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2015/01/19

ロースター異動まとめ (2015年1月)

1/14 レッドソックスからDan Butler捕手を獲得し、Daniel Rosenbaum投手をトレード放出
1/14 アスレティックスからYunel Escobar内野手を獲得し、Tyler Clippard投手をトレード放出
1/16 年俸調停対象の7選手(Wilson Ramos, Stephen Strasburg, Drew Storen, Doug Fister, Danny Espinosa, Craig Stammen, Jose Lobaton)と契約合意
1/19 FAのMax Scherzer投手と7年契約に合意
その他、マイナー契約

2014/02/14

2014 ST Outlook 2 (先発)

Derek Jeterが今季限りでの引退を表明しました。アンチ・ヤンキースの私としては常に憎い存在でしたが、記憶にも記録にも残る選手であったことは間違いありません。個人的に一番印象的なシーンは2001年ALDS(対アスレティックス)第3戦でのあのプレー。友人たち(もちろん全員アンチ・ヤンキース)とビール瓶を手にテレビで観ていたのですが、あまりのプレーに絶句させられたことを昨日のことのように覚えています。ともかくお疲れ様でした。敵ながら天晴を送ります。

******************

さて、スプリングトレーニングの見どころシリーズを続けます。今日は先発投手編。

●オフの動き
[OUT]
Dan Haren (FA)
Nate Karns (Trade to TB)
[IN]
Doug Fister(Trade from DET)
Felipe Rivero (Trade from TB)

曲がりなりにも30試合、169回2/3を投げたDan HarenがFA退団(→ドジャーズと1年契約)。昨季後半にTaylor JordanTanner Roarkのルーキー2人がメジャーで結果を残し、Ross Detwilerも故障からの復帰が見込まれるとはいえ、一昨年のEdwin Jackson、昨年のHarenのようにベテランを補強するだろうと見られていました。しかし、まさかDoug Fisterほどの大物を獲得するとは予想外。しかも大きな対価を支払わずに済ませたことで、Rizzo GMの株がまたも上がることになりました。

そしてスプリングトレーニング直前に入ってきたのが、Nate KarnsJose Lobatonのトレード。Lobatonとともに2人のマイナーリーガーを獲得しましたが、うち1人がFelipe Rivero投手。まだAAでさえ投げたことがありませんが、昨年12月のルール5ドラフトでプロテクトするために40人ロースター入りしており、自動的にスプリングトレーニングに参加することになりました。

●スプリングトレーニングの見所
[40 man Roster]
Stephen Strasburg
Gio Gonzalez
Jordan Zimmermann
Doug Fister
Ross Detwiler
Taylor Jordan
Tanner Roark
Ross Ohlendorf
Sammy Solis
Felipe Rivero
Matt Purke
[Non-Roster Invitees]
Chris Young
A.J. Cole
Blake Treinen
Danny Rosenbaum

Stephen StrasburgJordan ZimmermannGio Gonzalez、Fisterの4人は故障さえなければ確定。唯一気になるのは、オフに肘の手術を受けたStrasburgの状態です。心配ないというコメントが1月に本人から出ていましたが、実際にブルペンで投げてくれないと安心できません。2年後にFAとなるZimmermannとの契約延長交渉が一応は続いているようです。といっても期待薄。むしろその資金を使ってのStrasburgとの長期契約を結んでほしいと思い始めました。

先発5番手争いが派手に展開される見通しです。候補者は、Detwiler、Jordan、Roark、それにベテランのRoss Ohlendorfの4人。ここから1人だけ選べばいいという状況は先発陣の層の厚さを感じさせ顔が緩みます。最有力はもちろんDetwilerでしょう。健康にしっかり過ごせば、オプション切れという点を考慮しなくてもローテーション入りの実力は証明済みです。Jordan、Roarkの2人には、Detwilerまで含めた5人に何かあった時に備えて充実したキャンプを過ごしてくれれば十分です。くれぐれもアピールしようとして飛ばしすぎないように。Ohlendorfはスタミナ面からもロングリリーフが適任でしょう。

メジャーキャンプ初参加となるA.J. Cole、それにMatt Purkeのプロスペクト2人にも注目です。2人とも、今季中のメジャー昇格は考えにくく、経験を積ませるだけのはずですが、メジャーの打者を相手にどんな投球をするか楽しみです。一方、Blake TreinenDanny Rosenbaumはあまり注目されませんが、2人ともAAAのローテーションで開幕することが予想され、シーズン中の昇格も十分見込まれます。特に左腕のRosenbaumはブルペン投手としての昇格もあるでしょうから、大事なスプリングトレーニングになります。

そして最後にもう1人。このスプリングトレーニングの密かな注目株が、Sammy Solis。TJ手術で遅れたこともあってまだAAでさえ投げたことはありませんが、昨年のアリゾナ秋季リーグで好投して評価はうなぎのぼり。12月にはRizzo GMがメジャーのブルペン左腕候補として名を挙げたほど。すでに40人ロースターに入っているので、内容次第では今季中の昇格も夢ではありません。まずは、スプリングトレーニングでしっかりアピールしてほしいところです。

●開幕予想
Strasburg, Gio, Zimmermann, Fister, Roark
残念ながらDetwilerは故障してしまいDLで開幕。センセーショナルな投球を見せたRoarkがローテーションに食い込む。Jordanも好投するがRoarkには及ばず、AAAのローテーションで開幕。

2013/05/07

MiLB(-5/5) Coleが週間MVP

A. J. Coleが5月5日までの週のCarolina League(A+)の週間MVPに選ばれました。開幕から今一つ結果が出ていませんでしたが、3日の試合で6イニングを4安打無四球無失点9奪三振とようやく結果を出し、今回の受賞となりました。防御率はようやく4点を切ったばかりですが、奪三振率、与四球率の数字は、昨季アスレティックス傘下でA級の打者を圧倒したときの数字に近く、内容的には防御率より良いようです。悪循環に陥る前に結果が出て良かった。

◎絶好調 Potomac 先発陣
Coleも一員であるPotomac Nationalsの先発ローテーションはお互いに刺激しあっているのでしょうか、揃って好成績。Robbie Rayは直近の2試合で計2失点、イニング数を上回る奪三振を記録し、シーズン41奪三振はリーグトップ。2日の試合で8回無失点と好投したTaylor Jordanのシーズン防御率1.24 も堂々のリーグトップ。4月21日までの週のTaylor Hillは7試合でわずか5四球という安定感。そして新たに加わったBlake Schwartz(2012年ドラフト組の出世頭)は昇格後2先発して連続無失点登板。
Cole 6G 32.0IP 34K 6BB 3.94/1.25
Ray 6G 34.0IP 41K 16BB 1.85/1.12
Jordan 6G 36.1IP 29K 6BB 1.24/1.02
Hill 7G 36.2IP 24K 5BB 2.21/0.93
Schwartz 2G 11.0IP 11K 2BB 0.00/0.73

◎Pineyroが6回12奪三振の快投
Hagerstown(A)の2人の若い投手も成績を改善。特にIvan Pineyroは4月28日の登板で6回無失点12奪三振という快投。このおかげで奪三振数がイニング数を上回りました。一方で四球はわずか6と若い投手には珍しい制球力を示しています。同じHagerstownのRonald Penaも、与四球の多さが気になりますが、失点は防ぎ、防御率を随分改善しました。
Pineyro 5G 19.2IP 23K 6BB 4.58/1.37
Pena 5G 22.1IP 12K 16BB 4.43/1.70

◎調子に乗れない野手陣
ほろ苦いメジャーデビューからHarrisburg(AA)の戻ったAnthony Rendon。戻ってからは3試合13打席で2安打2四球に対して5三振。同期のBrian Goodwinも直近10試合では打率.200と低調。三振の多さが気になります。Hagerstown (A) のTony Rendaも、直近10試合で2度も3安打の固めうちがあって上昇するのかなと思えば、4打席凡退の日も3度。3人ともなかなか調子が上がってきません。
Rendon 74PA 2HR 16BB 13K .291/.459/.473 0SB
Goodewin 131PA 2HR 11BB 39K .263/.336/.449 5SB
Renda 126PA 0HR 12BB 16K .259/.328/.357 9SB 

◎DL中
Brett Mooneyham, Estarlin Martinez, Matt Skoleの3人はDL入りしたまま特に情報はありません。

◎昇格予備軍
メジャーでの故障者に備えるSyracuse(AAA)の面々では、Jeff Kobernus, Chris Marrero, Eury Perezが開幕からの好調を維持。投手陣では、調整登板を開始したChris Youngが3試合続けてピリッとしないかと思えば、開幕から4試合好投を続けていたDaniel Rosenbaumも3日の試合で5回6失点と打ち込まれています。ブルペン投手では、Erik Davis, J.C. Romero, Fernando Abadの3人が防御率2点前後と結果を残しています。
Kobernus 120PA 1HR 7BB 15K .376/.410/.468 13SB
Marrero 100PA 6HR 6BB 14K .337/.380/.587 0SB
Perez 90PA 1BB 14K 0HR .326/.333/.382 5SB
Young 3G 15.1IP 8K 6BB 7.04/1.89 
Rosenbaum 5G 28.2IP 10K 11BB 2.51/1.29

