2015/07/27

7/26 なかなか波に乗れません

L1-3@PIT (Season 52-45)
Ross(L2-3) 6.0IP 3ER 5H 1BB 7K
Espinosa 2/4 SB(4)
Taylor 1/4 HR(8) R RBI

3回表にMichael Taylorがライトへ流し打ちのソロ本塁打を打って先制しましたが、ナショナルズペースで進んだのはそこまで。その裏にJoe Rossが3本のシングルと死球で2点を失って逆転され、4回裏にもソロ本塁打でもう1点。この時点で1-3。その後は、Rossも頑張って投げましたが、パイレーツ先発のGerrit Coleに抑え込まれました。7回表1死1,3塁のチャンスでWilson Ramosが併殺。8回表も2死ながら1,2塁としましたが、Bryce Harperが一ゴロに倒れてやはり無得点。

オールスター空け10試合を終えて4勝6敗。なかなか波に乗れませんね。

メッツが勝ったためゲーム差は2に縮んでいます。

2015/07/26

7/25 小刻み加点で大勝

W9-3@PIT (Season 52-44)
Gio(W8-4) 5.0IP 1ER(3R) 5H 5K
Taylor 4/5 HR(7) R 3RBI SB(11)
Desmond 2/3 HR(11) BB 2R 2RBI
Escobar 3/5 2double 2R

Anthony RendonがDLから復帰し、ここ数日右手を痛めて休んでいたYunel Escobarもラインナップに復帰したことで少しは見ることのできる打線となったナショナルズ。今日は、その打線が機能しました。

まずは2回1死1,3塁のチャンスを作るとパイレーツ先発A.J. Burnettのワイルドピッチで先制。続いて4回には2死満塁から投手のGio Gonzalezがピッチャー返しの打球を打ち、これをBurnettが弾く間に1点。続くMichael Taylorも三遊間を破ってもう1点。5回表にはClint Robinsonもタイムリー。6回表にはRendonがライトへ高々と犠牲フライ。7回にはIan Desmondが3試合連発となる11号2ランをレフトポール際へ運ぶと、8回はTaylorが豪快に左中間スタンドへ叩き込む2ラン。先発全員の14安打で9得点。見事な攻撃でした。

中でも、TaylorとDesmondの好調ぶりは印象的。シーズン打率は.240と.222とまだまだ寂しい数字ですが、これから上がってきそうな予感です。

投げてはGioが5回までゼロ封。6回裏にファーストRobinsonのエラーが絡んで2失点したところで降板しましたが、体調が悪かったらしく、よく投げたというべきでしょう。8勝目とし2ケタも見えてきました(まだシーズン3勝のFisterとは違います)。

MVP: Gio Gonzalez

7/24 Scherzerが3被弾

L5-7@PIT (Season 51-44)
Scherzer(ND) 5.0IP 5ER 7H(3HR) 1BB 8K
Soils(L1-1) 1.0IP 2ER 3H 2K
Desmond 1/3 HR(10) BB 2R RBI
Moore 1/4 double 2RBI
Harper 1/2 double 2BB R

初回は三者凡退に終えたMax Scherzerでしたが、2回1死1塁から内に入った速球をPedro Alvarezに叩かれると、打球はライトスタンドを飛び越えて川に飛び込む場外ホームランを打たれてしまいました。味方が4回表に4点を奪って逆転してくれたにも関わらず、5回裏に、Gregory Polancoにやはりライト上段への同点2ラン、さらに続くNeil Walkerにもセンター右へソロを被弾。あっさりと逆転を許してしまいました。球数も98球に達し、5回終了で降板という結果。なんともScherzerらしくないピッチングでした。

直後に、最近すっかり復調してきたIan Desmondのホームランで同点に追いつき、Scherzerの負けは消しましたが、2番手で登板したSammy Solisが6回2死から2本のタイムリーを打たれてこれが決勝点。

