振ることになりました。残念。

◎もう1人心配なのがHagerstown(A) のBrett Mooneyham。4月17日の3試合目の登板で腕の痛みを訴えて途中降板。4回までノーヒット、5回も簡単に1死を取ったところで自らトレーナーを呼んだほどですから、よほど痛かったのでしょう。そのままDL入りとなりました。ここまで3試合でわずか1失点。四球が多いことを別とすれば打者を圧倒し、早期の昇格を期待させていただけに軽傷であることを願っています。
Mooneyham 3G 14.1IP 6H 9BB 0.63/0.91

◎同じHagerstownのIvan Pineyroもその前日の4月16日に1回途中で降板。ボックススコアを見てひやりとしましたが、こちらはライナーの打球がグラブをした方の親指に当たっただけで、骨折などはしておらず、早期に復帰できる見込み。とはいえ、開幕から2試合続けて打ち込まれており、防御率8.31という残念なスタート。Ronald Penaも2試合目に激しく打ち込まれ、数字としては物足りない感じ。
Pineyro 3G 8.2IP 2BB 10K 8.31/1.62
Pena 3G 12.1IP 7BB 7K 6.57/1.86

◎Hagerstown打線では、開幕からTony Rendaが1番セカンド、Estarlin Martinezが3番レフト(ファースト)で使ってもらっていますが、2人とも調子が上がってきません。Rendaはまだ打点や盗塁でそれなりに味を見せていますが、Martinezは三振の急増が気になります。
Renda 59AB .254/.318/.322 5SB
Martinez 55AB .182/.274/.218 17K 4SB

◎Potomac(A+)の高卒投手コンビは明暗が分かれました。期待されたA.J. Coleは、2戦目は良かったものの1戦目と3戦目はともに4失点。ぴりっとしません。それに対して、比較的期待が低かったRobbie Rayは、3試合とも安定した内容で昨年とは見違える結果となっています。
Cole 3G 17.0IP 14K 4BB 4.76/1.24
Ray 3G 17.0IP 16K 6BB 2.12/1.06

◎Harrisburg(AA)の野手2人は開幕直後はともにややスロースタートでしたが、その後調子を上げています。Anthony Rendonは4月14日の試合で4打数4安打(2二塁打)の固め打ち。本塁打も2本。なお、ここまでの14試合のうち、セカンドで2試合、ショートで1試合を守っています。Brian Goodwinは三振の多さが気になりますが、
Rendon 48AB .292/.462/.500 2HR 10RBI
Goodwin 56AB 3double 3triple .268/.349/.429 15K

◎開幕から4月14日までのCarolina League(A+) 週間MVPにJason Martinson遊撃手が選ばれました。9試合で4本塁打11打点.303/.429/.788という立派な数字。昨季の106打点はSkole(104打点)をも上回る組織内最多ながら、既に24歳なのにまだA+にいる、三振が多過ぎるといった理由でプロスペクトとしての期待感は高くありませんが、めげずに頑張っています。15日以降も打ち続けています。

◎Syracuse(AAA)勢では、ルール5ドラフトで返却されてきたJeff Kobernusが週間MVPに選ばれてもいいのにと思うほどの活躍。その他Chris MarreroMicah Owingsが好調。Eury Perezは開幕からヒットを量産していましたが、4月13日の試合でダイビングキャッチを試み腕を故障。軽傷らしいですがDL入り。投手陣ではこちらもルール5返却のDaniel Rosenbaumも2試合続けて好投。ブルペンではJ. C. RomeroFernando AbadErik Davisが安定しています。
Kobernus 41AB .463/.521/.659 6SB
Marrero 39AB .282/.370/.615 3HR 12RBI
Owings 36AB .333/.368/.472 HR 8RBI
Perez 31AB .355/.375/.452 2SB
Rosenbaum 2G 11.0IP 2BB 3K 0.82/0.73
Romero 5.1IP 0BB 5K 0.00/0.94
Abad 5.0IP 0BB 3K 0.00/0.80
Davis 5.0IP 0BB 8K 1.80/0.80

◎その他の目立った選手。
Steven Souza(AA) 27AB .370/.528/.667 2HR 3SB (ただし肩を故障して離脱中)
Ian Krol(AA) 8.0IP 1BB 6K 1.13/0.88
Cutter Dykstra(A+)  43AB .372/.462/.442
Taylor Jordan(A+) 3G 19.0IP 3BB 15K 0.95/0.84
Dixon Anderson(A) 3G 17.2IP 1BB 18K 3.06/0.68
Wander Ramos(A) .350/.480/.650 1HR 10RBI 2SB

2013/03/18

ST 3/17 Moore 2連発/ WBC 日本敗退

舞台をサンフランシスコに移してのWBC準決勝第1試合。プエルトリコが3-1で日本を降し、決勝進出を果たしました。日本の敗因はとにかく打てなかったことに尽きます。低めの変化球を空振りか引っ掛ける打球ばっかり。相手投手というよりも、やはり捕手Yadier Molinaの術中に見事にはまったという感じ。それでも、3点ビハインドの8回表1死満塁のピンチを切り抜けたことで格言通りチャンスを迎えました。3連打で1点返してなお1死1,2塁、打者阿部慎之助。行ける、というムードになりましたが、一塁走者だった内川聖一が二盗を試み(二塁には走者がいるのでもちろん)アウト・・・。あれは一体なんだったんでしょうか。説明を聞いてみたいものです。これでほぼ終了。残念でした。

+++++++++++++++++++++
ナショナルズ。タイガースとの激しい打ち合いでしたが、12-10で勝ちました。

といっても先発したRoss Detwilerは4イニングを投げてTorii Hunterのソロ本塁打による失点のみ。WBCに参加していたためやや登板機会が開いていましたが、特に心配はなさそうです。

激しく打ち込まれたのは2番手で投げたRyan Perry。1イニング目は三者凡退で終えましたが、上位打線を迎えた2イニングは四球、死球、四球、シングル、ダブルと打たれた所で降板。後を受けたJeremy Accardoも打たれたため、自責点5という散々な結果となりました。Accardoも投げれば失点している印象です。さらに、Ryan Mattheusも2ランを被弾。9回に投げたErik Davisもこの春はじめての失点を喫しました(代打で出てきたJeff Kobernusのタイムリー。ルール5でナショナルズ傘下から移籍のKobernusですが、なかなか頑張っており、開幕25人ロースター入りを争っています)。

打線は16安打を記録。中でもTyler Mooreが4回にソロ、5回に2ランと連発。2割ちょっとという打率で推移していましたが、不安を払拭する活躍でした。こちらも打率が低下し後がなくなってきていたChris Marreroも2本のタイムリーで3打点といい活躍。厳しい立場には変わりはありませんが、がんばっています。一方、Mooreと同じような立場のSteve Lombardozziは6打席凡退。Marreroと同じ、あるいはもっとぎりぎりの立場にあるCarlos Riveroは3打席凡退と結果を残せず、2人とも打率2割をはるかに下回る水準まで落ちてしまっています。この他、Danny Espinosa、Ian Desmondの二遊間コンビがそろって2安打。2人とも春の打率を3割に乗せてきました。

◎よくできました
Detwiler 4.0IP 1ER 3H 1BB 1K
Moore 2/3 2HR(2,3) 2R 3RBI K
Marrero 2/5 R 3RBI K
Espinosa 2/3 RBI
Desmond 2/4 R
Owings 1/4 2RBI BB K
Solano 2/2 R RBI

▲がんばりましょう
Perry 1.0IP 5ER 2H 2BB K
Accardo 1.0IP 1ER 2H BB K
Mattheus 1.0IP 2ER H BB
Lombardozzi 0/6 2K
Rivero 0/3 2K

☆プロスペクト
Davis 1.0IP 1ER 2H
Walters 1/3 K
Brown 1/2 R BB

2013/03/03

ST 3/2 Rendonまた打った

WBCが開幕。いちおう日本-ブラジル戦は見てみました。日本は打線があまりに貧弱ですね。いわゆる統一球が導入されてからの日本プロ野球は一度も見ていませんが、もしかしてこんな感じなんでしょうか。野球人気は大丈夫か? ブラジルは日系人が多くてなんだか応援してしまいました(笑)。台湾の王建民がオーストラリア戦でまさかの6回無失点。そして、我らがRoger Bernadinaの活躍もありオランダが韓国に快勝。また、Eury Perezがドミニカ共和国代表に招集されました。

