ラベル Flores の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Flores の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015/03/05

2015 ST Outlook(番外)元ナショナルズ

いよいよ(日本風にいえば)オープン戦が始まりました。ナショナルズの初戦は5日(現地)でMax Scherzerが先発と発表されています。

この機会に、他球団に所属してスプリングトレーニングを迎えている元ナショナルズをまとめておきます。マイナー契約招待選手は右に(NRI: Non Roster Invitee)と付記。その他はメジャー40人ロースターに入りしている選手。

つい先日までナショナルズのユニフォームを着ていた選手から、ほとんど忘れかけていた選手もちらほら。2008年11月に放出していたJake Smolinskiを覚えていた自分を大したものだと思います(笑)。

皆、開幕25人ロースター入りに向けて頑張ってください!

ARI:
Robbie Ray, LHP

ATL:
Jonny Gomes, OF
Eury Perez, OF
Juan Jaime, RHP
Matt Capps, RHP (NRI)
Chien-Ming Wang, RHP (NRI)
Jesus Flores, C (NRI)

BOS:
Luke Montz, C (NRI)

CHC:
Edwin Jackson, RHP

CHW:
Zach Duke, LHP
Adam LaRoche, 1B
Emilio Bonifacio, 2B
Adrian Nieto, C
J.D. Martin, RHP (NRI)
Logan Kensing, RHP (NRI)

CIN:
Jason Marquis, RHP (NRI)

CLE:
Zach Walters, 2B
Destin Hood, OF (NRI)
Michael Martinez, 2B (NRI)

COL:
Roger Bernadina, OF (NRI)
John Lannan, LHP (NRI)

DET: 
Tom Gorzelanny LHP
Ian Krol, LHP
Joel Hanrahan, RHP (NRI) (※1)

HOU:
Brad Peacock, RHP

KC:
Brian Broderick, RHP (NRI)

LAA:
Ryan Mattheus, RHP (NRI)
Atahualpa Severino, LHP (NRI)

LAD:
Joel Peralta, RHP
Chad Gaudin, RHP (NRI)

MIA:
Michael Morse, OF
Dan Haren, RHP

MIL:
Pete Orr, 2B (NRI)

MIN:
Kurt Suzuki, C
Alex Meyer, RHP
Tommy Milone, LHP
Aaron Thompson, LHP

OAK:
Tyler Clippard, RHP
Fernando Abad, LHP
Billy Burns OF

PIT:
Collin Balester, RHP (NRI)
Steve Lombardozzi, 2B (NRI)

SD: (※2)
Derek Norris, C

SF:
Justin Maxwell, OF (NRI)

SEA:
Carlos Rivero, 3B (NRI)

TB:
Asdrubal Cabrera, SS
Nathan Karns, RHP
David DeJesus, OF
Steven Souza Jr., OF
Corey Brown, OF (NRI)

TEX:
Ross Detwiler, LHP
Jake Smolinski, OF
Ross Ohlendorf, RHP (NRI)
Nate Schierholtz, OF (NRI)

TOR:
Marco Estrada, RHP

※1 この記事を準備している最中にJoel Hanrahanがタイガースから解雇されました。2013年のTJ手術の後リハビリに取り組み、今季の復活にかけていましたが、キャンプイン後に痛みを訴え、検査の結果、再手術が必要となったそうです。

※2 この他、12月の三角トレードで獲得することが決まったものの、形式的に6月までトレードできないTrea Turnerがパドレスのメジャーキャンプに招待されています。

2012/12/01

Lannan, Flores, GorzelannyがFA

今年もこの季節が来ました。球団の支配下にありながら来年の契約を結んでいない選手に対する球団側からの契約提示期限。若手選手との関係では単なる形式行事に過ぎませんが、年俸調停対象選手(すなわち年俸が上昇する選手)に対しては球団として難しい選択が迫られました。

今年のナショナルズはなんと10人もの選手が年俸調停対象でした。うち、Roger Bernadina、Tyler Clippard、Ian Desmond、Ross Detwiler、Craig Stammen、Drew Storen、Jordan Zimmermannの7選手には契約を提示しましたが、Jesus FloresTom Gorzelanny、そしてJohn Lannanの3選手に対しては契約を提示せずFAとなることを認めました(いわゆるnon-tender FA)。