連敗となりましたが、メッツも連敗中で3ゲームのリードは変わらず。

7/23 Fisterは大丈夫か

L3-7@PIT (Season 51-43)
Fister(L3-6) 5.0IP 4ER 9H 1BB 6K
Desmond 2/4 HR(9) R 2RBI
Robinson 1/2 double 2BB 2R

先発のDuog Fisterが初回1点、2回にも1点、5回には2点の計4失点。内容は結果以上に点を取られれも不思議はない悪いものでした。これで7月に入って4戦勝ち星なしの3敗目。シーズン防御率が3.50、勝ち星が3で止まったままと全く使い物になっていません。どこか故障というわけではなさそうですが、不安ばかりが募ります。シーズン終了でFAになるんだから、それなりのピッチングをしておいたほうがいいと思うんだけどなあ。

打線はFransisco Lirianoに抑え込まれ、9回にIan Desmondが焼け石に水の2ランを打つまではワイルドピッチでもらった1点だけの体たらく。

2015/07/23

7/22 Taylorの活躍で逆転勝利

W4-3 Mets (Season 51-42)
Zimmermann(ND) 7.0IP 3ER 7H 6K
Thornton(W1-0) 1.0IP 0ER
Storen(SV29) 1.0IP 0ER 3K
Taylor 2/5 R 3RBI SB(9)
Desmond 2/2 2BB 2R SB(6)
den Dekker 1/1 3BB R
Harper 2/4 BB

ナショナルズ先発のJordan Zimmermannは決して悪くありませんでした。無四球で、102球で7回を投げきったと言えば十分に良い内容だったと言えるでしょう。惜しむらくは4回表。全被安打7の半分以上の4本を集められて3失点。

一方のナショナルズ打線は、序盤からランナーをたくさん出すものの点が取れないフラストレーションの溜まる展開でした。4回裏にMichael Taylorがしぶとく三遊間を抜くヒットで1点を返しはしましたが、終盤までリードを許して推移。敗色濃厚となった8回裏にチームを救ってくれたのがTaylorでした。8回裏2死1,2塁から相手のワイルドピッチで2,3塁となった場面、カウント3-2から真ん中に入ってきたカーブを叩き、レフト前への同点タイムリーを打ってくれました。さらに続く、Danny Espinosaのレフト線への打球で一気に生還。決勝点のホームを踏みました。

リードしてしまえば9回はDrew Storen。三者連続三振に抑えこみ、見事な29セーブ目。終わってみれば会心の勝利となりました。

MVP: Michael Taylor

2015/07/22

7/21 Rossは好投したけれど

L2-7 Mets (Season 50-42)
Ross(L2-2) 6.1IP 2ER(3R) 4H 0BB 4K
Ramos 1/3 HR(9) R 2RBI

メッツの先発は昨年の新人王でオールスターでも輝きを見せたJacob deGrom。この日も素晴らしいピッチングで、ナショナルズの得点は5回裏のWilson Ramosの2ランのみでした。ま、それは仕方ないのかもしれません。

今日のポイントは守備でした。前日は素晴らしい守備で勝ったので、今日のミスでちょうどバランスが取れたという感じですが、久しぶりのメジャー昇格となったJoe Rossが好投しただけに残念でした。まずは4回表、シングルで出塁した先頭打者のCurtis Grandarsonが次打者のヒット&ラン失敗で飛び出し、二塁で悠々アウトになるタイミングだったのに、なぜかRamosが送球を躊躇してセーフとしてしまったところからの1失点。そして1点リードで迎えた7回表は無死1塁でKirk Nieuwenhuisの一塁線へのゴロをClint Robinsonが後逸(エラー)して無死2,3塁とされ、1死後にRossに代えて送り出したAaron Barrettがあっさりと逆転タイムリーを打たれてしまいました。

それにしてもRossは素晴らしいピッチングでした。今日も3回まではパーフェクト。無四球というのも光ります。味方がしっかり守ってくれていれば無失点でも不思議はない好投で、評価をまた高めました。