2013/04/19

MiLB (-4/18) Skole 故障離脱

マイナーリーグも開幕から2週間ほど経ちました。先発投手はだいたい3回ずつ登板。調子のいい選手、悪い選手、そして故障者情報をまとめておきます。

◎最大のニュースはMatt Skoleの故障離脱。開幕2試合目、一塁手として守っていたときに走者と交錯して左ひじを負傷。検査の結果、腱の断裂が判明しいわゆるTJ手術を受けました。投手ではなく投げるほうの腕でないため比較的早期に復帰できるようですが、それでも最短4か月だそうです。今シーズンはほぼ棒に振ることになりました。残念。

◎もう1人心配なのがHagerstown(A) のBrett Mooneyham。4月17日の3試合目の登板で腕の痛みを訴えて途中降板。4回までノーヒット、5回も簡単に1死を取ったところで自らトレーナーを呼んだほどですから、よほど痛かったのでしょう。そのままDL入りとなりました。ここまで3試合でわずか1失点。四球が多いことを別とすれば打者を圧倒し、早期の昇格を期待させていただけに軽傷であることを願っています。
Mooneyham 3G 14.1IP 6H 9BB 0.63/0.91

◎同じHagerstownのIvan Pineyroもその前日の4月16日に1回途中で降板。ボックススコアを見てひやりとしましたが、こちらはライナーの打球がグラブをした方の親指に当たっただけで、骨折などはしておらず、早期に復帰できる見込み。とはいえ、開幕から2試合続けて打ち込まれており、防御率8.31という残念なスタート。Ronald Penaも2試合目に激しく打ち込まれ、数字としては物足りない感じ。
Pineyro 3G 8.2IP 2BB 10K 8.31/1.62
Pena 3G 12.1IP 7BB 7K 6.57/1.86

◎Hagerstown打線では、開幕からTony Rendaが1番セカンド、Estarlin Martinezが3番レフト(ファースト)で使ってもらっていますが、2人とも調子が上がってきません。Rendaはまだ打点や盗塁でそれなりに味を見せていますが、Martinezは三振の急増が気になります。
Renda 59AB .254/.318/.322 5SB
Martinez 55AB .182/.274/.218 17K 4SB

◎Potomac(A+)の高卒投手コンビは明暗が分かれました。期待されたA.J. Coleは、2戦目は良かったものの1戦目と3戦目はともに4失点。ぴりっとしません。それに対して、比較的期待が低かったRobbie Rayは、3試合とも安定した内容で昨年とは見違える結果となっています。
Cole 3G 17.0IP 14K 4BB 4.76/1.24
Ray 3G 17.0IP 16K 6BB 2.12/1.06

◎Harrisburg(AA)の野手2人は開幕直後はともにややスロースタートでしたが、その後調子を上げています。Anthony Rendonは4月14日の試合で4打数4安打(2二塁打)の固め打ち。本塁打も2本。なお、ここまでの14試合のうち、セカンドで2試合、ショートで1試合を守っています。Brian Goodwinは三振の多さが気になりますが、
Rendon 48AB .292/.462/.500 2HR 10RBI
Goodwin 56AB 3double 3triple .268/.349/.429 15K

◎開幕から4月14日までのCarolina League(A+) 週間MVPにJason Martinson遊撃手が選ばれました。9試合で4本塁打11打点.303/.429/.788という立派な数字。昨季の106打点はSkole(104打点)をも上回る組織内最多ながら、既に24歳なのにまだA+にいる、三振が多過ぎるといった理由でプロスペクトとしての期待感は高くありませんが、めげずに頑張っています。15日以降も打ち続けています。

◎Syracuse(AAA)勢では、ルール5ドラフトで返却されてきたJeff Kobernusが週間MVPに選ばれてもいいのにと思うほどの活躍。その他Chris MarreroMicah Owingsが好調。Eury Perezは開幕からヒットを量産していましたが、4月13日の試合でダイビングキャッチを試み腕を故障。軽傷らしいですがDL入り。投手陣ではこちらもルール5返却のDaniel Rosenbaumも2試合続けて好投。ブルペンではJ. C. RomeroFernando AbadErik Davisが安定しています。
Kobernus 41AB .463/.521/.659 6SB
Marrero 39AB .282/.370/.615 3HR 12RBI
Owings 36AB .333/.368/.472 HR 8RBI
Perez 31AB .355/.375/.452 2SB
Rosenbaum 2G 11.0IP 2BB 3K 0.82/0.73
Romero 5.1IP 0BB 5K 0.00/0.94
Abad 5.0IP 0BB 3K 0.00/0.80
Davis 5.0IP 0BB 8K 1.80/0.80

◎その他の目立った選手。
Steven Souza(AA) 27AB .370/.528/.667 2HR 3SB (ただし肩を故障して離脱中)
Ian Krol(AA) 8.0IP 1BB 6K 1.13/0.88
Cutter Dykstra(A+)  43AB .372/.462/.442
Taylor Jordan(A+) 3G 19.0IP 3BB 15K 0.95/0.84
Dixon Anderson(A) 3G 17.2IP 1BB 18K 3.06/0.68
Wander Ramos(A) .350/.480/.650 1HR 10RBI 2SB

2013/03/25

Kobernus, Rosenbaum 返却される

[当初Kobernusの返却だけの記事を23日にアップしましたが、翌24日にRosenbaumも返却されてきたので、全面的に更新しました]

12月のルール5ドラフトで指名されメジャーのスプリングトレーニングで開幕ロースター争いに参加していたJeff Kobernus選手とDaniel Rosenbaum投手が、それぞれタイガースとロッキーズから返却されてきました。

ともにスプリングトレーニング前半は好調で、開幕ロースター入りが現実的に議論されるくらいに頑張っていましたが、残り1週間というタイミングで惜しくもカットされました。

Kobernusは前半の打撃好調に加えて、本職のセカンドだけでなく外野の3ポジションの守備を無難にこなしたことでユーティリティとして高い評価を得ていましたが、次第に打撃が降下。16打数1安打というスランプを経て最終的な成績は50打席で.220/.291/.300。期待された走塁でも2度盗塁を試み2度とも失敗と結果を残せず。カットされる前日の試合でStephen Strasburgからホームランを打ったMatt Tuiasosopoとの競争に敗れました。

Rosenbaumはブルペン左腕として期待され、やはり前半は好投していました。しかし、最後の登板となった17日のジャイアンツ戦、2点リード無死1,2塁から左打者2人と対戦し、シングル、そして逆転3サヨナラ3ラン本塁打を打たれ、一気にフロント・ベンチの信頼を失ったようです。そして24日、ロッキーズがJon Garlandと契約するに際して40人枠を空けるために返却されるに至りました。

2人ともナショナルズのマイナーキャンプに合流。開幕はSyracuse (AAA)で迎えることになりそうです。ナショナルズにとってはマイナーの層が厚くなるので歓迎なのです(特にRosenbaumは貴重なスポットスターター候補)が、どちらかと言えばチャンスを活かして欲しかったなと残念な思いのほうが強いですね。2人とも、ナショナルズでのデビューを目指して頑張れ。

2012/12/11

Fangraphs: 2013 Nationals Top 15 Prospects

3月28日追記。

全体100位リストを見ると、Giolitoの次にA.J. Coleがランクインしているので、組織内4位ということと判断し、リストを更新しました。
++++++++++++++++

各サイトの先陣を切ってFangraphsのMarc Huletがトップ15を発表していました(元記事)。

1. Brian Goodwin, OF
2. Anthony Rendon, 3B
3. Lucas Giolito, RHP
4. A. J. Cole, RHP
5. Matt Skole, 3B
6. Sammy Solis, LHP
7. Jeff Kobernus, 2B
8. Eury Perez, OF
9. Daniel Rosenbaum, LHP
10. Sandy Leon, C
11. Zach Walters, SS
12. Robbie Ray, LHP
13. Destin Hood, OF
14. Nathan Karns, RHP
15. Tony Renda, 2B
16. Brett Mooneyham, LHP

○間の悪いことにルール5ドラフトの翌日。6位にKobernus、8位にRosenbaumが入っていて、なおさらがっかりさせてくれました。この2人を除いて後日改訂するそうです。

○Rendonではなく、Goodwinを1位としたのにはかなり驚きました。Rendonの故障リスクをかなり重く見ている様子。

○Rosenbaumの評価が意外に高く、逆にKarnsの評価が意外に低い。シーズン防御率6.56のRayのほうが2.17のKarnsより上というのはどうなんでしょうか(守備の影響等を除いたFIPでもKarnsの2.27に対してRayは5.00)。年齢差かな(Karns 24歳、Ray 20歳)。

○名前がなくて驚いたのはMatt Purke。肩の故障からの復帰は難しいと見られているのか。他に、Cristian Garcia、Chris Marreroといったメジャー経験者もまだルーキー資格を持っていますが、放置されています。

2012/12/07

ルール5ドラフト

ウィンター・ミーティング最終日。FA、トレードともナショナルズ関連の動きはありませんでした。

恒例のルール5ドラフト。数年前には全体1位を持っていたので「誰を取るか」という関心で見ていましたが、今年は全体30位ですから「誰が取られるか」と心配していました。

結果は予想通りナショナルズは1人も指名せず。逆に4人を失いました。

【MLB フェーズ】
Daniel Rosenbaum, LHP →COL(全体3位)
Jeff Kobernus, 2B →DET(全体7位でBOSが指名し、即座にトレード)