Jesus Flores (5 seasons with Nationals)
311G 1014PA 23HR 127RBI .241/.289/.375 1SB 

2006年のルール5ドラフトでメッツから獲得して以来、長くナショナルズに所属。一時は将来の正捕手として期待され、特に2009年シーズンは開幕から好調でこのままレギュラーをつかむかと思われた矢先の5月9日、打者Justin Uptonのファールチップが右肩を直撃。この一プレーが運命を変えてしまいました。この影響で2009年、2010年シーズンはほぼ全休。2011年にようやく復帰しましたが(Wilson Ramosの存在はともかく)打撃も守備も元の水準には戻りませんでした。当時の私の記事では全く触れていませんし、ハイライトにも映像はありませんが、確かに痛そうだったことを記憶しています。今季年俸は100万ドル未満であり、金銭的にはもう1年置いておくこともできたと思いますが、Ramosに加えてKurt Suzuki、さらにマイナーにもSandy Leonなどがおり、チームに居場所がなくなりました。どこかでキャリアを再生させてくれることを願わずにはいられません。

Tom Gorzelanny (2 seasons with Nationals) 
75G 16GS (8W8L1SV) 117.0IP 157K 3.56/1.30

2010年のオフにカブスからのトレードで入団。当初は先発で起用されましたが、安定感がなくブルペンに転向。今季はブルペン左腕として、特にロングリリーフとしてまずまずの好投。戦力的には置いておきたいところでしたが、こちらは今季年俸の300万ドルから上昇が見込まれるとあり、高過ぎるという判断になったようです。マイナーの上層にいい左腕がいないことを思うと置いておけば良かったのではないかと思いましたが、代わりを見つけてくる当てがあるということでしょう。

Lannanについては別に記事を書く予定です。

+++++++++++++++++++++++++++

他球団の様子を見ると、まず目立つのがジャイアンツからFAとなったBrian Wilson。一昨年のワールドシリーズ制覇の立役者でしたが、今季はTommy Johnで全休したと思ったらあっさり・・・。その他の目に付いた選手は以下の通り。

Brian Wilson, RHP (SF)
Mark Reynolds, 1B (BAL)
Geovany Soto, C (TEX)
Mike Pelfrey, RHP (NYM)
Jair Jurrjens, RHP (ATL)
Wil Nieves, C (ARI)

2012/08/21

8/21 Flores3ラン, Strasburg10奪三振でブレーブスに連勝

W4-1 Braves (Season 77-46)
Strasburg(W15-5) 6.0IP 1ER 4H 1BB 10K 2.85
Flores 1/3 HR(4) R 3RBI .222
Desmond 2/4 double HR(19) 2R RBI .282

前日の延長戦を制してかなり余裕を持って迎えたであろうこの試合。2回裏にIan Desmondの2試合連続となる19号ソロで先制すると、5回裏には1死2,3塁からJesus Floresがレフトスタンド最前列へ3ランを放って4-0。Kurt Suzukiの加入後、出場機会が減っているFloresですが、今日は守備でもJason Heywardの二盗を刺す好プレーがあり、頑張っています。何よりあの3ランは効きました。

先発はStephen Strasburg。序盤から奪三振ショーを展開。4回~5回にかけての4者連続を含め5回までに10奪三振。6回に犠飛で1点こそ失いましたが、危なげない投球で6回を94球で投げ切って15勝目。なお、シーズン投球回数は145.1イニングとなっています。

こうなれば、7回はDrew Storen、8回はSean Burnett、9回はTyler Clippardの最強リレーで無失点。Burnett、Clippardはともに2人の走者を許しましたが、無失点は無失点。

貯金はシーズン最多の31。2位ブレーブスとの差を7ゲーム差と広げました。

MVP: Jesus Flores

 

2012/08/13

8/6-8/11 破竹の6戦全勝

私が夏休みで旅行をしている間(時差、ネット環境でチェックも十分できませんでした)、30球団最低勝率のアストロズを4戦スウィープ。さらに、貯金2でまだプレーオフに望みを持っているDバックスとの3連戦の最初の2戦を連勝。破竹の6戦全勝。その前からカウントすれば8連勝。71 勝43敗で、貯金はシーズン最多の28まで増えました。Jason Werthの復帰後、Kurt Suzukiのトレード加入後、いずれも負け無しです。