2015/07/21

7/20 Harveyを攻略

W7-2 Mets (Season 50-41)
Gio(W7-4) 6.0IP 2ER 6H 3BB 4K
Robinson 2/4 double 2R 2RBI
Desmond 2/4 HR(8 R 2RBI
Espinosa 2/4 2R

Clayton Kershaw、Zach Greinkeに連続して抑え込まれていたナショナルズ打線でしたが、今日はMatt Harveyを攻略。やればできる!ですね。今日は守備も含めて素晴らしい試合でした。

そのチームを引っ張ったのが4番に起用されたYunel Escobar。まずは初回1死1,2塁で打席に入ると、あまりいい当たりではなかったものの三遊間を破るタイムリーで先制。さらに、次打者の場面で捕手が少しボールを弾いたのを見て二塁へ走り、結果的に1,2塁間で挟まれてアウトにはなりましたが、十分に時間を稼ぐ間に二塁走者だったBryce Harperを生還させました。三塁守備でも序盤に攻守を連発し、チームに、Gioに、リズムを与えました。

3回裏にはClint Robinsonの2点タイムリーなどで3点を追加し、Harveyから都合5点。見事な攻撃でした。その後はパタリと打てなくなりましたが、8回にIan Desmondがダメ押しの2ランをライトスタンドに打ち込んで勝負あった。先発のGio Gonzalezは、4回にHarveyに2点タイムリーを打たれましたが、失点はそれだけ。安定感のある投球で7勝目を記録しました。

足も絡めてHarveyを攻略したというのは大きな収穫。明日からもお願いします。

MVP: Yunel Escobar

2015/07/19

7/19 Greinkeも打てないよ(それでいいのか?)

L0-5 Dodgers (Season 49-41)
Scherzer(L10-8) 6.0IP 1ER 7H 1BB 8K
Treinen 0.1IP 4ER 5H 1BB
Escobar 2/4

ドジャーズの先発は35.2回連続無失点記録を続けたままでオールスター戦に先発したZach Greinke。そう、あの憎っくきGreinkeですから、しっかり打ち込んで、少なくとも無失点記録だけは止めてくれると期待していました。が、蓋を明けてみれば、8回までわずか3安打1四球の11三振。全く手も足も出ず、8つのゼロを並べさせてしまいました。情けない。前日のClayton Kershawといい、相手が好調の好投手ではなかなか点は取れませんが、しかしそれでいいのでしょうか。ポストシーズンで勝ち抜いていくためには、まさにこういった一線級の投手を打ち崩していかなければなりません。何か工夫が必要なはずです。

ナショナルズの先発はそのGreinkeとサイヤング賞を争うことになりそうなMax Scherzerでしたが、直接対決では破れました。そこそこヒットも打たれており、内容としてはそこまで良くなかったもののそれでも6回まで投げて、失点はワイルドピッチによる1点だけ。十分勝ち投手に値する内容でしたが、打線の援護がありませんでした。Scherzerはこれで8敗目となりましたが、その8試合の防御率は3.21だったりします。。。

試合は0-1のまま推移した9回表にBlake Treinenが4失点。記録した唯一のアウトも送りバントによるものと、打撃練習のように打ち込まれました。球速が落ちているわけではないので、故障ではないと思われますが、ちょっと心配です。

7/18 Kershawは打てないよ

L2-4 Dodgers (Season 49-40)
Fister(L3-5) 5.0IP 4ER 9H 2BB 1K
Harper 1/4 HR(27) R 2RBI

Clayton Kershawの前に8回までわずか3安打14三振。打てません。はい。9回に代わったKenley JansenからBryce Harperがライトへ2ランを放って一矢を報いることはできましたが、本当にそれだけ。敵いません。

投げては、Doug Fisterが今回も微妙。4回まではランナーを出しながらも1失点でしたが、5回に派手に捕まり3失点。Kershaw相手にこのピッチングでは困ります。正直な感想としては、Fisterへの信頼感はほとんどなくなってしまいました。Tanner Roark、あるいはJoe Rossと代わって欲しいです。