オフの補強状況次第ではあるものの、2人ともAAAでの開幕が予想され、メジャーの選手に故障が重なれば(今季の捕手のような状況)2013年中のメジャーデビューもあるところまで来ていましたので、シーズンを戦うデプスとしてはちょっと痛い。MLBフェーズで選ばれた選手はシーズンを通じてメジャー25人ロースターに入っていられなければ原則として返却されるので、帰ってくる可能性に期待しています(現に昨年の2人は2人とも帰ってきた)。といってもRosenbaumは再建中のロッキーズなので無理してでも残すかもしれませんね。えっ? ロッキーズ!? ロッキーズなんだ・・・。フライボール系投手のRosenbaumにはかなり厳しい試練が待っていそうです。Kobernusはア・リーグ優勝チームのタイガースなので残るのは至難の業でしょう。もし残れたらそれはそれで立派。それにしても、投手プロスペクトは本当にいなくなってしまいました。

【AAA フェーズ】
Jack McGeary, LHP→ BOS
Hector Nelo, RHP→LAD

AAAフェーズの選手の処遇には特に制限はなく、マイナーに配属されることが想定されます。そして返却される可能性はありません。McGearyは私がブログを始めた2008年当時のトッププロスペクトでした。TJ手術があったりしましたが、6シーズンを終えてPotomac(A+)にさえ昇格したことがないと全くの期待はずれ。マサチューセッツ出身なので地元のレッドソックスから指名されて嬉しいんじゃないでしょうか。Neloは25歳の剛速球系ブルペン投手。今季はAAで防御率2点台と結果を残していたので、それなりに評価されているのかと思いましたが、プロテクトしてなかったんですね。

ちなみにAAAフェーズの1位でアストロズがMichael Burgessを指名していました。McGearyと同期の2007年ドラフト1順目で、Tom Gorzelannyとのトレードの中心選手としてカブスに行きましたが、伸び悩んでいた模様。

2012/08/21

MilB(8/13-19) Giolitoプロデビューもヒジの検査へ・・・

今週は週間MVPに選ばれた選手はなし。残り少ないマイナーリーグのシーズン。もう一花咲かせる選手が出てきて欲しいぞ。

今週の最大の話題は、今年のドラフト1順目の高卒ルーキーLucas Gioliteが8月14日にGCLナショナルズでプロデビューしたことでした。2イニングを投げ、最初の5人を討ち取りましたが、2回2死から連打で1点を失いました。そもそも今季は投げないまま終わるのではないかと言われていたので、投げてくれただけでまずは御の字。無理をせず、しっかり体を作りながら調整してくれればOKです。
8/14 Giolite 2.0IP 1ER 2H K

ところが、20日の月曜日になって、ヒジの痛みを訴えて検査を受けるという情報が入ってきました。ヒジにに(潜在的に)故障があることはドラフト時から分かっていたこと。こうなったら、さっさとTJ手術でもなんでもして、リハビリからの復帰を目指してくれるほうがいいと思います。

⇒結局TJ。復帰は1年後。しっかり直してくれればいいです。


+++++++++++++
☆9月昇格に向けて(野手編) [AAA]
9月昇格に向けて大事な時期となっているAAAの選手たち。野手陣では、40人ロースターに入っている選手が軒並み好調を持続。Corey BrownとEury Perezの両外野手はともに打率3割超。Carlos Rivero内野手はやや数字を落としましたが、それでも悪くはない。そしてSandy Leon捕手は限られた出場機会ながら2本塁打を含め素晴らしい成績を残しています。また、一度は6月に復帰したものの、故障していたハムストリングの痛みが戻ってきたために7月再度DL入りしていたChris Marrero が16日の試合から復帰しています。全員というわけにはいかないと思いますが、9月昇格目指して頑張ってください。
Corey Brown 29PA double triple HR .308/.379/.538 2SB
Eury Perez 28PA .320/.393/.320 4SB
Carlos Rivero 22PA double HR .273/.273/.455
Sandy Leon 17PA 2HR .385/.529/.846

☆9月昇格に向けて(投手編) [AAA]
先発投手のうち40人ロースターに入っているJohn LannanとYunesky Mayaがともにまずまずの投球を続けています。Strasburgの後任としてまずはLannanでしょうが、まさかの事態に備えてMayaがブルペン投手として呼ばれるのかな。前週週間MVPに選ばれたZach Dukeも8回を2失点と好投を続けていますが、さすがにメジャーに呼ばれることはないでしょう。15日の試合でスポットスターターとして6回を無失点と好投したJeff Mandelも同様。面白いのは、クローザーを務めているChristian Garcia。今週も3登板を無失点で、2セーブを記録。AAA昇格後23試合、28イニングを投げて、自責点はわずかに1(3失点)で防御率0.32。95マイルを超える速球で押していけるタイプとのこと。40人ロースターには入っていませんが、何か方法はあるでしょう。メジャーで見てみたい。
8/13 Lannan (L) 6.1IP 3ER 3H 4BB 3K 
8/15 Mandel(W) 6.0IP 0ER 2H 1BB 5K
8/16 Duke(W) 8.0IP 2ER 9H 0BB 5K
8/17 Maya (ND) 7.0IP 1ER 6H 1BB 2K
8/18 Lnnan (ND) 6.1IP 2ER 6H 3BB 3K 
Garcia 3G(2SV) 2.2IP 0ER 5H 0BB 2K 

☆Rendonは低調なスタート [AA]
今週火曜日にAAに昇格したと伝えたAnthony Rendon。6試合を終えたところで、3安打、長打なし、打点なし、四球なし、5三振と低調な滑り出しとなっています。40人ロースターに入っているので9月昇格のうわさもありますが、そんなのどうでもいいのでしっかり健康にいい感じでシーズンを終えられるように頑張ってください。また、同じく昨年のドラフト1順目で一足先にAAに昇格していたBrian Goodwinも5試合でヒットわずかに2本と苦しんでいます。AAの野手では、Destin Hoodが今週は結果を残しました。飛躍の年と言われながら、シーズン打率.230台、わずか2本塁打と期待はずれに終わりそうな今季ですが、せめて最後はいい感じで終わって欲しいものです。
Rendon 25PA .125/.160/.125 
Goodwin 20PA .118/.250/.118
Hood 24PA 3double .348/.375/.478


☆Skole はまずまずのスタート [A+]
Rendonの後を追ってA+に昇格したMatthew Skole。こちらは、初戦こそノーヒットでしたが、その後4試合連続安打。長打も3本とまずまずのスタートを切りました。四球がないところがらしくありませんが、落ち着いてくれば追々着いてくるでしょう。この他、A+ではRick HagueとKevin Keyesが好結果を残しました。また、しばらく故障離脱していたSteve Souza Jr. が復帰後早速本塁打を放っています。
Skole 21PA 2double triple .238/.227/.429
Hague 20PA 2double .389/.450/.500
Keyes 26PA 2double 2HR .346/.346/.654

☆Perry 完投, Rosenbaum 2ヶ月ぶりの勝ち星 [AA]
先発転向後、好投を続けているRyan Perry。前週は初の4失点とやや打ち込まれましたが、17日の登板では8安打されながらも1失点完投勝利と見事に立て直しました。そして、Daniel Rosenbaum。開幕以来の好調はどこへやら、6月以降、出れば打たれるを続けていましたが久しぶりに好投。18日の登板で7回を無失点。約2ヶ月ぶりの勝ち星を挙げました。いい感じに戻して、シーズンを終えてくれればと願います。
8/17 Perry(W) 9.0IP 1ER 8H 1BB 2K
8/18 Rosenbaum(W) 7.0IP 0ER 5H 1BB 3K 

☆あれれ? KarnsとMeyer そろって打たれる [A+]
これまでずっと好投を続けてきたNathan KarnsとAlex Meyerの両投手が今週は揃って打ち込まれました。しかも、Karnsは箇所不明ながら故障で予定されていた今週2度目の先発を回避。心配。
8/13 Karns (L) 6.0IP 3ER 6H 2BB 10K
8/17 Meyer (L) 4.0IP 6ER 7H 3BB 3K

☆Taylor Jordanが2試合連続無失点 [A]
Hagerstownの先発投手Taylor Jordan が2試合連続で5回を無失点と好投。2009年ドラフト9順目入団。JC卒なのでまだ23歳。昨季もAで好投し、プロスペクトとしての評価を上げましたが、今季は小さな故障もありSSで開幕し、内容もいまひとつでしたが、徐々によくなってきたようです。いい感じでシーズンを終えてくれるといいなと思います。また、こちらもそこそこ期待されていたものの故障離脱していたWirkin EstevezがDLから復帰し、5回を1失点と好投。
Jordan 2G(2W) 10.0IP 0ER 9H 2BB 9K
Estevez 1G 5.0IP 1ER 2H 3BB 3K    


☆RendaをふくめAuburn打線が好調 [SS]
Tony Renda、Estarlin Martinez、Narciso Mesa、Shawn Pleffner、Craig Manuelという、Auburnの5人の打者がそろって好調。ほとんど長打がないのは残念ですが、Low-Aクラスなら仕方ないのでしょうか。Rendaの打率はまだ.230ちょっと。もう少し上げて、シーズンを終わって欲しい。
Renda 25PA .304/.360.304
Martinez 24PA .409/.458/.409 2SB
Mesa 19PA double .389/.421/.444 3SB
Pleffner 20PA double .368/.400/.421
Manuel 15PA .308/.400/.308