30球団最高勝率(2位レッズに3ゲーム差)。ナ・リーグ東部地区ではブレーブスもかなり調子がいいので、ゲーム差は4.5とほとんど変わっていません。

8/6 アストロズのエラーに乗じ辛勝
Jackson 5.1IP 2ER 2H 2BB 8K 3.56
Stammen(W) 2.0IP 0ER 1BB 1K 2.32
Zimmerman 2/4 R 2RBI BB .280
Suzuki 2/5 
5回を終えて4-1とリードしていたものの、6回に2点を取られ1点差。9回にTyler Clippardがセーブ失敗で延長戦。11回表無死1塁でSuzukiが絶妙のバント。一塁手が一塁へ悪送球すると、さらにカバーに入ったライトからの送球が逸れる間に一塁走者だったRoger Bernadinaが一気に生還して勝ち越し。10回裏から登板していたCraig Stammenが11回裏も抑えてなんとか辛勝。嫌な流れを断ち切って勝利を呼び込んだStammenをMVPとします。
MVP: Craig Stammen

8/7 Bernadina 試合を救う好捕
W3-2(12)@HOU
Detwiler 7.0IP 2ER 3H 2BB 2K 2.99
Espinosa 2/3 HR(11) R 3RBI K .243
2回までに2ラン本塁打の応酬で2-2。その後は両軍無得点で連日の延長戦へ。12回表無死2塁からBernadinaが手堅くバントで1死3塁とすると、Danny Espinosaが前進守備の間を抜く(二塁ベースに当たる)タイムリー。Espinosaはこの試合の全3得点を叩き出しました。が、この試合のMVPはBernadinaを置いて他にありません。12回裏、Clippardがまたも2死1、2塁のピンチを作ると、Brett Wallaceの打球は左中間への大飛球。抜けて入れば逆転サヨナラ負けのシーンでしたが・・・・・。是非、こちらの動画をご覧下さい。
MVP: Roger Bernadina 

8/8 Gio 完投(メジャー初本塁打付)
W4-3@HOU
Gio(W14-6) 9.0IP 3ER 9H 2BB 7K 3.32; 1/4 HR(1) R 2RBI 2K
Gio Gonzalezの独り舞台。2回表にはメジャー初本塁打となる2ラン。走者を許しながらも要所要所をしっかり締めて8回まで2失点。最終回、1点差に迫られたところでマウンドに投手コーチが来ましたが、ベンチの判断は続投。さらにシングルを打たれ2死2,3塁のピンチを迎えたものの、さらに続投。期待に応えて最後の打者を空振り三振に討ち取り、117球完投勝利。連日の延長戦で疲弊気味のブルペンに休養を与える意味でも価値ある完投でした。
MVP: Gio Gonzalez

8/9 Zimmermann 11K、Morse 2発
W5-0@HOU
Zimmermann(W9-6) 6.0IP 0ER 3H 0BB 11K 2.35
Morse 2/3 2HR(9,10) 2R 3RBI K .299
Bernadina 3/4 R BB .287 2SB(12,13)
前回登板ではバック(Espinosa)に足を引っ張られて、連続6イニング登板記録が途切れたJordan Zimmermannでしたが、この日はその鬱憤を晴らすかのような快投。6回まで許した走者はわずかに4人(1死球を含む)。3~5回の9つのアウトのうちの8つを三振で奪うなど、今季最多(キャリア最多タイ)の11奪三振。シーズン終盤を考えての6回降板と思われますが、わずか87球と余力十分だったはず。打線では、Michael Morseが犠飛と2本のソロ本塁打で3打点の活躍。また、スランプに陥っているBryce Harperに代わって2番に起用されたBernadinaが3安打1四球で4度出塁し、2盗塁と暴れまわりました。
MVP: Jordan Zimmermann