7/17-18 den Dekkerの8回決勝2ラン

W5-3 Dodgers (Season 49-39)
Zimmermann(ND) 4.0IP 2ER 3H 1BB 3K
Janssen(W1-2) 1.0IP 0ER 2K
Storen(SV28) 1.0IP 0ER 1H 1BB 1K
den Dekker 1/1 HR(2) R 2RBI
Escobar 3/5 2double HR(2) 2R 2RBI

オールスター休みが終わり(オールスター戦についての記事は多忙のため書ききれていません)、いよいよ後半戦がスタート。最初は、西地区首位のドジャーズを迎えての3連戦。

その初戦は、7月17日の金曜日のナイトゲームとして始まりましたが、ナショナルズパークの照明が故障し、6回途中でサスペンド、18日の午後2時から再開するという奇妙なゲームとなりました。

試合はホームランでの逆転逆転のシーソーゲームとなりました。3回裏にBryce Harperのニゴロ併殺崩れの間に1点を先制しましたが、先発のJordan ZimmermanがドジャーズのAdrian Gonzalezにライト2階席への2ランを打たれて逆転されてしまいました。今度は5回裏にYunel Escobarがレフトスタンドへ逆転2ランを打ちましたが、18日に再開してすぐにまたもAdrian Gonzalezに今度はレフトへ運ばれ、3-3の同点となりました。

試合を決めたのは8回裏2死1塁で代打起用されたMatt den Dekkerの一振りでした。外高めの速球を見事に叩き、打球はライトの2階席に届く一発となりました。素晴らしいスイングでした。

ただ、これで簡単には終わりませんでした。9回表には満を持してのDrew Storenでしたが、四球とシングルで無死1,2塁とされると、2死まではこぎつけたものの、打者Joc Pederson への2-2からの5球目は外へのチェンジアップ。Pedersonに綺麗に流し打たれた打球はレフトポール際への・・・ファーーール。あわや逆転3ランかという打球でひやりとしましたが、結果的は、次の球で空振り三振。なんとか、勝ち切りました。(ラストのPedersonの打席だけでも是非ハイライトを御覧ください。)

MVP: Matt den Dekker

2015/07/12

7/12 Scherzerの好投で前半戦終了

W3-2@BAL (Season 48-39)
Scherzer(W10-7) 8.2IP 2ER 4H 7K
Storen(SV27) 0.1IP 0ER 1K
Moore 1/4 double 2RBI
Escobar 3/4 R
Robinson 2/4 R
Uggla 1/3 BB R RBI

前回登板で今季自己最短の4回2/3でノックアウトされていたMax Scherzerが先発。この試合も、1回裏にAdam Jonesにレフトへソロ本塁打を打たれる嫌な立ち上がりでしたが、このJonesの一打の後、完全にオリオールズ打線を支配。6回1死からシングルを打たれるまでは1人のランナーも許さない圧倒的なピッチング。7回、8回も三者凡退に終え、9回裏もマウンドへ。このまま完投かと思われましたが、2死からまたもJonesにホームランを打たれたところで、115球に達していたこともあり、Drew Storenの救援を仰ぎました。それでも十分に素晴らしいピッチングでシーズン10勝目。サイ・ヤング賞を十分射程圏内。後半戦も頑張ってください。

打線はやや淡白でしたが、1点を追う4回2死1,2塁から、Dan Ugglaのシングルでまず同点とすると、続くTyler Mooreが右中間を破る2点タイムリー二塁打。結局この3点だけでしたが、今日のScherzerには十分でした。

48勝39敗、2位メッツに2ゲーム差を付けてオールスターブレークに突入。試合数はやや異なりますが、貯金9での折り返しは、昨季と全く同じ。昨季のような後半戦のスパートを期待しています。

MVP: Max Scherzer

7/11 Espinosaの10号3ランで逆転勝利

W7-4@BAL (Season 47-39)
Zimmermann(W8-5) 5.0IP 4ER 9H 4K
Storen(SV26) 1.0IP 0ER 1H 1BB
Espinosa 2/4 HR(10) 2R 3RBI
Harper 1/4 HR(26) R RBI
Taylor 2/5 2RBI
Robinton 2/4 double R