☆その他
Rob Wort 3G(2SV) 4.1IP 0ER 0H 2BB 7K [A+]
Niel Holland 2G 2.0IP 0ER 1H 0BB 0K [A+] 
Adrian Nieto 25PA 3double HR.421/.560/.737 [A]
Khayyan Norfork 27PA 4double HR .375/.444/.667 2SB [A]  
Cutter Dykstra 30PA 2double HR .321/.367/.500 [A]
Ivan Pineyro 1GS 5.0IP 0ER 4H 1BB 3K [SS]
Gilberto Mendez 2G 5.0IP 0ER 1H 0BB 4K [Rk]
Kylin Turnbull 2G 5.0IP 4H 0BB 2K [Rk]
Matt Foat 20PA 2double triple .474/.500/.684 [Rk]
Bryan Lippincott 21PA 3double .500/.571/.667 3SB [Rk]
Diomedes Eusebio 12PA 3double triple .417/.417/.833 [Rk]

2012/07/18

MiLB(7/9-15)

今週は週間MVPに選ばれた選手はありませんでした。なお、AAAとAAはオールスター休みがあり少し試合数が少なくなっています(その影響もあり、AAAで記事にするほどの活躍をした選手はありませんでした)。

目立ったのは投手陣。期待の投手たちが軒並み好投しています(例外はRobbie Ray)。

☆Meyer 6回無失点9奪三振 [A]
Alex Meyerの快進撃が止まりません。今週は6回を投げて4安打無四球無失点、そして9奪三振。シーズン防御率を3.10まで下げ、107奪三振は堂々のリーグトップ。そろそろ昇格でしょう。
7/14 (W) 6.0IP 0ER 4H 0BB 9K 

Karnsの株はどこまで上がる? [A+] 
今季Aで圧倒的な投球を見せ、A+に昇格してからもしっかりと成績を残しているNathan Karns。9日の試合でもまたも好投。球速は95マイル前後を記録している様子。どんどん期待が高まっています。
7/9 (W) 7.0IP 1ER 3H 1BB 5K

☆Ryan Perry の先発転向は成功 [AA]  
先発転向後、好投を続けているRyan Perryが今週も13日の試合で5回を1失点、6つの三振を奪う好投を見せました。とりあえず、ここまでは先発転向が吉と出ています。
7/13 5.0IP 1ER 5H 1BB 6K 

☆Rosenbaum 復調の兆し? [AA]
4月、5月はリーグの打者を圧倒したDaniel Rosenbaumでしたが、6月以降は防御率5点台と絶不調に陥っていました。故障さえ心配しましたが、情報を見ている限り、そういう訳ではないようです。今週はまずまずの投球。これが復調の兆しであってくれればいいのですが。
7/9 (L) 6.0IP 2ER(4R) 6H 3BB 3K 
7/15 (ND) 6.0IP 1ER 9H 1BB 5K

Mooneyham、Benincasa 落ち着いてきたかな [SS] 
12日の試合で2度目の先発となったBrett Mooneyham。今回は3イニングを安定した内容で無失点。順調な滑り出し。前週の初登板で打ち込まれたブルペンのRobert Benincasaは2度の登板で無失点。よしよし。
Brett Mooneyham 1GS 3.0IP 0ER 1H 1BB 2K
Robert Benincasa 2G(1SV) 1.1IP 0ER 2K 

☆打ち続けるHagerstown打線 [A]
相乗効果とでも言うのでしょうか、みんなそろって打ち続けています。特にBrian Goodwinはもういつでも昇格していい水準。
Brian Goodwin 24PA 3double HR .333/.417/.619 
Steven Souza 21PA 2double HR .350/.381/.600
Justin Miller 21PA 2double triple HR 6RBI .353/.476/.765
J.P. Ramirez 13PA .462/.462/.692
Cutter Dykstra 25PA .318.400/.455
Billy Burns 16PA .250/.478/.250

☆Walters好調維持[AA]
Zach Waltersが今週もよく打ちました。長打力も申し分ない数字を続けているので、あとはもう少し四球が増えて、出塁率が上がると多少は期待感が高まるはず。出塁率が課題という点はEury Perezも同様。Jeff Kobernusは打率2割ちょっととやや下降気味。
Zach Walters 23PA 2double HR .391/.391/.609
Eury Perez 20PA .350/.350/.350

☆故障者DL入り情報
Syracuse (AAA) のChris Marrero、Erik Komatsu、それにHagerstown (A) のMatthew SkoleがDL入り。Marreroは痛めていたハムストリングの状態が思わしくないようです。あとの2人はどこが悪いのかいまいち分かりません。Skoleは評価を上げてきた矢先だっただけに残念。3人とも早期の復帰を願います。

☆Tony Rendaは本当に期待はずれかも [SS]
ドラフト2順目のTony Renda内野手がさっぱりです。今週も27打席に立って5安打。長打無し。盗塁こそ6つ決めて目立っていますが、これだけ打てないと・・・。Auburnの野手は軒並み低調。目立ったのは、ドミニカ出身の20歳のEstarlin Martinez三塁手くらい。GCLで打ちまくっていた2012年ドラフト33順目のMike McQuillanが11日の試合から昇格しています。
Tony Renda 23PA .217/.333/.217 6SB
Estarlin Martinez 26PA .417/.462/.500

☆GCLの投手陣はなかなかいい感じ [Rk]
まず先発陣。エラーがらみで点を取られているので失点は多いのですが自責点が少ない。中でもIvan Pineyroにはそこそこ期待しています。
[7/9, 14] Daury Vasquez 2GS 9.0IP 1ER(7R) 11H 4BB 3K
[7/10] Adalberto Mieses 1GS 5.0IP 0ER 3H 3K 
[7/12] Will Hudgins 4.0IP 0ER(4R) 5H 1BB 1K 
[7/13] Ivan Pineyro 5.0IP 0ER 1H 2BB 5K
ブルペンでもLeonard Hollins、Michael Boyden、Casey Selsor、Mike Mudron、Gilberto Mendez、Joel Barrientos、Kevin Dicharryと好投する投手が乱立しています。まあ、この中で何人が大成するかは分かりませんが。

☆その他
J. P. Ramirez 13PA .462/.462/.692 2SB [A+]
Neil Holland 2G(1SV) 3.2IP 0ER 3H BB 3K [A+] 
Aaron Barrett 2G(2SV) 1.1IP 0ER 2H 1K [A]
Gregory Holt 1G 3.0IP 0ER 1BB 4K [A] 
Nicholas Lee 1GS 6.0IP 0ER 1H 2BB 3K [SS] 
Jean Carlos Valdez 23PA .381/.435/.429 [Rk]
Narciso Mesa 15PA .400/.400/.600 [Rk]

2012/07/06

MiLB(AAオールスター選出)

(7月6日追記)
クローザーのHector Neloが追加で選出されました。そこまで期待感はありませんが、今季のここまでの活躍(10SV 33.1IP 45K 1.62/1.08)からすれば納得です。元々は2007年ドラフトでレンジャーズに入団したものの芽が出ず、ナショナルズ傘下に来た昨季から成績が向上。既に25歳。

RHP Hector Nelo 

+++++++++
(7月1日オリジナル)

AA、Eastern Leagueのオールスターが発表となり、Harrisburg SenatorsからはDaniel RosenbaumJeff KobernusEury PerezKevin PucetasChris Rahlの5選手が選ばれました。5人はリーグ最多タイと嬉しい結果です。

RHP Daniel Rosenbaum 
2B Jeff Kobernus 
OF Eury Perez 
RHP Kevin Pucetas 
OF Chris Rahl

Rosenbaum、Kobernus、Perezの3人は期待のプロスペクト。多少の波はありつつも開幕から好成績を残して選出されました。今後の飛躍を期待しています。(Rosenbaumは直近の3試合で14回1/3で17失点と激しく打ち込まれており、故障を心配していますが)

Pucetas とRahlの2人は毎週のMiLBの記事では報告してこなかったベテラン選手で、あまり期待感もありませんがいちおう紹介。

Pucetasは27歳の右腕。元々2006年ドラフト17順目でサンフランシスコ・ジャイアンツに入団。2009年にはAAAまで昇格したものの結果が残せず、ロイヤルズへのトレードを経てマイナーFAとなり、この春ナショナルズと契約。昨季までは先発が中心でしたが、今季は開幕からブルペンで、14試合で防御率1.50と好成績。先発に戻された後も3.69とまずまずの成績(と思ったら、今日6月30日に5回12安打6失点と打ち込まれて先発としての防御率は4.66まで落ちてしまいました)。

Pahlは28歳とさらに高齢の外野手。2005年のドラフト5順目でDバックスに入団。まずまずの打率を残し、盗塁もそれなりに記録しますが、もう1つパンチが足りず。2010年にAAAまで昇格し、やはりそこそこの結果を残したもののメジャー昇格は果たせず。そのオフに放出され、ナショナルズに来ました。今季は.300/.343/.474(6月30日現在)とそれなりに好成績ですが、年が年だけにほとんど期待はしていません。

2012/06/11

MiLB(6/4-10)

また週間MVPに選ばれた選手はありませんでした。Hagerstwon打線が相変わらず好調なのを除くと、いまひとつパッとしません。Chris Marreroがリハビリ出場で順調に成績を残しているのは嬉しいニュースです。