+++++++++++++++
さて、今日の試合。

多少風に押してもらったようですが、Anthony Rendon、Chris Marrero、Ian Desmondがそれぞれ本塁打。特にRendonは二塁打も放って、17打席に立って.438/.471/1.000という驚異的な数字となりました。いやはや。Marroroも打率.333、Desmondに至っては打率.545です。

先発したGio Gonzalezは3回を5安打1四球で2失点。先発投手は毎日同じような数字です。2番手で投げたNathan Karnsはやや制球に苦しみ2死満塁としましたが、無失点で切り抜けました。そして8回のマウンドにはDrew Storen。昨年のあのNLDSで逆転を喫したカージナルス打線との対戦。簡単に2死を取った後、連打と四球で満塁とされましたがなんとか無失点でした。

◎よくできました
Rendon 2/3 double HR(2) R 2RBI
Marrero 2/3 HR(1) 2R 2RBI
Desmond 2/3 HR(1) R RBI 
Espinosa 2/4 K 相変わらず三振が多いのは気になります。
Perry 3.0IP 0ER 2H 

▲がんばりましょう
Gio 3.0IP 2ER 5H BB 
Moore 0/3 K 
Brown 0/3 

☆プロスペクト
Perez 1/3 R 
Skole 0/0 BB 
Rivero 0/1
Hood 0/1 K 
Taylor 0/1
Walters 0/1
Davis 1.0IP 0ER K 

2013/02/24

ST 2/23 オープン戦が始まった

グレープフルーツ・リーグの試合が始まりました。初戦はメッツ戦。MLB Networkで中継してくれたので、だいたい見ていました。

初戦の先発はStephen Strasburgでしたが、先頭打者にシングルを打たれたのに続き、2番Ruben Tejadaに左中間に運ばれました。今日の課題は速球のコントロールということだったらしいですが、はっきり言ってあまりコントロールは良くなく、対戦した打者9人のうち、四球こそなかったものの実に4人に対してフルカウントになっていました。

Cole Kimballが8回に登板し、四球を1つ与えただけの無失点。最速91マイルと95マイルを軽く超えていた往時には届きませんが、まずまずのスタート。これから球威を上げていってくれることを願います。

打線では、新加入のDenard Spanが1番センターで出場。2打席ノーヒットでしたが、まだいいです。3番レフトのBryce Harper、6番ショートのIan Desmondは、そろって第1打席でしっかりとらえたシングルと、上々のスタートを切りました。

初戦ということで、多くの若手が起用されましたが、目立ったのはChris MarreroとEury Perezの2人。7番ファーストで先発したMarreroはしっかりした体格と堂々とした打席さばきで存在感を感じさせ、2回には左中間へタイムリー二塁打を放っていました。Perezは途中からセンターに入り、最初の打席でシングルを放つと、その後悠々と三盗を決めました。

敵方ではZach Wheeler投手は強烈に印象的でした。既に97マイル。開幕メジャーでもいいんじゃないでしょうか。

◎よくできました
Kimball 1.0IP 0ER BB
Snyder 2/2 HR(1) R 2RBI 第1打席でレフトへ2ラン。
Marrero 1/3 double R RBI 
Perez 1/3 SB

▲がんばりましょう
Strasburg 2.0IP 2ER 3H K 
Bray 1.0IP 1ER(2R) 3H BB K 投球フォームがギクシャクしていて安定していない印象。
Moore 0/3 2K 2度も1死で3塁に走者を置いて三振。

☆プロスペクト
Davis 1.0IP 0ER BB 2K 
Rendon 0/1 代打で浅いライトフライ。
Rivero 0/2 ライトを守りました。
Skole 0/0 BB 
Walters 1/2 K

2013/02/13

2013 ST Outlook 5 (内野手)

今日は投手・捕手の身体検査の日。Henry Rodriguezがヒジが痛いと言っているらしいです。

スプリングトレーニングの見所シリーズの最後は内野手編。

●オフの動き
[退団]
Mark DeRosa (FA)
[入団]
なし

時間はかかりましたが一度FAとなったAdam LaRocheと再契約。実質的な動きはそれだけでした。

なお、Danny EspinosaがWBCメキシコ代表に選出されていましたが、調整に専念するため辞退しています。

●スプリングトレーニングの見所
[40人ロースター]
Adam LaRoche
Danny Espinosa
Ryan Zimmerman
Ian Desmond
Steve Lombardozzi
Tyler Moore
Chad Tracy
Carlos Rivero
Anthony Rendon
Chris Marrero
[マイナー契約招待選手]
Micah Owings
Will Rhymes
Matt Skole
Zach Walters

LaRoche(一塁)、Espinosa(二塁)、Ian Desmond(遊撃)、Ryan Zimmerman(三塁)が想定されるレギュラー陣。4人ともしっかり調整してくれることを願っています。

心配なのがEspinosa。昨年9月7日の試合でダイビングキャッチを試みた際に左肩(投げる方ではない)を故障。当初打撲と診断されそのままプレーを続けましたが、痛みが引かないためシーズン終了後に再検査したところ腱を断裂していることが判明したそうです。NLDSを含むその後の28試合、101打席で.157/.238/.236と大不振に陥った要因の1つだったことは想像に難くありません。何より、チームドクター何やってんだよと言いたいです。完治には手術が必要とされながら、周辺の筋力アップで対応することを選択。1月上旬には痛みなくフルスイングできていたそうですが、フタを開けてみるまで分かりません。

Zimmermanはオフに結婚!昨シーズン中に痛めながらコルチゾン注射で応急処置していた肩の手術をオフに入ってすぐに受けていますが、こちらはあまり心配していません。

ベテラン代打要員のChad Tracyも、故障さえしなければ結果が出ようが出まいが関係ないという立場だと思われます。

残るベンチの椅子は1か2。内野しか守れない選手はあと1人が限度で、外野も守れる選手が入るなら2人でしょう。候補はTyler MooreSteve LombardozziCarlos RiveroChris Marreroの若手4人。昨季の活躍、また外野を守れるという要素もあってMooreとLombardozziの2人が有力視されていますが、RiveroとMarreroがどこまで食い下がれるかに注目したいです。

中でも面白いのはオプションが切れてしまっているRiveroの存在(他の3人はまだ残っている)。昨季AAAでほぼフル出場して打率3割、2桁本塁打をマークするなど成長を示し、ベネズエラ冬季リーグでも55試合に出場して.283/.365/.498、10本塁打と好成績。バットに関してはメジャーで試していいタイミングに来ています。問題は守備・走塁。昨季は三塁を無難にこなしたようですが、決して評価は高くない。外野は全くの未経験。足も早くない。ということで、Zimmermanが故障で離脱する事態となれば代役に起用される可能性がありますが、Zimmermanが健康であればなかなか役割を見出すことが難しい立場です。24歳という年齢でここまで成長していることを思うとウェイバーで手放すのは惜しい素材。スプリングトレーニングで活躍すれば、フロントは難しい判断を迫られることになります。

開幕ロースター争いには関係ありませんが、Anthony RendonMatt SkoleZach Waltersのプロスペクト3人と、投手から野手に転向した30歳のMicah Owingsが、どういうプレーを見せるかも要チェックです。今季中のメジャー昇格の可能性を感じさせるプレーを期待しています。

●開幕予想
LaRoche, Lombardozzi, Desmond, Zimmerman, Tracy, Rivero, Moore

Espinosaはやはり状態が悪く、開幕はDLと予想。Rivero、Moore、Lombardozziがいずれもまずまずの結果を残し、揃ってベンチ入り。Marreroをマイナーにオプション。

2013/02/05

MLB.com: 2013 Prospect Ranking

MLB.comのJonathan Mayoによるプロスペクトランキングが公表されました。下記のようによく分からないリストなので、はっきり言って信頼は置いていませんが、ま、とりあえず。