8/10 1番Lombardozzi 4安打4得点
W9-1@ARI
Strasburg(W13-5) 6.0IP 1ER 1H 4BB 6K 2.90
Lombardozzi 4/5 triple 4R .269
Werth 3/5 2double 2RBI .305
Zimmerman 1/3 HR(16) 2R 2RBI 2BB K .276
Steve Lombardozzi が、4安打で4得点と立派にリードオフの役割を果たしました。セカンド守備でも目を見張るような素晴らしいプレーを連発。打撃成績はやや下降線をたどっていますが、十分にIan Desmondの穴を埋めています。先発したStephen Strasburgは被安打1で1失点と好投。その1点も、4回裏2死1塁の場面でカウント1-2となったファールチップをマスクに受けた主審の負傷退場で10分ほど中断した後に四球、シングルで失ったもの。それ以前も、5回以降も素晴らしかっただけに、あの中断がなければどうなっていただろうとは思います。もっとも、球数が多く、結局7回くらいで降板させられることになったはずですが。
MVP: Steve Lombardozzi

8/11 5回表に5得点の集中打で逆転勝ち
W6-5@ARI
Jackson(W7-7) 5.2IP 5ER 8H 3BB 6K 3.74
Zimmerman 2/5 double R 2RBI .278
Werth 2/4 double R RBI BB .311
先発したEdwin Jacksonがぐだぐだで3回までに1-4とリードされる展開。しかし、5回表にWerth、Ryan Zimmerman、Morse、Jesus Floresの4本のタイムリーで一挙5得点で逆転。特に2死からのFloresの一打が最終的には試合を決めました。Suzukiの加入で厳しい立場に追い込まれたFloresですが、この日は盗塁も刺し酷評された守備でもがんばりました。6回途中からはブルペンが(ランナーを出しながらも)無失点で乗り切りました。
MVP: Jesus Flores

2012/08/06

Kurt Suzukiトレード獲得

Photo By ESPN
アスレティックスから、Kurt Suzuki捕手をトレード獲得。見返りは、Potomac(A+)でなかなかの打撃を見せていたDavid Freitas捕手。

相次ぐ故障者に加え、Wilson Ramos離脱後にレギュラーを任されたJesus Floresの打撃不振(Ramos離脱後の54試合で.225/.257/.335)、さらに盗塁阻止率のあまりの低さ(10%)から、噂されていた捕手の補強が実現しました。

Kurt Suzukiは28歳の右投げ右打ちの捕手。名前の通り日系3世。ハワイ出身でカリフォルニア州立大に進み(ちなみに、トレード相手のFreitasはカリフォルニア出身でハワイ大に進みましたのでちょうど反対)、2004年ドラフト2順目でアスレティックスに入団。順調にステップアップし、2007年にメジャーデビュー。そのまま定着し、2008年以降はレギュラーの座を不動のものとしました。メジャー通算の打撃成績が.254/.311/.377と決して打撃型の捕手ではありませんが、特に今季はシーズン序盤に受けた死球の影響もあってか、打撃成績が低迷。特に長打が全くでなくなってしまっている点は気になります。

Kurt Suzuki (2012 for OAK)
75G 278PA 1HR 18RBI 9BB 53K .218/.250/.286


とはいえ、盗塁阻止(38%)を含むの守備では今季も好成績を残しており、特に投手とのコミュニケーションを含むリード面は極めて高い評価を得ています。

Johnson監督はトレードが発表になった直後にSuzukiが1番手捕手と考えているとコメントしています。過去故障に泣いたFloresに頑張って欲しい気持ちもありますが、日本人としてはやはり日系人のSuzukiに大いに期待してしまいます。

David Freitasは2010年ドラフト15順目入団の23歳。SS(2010)、A(2011)、A+(2012)と一段ずつステップアップし、いずれのクラスでも打率、出塁率、長打率とも申し分のない成績。プロスペクトとしての期待が上がってきていたところだけに惜しい気もしますが、(故障者が戻ってくれば)捕手が豊富なチーム事情からすると頷けるトレード。捕手としての守備には難ありとのレポートもあるので、DHもあるア・リーグのほうが本人にも合っているのかもしれません。今後の活躍を期待します。

なお、今回のKurt Suzukiの放出により、アスレティックスはGio Gonzalezのトレードでやはりナショナルズから獲得した4人のうちの1人のDerek Norrisが正捕手となることを明らかにしました。6月下旬にメジャーデビューした後、一度はマイナーに戻されましたが、再昇格。プレーオフ争いに加わっているアスレティックスでのレギュラーですから立派。こちらも応援しています。