☆Marrero順調にリハビリ中 [A, A+]
昨年11月にドミニカ冬季リーグの試合でハムストリングを断裂の大怪我を負ったChris Marreroが実戦復帰。AとA+で6試合に出場し、順当に結果を残しています。当初のスケジュールより1か月くらい早いようで嬉しいのですが、くれぐれも無理はしないで。
18PA .412/.474/.706 2double 1HR 4RBI

☆Meyer と Rayはいい感じ [A, A+]
次第に調子を上げてきたAlex MeyerとRobbie Rayは今週もいい感じの投球。Meyerはシーズン防御率を3.64まで下げ、イニング数を上回る奪三振を記録しています(今週はわずか1奪三振でしたが)。Rayはまだシーズン防御率は4.58ですが、最初の3登板が11.25/2.08だったのに対して、その後の4試合は1.42/0.99、計25.1イニングで25奪三振と素晴らしい投球です。この調子を続けて欲しい。
Alex Meyer (W) 6.0IP 2ER(3R) 4H 2BB 1K [A]
Robbie Ray (W) 5.0IP 1ER 3H 4BB 6K [A+]

☆Purkeはまだまだ [A] 
はっきりいってまだ期待外れの数字が続いています。ランナーを置いての投球、特にコントロールが大きな課題のようです。奪三振はそれなりに多いし、投球イニングも伸びてきているので、ちょっとずつ良くなっていると思いましょう。とはいえ、大卒でメジャー契約している投手がLow-Aでこの成績では困ります・・。
6/5 (ND) 4.2IP 2ER 5H 3BB 8K
6/10 (L) 5.2IP 3ER(4R) 3H 4BB 5K

☆Goodwin エンジンかかってきた [A]
Brian Goodwinのエンジンがいよいよかかってきました。三振が多いことは気になりますが、この打率、出塁率は期待感を持たせてくれます。先週とは逆にMatthew Skoleが好調でJason Martinsonがやや低調でした。Billy Burns、Steven Souzaは好調持続。なお、オールスターに選ばれたAdrina NietoはDL入りしています。
Brian Goodwin 29PA .346/.414/.423 9K 3SB
Mattew Skole 22PA .294/.455/.529
Billy Burns 23PA .350./435/.350 5SB
Steven Souza 26PA .292/.346/.500
Jason Martinson 27PA .217/.333/.348

☆Brown、Komatsu 頑張ってます[AAA]
Corey Brownは打率こそやや低いものの1二塁打、4本塁打と長打のあるところを見せています。Erik Komatsuはレギュラーとして起用されていませんが、出ればしっかり結果を残しています。四球が多いのも評価できるところ。
Brown 33PA .226/.273/.645 4HR 8RBI 
Komatsu 17PA .357/.471/.571 1HR

☆Rosenbaum 2敗目[AA]
7日の試合で登板したDaniel Rosenbaum。7回自責点3と悪くはありませんでしたが、2敗目を喫しました。それでもシーズン防御率は依然1.93です。
6/7 (L) 7.0IP 3ER(4R) 8H 0BB 7K

☆Eury Perezもやや失速 [AA]
AAでただ1人の見るべき打者となってしまっているEury Perezも今週はパッとせず。AAの野手は本当につまらない。
25PA .280/.280/.360

☆Potomac 打線絶不調 [A+]
6月6日の試合でDavid Freitasが6打数5安打(全てシングル)の固め打ちを記録した以外は、実に低調なPotomac打線。そのFreitasも週間打撃成績は.286/.348/.286。後は目も当てられません。Rick Hagueなんて、どこか故障しているのではないでしょうか。
David Freitas 23PA .286/.348/.286
Michael Taylor 31PA .185/.290/.296
Rick Hague 28PA .107/.107/.143

☆投手陣の異動まとめ
[AAAへ]
・AAで11試合に先発して可もなく不可もなしの成績(4.66/1.42)を残していてたJeff Mandelが昇格。6月6日の試合で5回を無失点(1安打無四球5奪三振)と好スタート。ん?Daniel Rosenbaumより先なの?
・AAでブルペン投手として好成績(20イニングで28奪三振、1.35/0/95)だったChristian Garciaも昇格。
[AAへ]
・AAAで開幕したものの不調だったRafael MartinがAAに降格。Cory VanAllenも同様。
・フロリダのキャンプ地で調整していたZechry Zinicolaが合流。
・A+でブルペン投手としてまずまずの成績(22イニングで34奪三振、3.68/1.05)だったCameron Selikが昇格。ただし、すぐに背中を痛めてDL入り。
[A+へ]
・Aで5先発を含む11試合で好投(計44.1イニングで61奪三振、2.03/0.99)していたNathan Karnsが昇格。が、2先発続けて打ち込まれました。

☆今週のLannan [AAA]
5日の試合では1失点完投勝利。10日の試合では5回5失点。良かったり悪かったり。シーズン防御率は5.27となっています。
6/5 (W) 9.0IP 1ER 4H 1BB 6K
6/10 (L) 5.0IP 5ER 9H 0BB 3K

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Pat Lehman 2G 3.0IP 0ER 3H 1K [AAA]
Rob Wort 3G 4.0IP 0ER 2H 1BB 9K [A+] 
Justin Bloxom 36PA .323/417/.742 4HR [A+]
Trevor Holder 2GS 11.0IP 2ER 9H 7BB 9K [A+]

2012/05/30

MiLB 5/21-27 Brown(AAA)週間MVP

メジャーに昇格したのでそこで記録は止まりましたが、Corey Brownが今週だけで4試合連続、先週から5試合連続のホームランを記録。強烈な数字を残し、わずか4試合の出場ながらも堂々とInternational League(AAA)の週間MVPに選ばれました。

Corey Brown 19PA 2triple 4HR 10RBI  .474/.474/1.316


☆ Ray、Meyerが好投 [A+, A]
22日にRobbie Ray(A+)、23日にAlex Meyer(A)がそれぞれ今季ベストと言える内容。2人ともそろそろエンジンがかかってきたと思いたいところです。Rayは今季最少失点で最多奪三振。Meyerは被安打わずかに1という快投。奪三振に対して四球が少ない傾向が続いており、期待感が高まってきました。
Robbie Ray 5/22 (ND) 5.2IP 1ER 5H 2BB 8K 
Alex Meyer 5/23 (ND) 5.0IP 1ER 1H 2BB 8K 

☆Hagerstown打線 引き続き活況 [A]
引き続きHagerstownの主軸打者が活躍。復帰2週目となったBrian Goodwinも土、日にそれぞれ2本ずつヒットを打つなど、次第に調子を上げてきました。 Matthew Skoleは週間MVPに選ばれてもいいくらいの好成績でした。Jason Martinsonとともにしっかり四球を選べているところも高く評価されます。
Brian Goodwin 29PA 3double triple .250/.379/.458
Matthew Skole 37PA 3double 2HR .400/.514/.700
Jason Martinson 39PA 2double triple .303/.410/.485
Steven Souza 33PA double triple .323/.364/.419 

☆Kobernus, Hood故障離脱 [AA]
Harrisburgで注目していたプロスペクト3人のうち、Jeff Kobernus内野手とDestin Hood外野手がそろって故障し、今週途中から欠場となりました。Kobernusは親指、Hoodは腕を痛めているようです。最近数字を落としていたので、やっぱりという感じです。しっかり直して下さい。

☆Perezはまずまず[AA]
ただ1人残されたEury Perezはまずまず。相変わらず四球は少ないまま、長打力もありませんが、ヒットはしっかり出ており、盗塁も決めています。
28PA .321/.345/.321 4SB

☆Rosenbaum ちょっと打たれる [AA]
開幕から快投を続けているDaniel Rosenbaumですが、今週はちょっと打たれました。勝ち星こそつきましたが(シーズン6勝目)、6回を投げきることなく3失点降板。珍しい。
5/23 (W) 5.2IP 3ER 7H 3BB 4K 

☆J. P. RamirezがA+に昇格
Aで35試合に出場し、.285/.336/.385の数字を残したJ. P. Ramirez外野手がA+に昇格。2008年高卒入団なので、まだ22歳といちおうの期待感はあります。A+には昨季も挑戦しましたが、85試合で打率.223と苦戦。再挑戦となる今回、まずは15打数で5安打とまずまずの滑り出し。他のA+の野手は低調でした。
J.P. Ramirez 15PA .333/.333/.333
Rick Hague 23PA .190/.261/.190
David Freitas 15PA .182/.400/.273
Michael Taylor 24PA .217/.250/.348 9K 

☆Lannanはダメですね
王建民も昇格してしまい1人取り残されたJohn Lannanですが、25日の登板でも結果を残せませんでした。これではトレードも成立しません。
5/25 (L) 5.0IP 5ER 7H 0BB 3K 

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Taylor Hill 1GS (W) 6.1IP 0ER 3H 2BB 7K [A]
Kylin Turnbull 1GS (W) 6.0IP 1ER 5H 0BB 5K [A]
Nathan Karns 1GS (W) 7.0IP 1ER 1H 1BB 10K [A]

2012/05/23

MiLB 5/14-20

今週も週間MVPに選ばれませんでした。まだ1人だけ。Anthony Rendonは今季絶望との見通しを本人が口にしていましたし・・・。嬉しいニュースは18日の試合からBrian Goodwinが復帰したことくらい。パッとしません。