Nationals Top 20
最も驚いたのはMichael Taylorが昨年と変わらない5位にランクされていること。昨年5位だったこと自体が驚きだった上、昨季の大不振を経てなおこの高評価は大きな疑問です。Eury Perezも7位と変わらず。こちらは昨季メジャーデビューまで果したので順当。と思ったら、8位にはまた昨年と同じ順位でDestin Hood。こちらも昨季の足踏みにより多くのランキングで順位を下げていたので驚き。やはり昨季やや不振だったRobbie Rayに至っては昨季の12位から順位を上げています。逆に、昨季、アリゾナ秋季リーグも含めて大活躍したMatthew Skoleの評価が11位と低めだったり、昨季はTJで全休したとはいえ昨年は4位と高く評価していたSolisを13位まで下げていたりと、よく分からないリストです。

1. Anthony Rendon, 3B
2. Brian Goodwin, OF
3. Lucas Giolito, RHP
4. A.J. Cole, RHP
5. Michael Taylor, OF
6. Nathan Karns, RHP
7. Eury Perez, OF
8. Destin Hood, OF
9. Matt Purke, LHP
10. Robbie Ray, LHP
11. Matthew Skole, 3B
12. Chris Marrero, 1B
13. Sammy Solis, LHP
14. Zach Walters, SS
15. Christian Garcia, RHP
16. Tyler Jordan, RHP
17. Brandon Miller, OF
18. Sandy Leon, C
19. Jason Martinson, SS
20. Kylin Tunbull, LHP

全体トップ100
ナショナルズからは全体28位とされたAnthony Rendonを筆頭に4人。加えてDenard Spanのトレードで放出したAlex Meyerが40位にランクされています。ちなみに、2012年全体1位のCarlos Correa, SS, HOUは30位。

1. Jurickson Profar, SS, TEX 
2. Dylan Bundy, RHP, BAL
3. Oscar Taveras, OF, STL 
4. Wil Myers, OF, TB
5. Taijuan Walker, RHP, SEA
6. Travis d'Arnaud, C, NYM
7. Jose Fernandez, RHP, MIA
8. Zack Wheeler, RHP, NYM
9. Gerrit Cole, RHP, PIT
10. Tyler Skaggs, LHP, ARI
_______________________

28. Anthony Rendon, 3B, WAS
40. Alex Meyer, RHP, MIN
52. Brian Goodwin, OF, WAS
74. Lucas Giolito, RHP, WAS
91. A.J. Cole, RHP, WAS

【ポジション別トップ10】
Chris Marreroが顔を出しています。ほとんど忘れ去られた存在になりつつありますが、まだ24歳なので可能性は残しています。スプリングトレーニングでどこまで目立てるでしょうか。

一塁手: 10. Chris Marrero, WAS
三塁手: 3. Anthony Rendon, WAS 

2012/08/21

MilB(8/13-19) Giolitoプロデビューもヒジの検査へ・・・

今週は週間MVPに選ばれた選手はなし。残り少ないマイナーリーグのシーズン。もう一花咲かせる選手が出てきて欲しいぞ。

今週の最大の話題は、今年のドラフト1順目の高卒ルーキーLucas Gioliteが8月14日にGCLナショナルズでプロデビューしたことでした。2イニングを投げ、最初の5人を討ち取りましたが、2回2死から連打で1点を失いました。そもそも今季は投げないまま終わるのではないかと言われていたので、投げてくれただけでまずは御の字。無理をせず、しっかり体を作りながら調整してくれればOKです。
8/14 Giolite 2.0IP 1ER 2H K

ところが、20日の月曜日になって、ヒジの痛みを訴えて検査を受けるという情報が入ってきました。ヒジにに(潜在的に)故障があることはドラフト時から分かっていたこと。こうなったら、さっさとTJ手術でもなんでもして、リハビリからの復帰を目指してくれるほうがいいと思います。

⇒結局TJ。復帰は1年後。しっかり直してくれればいいです。


+++++++++++++
☆9月昇格に向けて(野手編) [AAA]
9月昇格に向けて大事な時期となっているAAAの選手たち。野手陣では、40人ロースターに入っている選手が軒並み好調を持続。Corey BrownとEury Perezの両外野手はともに打率3割超。Carlos Rivero内野手はやや数字を落としましたが、それでも悪くはない。そしてSandy Leon捕手は限られた出場機会ながら2本塁打を含め素晴らしい成績を残しています。また、一度は6月に復帰したものの、故障していたハムストリングの痛みが戻ってきたために7月再度DL入りしていたChris Marrero が16日の試合から復帰しています。全員というわけにはいかないと思いますが、9月昇格目指して頑張ってください。
Corey Brown 29PA double triple HR .308/.379/.538 2SB
Eury Perez 28PA .320/.393/.320 4SB
Carlos Rivero 22PA double HR .273/.273/.455
Sandy Leon 17PA 2HR .385/.529/.846

☆9月昇格に向けて(投手編) [AAA]
先発投手のうち40人ロースターに入っているJohn LannanとYunesky Mayaがともにまずまずの投球を続けています。Strasburgの後任としてまずはLannanでしょうが、まさかの事態に備えてMayaがブルペン投手として呼ばれるのかな。前週週間MVPに選ばれたZach Dukeも8回を2失点と好投を続けていますが、さすがにメジャーに呼ばれることはないでしょう。15日の試合でスポットスターターとして6回を無失点と好投したJeff Mandelも同様。面白いのは、クローザーを務めているChristian Garcia。今週も3登板を無失点で、2セーブを記録。AAA昇格後23試合、28イニングを投げて、自責点はわずかに1(3失点)で防御率0.32。95マイルを超える速球で押していけるタイプとのこと。40人ロースターには入っていませんが、何か方法はあるでしょう。メジャーで見てみたい。
8/13 Lannan (L) 6.1IP 3ER 3H 4BB 3K 
8/15 Mandel(W) 6.0IP 0ER 2H 1BB 5K
8/16 Duke(W) 8.0IP 2ER 9H 0BB 5K
8/17 Maya (ND) 7.0IP 1ER 6H 1BB 2K
8/18 Lnnan (ND) 6.1IP 2ER 6H 3BB 3K 
Garcia 3G(2SV) 2.2IP 0ER 5H 0BB 2K 

☆Rendonは低調なスタート [AA]
今週火曜日にAAに昇格したと伝えたAnthony Rendon。6試合を終えたところで、3安打、長打なし、打点なし、四球なし、5三振と低調な滑り出しとなっています。40人ロースターに入っているので9月昇格のうわさもありますが、そんなのどうでもいいのでしっかり健康にいい感じでシーズンを終えられるように頑張ってください。また、同じく昨年のドラフト1順目で一足先にAAに昇格していたBrian Goodwinも5試合でヒットわずかに2本と苦しんでいます。AAの野手では、Destin Hoodが今週は結果を残しました。飛躍の年と言われながら、シーズン打率.230台、わずか2本塁打と期待はずれに終わりそうな今季ですが、せめて最後はいい感じで終わって欲しいものです。
Rendon 25PA .125/.160/.125 
Goodwin 20PA .118/.250/.118
Hood 24PA 3double .348/.375/.478


☆Skole はまずまずのスタート [A+]
Rendonの後を追ってA+に昇格したMatthew Skole。こちらは、初戦こそノーヒットでしたが、その後4試合連続安打。長打も3本とまずまずのスタートを切りました。四球がないところがらしくありませんが、落ち着いてくれば追々着いてくるでしょう。この他、A+ではRick HagueとKevin Keyesが好結果を残しました。また、しばらく故障離脱していたSteve Souza Jr. が復帰後早速本塁打を放っています。
Skole 21PA 2double triple .238/.227/.429
Hague 20PA 2double .389/.450/.500
Keyes 26PA 2double 2HR .346/.346/.654

☆Perry 完投, Rosenbaum 2ヶ月ぶりの勝ち星 [AA]
先発転向後、好投を続けているRyan Perry。前週は初の4失点とやや打ち込まれましたが、17日の登板では8安打されながらも1失点完投勝利と見事に立て直しました。そして、Daniel Rosenbaum。開幕以来の好調はどこへやら、6月以降、出れば打たれるを続けていましたが久しぶりに好投。18日の登板で7回を無失点。約2ヶ月ぶりの勝ち星を挙げました。いい感じに戻して、シーズンを終えてくれればと願います。
8/17 Perry(W) 9.0IP 1ER 8H 1BB 2K
8/18 Rosenbaum(W) 7.0IP 0ER 5H 1BB 3K 