出産立会休暇から復帰して、即登板となったJordan Zimmemannが先発。ボールにキレがなく、序盤から苦しいピッチングが続き、5回までに95球、2本の本塁打を含む9安打を打たれて4点を失いました。しかし、それでも今日は打線が頑張ってくれたお陰で白星。生まれたばかりの赤ちゃんへのいいプレゼントになったことでしょう。

その打線ですが、まず隠れた主役はこの試合1番に起用されたMichael Taylor。2回に2死1,3塁からこの時点で2-1と逆転するセンター前ヒット。そして9回は1死3塁からしぶとくライト前に落とすシングルで貴重な追加点を記録しました。Denard Spanの離脱がかなり長期となることが見込まれる中、Taylorがしっかりプレーできていることはシーズンの行く末を占う意味でも重要です。

そして今日の堂々たる主役は、6回表に逆転3ランを放ったDanny Espinosa。2点を追うこの回、先頭のBryce Harperのソロで1点差とした後、さらにランナーを2人置いて、ライトスタンドに叩き込みました。これで今季10号は堂々のチーム2位。もう終わったとさえ思われていたEspinosaがまさかの復活。今日も見事な併殺を見せるなど、二塁守備は相変わらず超一流ということもあり、すっかり外せない選手となりました。Rendonが戻ってきたときにどう処遇するかは難しい問題になりそうです。

MVP: Danny Espinosa

2015/07/11

7/10 ブルペンが打たれサヨナラ負け

L2-3x@BAL (Season 46-39)
Gio(ND) 6.0IP 1ER 6H 3BB 5K
Roark(L4-4) 0.2IP 1ER 1H 2K 
Taylor 2/3 RBI
Moore 1/4 double R RBI 
Robinson 2/4 R 

レッズに2連敗した後、3戦目が雨で流れ、移動日が1日あったため、3日ぶりの試合。Denard SpanはDL入りとなった一方で、Yunel Escobarは戦列に復帰(2安打)。チーム全体で10本のヒットを記録するなど、少し元気を見せましたが、残念ながら得点は5回表2死からのTyler MooreとMichael Taylorの連続タイムリーによる2点のみに終わりました。

それでも、先発のGio Gonzalez、2番手のAaron Barrettが頑張り、8回表終了時点では2-1とリードしていました。が、8回裏1死1塁で出てきたMatt ThorntonがMatt Wietersに右中間を破る二塁打を打たれて同点。代わり鼻、真ん中に投げた初球のボールを狙われました。そして、9回裏にはTanner RoarkがJonathan Schoopにレフトフェンスをギリギリで越えるサヨナラ弾を打たれてゲームセット。この回からマウンドに上がり、2者連続三振、そしてSchoopに対してもしっかり追い込んで、決して悪くない外へのスライダーを投げただけに責める気にはなりませんが、負けは負け。

3連敗。2連勝のメッツが2ゲーム差まで迫ってきました。



2015/07/08

7/7 Scherzerまで打たれる

L0-5 Reds (Season 46-38)
Scherzer(L9-7) 4.2IP 5ER 7H 4K

Max Scherzerを擁しても勝てませんでした。初回にいきなり3本の長短打で2失点。3回にはJoey Vottoにソロ本塁打を被弾。5回にも打ち込まれてさらに2失点したところで降板となってしまいました。4回2/3は最短。

打線もひどいもので、わずか2安打。そのうち1本は5回裏の先頭打者Ian Desmondの三塁打でしたが、後続が三者連続三振という体たらく。

レッズ戦になるとなぜこんなに酷いことになるのでしょうか。

2015/07/07

7/6 レッズには何か苦手意識があるのか

L2-3 Reds (Season 46-37)
Fister(ND) 6.0IP 1ER(2R) 8H 1BB 2K
Janssen(L0-2) 1.0IP 1ER 1H
Espinosa 2/4 double HR(9) R RBI