☆RosenbaumにはまだAAが必要なのか? [AA]
今週は1先発で7回無失点。リーグトップのシーズン防御率を0.62とさらに下げました。まだAAに置いている理由は何かあるのでしょうか?
7.0IP 0ER 4H 2BB 4K  

☆Brown パワー開眼[AAA]
Syracuseで1番センターとして出場を続けているCorey Brownが一週間で3本塁打、3二塁打を放つ活躍。長打力もあるところを示しています。メジャーに上げてもいいと思うのですが(Xavier Nadyより期待できる)。
32PA .321/.406/.750 3HR 8R 6RBI

☆Goodwin 実戦復帰 [A]
好スタートを切りながら4月9日の試合の走塁で足を痛めてDL入りしていた昨年のドラフト1順目のBrian Goodwinが、18日の試合から1番センターで復帰。3試合連続で出塁。既に面白い打者が目白押しのHagerstown 打線ですが、ますます面白くなってきました。
Brian Goodwin 12PA .181/.250/.273

☆再び活況のHagerstown打線 [A]
20日の試合はオリオールズ傘下のスーパープロスペクトDylan Bundyの前に5回1安打に封じられましたが、全体的に再び元気を取り戻してきたHagerstown打線。Matt Skoleは15日の試合で4打数4安打1二塁打2本塁打5打点と大爆発。Steven Souzaも15日、16日と2試合連続本塁打もあり、わずか14打席で9打点の荒稼ぎ。
Matt Skole 30PA .318/.500/.682 2HR 7RBI 
Jason Martinson 33PA .269/.424/.385 8R 4SB 
Steven Souza 14PA .429/.429/1.000 2HR 9RBI 
Caleb Ramsey 18PA .471/.500/.765

☆TaylorとFreitasが復活 [A+]
Michael TaylorとDavid Freitasのバットがあっさり復活しました。2010年ドラフト32順目入団のRandolph Oduber外野手も4試合連続マルチ安打、2本塁打と大当たり。Rick Hagueは今週も低調でした。
Michael Taylor 24PA .318/.375.409 4SB
David Freitas 19PA .375/.474/.438 6RBI 
Randolph Oduber 23PA .435/.435/.783 2HR


☆Demny 2試合連続で好投 [AA]
Harrisburgで今週2試合に先発したPaul Demnyがいずれも好投しました。2008年ドラフト6順目で既にマイナーリーグも5年目ですが、まだ22歳。過去3年間、着実にステップアップを果たし、今季はAAに初挑戦。球速はコンスタントに90マイルを超え、昨季は96マイルを記録するほど体が強くなっているようです。奪三振率が高くないので、どこまで期待していいのか分りませんが、一定の期待感はあります。
5/15 (ND) 6.0IP 1ER(2R) 2H 1BB 4K
5/20 (W) 8.0IP 0ER 2H 3BB 4K

☆Eury Perez ヒットは出始めました [AA]
打撃不振で先発メンバーからも外されていたEury Perezでしたが、今週は復調。16日の試合では2本の二塁打を含む4安打の固め打ち。四球を選べれば言うことはないんだけど。Jeff KobernusとDestin Hoodの2人は相変わらず落ち込んだままです。
Eury Perez 22PA .409/409/.500 3SB

☆Ray、Meyerは期待に応えてくれません [A+、A]
投手プロスペクトとして期待しているRobbie RayとAlex Meyerの2人ですが、相変わらずピリッとしません。Ray は16日の登板で味方の援護もあってようやく初勝利を記録しましたが、内容はうむむ。
Robbie Ray (W) 6.0IP 4ER 7H 0BB 0K [A+]
Alex Meyer 5.0IP 4ER 7H 3BB 6K [A]

☆王、Lannanもダメですね [AAA]
王建民が14日と19日に2度登板しましたが、いずれも4失点。その後メジャー復帰となりましたが、先発ローテに入れたくなるような成績ではありませんね。それでも16日に登板したJohn Lannanよりはましだったりします。
王建民 2GS 13.2IP 8ER 18H 4BB 7K 
John Lannan 1GS 6.0IP 6ER 11H 4BB 1K 

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Rob Wort 2G 5.0IP 0ER 2H 1BB 6K [A+]
Pat Lehman 3G 3.1IP 0ER 2H 0BB 1K [AAA] 昇格後初戦で打たれた後、6登板連続無失点中。
Yunesky Maya 2GS 13.2IP 2ER 9H 4BB 6K [AAA] 信じていいのか?

2012/05/14

MiLB (5/7-13)


今週も週間MVPに選ばれた選手はいませんでした。というか全体にパッとしませんでした。特に打線は湿り気味。フロリダにてリハビリ中であと1週間程度で復帰できそうというニュースが入ってきたBrian Goodwinと、やはりフロリダで調整中のMatt Purkeの出場が待ち遠しいです。

☆Rosenbaumの昇格はまだ?[AA]
Daniel Rosenbaumが今週は1試合に登板して6回を無失点。シーズン成績でも7試合で5勝無敗。防御率0.71、WHIP0.71はいずれもリーグトップ。昇格はまだですか?
5/11 (W5-0) 6.0IP 0ER 4H 1BB 6K 

☆Brownもメジャー狙ってます[AAA]
ともにAAAで開幕したBryce HarperとTyler Mooreが早々にメジャーに昇格してしまい、置いてけぼりをくっているCorey Brown外野手。やや出遅れた感がありましたが、ようやく調子を上げてきました。リードオフとして8四球、9得点は大いに評価できる数字。外野手不足のナショナルズですから、きっとチャンスが巡ってくるでしょう。
30PA 4double 1HR 9R 4RBI 8BB 3K .364/.533/.682 0SB

☆Syracuse先発投手陣が安定[AAA] 
John Lannan、リハビリ登板の王建民を含め、先発ローテーション投手が軒並み好投。全7先発を合計した防御率は1.72。メジャーの先発ローテーションにも負けていません。
5/8 (G1) Zach Duke (W) 7.0IP 2ER 3H 1BB 5K 
5/8 (G2) Mitch Atkins (L) 5.0IP 2ER 4H 2BB 4K 
5/9 王建民 (W) 7.0IP 2ER 8H 1BB 1K
5/10 Yunesky Maya (W) 7.0IP 0ER(1R) 7H 1BB 4K
5/11 John Lannan (W) 8.0IP 2ER 8H 2BB 4K
5/12 Tanner Roark (W) 6.0IP 0ER 4H 1BB 6K 
5/13 Zach Duke (W) 7.0IP 1ER(2R) 6H 0BB 3K 
王はメジャー復帰への準備万端という感じですが、メジャーの先発5人が安定していることもあり、少なくともあと1,2度はマイナーで投げさせるようです。

☆Sandy Leonメジャー昇格[AA]
Wilson Ramonsの故障離脱に伴いSandy LeonがAAから飛び級でメジャー昇格を果たしました。守備の人と思われていましたが、今季は開幕からバットも好調(98打席で.319/.356/.457)。今週も4試合で6本のヒットを打ち、昇格に花を添えました。Harrisburg野手陣でプロスペクトとして期待しているEury Perez、Jeff Kobernus、Destin Hoodの3人は引き続き調子が上がりません。
Sandy Leon 12PA 3double 4RBI K .500/.500/.750 

☆打てないP-Nats打線[A+]
Rick Hague(.150/.261/.150)、David Freitas(.071/.176/.071)、Michael Taylor(.111/.273/.167)と期待の打者たちがそろって不振。こうなれば当然ですがチームも1勝5敗と大きく負け越し。

Hagerstown打線も下降線[A] 
Matt Skole(.200/.368/.467、1打点)とJason Martinson(.200/.200/.400)の2人は本格的に減速。2週間調子の良かったSteven Suozaは5月6日の試合を最後に故障(詳細不明)で欠場とパッとしない打線となってしまったHagerstwon。頑張ってくれたのはJ. P. RamirezとCutter Dykstraくらいです。
J. P. Ramirez 21PA .381/.381/.571
Cutter Dykstra 23PA .364/.391/.409 2SB


☆Meyerはまずまず[A] 
Alex Meyer投手。悪くもないが良くもない。なかなか波に乗れません。
5/11(ND) 6.0IP 3ER 8H 2BB 5K


☆Ray は滅多打ち[A+]
今季2試合目の登板となったRobbie Ray。今回は2回持たずに滅多打ちに遭いました。これだけ打たれると自信喪失しそうで心配です。
5/9(L) 1.2IP 6ER 7H 3BB 1K


☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Rob Wort 1G 2.0IP 0ER 1H 1BB 5K [A+] 今季11試合16.1回を投げて29奪三振
Cameron Selik 2G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 4K [A+]

2012/05/09

MiLB (4/30-5/6)

週間MVPに選ばれた選手はいませんでした。Daniel Rosenbaumは選ばれても良い好成績でしたが。それにしてもHarperとMooreが昇格してしまったことで、途端にナショナルズ傘下のマイナーリーグの魅力が下がってしまいました。Brian Goodwinはまだ戻ってこないのかなあ(全く情報がありません)。

☆Rosenbaumそろそろ昇格時では[AA]
Daniel Rosenbaumの勢いが止まりません。今週は2試合に登板して計16回を1失点、1四球だけと上々の内容。シーズン成績でも6試合に登板して、防御率0.81、WHIP0.69、27奪三振に対して四球はわずかに3つ。AAはもう卒業でいいんじゃないでしょうか。
4/30(ND) 7.0IP 0ER 6H 0BB 5K
5/5(W) 9.0IP 1ER 5H 1BB 4K