☆あれれ? KarnsとMeyer そろって打たれる [A+]
これまでずっと好投を続けてきたNathan KarnsとAlex Meyerの両投手が今週は揃って打ち込まれました。しかも、Karnsは箇所不明ながら故障で予定されていた今週2度目の先発を回避。心配。
8/13 Karns (L) 6.0IP 3ER 6H 2BB 10K
8/17 Meyer (L) 4.0IP 6ER 7H 3BB 3K

☆Taylor Jordanが2試合連続無失点 [A]
Hagerstownの先発投手Taylor Jordan が2試合連続で5回を無失点と好投。2009年ドラフト9順目入団。JC卒なのでまだ23歳。昨季もAで好投し、プロスペクトとしての評価を上げましたが、今季は小さな故障もありSSで開幕し、内容もいまひとつでしたが、徐々によくなってきたようです。いい感じでシーズンを終えてくれるといいなと思います。また、こちらもそこそこ期待されていたものの故障離脱していたWirkin EstevezがDLから復帰し、5回を1失点と好投。
Jordan 2G(2W) 10.0IP 0ER 9H 2BB 9K
Estevez 1G 5.0IP 1ER 2H 3BB 3K    


☆RendaをふくめAuburn打線が好調 [SS]
Tony Renda、Estarlin Martinez、Narciso Mesa、Shawn Pleffner、Craig Manuelという、Auburnの5人の打者がそろって好調。ほとんど長打がないのは残念ですが、Low-Aクラスなら仕方ないのでしょうか。Rendaの打率はまだ.230ちょっと。もう少し上げて、シーズンを終わって欲しい。
Renda 25PA .304/.360.304
Martinez 24PA .409/.458/.409 2SB
Mesa 19PA double .389/.421/.444 3SB
Pleffner 20PA double .368/.400/.421
Manuel 15PA .308/.400/.308

☆その他
Rob Wort 3G(2SV) 4.1IP 0ER 0H 2BB 7K [A+]
Niel Holland 2G 2.0IP 0ER 1H 0BB 0K [A+] 
Adrian Nieto 25PA 3double HR.421/.560/.737 [A]
Khayyan Norfork 27PA 4double HR .375/.444/.667 2SB [A]  
Cutter Dykstra 30PA 2double HR .321/.367/.500 [A]
Ivan Pineyro 1GS 5.0IP 0ER 4H 1BB 3K [SS]
Gilberto Mendez 2G 5.0IP 0ER 1H 0BB 4K [Rk]
Kylin Turnbull 2G 5.0IP 4H 0BB 2K [Rk]
Matt Foat 20PA 2double triple .474/.500/.684 [Rk]
Bryan Lippincott 21PA 3double .500/.571/.667 3SB [Rk]
Diomedes Eusebio 12PA 3double triple .417/.417/.833 [Rk]

2012/07/18

MiLB(7/9-15)

今週は週間MVPに選ばれた選手はありませんでした。なお、AAAとAAはオールスター休みがあり少し試合数が少なくなっています(その影響もあり、AAAで記事にするほどの活躍をした選手はありませんでした)。

目立ったのは投手陣。期待の投手たちが軒並み好投しています(例外はRobbie Ray)。

☆Meyer 6回無失点9奪三振 [A]
Alex Meyerの快進撃が止まりません。今週は6回を投げて4安打無四球無失点、そして9奪三振。シーズン防御率を3.10まで下げ、107奪三振は堂々のリーグトップ。そろそろ昇格でしょう。
7/14 (W) 6.0IP 0ER 4H 0BB 9K 

Karnsの株はどこまで上がる? [A+] 
今季Aで圧倒的な投球を見せ、A+に昇格してからもしっかりと成績を残しているNathan Karns。9日の試合でもまたも好投。球速は95マイル前後を記録している様子。どんどん期待が高まっています。
7/9 (W) 7.0IP 1ER 3H 1BB 5K

☆Ryan Perry の先発転向は成功 [AA]  
先発転向後、好投を続けているRyan Perryが今週も13日の試合で5回を1失点、6つの三振を奪う好投を見せました。とりあえず、ここまでは先発転向が吉と出ています。
7/13 5.0IP 1ER 5H 1BB 6K 

☆Rosenbaum 復調の兆し? [AA]
4月、5月はリーグの打者を圧倒したDaniel Rosenbaumでしたが、6月以降は防御率5点台と絶不調に陥っていました。故障さえ心配しましたが、情報を見ている限り、そういう訳ではないようです。今週はまずまずの投球。これが復調の兆しであってくれればいいのですが。
7/9 (L) 6.0IP 2ER(4R) 6H 3BB 3K 
7/15 (ND) 6.0IP 1ER 9H 1BB 5K

Mooneyham、Benincasa 落ち着いてきたかな [SS] 
12日の試合で2度目の先発となったBrett Mooneyham。今回は3イニングを安定した内容で無失点。順調な滑り出し。前週の初登板で打ち込まれたブルペンのRobert Benincasaは2度の登板で無失点。よしよし。
Brett Mooneyham 1GS 3.0IP 0ER 1H 1BB 2K
Robert Benincasa 2G(1SV) 1.1IP 0ER 2K 

☆打ち続けるHagerstown打線 [A]
相乗効果とでも言うのでしょうか、みんなそろって打ち続けています。特にBrian Goodwinはもういつでも昇格していい水準。
Brian Goodwin 24PA 3double HR .333/.417/.619 
Steven Souza 21PA 2double HR .350/.381/.600
Justin Miller 21PA 2double triple HR 6RBI .353/.476/.765
J.P. Ramirez 13PA .462/.462/.692
Cutter Dykstra 25PA .318.400/.455
Billy Burns 16PA .250/.478/.250

☆Walters好調維持[AA]
Zach Waltersが今週もよく打ちました。長打力も申し分ない数字を続けているので、あとはもう少し四球が増えて、出塁率が上がると多少は期待感が高まるはず。出塁率が課題という点はEury Perezも同様。Jeff Kobernusは打率2割ちょっととやや下降気味。
Zach Walters 23PA 2double HR .391/.391/.609
Eury Perez 20PA .350/.350/.350

☆故障者DL入り情報
Syracuse (AAA) のChris Marrero、Erik Komatsu、それにHagerstown (A) のMatthew SkoleがDL入り。Marreroは痛めていたハムストリングの状態が思わしくないようです。あとの2人はどこが悪いのかいまいち分かりません。Skoleは評価を上げてきた矢先だっただけに残念。3人とも早期の復帰を願います。

☆Tony Rendaは本当に期待はずれかも [SS]
ドラフト2順目のTony Renda内野手がさっぱりです。今週も27打席に立って5安打。長打無し。盗塁こそ6つ決めて目立っていますが、これだけ打てないと・・・。Auburnの野手は軒並み低調。目立ったのは、ドミニカ出身の20歳のEstarlin Martinez三塁手くらい。GCLで打ちまくっていた2012年ドラフト33順目のMike McQuillanが11日の試合から昇格しています。
Tony Renda 23PA .217/.333/.217 6SB
Estarlin Martinez 26PA .417/.462/.500

☆GCLの投手陣はなかなかいい感じ [Rk]
まず先発陣。エラーがらみで点を取られているので失点は多いのですが自責点が少ない。中でもIvan Pineyroにはそこそこ期待しています。
[7/9, 14] Daury Vasquez 2GS 9.0IP 1ER(7R) 11H 4BB 3K
[7/10] Adalberto Mieses 1GS 5.0IP 0ER 3H 3K 
[7/12] Will Hudgins 4.0IP 0ER(4R) 5H 1BB 1K 
[7/13] Ivan Pineyro 5.0IP 0ER 1H 2BB 5K
ブルペンでもLeonard Hollins、Michael Boyden、Casey Selsor、Mike Mudron、Gilberto Mendez、Joel Barrientos、Kevin Dicharryと好投する投手が乱立しています。まあ、この中で何人が大成するかは分かりませんが。