またしてもレッズです。6月末に3連敗を喫して調子を止められたレッズに、またも連勝を止められてしまいました。これで今季4戦全敗。黒星先行のチームなのにナショナルズ戦になるとどうしてこういい試合をするのでしょうか。

先発のDoug Fisterは決して悪くありませんでしたが、自らのエラーから作ったピンチで投手のAnthony DeSclafiniにタイムリーを打たれたのが痛恨でした。2回に先制されても3回に追いつき、6回に勝ちこされてもその裏に追いつき、とよく粘りましたが、8回表にCasey JanssenがEugenio Suarezにレフトポール際に運ばれたのが決勝点となってしまいました。

打線が打てませんね。その上、Denard SpanとYunel Escobarが、いずれもそんなに重症ではない模様ですが、途中退場。故障者が多すぎます。思い切って外野手の大砲を補強してはどうかと思い始めました。

2015/07/06

7/5 Ramosの適時打で初の貯金10

W3-1 Giants (Season 46-36)
Zimmermann(W7-5) 7.0IP 1ER 3H 1BB 8K
Storen(SV25) 1.0IP 0ER 1BB 1K
Ramosn 2/3 HR(8) BB 2R 2RBI
Harper 2/3 double BB R SB(4)
Espinosa 2/3 BB SB(3)

あまり目立ちませんが、開幕からDL入りすることなくレギュラー捕手を務め続けているWilson Ramos。今季64試合目の出場となったこの試合では、持ち前の勝負強さを発揮してくれました。まずは2回裏、先頭打者として四球で歩き、三塁まで進んだ後Michael Taylorのシングルで先制のホームイン。続いて、1対1の同点で迎えた6回裏1死走者なしで打席に入ると、カウント0-1からの2球目の外高めの速球を逆らわずに打ち返し、右中間のスタンドまで運ぶ勝ち越しソロ弾。さらに1点リードのまま迎えた8回裏は1死3塁から初球をセンター前に弾き返すタイムリーヒットで貴重な貴重な追加点を挙げました。素晴らしい。このまま健康にフルシーズン過ごしてどのくらいの結果が残せるのか、見てみたい!

ナショナルズ先発のZimmermannは7回を投げてちょうど100球、ソロ本塁打による1失点のみでの7勝目。この3試合でわずか1失点という好調ぶり。本当を言うと、初回はちょっと危なかったのですが、レフトTaylorの好捕にも助けられました(笑)。ともかく、2回以降は安定してすいすいとイニングを稼いでいきました。

ジャイアンツをスウィープしての3連勝。貯金を今季最多の10としました。

MVP: Wilson Ramos

2015/07/04

7/4 ジャイアンツに大勝、45勝36敗で折り返し

W9-3 Giants (Season 45-36)
Strasburg(ND) 3.2IP 0ER 1H 2BB 3K
Roark(W4-3) 4.1IP 2ER 5H 0B 3K
Harper 3/4 double HR(25) BB 2R 2RBI
Moore 3/4 2double 4RBI
Robinson 2/3 double BB 2R
Taylor 1/5 HR(6) R RBI

独立記念日の花火大会などで予想される混雑との関係で午前11時(ジャイアンツの地元サンフランシスコでは実に朝8時!)開始となったこの試合。

1回裏にナショナルズが派手な花火を打ち上げました。まずは先頭打者のMichael TaylorがMadison Bumgarnerの初球を叩いてレフトスタンドへのホームラン。これで勢いがついた打線は、続くYunel Escobarもやはり初球を捉えセンターのフェンス直撃の二塁打。そして今日3番に入ったBryce Harperが内への速球を見事に切り返してライトスタンドに届く2ラン。あっという間に3点を先制しました。

このリードをもらったナショナルズ先発のStephen Strasburgが素晴らしいピッチング。リラックスした新しいフォームから勢いのあるボールを投げ、打者を圧倒。特に、速球で空振りが取れていたことがボールの切れ味を物語っていました。降板するまでに許したヒットはJustin Maxwell(頑張ってますね!)のライト前にポトリと落ちるブループシングルのみでした。