☆Gioのおまけと言わせない[AA]
同じHarrisburgで、Rosenbaumの翌日に先発したRobert Gilliam投手がこちらも2試合に登板して計13イニングを自責点1(失点2)。許したランナーは14人とやや多めでしたが、イニング数を上回る15の三振を奪っています。オフのGio Gonzalezのトレードでオークランドから来た投手。「おまけ」というくらいの印象しかなく、意外と言っては失礼ですが、頑張っています。
5/1(ND) 7.0IP 1ER 3H 3BB 9K 
5/6(ND) 6.0IP 0ER(1R) 5H 3BB 6K 

☆Meyer やっと好投[A] 
ドラフト1順目組でただ1人故障せずにプレーしているAlex Meyer投手。開幕からここまでキラリと光るものは垣間見せつつ、なかなか結果が伴いませんでしたが、5日の試合で今季(プロ入り)ベストの結果を出しました。波に乗れるでしょうか。
5/5(W) 7.0IP 1ER 4H 3BB 6K 

☆Hagueが1年ぶりの実戦復帰[A+]
2010年ドラフト3順目入団の遊撃手。ドラフト後早めに契約を結んでルーキーリーグ、Low A結果を残し、昨季はA+で開幕を迎えると4試合で2本の二塁打と本塁打を打つ好スタート。期待感がぐっと高まったところで悲劇が襲いました。本塁ヘッドスライディングでシーズン終了となる肩の故障。手術、リハビリを経て、ようやくの実戦復帰。復帰戦で2安打を放つなど、まずは順調なスタートを切りました。
28PA 1double 3RBI 1BB 9K .333/.345/.370 0SB


☆顔ぶれは代わっても面白いHagerstown野手陣[A] 
先週好調だったCutter Dykstraは急失速、主軸を打っているMatt Skole(.200/.429/.350)とJason Martinson(.273/.385/.455)もまずまずといったところですが、先週から登場したSteven Souzaが3試合連発の4本塁打と大活躍。他にも、2008年高卒入団で昨季の不振で評価を下げたもののそれまではプロスペクトだった22歳のJ. P. Ramirez、昨年のドラフト32順目と下位入団ながら、開幕から全試合出塁記録継続中のBilly Burnsも今週、目立つ成績を残しました。次から次へと面白い選手が出てきてくれます。
Steven Souza 20PA .350/.350/1.000 4HR 8RBI 
J. P. Ramirez 25PA .480/.480/.600
Billy Burns 25PA .381/.480/.524 4SB


☆Harrisburg野手陣そろって不調[AA]
開幕直後はなかなか好調だったEury Perez、Jeff Kobernus、Destin Hoodの3人が、そろって調子を落としています。Kobernusは盗塁数、Hoodは四球数と評価できる面もあるのですが、先週から続くPerezの不振は、0四球、長打も二塁打1本のみとかなり深刻です。
Eury Perez 30PA .200/.200/.233
Jeff Kobernus 31PA .267/.290/.300 4SB
Destin Hood 28PA .174/.321/.261


☆Ray が初登板[A+]
主にイニング数調整のため開幕を遅らせてフロリダでトレーニングしてきたRobbie Rayが今季初登板。高卒1年目の昨季はAで好投し、期待の高まっている先発左腕。初登板の結果は残念でしたが、これからも注目です。
5/3(ND) 4.1IP 5ER 7H 1BB 5K


☆Lannan [AAA] と王 [A]
Lannanが2度登板。1度は良かったが1度は良くありませんでした。ピリッとしません。
4/30(W) 7.0IP 1ER 4H 1BB 6K
5/6(L) 5.0IP 6ER 7H 2BB 2K 
王建民の2度目の登板はA相手。順調そのもの。次回はAAAで投げることが決まっており、その後メジャー復帰と言われています。
6.0IP 1ER(2R) 3H 1BB 7K


☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
David Freitas 21PA .450/.476/.550 [A+]
Michael Taylor .304/.304/.521 [A+]
Carlos Rivero .333/.385/.458 [AAA]
Caleb Ramsey .318/.375/.637 2HR [A]
Nathan Karns 2G(1SV) 6.0IP 0ER 1H 3BB 14K [A]
Cameron Selik 2G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 1BB 7K [A+]

2012/04/30

MiLB (4/23-29)

週間MVPに選ばれた選手はいませんでしたが、Hagerstown(A)の野手陣の好調ぶりが目立った1週間。プロスペクト枯渇気味の投手陣にも少し希望が見えてきました。

☆Harper、Moore、Perryがメジャー昇格 [AAA→MAJOR]
既に記事にしたとおり、Bryce Harper、Tyler Moore、Ryan Perryがメジャー昇格。なお、今週の成績は、Harperは3試合で8打数3安打3四球、Mooreは5試合で15打数4安打1本塁打3四球、Perryは2試合各1イニングを無失点。この結果、Syracuseのロースターで注目の野手プロスペクトはCorey Brownくらいになってしまいました。

☆4/25 24安打24得点の猛攻 [A]
25日の試合でHagerstown Suns (A)打線が大爆発(BOX)。DLから復帰初戦となったSteven Souzaが1人で9打点。Jason Martinsonも5打点。Matt Skoleは5四球を選んで6度も出塁しました。
Steven Souza 4/6 triple HR(1) 3R 9RBI BB 
Jason Martinson 3/6 double 3R 5RBI BB K
Matt Skole 1/3 4R 2RBI 5BB
開幕から絶好調だったMartinson(.208/.367/.292)、Skole(.200/.448/.350)のバットはやや落ち着いてきた感がありますが、Skoleは今週も8打点を記録。シーズン30打点は堂々リーグトップです。

☆Dykstra がロケットスタート [A]
先週19日の試合からHagerstwon(A)に合流したCutter Dykstraが打ちまくっています。出場した8試合全てで安打、しかも1試合を除いてマルチ安打を記録しています。昨季開幕直前にNyjer Morganとのトレードで来た選手。ブリューワーズの2008年ドラフト2順目というそれなりのプロスペクトでしたが、昨季A+で結果を残せなかったこともあり、あまり期待感は高くなく、むしろ元メジャーリーガーのLenny Dykstraの息子であることや、オフに女優と付き合っていることがタブロイドに出たりといった話題ばかりが先行していましたが、グラウンドでも結果を残しました。
29PA 2double 4R 5RBI 4BB 2K .440/.517/.520 1SB

☆その他のHagerstownの好調な打者 [A]
Adrian Nieto .400/.400/.467 
Bryce Ortega  .583/.643/.583 (14PA) なかなか出場機会が与えられません。
Caleb Ramsey .320/.414/.400
Steven Souza .269/.367/.577 10RBI 

☆Meyerはまずまずの2試合 [A]
Alex Meyerが今週は24日と29日に2度先発。いずれも2失点。イニング数を上回る奪三振は好印象ですが、許す走者も多い。まあ、少しずつ良くなってきていると思いましょう。
4/25 4.0IP 2ER 2H 4BB 6K 
4/29 5.2IP 2ER 7H 2BB 8K

☆Dupra が2連勝 [A]
2012年ドラフト7順目のBrian Dupra投手がMeyerの後を受けて投げた25日の試合と、先発した28日の試合で好投し、いずれも勝ち投手となりました。奪三振率が高くないので、どこまで期待していいのか分りませんが。
4/25 3.0IP 0ER 1H 0BB 2K
4/28 5.0IP 1ER 3H 2BB 2K

☆LehmanがAAAに昇格 [AA→AAA]
昨季の好成績で評価を上げたブルペン投手のPat Lehman。抜擢されたアリゾナ秋季リーグで滅多打ちに遭ったので故障かと心配しましたが、今季は開幕からAAでクローザーとして起用されると4度のセーブ機会を全て成功。26日の試合で1イニング無失点を記録した後AAAへ昇格。
8G (4SV) 7.2IP 1ER 2BB 9K 1.17/0.78 (2012 season for AA)

☆Waltersが開幕も・・・ [A+]
こちらも昨年のアリゾナ組、フロリダで調整していたZach Waltersが23日からPotomac(A+)に合流。が、29打席でわずか4安打(全てシングル)、1四球、11三振と大きく出遅れました。
29PA 4H 1BB 11K 1.43/1.67/.143 

☆ Swynenbergが完投 [A+]
29日の試合でMatt Swynenberg投手が3安打1四球1失点の完投勝利。今週は23日の登板でも6回途中まで投げて自責点0(失点2)と好投を続けています。ただ、2009年のドラフト28順目で、これまでそれほどの成績を残していないこと、今週の投球にしても奪三振が多くないことから、そんなに期待感は高くありません。
2GS 14.1IP 1ER(3R) 12H 1BB 5K


☆Lannan [AAA] と王 [A+]
25日にLannanが登板。結果的に勝ち投手になりましたが、7回を投げて5失点とピリッとしませんでした。
7.0IP 4ER(5R) 8H 4BB 3K 
一方、28日にPotomac(A+)で王建民が最初のリハビリ登板。こちらは順調な仕上がりを見せています。
4.0IP 1ER 4H 0BB 3K