☆その他
J. P. Ramirez 13PA .462/.462/.692 2SB [A+]
Neil Holland 2G(1SV) 3.2IP 0ER 3H BB 3K [A+] 
Aaron Barrett 2G(2SV) 1.1IP 0ER 2H 1K [A]
Gregory Holt 1G 3.0IP 0ER 1BB 4K [A] 
Nicholas Lee 1GS 6.0IP 0ER 1H 2BB 3K [SS] 
Jean Carlos Valdez 23PA .381/.435/.429 [Rk]
Narciso Mesa 15PA .400/.400/.600 [Rk]

2012/07/04

MiLB (6/25-7/1) Hague(A+) 週間MVP

Potomac Nationals のRick Hagueが週間MVPに選ばれました。今週は全7試合で安打を記録。5本の二塁打と1本の本塁打を含む13安打と大当たり。盗塁も5つ決めて失敗なしと素晴らしい結果を残しました。2010年のドラフト3順目。昨季は開幕直後に故障してシーズンを棒に振り、今季も4月末まで出遅れた上に、当初は成績が低迷。苦しみましたが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。まだ打率は2割4分そこそこ。引き続き頑張ってください。

Rick Hague 30PA 5double HR .464/.500/.750 5SB

☆まだお呼びはかかりませんか? [AAA]
Corey Brownが引き続き絶好調。今週も3本の本塁打を放ち、シーズン19本塁打。打率は3割、50打点に到達しました。いつでもメジャー復帰の用意はできています。Carlos Riveroも好調を維持し、シーズン打率3割が見えてきました。Chris MarreroとErik Komatsuの2人は週間打率2割3分程度とやや減速。それでもMarreroは4割近い出塁率を残し、Komatsuは長打を連発と、それぞれ期待感を持たせるプレーを続けています。
Corey Brown 37PA double triple 3HR .324/.378/.676 2SB
Carlos Rivero 28PA .375/.464/.417
Chris Marrero 33PA .231/.394/.269
Erik Komatsu 34PA 3double 2HR .233/.324/.533


☆Goodwin 好調持続 [A]
Brian Goodwin 外野手が打撃好調を維持。今週は7四球を選び、出塁率も上昇中。2盗塁。Matthew Skoleはヒットがあまり出ず打率を落としましたが、こちらもしっかり7四球を選んで、出塁率は4割超ですから、あまり心配はしていません。この他、Justin Miller、Cutter Dykstra、Caleb Ramseyの3人も好成績。
Brian Goodwin 32PA .320/.469/.440 2SB
Matthew Skole 27PA HR .200/.407/.400
Justin Miller 32PA 5double HR .429/.500/.714
Cutter Dykstra 34PA .344/.382/.438 2SB
Caleb Ramsey 32PA .357/.438/.464

☆Tony Renda上昇傾向 [SS]
ドラフト2順目のTony Renda。2週目に入って、少し調子を上げてきました。30日の試合では2本の二塁打を含め3安打の固め打ち。この他、Auburnの野手で打っているのはドミニカ出身のWander Ramosくらいとちょっと寂しい状況です。
Tony Renda 31PA 3double .296/.387/.407 2SB
Wander Ramos 22PA 2double HR .368/.455/.632

☆Walters、AAでも快進撃 [AA]
AAに昇格して2週目のZach Walters内野手。A+での好調をそのまま維持し、今週はさらに飛躍。2本の本塁打を含む10安打を打ちました。Waltersと一緒に昇格してきたJustin Bloxom、オールスターに選ばれたEury Perez、Jeff Kobernusもまずまずの成績。DLから復帰してきたDestin Hoodも4試合で.286/.444/.357と悪くない滑り出しでした。
Zach Walters 28PA double triple 2HR .370/.393/.704
Eury Perez 30PA .333/.333/.400 4SB
Jeff Kobernus 27PA .280/.333/.320 3SB
Justin Bloxom 24PA double HR .304/.333.478


☆Martinsonも昇格後も活躍 [A+]
Walterと入れ替わりでA+に昇格したJason Martinson内野手。打点王となったAでのペースを上回る勢いで打点を記録(11試合で12打点)。今週は2本の本塁打も打ち、まったく問題なく昇格に対応しています。この他、Michael Taylor、J.R. Ramirezの両外野手も打撃好調。2人とも四球の少なさが大きな課題ですが。David Freitas捕手は打率.250とやや不振に陥っています。
Jason Martinson 27PA triple 2HR 8RBI .333/.407/.667 
Michael Taylor 25PA .292/.320/.417 5SB
J.R. Ramirez 21PA .381/.381/.429

☆Jenningsは期待はずれ?[Rk]
Hayden Jenningsが今週もさっぱり打てず。打順を9番に下げられましたが、それでもほとんどヒットが出ません。GCL Nationalsでは、今年のドラフト33順目のMike McQuillan、ドミニカ出身のWilmer Difo、昨年のドラフト50順目(!)のTony Nixの3人が開幕以来結果を残しています。3人ともどこまで期待していい選手かよく分かりませんが(特にNix)。
Heyden Jennings 13PA .231/.231/.308
Mike McQuillan 19PA .308/.526/.308
Wilmer Difo 15PA 2triple .385/.467/.692 3SB
Tony Nix 16PA HR .438/.438/.625

☆Meyer、Karns また好投 [A, A+]
Alex Meyer(A)とNathan Karns(A+)という、今最も楽しみな傘下の投手2人が、ともに29日の試合で先発し、2人とも、1失点、イニング数を上回る奪三振の快投。Meyerは球数を要し、5回で降板となりましたが、ソロ本塁打による1失点のみ。前回打たれてちょっと心配しましたが、大丈夫そうです。シーズン防御率を3.40まで下げています。Karnsは降雨コールドで7回完投勝利。わずか7イニングで11三振という奪三振マシーンぶりです。
Alex Meyer (ND) 5.0IP 1ER 5H 2BB 7K
Nathan Karns (W) 7.0IP 1ER 3H 1BB 11K 

☆安定感のあるクローザー [AAA, AA, A]
AAAのChristian Garcia、AAのAaron BarrettとZech Zinicola、AのAaron Barrettとそれぞれのチームで9回を任される投手がそれぞれ安定した投球。週間成績だけでなく、シーズン成績も立派なもの。この結果を続ければ、AA以上の3人はシーズン終盤にはメジャーに呼ばれる可能性もあるでしょう。なお、A+のクローザーRob Wortは今週はセーブ機会での登板がありませんでした。
Aaron Barrett 3G(3SV) 3.1IP 0ER 2H 0BB 5K [A]
Hector Nelo 3G(2SV) 4.1IP 0ER 1H 1BB 5K [AA]
Zech Zinicola 3G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 5K [AA]
Christian Garcia 3G(1SV) 3.0IP 0ER 2H 0BB 2K [AAA]

☆今週のLannan
今週は2度先発したJohn Lannan。26日の試合は7回途中1失点と好投しましたが、1日の試合では結構打ち込まれました。シーズン通算では6勝7敗と負け越し中。防御率も4.42とあまり改善していませんでした。
6/26 (ND 6.1IP 1ER5H 5BB 3K
7/1 (L) 6.1IP 3ER 9H 2BB 4K 

☆その他
その他目立つ成績を残した選手たち。
Paul Demny 1GS 7.0IP 1ER 5H 1BB 9K [AA]
Trevor Holder 1GS 7.0IP 2ER 5H 0BB 6K [A+] 6先発連続で2失点以下。
Pat Lehman 2G 3.1IP 0ER 1H 2BB 3K [AAA]
Pedro Encarnacion 1GS 6.0IP 0ER 3H 1BB 5K [SS]
Nicholas Lee 1GS 5.0IP 1ER 4H 2BB 7K [SS]
Taylor Jordan 1GS 3.0IP 0ER 1H 3K [SS]
Elliott Waterman 2G 3.1IP 0ER 1H 4BB 1K [SS]
Michael Boyden 1G 2.0IP 0ER 4K [Rk]

2012/06/27

MiLB(6/18-24)

週間MVPには選ばれず。選ばれてもよさそうな好調の選手はいますが、同じリーグにノーヒッターを記録した投手がいたりして選ばれず。残念。

いよいよ2012年ドラフト組が参加するAuburn(SS) と GCL(Rk) も開幕しました。まずはこの両リーグの話題から。

☆Tony Rendaはスロースタート・・[SS]
ドラフト2順目のTony Rendaがプロデビュー。開幕以来1番セカンドで起用されていますが、あまりパッとしません。ヒットが出ないわけでもないし、四球もそこそこ選んでいますが、全体的に数字は伸びてきません。まあ、まだ1週間だと思いましょう。
Tony Renda 30PA .160/.323/.160 5H 5K 0SB