ところが、4回表、2死走者なしでBrandon Beltへの初球を投げ終えたところで左わき腹を抑え降板となってしまいました。試合後の発表は「張りがあった」ということで明日再検査をするようですが、軽傷であることを願うばかり。DLから復帰し、ようやく調子が上がってきていたところだけに残念です。

この後、緊急登板となったTanner Roarkがきっちりと8回まで投げきり、打線も着実に追加点を積み上げ(Tyler Mooreが2本のタイムリー二塁打)、ジャイアンツに大勝。

この試合がシーズンちょうど折り返しの81試合目。45勝36敗は、難しい計算をしなくてもちょうど90勝ペース。もっと上げていけるはずです!

MVP: Michael Taylor

Scherzerがナ・リーグ月間MVP(公式)を受賞(2か月連続)

5月に自身初のリーグ月間MVPを受賞したMax Scherzerが、2か月連続で6月もナ・リーグ月間MVPに選出されました。

(Photo by Pat Benic/UPI)
Max Scherzer (June 2015)
5G 38.2IP 3W 2.33/0.62 45K 4BB 

5戦で3勝、防御率も2点台と一見数字を見ると、5月(6戦5勝、防御率1.67)ほどではなかったかのように見えますが、14日のブリューワーズ戦で1安打16奪三振での完封、そして20日のパイレーツ戦では準完全試合という圧倒的なピッチングを披露してくれましたので、順当な受賞と言っていいでしょう。

7/3 Robinson値千金の逆転2ラン

W2-1 Giants (Season 44-36)
Gio(W6-4) 7.0IP 1ER 5H 0BB 6K
Storen(SV24) 1.0IP 0ER
Robinson 1/4 HR(4) R 2RBI
Harper 0/1 3BB R

ナショナルズ先発のGio Gonzalezとジャイアンツ先発のJake Peavyの投手戦となったこの試合。両投手とも6回までは三塁も踏ませないピッチングでゼロを並べました。Gioについて言えば、四死球もなしの素晴らしい内容でした。

試合が動いたのは7回。この回、先頭打者Buster Poseyのソロ本塁打を打ち、ジャイアンツが先制。しかしその裏、四球のBryce Harperを1塁に置き、Clint Robinsonが右中間へ値千金の逆転2ランを豪快に打ちこみました。これが4号本塁打。マイナー契約からまさかの開幕ベンチ入りを果たして以来、主力の離脱もあり、一塁や外野での出場機会を得、近頃では相手が右投手を先発させる試合では4番や5番といった主軸を任せられるようにさえなりました。ここまで.264/.338/.424は立派な成績。四球(14)をしっかり選び、三振(19)が少ないということも評価していいと思います。

ともかく7回を終えて2-1とリード。この後は、8回をMatt Thornton、そして9回をDrew Storenがきっちり3人ずつで終えてゲームセット。連敗を2でストップしました。

MVP: Clint Robinson

7/2 Scherzer 完投サヨナラ負け

L1-2x@ATL (Season43-36)
Scherzer(L9-6) 8.1IP 2ER 5H 0BB 9K
Ramos 2/4 RBI

ブレーブス先発は、この日がメジャデビューとなった左腕のManny Banuelos。かつてはヤンキース傘下のトッププロスペクトでしたが、再建中のブレーブスがトレードで獲得していました。そのBanuelosに対して、初回、2回といずれも先頭打者がシングルで出塁しながら得点できず、その後は6回途中で降板してくれるまでの間に出した走者は2死球のみという情けない結果。7回にWilson Ramosのタイムリーで1点を取るのがやっという感じ。どうも打線が湿っています。

ナショナルズ先発のMax Scherzer。3回裏にEury Perez(ここにいたんだ!)にセンター前へクリーンシングルを打たれて今日のノーヒッターは早々になくなりましたが、この3回と2本のヒットで1点を失った5回を除く1,2,4,6,7,8回は全て三者凡退という支配的なピッチングでした(そこまで被安打3無四球9奪三振)。