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Daniel Rosenbaum 1GS 7.0IP 0ER 3H 2BB 2K [AA] 
Sandy Leon .375/.444/.500 [AA]
Randolph Oduber .318/.400/.455 [A+]
Michael Taylor .273/.385/.455 [A+]
Kylin Turnbull 1GS 5.0IP 1ER 5H 0BB 3K [A]
Taylor Hill 1GS 5.0IP 1ER(2R) 5H 0BB 0K [A]

2012/04/24

MiLB (4/16-22) Rosenbaum(AA)週間MVP

Daniel Rosenbaum投手がEastern League(AA)の週間MVPに選ばれました。この前の記事でも書いたように開幕から2試合好投していましたが、今週は4月18日の試合で1失点(自責点0)の完投勝利(BOX)。9奪三振もさることながら、特筆すべきは無四球という点。開幕から3試合、21.2イニングを投げて1つも四球を出していません。素晴らしい。投手プロスペクトが少ないチーム事情から言っても期待感が高まっています。

Daniel Rosenbaum  4/18: 9.0IP 0ER(R) 4H 0BB 9K 

☆Harperようやく1号本塁打[AAA]
22日の試合でBryce Harperがようやくの1号本塁打を放ちました。三振は相変わらず多いものの、四球も少し増え、やや上向いてきたかもしれません。
27PA 1double 1HR 2R 1RBI 4BB 6K .261/.370.435 0SB
`
☆Skole 絶好調[A]
先週も好調だった2011年のドラフト5順目のMatt Skoleが今週はさらに絶好調。全5試合で安打を放ち、20日の試合では4打数4安打2二塁打1本塁打と大爆発。リーグの週間MVPに選ばれなかったのが不思議なほどの数字です。
23PA 2double 2HR 6R 7RBI 5BB 1K .500/.609/.944 1SB

☆Kobernus好調維持、Hood お目覚め[AA]
好スタートを切ったJeff KobernusとEury Perezの2人でしたが、今週は明暗が分かれました。引き続き好調のKobernusに対してPerezは打率1割を切るほどの不振ぶり。故障を心配するほどです。また、最初の10試合を打率1割そこそこで開幕し、やや心配していたDestin Hoodでしたが、今週は3試合でマルチ安打を記録するなどしっかり目覚めました。盗塁も伸ばしており、元気にプレーしている様子です。
Kobernus 28PA 3double 6R 1RBI 2BB 3K .346/.393/.462 4SB
Hood 27PA 2double 5R 1RBI 4BB 3K .435/.519/.522 2SB

☆Meyerの3試合目はまずまず[A]
3試合目の先発となった17日の試合は5回を3失点で負け投手になりました。それでもイニング数を超える奪三振と1四球だけでしたから、そんなに悪くはなかったように思います。
4/17: 5.0IP 3ER 4H 1BB 7K 

☆ドミ共出身の新星? [A]
ドミニカ共和国出身の20歳、Wirkin Esteves投手が20日の試合で6回を無四球9奪三振の好投。奪三振率の高さ、与四球の少なさ、ゴロ率の高さで評価を上げてきました(持ち球などについては情報が少なすぎてよく分かりません)。20歳でAは少し早いという感じもありますが、楽しみにしたい投手プロスペクトの1人です。
4/20: 6.0IP 2ER 4H 0BB 9K [A] 

☆Lannan3度目の登板は好投[AAA]
3試合目の先発となった18日の試合では6回を1失点と好投しました。ちょっと落ち着いたかな。
4/18: 6.0IP 1ER 6H 1BB 2K 

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Paul Demny 1GS 6.1IP 1ER 7H 1BB 3K [AA]
Ryan Perry 3G 4.0IP 0.00/1.00 4K [AAA]
Blake Kelso .400/.471/.400 3SB [A+]
Adrian Sanchez  .467/.467/.467 [A+]
Adrian Nieto .353/.389/.706 2HR 7RBI [A]

2012/04/20

MiLB (4/5-4/15)

今年は、マイナーリーグの話題を週単位でフォローしていきたいと思います。基本的に各リーグの週間MVPの期間に合わせて、最初は、開幕から4月15日まで(以下、各選手の成績などはこの間の合計)。リーグ週間MVPに選ばれた選手はいませんでした。

☆Harper やっぱりスロースタート[AAA]
43PA 3double 1triple 0HR 3R 1RBI 2BB 8K .220/.256/.341 1SB
Bryce Harperが予想通りといえば予想通りのスロースタート。10試合全てに先発し、うち8試合でヒットを記録していますが、爆発していません。三振が多く、四球が少ないのも気になるところ。どこでエンジンがかかってくるとは思いますが。センターの守備は無難にこなしているようです。

☆Moore 本塁打量産中[AAA]
43PA 1double 5HR 6R 11RBI 5BB 7K .297/.381/.730 0SB
開幕2試合ノーヒットの後、いきなりTyler Mooreのエンジンが全開となりました。4月12日の2本塁打を含め、リーグトップの5本塁打。過去2シーズン、それぞれA+とAAで31本塁打ずつ放ってきた打棒がAAAでも通用することを、早々に示しました。守備でもファーストに加えてレフトの練習を始め、メジャー昇格に向けて準備が整えられつつあります。

☆Rendon[A+]とGoodwin[A] 故障離脱
Rendon 6PA 1double 1triple 1R 2BB 0K .500/.667/1.250 0SB 
Goodwin 21PA 1double 2HR 5R 8RBI 5BB 3K .375/.524/.813 2SB 
2011年ドラフト1順目の2人の野手。ともに開幕戦から打撃好調でしたが、Anthony Rendonは2試合目で、Brian Goodwinは5試合目でともに故障離脱となってしまいました。Rendonはかかとの骨折で今季中になんとか復帰できれば、といった状況。Goodwinはセンセーショナルなほどのデビューだったので、がっかり度も増しました。軽症でまもなく復帰と言われていますので、楽しみにしましょう。

☆Meyer 両極端な2登板[A]
4/7 5.0IP 0ER 2H 0BB 4K
4/12 0.2IP 5ER 3H 2BB 2K
もう1人の2011年のドラフト1順目Alex Meyer投手が7日の試合で素晴らしいデビュー。これは大物新人が来たかと思わせましたが、12日の試合では1回持たずに5失点で降板。いったいどちらが本当の姿なのでしょうか。もう少し見ていく必要がありそうです。

☆ 4月10日Martinson 2本塁打6打点の大爆発[A]
Martinson 52PA 2HR 2double 1triple 18R 10RBI 13BB 15K .333/.500/.590 6SB
Skole 42PA 1HR 3double 2R 15RBI 6BB 15K .306/.405/.472 0SB
4月10日の試合でJason Martinsonのバットが大爆発しました。5打席立って、2本塁打、1二塁打、3四球で5打席全て生還、6打点。2010年のドラフト5順目入団のショート。初年度となった昨季もSSで結果を残し、今季も開幕から好調。特にこの出塁率は驚異的。2011年のドラフト5順目のサードMatt SkoleとともにHagerstown打線を引っ張っています。

☆Perez-Kobernusコンビ 好発進[AA]
Perez 50PA 1triple 8R 8RBI 3BB 7K .340/.380/.383 3SB
Kobernus 49PA 2double 7R 4RBI 1BB 7K .375/.388/.417 7SB
Harrisburg Senatorsの1-2番コンビの2人が好発進。Eury Perezはメジャーのスプリングトレーニングで示した能力をここでも発揮。昨季は極めて少なかった四球も選び始めました。Kobernusは打撃とともにその盗塁能力も注目されます(失敗は1つだけ)。

☆Rosenbaum ブレイクの気配 [AA]
4/8 6.0IP 1ER 4H 1K
4/13 6.2IP 2ER(3R) 6H 6K
2009年のプロ入り以来ずっと好成績を残していながら、最速90マイルという球速などスタッフが伴わないためプロスペクトとしては高く評価されてきませんでした。しかし、制球力は抜群のいわゆるMiloneタイプ。開幕から2試合はAAの打者を手玉に取り、このままブレイクするのではないかという気配が漂っています。

☆Lannan大丈夫?[AAA]
4/8 2.0IP 5ER 6H 2BB 1K 
4/13 4.0IP 4ER(8R) 9H 3BB 3K 
開幕直前にマイナー降格となり、トレードまで志願したJohn Lannan。AAAで2試合に先発しましたが、いずれも激しく打ち込まれました。メンタル面で準備ができていないということかと想像します。しかし、これでは価値が上がらず、本人が望むトレードの実現もままなりません。

☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
Cory Brown .306/.468/.444 [AAA]
David Freitas .360/.429/.600 [A+]
Jeff Mandel 11.2IP 1.54/1.03 [AA]
Pat Lehman 5.0IP(4SV) 0.00/0.40 6K [AA]

2012/04/05

AA: Harrisburg Senators 開幕ロースター

AA: Harrisburg Senatorsの開幕ロースター。注目したいのスプリングトレーニングで株を上げたEury Perezと、先発投手のDaniel Rosenbaum。Rosenbaumは制球重視の左腕でプロスペクトとしてはあまり高く評価されていません(BAでは23位)が、マイナーではずっと好成績を残してきています(LannanあるいはMiloneタイプ)。

その他のプロスペクトとしては、Destin HoodSandy LeonPaul DemnyJeff Kobernus。Gio Gonzalezのトレードで一緒に来たRobert Gilliamもローテーションに入る見通しです。