☆2012年組大卒野手はなかなかのスタート[SS]
Renda以外の12年組の野手はまずまずのスタートを切りました。4順目のBrandon Miller外野手は開幕から2試合連続で本塁打を放ち、これは!と思いましたが、その後失速。一方、5順目のSpencer Kieboom捕手と8順目のStephen Perez遊撃手はいずれも3割を超える打率。特にPerezは1本塁打を含め4本の長打を打っており、期待が高まっています。三振が多いのが気になりますが。Auburnの投手陣にはあまり目立つ選手はありませんでした。カレッジワールドシリーズが終わった3順目のBrett Mooneyhamのデビューが待たれます。
Brandon Miller 17PA double 2HR .214/.353/.714 
Spencer Kieboom 17PA .308/.471/.308 
Stephen Perez 26PA double 2triple HR 9K .308/.308/.615

☆Heyden Jenningsはかなり心配なデビュー[Rk]
Lucas Giolitoを除くと高校生では最上位で指名された6順目のHeyden Jennings外野手。3試合に出場し、14打席に立ちましたがヒットはわずかに1本。8三振と散々なデビューとなりました。うむむ。
Heyden Jennings 14PA .077/.143/.077 8K 

☆Ivan Pineyroが快投で本土デビュー[Rk]
昨季ドミニカリーグで好投し、本土上陸を果たしたIvan Pineyro投手。21日のデビュー戦で4回を投げ(ルーキーリーグではまだ4回くらいしかみんな投げない)、7奪三振の快投。今後に期待を持たせてくれました。
Ivan Pineyro 4.0IP 0ER 2H 0BB 7K 


++++++++++++++++++
その他のリーグの話題

☆メジャー昇格の機会待ち[AAA]
現在メジャーの25人枠には、Syracuseから昇格していった若手野手として、Bryce HarperとTyler Mooreが既にいますが(Steve Lombardozziもルーキーなので含めてもいいかもしれません)、さらにハムストリングの故障から順調な復活を遂げつつあるChris Marrero、期待はずれの昨季からの復活となるCorey Brown、そしてルール5ドラフト出戻りのErik Komatsuの3人が、好成績で待機しています。契約の関係などで簡単には昇格機会は巡ってきませんが、仮にメジャーで故障者が出たとしても、思っていた以上にデプスがある状況です。加えて、おそらくまだメジャー昇格には遠いと思われますが、Carlos Riveroも調子を上げ、シーズン打率も.282まで上昇させています。
Chris Marrero 25PA .273/.360/.318 
Corey Brown 27PA 3double .435/.519/.565
Erik Komatsu 28PA double HR .400/.464/.560
Carlos Rivero 24PA .348/.375/.391

☆Perez、Kobernus復活 [AA]
故障離脱していたEury Perezでしたが、今週初めからGCLでリハビリ出場。さすがに23打席で9安打と格の違いを見せ付け、土曜日からHarrisburgに復帰。2試合連続安打と復調を印象付ける結果。一方復帰2週目となったJeff Kobernusは盗塁も2つ決めるなど、完全復調。
Jeff Kobernus 26PA .320/.346/.360 2SB

☆Walters、Bloxom昇格 [A+→AA]
Zach WaltersとJustin Bloxomの両内野手がA+からAAに昇格。2人とも開幕直後は出遅れましたが、徐々に調子を上げていきました。特にBloxomは5月以降だけで11本塁打と大いに当っていました。2人ともAAは初挑戦。Bloxomは打率.182、長打は二塁打1本とやや出遅れましたが、Waltersは好調をそのまま継続。いい滑り出しを見せました。
Zach Walters 26PA 3double HR .292/.346/.542 

☆Martinson昇格 [A→A+]
好調が続いていたHagerstown打者陣からJason MartinsonがPotomacに昇格。リーグ打点王のまま卒業となりましたが、早速、4試合で4打点を記録。四球も選んでおり、適応に時間は要していません。
Jason Martinson 20PA double HR  4RBI .235/.350/.471

☆Goodwin、Skole本領発揮 [A] 
DLから復帰後、徐々に調子を上げてきたBrian Goodwin外野手。今週はオールスター明けの4試合のみながら3本塁打で7打点と絶好調。こちらは開幕からずっと好調のMatthew Skole三塁手も、3本塁打で5打点。他にもHagerstown打線では、Steve Souza、Cutter Dykstraの2人も好成績です。
Brian Goodwin 17PA double 3HR 7RBI .375/.412/1.000
Matthew Skole 13PA 3HR 5RBI .273/.385/1.091
Steve Souza 16PA double HR .313/.313/.563
Cutter Dykstra 17PA double HR .412/.412/.647


☆Karns 奪三振マシーン状態 [A+]
前週、10奪三振でリーグ週間MVPを獲得したNathan Karns投手が、前週を上回る11奪三振の快投。同リーグで7回短縮ゲームながらノーヒッターを達成した投手がいたため2週連続の受賞はなりませんでしたが、十分値する内容でした。
6/24 (W) 8.0IP 1ER 2h 3BB 11K

☆Meyerも負けていません [A]
同じく前週の週間MVP、Alex Meyerが、こちらも24日の試合で11奪三振。初回に3ラン本塁打を含む3安打1四球で4失点という最悪の立ち上がりながら、その後は7回途中まで無安打わずか1四球、1死球という投球。4失点という結果以上に評価の高い登板となりました。
6/24 (L) 6.2IP 4ER 3H 2BB 11K


☆Lannan 調子上がってきた? [AAA]
今週のJohn Lannanは21日の試合に先発して6回を1失点で勝ち投手。シーズン成績は6勝6敗、まだ防御率は4.66と大きな数字ですが、ここ5試合のうち4試合で自責点1と安定。安打はそこそこ打たれるし、三振は多くない、といういつもながらのLannanですが、開幕からずっとできなかったその「いつものLannan」がようやくできるようになってきました。
6/21 (W) 6.0IP 1ER 6H 2BB 3K 4.66


☆Ryan Perry 先発転向 [AA]
2008年のプロ入り後はずっとブルペン投手として育成され、今季もメジャーで少しだけ登板したRyan Perry 投手が、先発に転向することになり、23日の試合で先発しました。最初ということで3イニングだけでしたが、結果は上々。最後の賭けという感じですが、果たして。なお、トレード相手だったCollin Balesterは開幕早々にDFAされ、タイガース傘下のAAAで投げています。
6/21 (ND) 3.0IP 0ER 1H 1BB 0K 


☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Adrian Sanchez 15PA 2double HR .429/.467/.786 [A+]
Randolph Oduber 15PA .462/.533/.615[A+]
Paul Demny 1GS 7.0IP 1ER 7H 1BB 4K [AA]
Trevor Holder 1GS 7.0IP 2ER 6H 0BB 5K 2K [A+]
Taylor Hill 1GS 7.0IP 0ER(1R) 4H 1BB 4K  [A]

2012/06/19

MiLB(6/11-17) Karns(A+), Meyer(A) 週間MVP

Potomac(A+) とHagerstown(A)はオールスター前の最後の週。それぞれNathan KarnsAlex Meyerが好投し、週間MVPに選ばれました。

Nathan Karns 1GS 6.2IP 0ER 6H 2BB 10K  [A+]
Karnsは2009年のドラフト12順目の大卒入団で24歳。故障もあって昨季(2011年)になってようやくプロデビューと出遅れましたが、今季は開幕を迎えたAで結果を残して昇格。年齢相応のところまで上がってきました。昇格直後の2試合は打ち込まれましたが、3先発目となった15日の試合。6回2/3を無失点10奪三振。シーズン通算(AとA+)でも57回1/3で80奪三振。この高い奪三振率が魅力です