しかし・・・。1対1のまま迎えた9回、ブレーブスが5人目としてクローザーのJason Grilliまで投入したのに対し、Scherzerは自ら9回裏のマウンドに上がりましたが、先頭打者にゆる~い当たりのショート内野安打で出塁されると、送りバントの後、Cameron Maybinにワンバウンドでサードの頭上を越えてレフト線に転がるタイムリーを打たれて、サヨナラ負け。先発投手が完投し、サヨナラで負け投手になるという、近頃はなかなかお目にかかれない結果となりました(ナショナルズ10年の歴史では初めて)。

しかし、最後の打球、落下地点はファールラインの外だったようですが、ベース上を通過したかどうかで判定されることため、フェアとの判定となった模様。そう言われると、フェアのように見えます。いずれにせよチャレンジ・ビデオ判定の対象外のプレートのことで、仕方ありません。

とにかく打線が打ってくれないと。。。

2015/07/02

7/1 2度も1死1,3塁で併殺

L1-4@ATL (Season 43-35)
Fister 6.0IP 4ER 7H 2BB 4K
Span 1/2 2BB RBI

ブレーブス先発のルーキーMatt Wislerの前に6回途中までわずか1安打。とはいえ、5四球と荒れており、決して抜群のピッチングというわけではなく、攻略の糸口はありましたが、ナショナルズ打線がものにできなかったという印象。特に、打順が二巡目に入った3回表、Danny Espinosaのチーム初安打で1死1,3塁のチャンスを作りましたが、Yunel Escobarが注文通りの6-4-3併殺。あそこで1点でも取っていれば、その後の展開は違っていたのではないかと思わせるシーンでした。さらに6回表、Wislerを降板させた直後に再び1死1,3塁としましたが、今度はWilson Ramosが6-4-3。反撃の芽を摘み取られてしまいました。

ナショナルズの先発はDoug Fister。3回まではあっさりとゼロを並べ、今日もいい感じかと思わせましたが、4回に2本の本塁打を被弾した上、2死2塁から8番打者を敬遠して、投手のWislerにタイムリーを打たれ、計4失点。この後5,6回も無失点に抑えただけに、なんとも悔いの残る4回となりました。

2015/07/01

6/30 Zimmermann 安定した投球

W6-1@ATL (Season 43-34)
Zimmermann(W6-5) 7.2IP 0ER 6H 6K
Espinosa 3/5 2double 2R RBI
Span 2/4 BB R
Escobar 2/5 R
Robinson 1/4 BB HR(3) R 2RBI

ブレーブス先発は今季ここまで15試合に先発して防御率1.94という好投手Shelby Millerでしたが、ナショナルズ打線が初回に攻略。シングルで出塁したDenard Spanを置いて、2番Danny Espinosaが左中間を破る二塁打を放ち、まず先制。2死3塁となった後、Wilson Ramosがしぶとくセンター前に転がしてもう1点。さらに続くClint Robinsoがフルカウントから内に入ってきた変化球を救い上げた打球はライトスタンドへの3号2ラン。計4点の見事な攻撃でした。

しかし、実はこの後、何度も無死か1死で3塁にランナーを置くというチャンスを作りながら拙攻を繰り返し、追加点は相手エラーによる1点だけと、ブレーブスに流れが行っても不思議がない展開だったのですが、ナショナルズ先発のJordan Zimmermannが安定した投球でしっかり試合を作ってくれました。8回2死1,2塁で降板するまで、三塁も踏ませないピッチング。序盤からポンポンとストライクを取って追い込み、最終的にも無四球という点は高く評価されるべきでしょう。前回登板に続く無失点。調子が上がってきた、と期待したいです。

8連勝で止まった後の試合をしっかり勝ってチーム状態はいい感じ。また新しい連勝街道と行きましょう。

MVP: Jordan Zimmeramnn