Alex Meyer 2GS 11.0IP 2ER 7H 3BB 14K [A]
先週も次第に調子を上げてきたとレポートしていたMeyer。今週は2試合に先発。12日の試合では6回を無失点。この試合は降雨コールドゲームとなってしまいましたが、まだ投げられたはずでした。記録上は完封勝利とカウントされています。17日の試合は味方の守備に足を引っ張られて3失点(自責点は2)しましたが、5回で9奪三振。シーズン成績は14試合に登板して6勝3敗、70回1/3を投げて77奪三振28与四球。3.33/1.19という数字も悪くありません。イニング数を超える奪三振で、心配したほど制球も悪くありません。そろそろ昇格時ではないでしょうか。

☆Goodwin 完全復調 [A]
DLから復帰してから約1か月。復帰直後はやや不振でしたが、次第に本領を発揮し、今週も好結果。シーズン打率も3割台、出塁率も4割台に到達しました。三振も減っており、17日の試合では復帰後初本塁打。盗塁も順調に伸びています。かなりいい感じ。DL期間があったので昇格はまだだと思いますが、この調子を持続して欲しい。
22PA .368/.455/.579 double HR 3BB 2K 3SB

☆Skole, Martinsonのコンビは安定 [A]
HagerstownのサードMattew SkoleとショートJason Martinsonのコンビはそれぞれ2011年と2010年のドラフト5順目。2人ともずっと安定しています。Martinsonの打率はやや低めで、三振も多いけれど、四球をしっかり選んでいるし、盗塁も多いのでOK。Skoleのバットは文句のつけようがありません。そろって昇格してもいいと思いますが。
Matthew Skole 28PA .318.464/.500 double HR 6BB 
Jason Martinson 31PA .231/.355/.385 double HR 5BB 11K 5SB

☆Walters 絶好調 [A+]
Zach Walters内野手が絶好調。6月に入ったくらいから調子を上げていましたが、今週は2本の本塁打を含め4本の長打。四球がもう少し増えるといいのですが、それでも十分。他には、Adrian Sanchez内野手も好成績。David Freitas捕手も出れば結果は残していますが、出場機会が減っています。故障でなければいいけど。トッププロスペクトと期待されているMichael Taylor とRich Hagueはともにがっかりな打撃結果となっています。
Zach Walters 28PA .370/.393/.704 double triple 2HR 6RBI
Adrian Sanchez 23PA .435/.435/.478
David Freitas 12PA .318/.464/.500
Michael Taylor 23PA .200/.304/.250 7K 
Rick Hague 17PA .176/.176/.353

☆Purke 肩の痛みでDL入り [A]
Matt Purkeが肩の痛みを訴えてDL入り。 ようやくプロデビューしたと思ったら、わずか3試合で・・・。こういうリスクがあるからドラフトでドロップしたわけで、分っていることですが残念。とりあえずの診断結果は手術不要ということでしたが、肩だけにとても不安です。

☆Kobernus 復帰→Perez DL入り [AA]
DL情報の続きです。5月下旬にDL入りしていたJeff Kobernus内野手が復帰。復帰後は25打席で.238/.360/.381という数字。DL入り前は25盗塁と走り回っていましたが、復帰後は1つだけ、というところがやや気になります。で、代わってというわけでもないと思いますが、Eury PerezがDL入り。こちらは軽いようですぐに復帰と見込まれます。

☆頑張っているブルペン投手
なかなか日が当りませんが、ブルペン投手も頑張っています。中でも、Potomac(A+)のRob Wortはシーズン通算21試合に登板して32回2/3で56奪三振(9四球)。2009年ドラフト30順目とあまり期待されてこなかった選手ですが、素晴らしい結果を残しています。
Christian Garcia 2G 2.2IP 0ER 1H 5K [AAA]
Atahualpa Severino 2G 2.2IP 0ER 1H 2BB 5K [AAA]
Zech Zinicola 3G 4.0IP 0ER 2H 1BB 3K [AA]
Hector Nelo 2G 2.1IP 0ER 1H 4K [AA]
Rob Wort 2G(2SV) 3.0IP 1H 1BB 6K [A+]

☆Marrero 順調にリハビリ中
ハムストリング故障からの復帰を目指してリハビリ中のChris Marreroですが、今週はHarrsiburgに舞台を移し、順調に結果を残しています。ここまでの通算成績は以下の通り。
[A] 2G 5PA double BB 2K .250/.500/.500
[A+] 4G 13PA double HR 0BB 2K .462/.462/.769
[AA] 5G 22PA 2double HR 0BB 3K .273/.304/.500

☆今週のLannan
今週は16日に先発し、6回を2失点(自責点1)とまずまずの結果。シーズン成績は5勝6敗。防御率4.91となっています。
(6/16) 6.0IP 1ER(2R) 6H 3BB 3K

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Cole Leonida 19PA .438/.526/.750 3double 1triple 8RBI [A]
Trevor Holder 1SG 7.2IP 2ER 7H 1BB 3K [A+]

2012/06/11

MiLB(6/4-10)

また週間MVPに選ばれた選手はありませんでした。Hagerstwon打線が相変わらず好調なのを除くと、いまひとつパッとしません。Chris Marreroがリハビリ出場で順調に成績を残しているのは嬉しいニュースです。

☆Marrero順調にリハビリ中 [A, A+]
昨年11月にドミニカ冬季リーグの試合でハムストリングを断裂の大怪我を負ったChris Marreroが実戦復帰。AとA+で6試合に出場し、順当に結果を残しています。当初のスケジュールより1か月くらい早いようで嬉しいのですが、くれぐれも無理はしないで。
18PA .412/.474/.706 2double 1HR 4RBI

☆Meyer と Rayはいい感じ [A, A+]
次第に調子を上げてきたAlex MeyerとRobbie Rayは今週もいい感じの投球。Meyerはシーズン防御率を3.64まで下げ、イニング数を上回る奪三振を記録しています(今週はわずか1奪三振でしたが)。Rayはまだシーズン防御率は4.58ですが、最初の3登板が11.25/2.08だったのに対して、その後の4試合は1.42/0.99、計25.1イニングで25奪三振と素晴らしい投球です。この調子を続けて欲しい。
Alex Meyer (W) 6.0IP 2ER(3R) 4H 2BB 1K [A]
Robbie Ray (W) 5.0IP 1ER 3H 4BB 6K [A+]

☆Purkeはまだまだ [A] 
はっきりいってまだ期待外れの数字が続いています。ランナーを置いての投球、特にコントロールが大きな課題のようです。奪三振はそれなりに多いし、投球イニングも伸びてきているので、ちょっとずつ良くなっていると思いましょう。とはいえ、大卒でメジャー契約している投手がLow-Aでこの成績では困ります・・。
6/5 (ND) 4.2IP 2ER 5H 3BB 8K
6/10 (L) 5.2IP 3ER(4R) 3H 4BB 5K

☆Goodwin エンジンかかってきた [A]
Brian Goodwinのエンジンがいよいよかかってきました。三振が多いことは気になりますが、この打率、出塁率は期待感を持たせてくれます。先週とは逆にMatthew Skoleが好調でJason Martinsonがやや低調でした。Billy Burns、Steven Souzaは好調持続。なお、オールスターに選ばれたAdrina NietoはDL入りしています。
Brian Goodwin 29PA .346/.414/.423 9K 3SB
Mattew Skole 22PA .294/.455/.529
Billy Burns 23PA .350./435/.350 5SB
Steven Souza 26PA .292/.346/.500
Jason Martinson 27PA .217/.333/.348

☆Brown、Komatsu 頑張ってます[AAA]
Corey Brownは打率こそやや低いものの1二塁打、4本塁打と長打のあるところを見せています。Erik Komatsuはレギュラーとして起用されていませんが、出ればしっかり結果を残しています。四球が多いのも評価できるところ。
Brown 33PA .226/.273/.645 4HR 8RBI 
Komatsu 17PA .357/.471/.571 1HR

☆Rosenbaum 2敗目[AA]
7日の試合で登板したDaniel Rosenbaum。7回自責点3と悪くはありませんでしたが、2敗目を喫しました。それでもシーズン防御率は依然1.93です。
6/7 (L) 7.0IP 3ER(4R) 8H 0BB 7K

☆Eury Perezもやや失速 [AA]
AAでただ1人の見るべき打者となってしまっているEury Perezも今週はパッとせず。AAの野手は本当につまらない。
25PA .280/.280/.360

☆Potomac 打線絶不調 [A+]
6月6日の試合でDavid Freitasが6打数5安打(全てシングル)の固め打ちを記録した以外は、実に低調なPotomac打線。そのFreitasも週間打撃成績は.286/.348/.286。後は目も当てられません。Rick Hagueなんて、どこか故障しているのではないでしょうか。
David Freitas 23PA .286/.348/.286
Michael Taylor 31PA .185/.290/.296
Rick Hague 28PA .107/.107/.143

☆投手陣の異動まとめ
[AAAへ]
・AAで11試合に先発して可もなく不可もなしの成績(4.66/1.42)を残していてたJeff Mandelが昇格。6月6日の試合で5回を無失点(1安打無四球5奪三振)と好スタート。ん?Daniel Rosenbaumより先なの?
・AAでブルペン投手として好成績(20イニングで28奪三振、1.35/0/95)だったChristian Garciaも昇格。
[AAへ]
・AAAで開幕したものの不調だったRafael MartinがAAに降格。Cory VanAllenも同様。
・フロリダのキャンプ地で調整していたZechry Zinicolaが合流。
・A+でブルペン投手としてまずまずの成績(22イニングで34奪三振、3.68/1.05)だったCameron Selikが昇格。ただし、すぐに背中を痛めてDL入り。
[A+へ]
・Aで5先発を含む11試合で好投(計44.1イニングで61奪三振、2.03/0.99)していたNathan Karnsが昇格。が、2先発続けて打ち込まれました。

☆今週のLannan [AAA]
5日の試合では1失点完投勝利。10日の試合では5回5失点。良かったり悪かったり。シーズン防御率は5.27となっています。
6/5 (W) 9.0IP 1ER 4H 1BB 6K
6/10 (L) 5.0IP 5ER 9H 0BB 3K

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Pat Lehman 2G 3.0IP 0ER 3H 1K [AAA]
Rob Wort 3G 4.0IP 0ER 2H 1BB 9K [A+] 
Justin Bloxom 36PA .323/417/.742 4HR [A+]
Trevor Holder 2GS 11.0IP 2ER 9H 7BB 9K [A+]

2012/02/21

キャンプ始まる!

いよいよフロリダ州Vierraでのナショナルズの春季キャンプが始まりました。

昨日が身体検査で、今日が投手・捕手の活動開始日。さっそくStephen Strasburgがブルペン入りし、順調な調整ぶりを披露しました。座ったのはWilson Ramos(写真はMark Zuckerman)。Ramosはあんな事件に巻き込まれたのに無事にキャンプインできて本当によかった。

投手・捕手で期限に遅れているのはHenry Rodriguezただ1人。もっとも昨年のようなビザ問題ではなく、個人的事情により数日遅れるということで球団に許可を得ているようです。

野手の集合日は今週木曜日なのですが、既にほとんどの選手が到着。まだ姿を現していないのは、Mark DeRosaとXavier Paulの2人だけだそうです。みんなのやる気が伝わってきます。

Rizzo GMやJohnson監督のコメントを中心にいくつか話題を拾っておきます。

●今季のStrasburgの投球回数制限は150~160イニングとJohnson監督が明らかにしました。Strasburgをシーズン終盤まで投げさせるために6人ローテーションを採用したりStrasburgだけ開幕を遅らせたりするのではないかという噂がありましたが、そういった細工はせずに開幕からローテーションを守って投げさせて制限に到達したらシャットダウンする、とRizzo GMが明言。それでいいと思います。ローテーション投手としてしっかり育成することが最優先。

●Johnson監督が開幕ベンチ入り25人のうち22人までは決まっていると発言。野手の控え2席とブルペンの1席ということかな。同時に、先発投手候補からローテーションの5人とロングリリーフの2人と言っていますので、王建民、Lannan、Detwilerのうち2人は既に監督の頭の中では当確ランプがついているということでしょう。当確でない1人がGorzelanny、Stammenと争うという図式でしょう。ショートリリーフ投手は5人に限られるので、事実上競争はありません(Storen, Clippard, Burnett, Rodriguez, Lidgeで決定)。

●昨年のドラ1のAnthony Rendonが健康にキャンプイン。まずは一安心。Johnson監督から、本来のサードに加えてショートとセカンドも練習してもらうと言われたようです。サードにはZimmermanがいるので、ひとまず当面は仕方ないでしょうね。Rendon本人も前向きに受け入れ、Zimmermanを大先輩として立てる謙虚なコメントをしています。

●これに対してBryce Harperはいつもの調子で「開幕メジャーを目指す!」と第一声。ただし同時に「黙ってしっかりプレーする」とも発言しています(笑)。ツィッター@BHarper3407が悪いとは言いませんが、全ての発言で「!」 を使うのを止めたらどうかと思います・・・。ちょうど今MLB Networkで10分弱の特集を見ましたが、インタビューへの答え方もまだまだ。ウェイトトレーニングの様子を見ると体はしっかり育っていますが。環境が人を育てるという部分もあるので、メジャーリーガーになってから成長する可能性も否定しませんが。あのTom Bradyも最初の頃のインタビューはひどかったから。

●11月にハムストリングを断裂し、早くてもオールスター明けまで復帰はないと言われているChris Marreroもキャンプ地でリハビリ中。キャッチボールやティーバッティングはできるようですが、まだ走ることができません。

2012/02/13

MLB.com: Prospect Ranking

MLB.comでも(Jonathan Mayoによる)プロスペクトランキングが公表されていました。

Nationals Top 20
Taylor(5位)とPerez(7位)への高評価が目立ちます。ツール系の若い選手を高く評価する傾向があるのかな。

1. Bryce Harper, OF
2. Anthony Rendon, 3B
3. Alex Meyer, RHP
4. Sammy Solis, LHP
5. Michael Taylor, OF
6. Matt Purke, LHP
7. Eury Perez, OF
8. Destin Hood, OF
9. Brian Goodwin, OF
10. Steve Lombardozzi, 2B
11. Chris Marrero, 1B
12. Robbie Ray, LHP
13. Jeff Kobernus, 2B
14. Tyler Moore, 1B
15. Zach Walters, SS
16. Rick Hague, SS
17. Kylin Turnbull, LHP
18. David Frietas, C
19. Paul Demny, RHP
20. Taylor Jordan, RHP

全体トップ100
Harperは2位。ナショナルズからはほかに3人。2011年ドラフト全体1位のGerrit Cole (RHP, PIT)は11位。

1. Matt Moore, LHP, TB
2. Bryce Harper, OF, WAS
3. Mike Trout, OF, LAA
4. Julio Teheran, RHP, ATL
5. Shelby Miller, RHP, STL
6. Manny Machado, SS, BAL
7. Jurickson Profar, SS, TEX
8. Jameson Taillon, RHP, PIT
9. Trevor Bauer, RHP, ARI
10. Dylan Bundy, RHP, BAL

27. Anthony Rendon, 3B, WAS
75. Brad Peacock, RHP, OAK
83. Alex Meyer, RHP, WAS
86. Sammy Solis, LHP, WAS
88. A. J. Cole, RHP, OAK

【ポジション別トップ10】
一塁手: 8. Chris Marrero, WAS
三塁手: 3. Anthony Rendon, WAS
外野手: 1. Bryce Harper, WAS

2012/02/06

BA: Nationals Top 10 Prospect (REVISED)

昨年11月14日に旧サイトでオリジナルの記事を掲載しましたが、その後Gio Gonzalezのトレードに伴い3位(Peacock)、4位(Cole)、9位(Norris)の3人(とTom Milone)を放出。BAのホームページでこのトレードを踏まえた新しいランキングが公表されていました(チームのページは更新されていません)。

1. Bryce Harper, of
2. Anthony Rendon, 3b
3. Brian Goodwin, of
4. Alex Meyer, rhp
5. Matt Purke, lhp
6. Sammy Solis, lhp
7. Steve Lombardozzi, 2b/ss
8. Destin Hood, of
9. Chris Marrero, 1b
10. Michael Taylor, of
  
新たにランクインした3人はいずれも野手。Robbie Rayなどそれなりに評価されていい投手プロスペクトもいると思うのですが入りませんでした。

ちなみに、アスレティックスのランキングでは、2位(Peacock)、4位(Cole)、7位(Norris)、10位(Milone)と4人そろってランクイン。