なお、Sandy LeonがAAAにオプションされています。

2012/05/29

5/27 ブレーブスをスウィープ

W7-2@ATL (Season 29-18)
Gio(W7-1) 7.0IP 2ER 1H 3BB 10K 2.04
Fores 3/4 R 2RBI .263
Harper 2/3 HR(4) R RBI BB K .287
LaRoche 2/3 double R 2BB .295

Gio Gonzalezが快投。初回に四球、二盗、犠打で1死3塁とされて遊ゴロの間に1点。3回にも1死から三塁打とスクイズでまた1点。計2点を失いましたが、打たれた安打はその三塁打1本のみ。その他のイニングに許した走者は四球の1人のみという素晴らしい投球内容でした。10個を加えたシーズン79奪三振は堂々のメジャートップ。打っても、1点を追う4回表1死満塁の場面できっちりレフトへ犠牲フライ。メジャー初打点を記録しました。

今日も打線が機能。同点で迎えた6回表、Jesus Flores、Steve Lombardozzi、Ryan Zimmermanにタイムリーが出て一気に4点を勝ち越し。8回表にはBryce Harperが4号ソロ。打ったのは、あのLivan Hernandezから。前の打席では63マイルのカーブを空振り三振していましたが、この打席では2球目の79マイルのスライダーをきっちり右中間のスタンドに弾き返しました(動画)。

心配なのは、7回の走塁中に足を痛めて途中退場となったJesus Flores。あまり重症ではなさそうですが、これ以上の捕手のケガ人は勘弁してください。

敵地でブレーブスをスウィープ。意外にも今季初のスウィープでした。貯金は今季最多の11。いい感じです。

7連敗のブレーブスは、メッツ、マーリンズにも抜かれ、一気に地区4位に転落。それにしても地区最下位のフィリーズでも貯金1だからたいした地区です。

MVP: Gio Gonzalez

2012/05/13

Ramos→DL(シーズン絶望)、Sandy Leon→MAJOR

12日の試合で右ひざ靭帯断裂の大怪我を負ったWilson RamosがDL入り。手術を受けましたが、今季絶望が確定しています。昨季の活躍でレギュラーの地位を確実なものとし、これから何年にもわたってナショナルズの正捕手と期待していただけに、残念という言葉だけでは表現しきれない無念さです。今季はキャッチング、スローイングとも守備でミスが目立ち、当ブログでも厳しいことも書いてきましたが、レギュラー捕手がRamosであることに疑いは持っていませんでした。バットではしっかり活躍しており、戦力的にも大打撃です。

この結果、(少なくとも今季の残りは)Jesus Floresが正捕手を務めることになりました。元々はFloresこそが将来の正捕手といわれながら、肩の故障で長く離脱している間に、トレードでやってきたRamosに地位を固められてしまったという経緯があります。今度は立場が逆になりますが、果たしてFloresがRamosの地位を脅かすような活躍ができるでしょうか。(まずはFloresまで故障しないことを願うことが先ですが)

控え捕手が必要となったわけですが、Harrisburg(AA)からSandy Leonが呼ばれました。ベネズエラ出身の23歳(ちなみに、RamosもFloresもベネズエラ出身)。昨季はA+まで、今季AAに初挑戦していた捕手ですが、守備力では既にメジャーで通用するレベルとの高い評価を得ており、この春はメジャーのスプリングトレーニングにも呼ばれていました。打撃への評価は高くなく、あくまで守備型の控え捕手と見られていますが、今季はAAでまずまずの成績を残していました。控え捕手という立場なら週に1試合程度は先発マスクを被らせてもらえるでしょう。どんなプレーをしてくれるか、楽しみです。

2012/04/15

4/14 Jackson 1失点完投

W4-1 Reds (Season 7-2)
Jackson(W1-0) 9.0IP ER 2H BB 9K
LaRoche 2/3 double BB 2RBI K
Flores 3/3 BB RBI
Werth 2/3 double BB R RBI

前回登板ではピリッとしなかったEdwin Jacksonが、ホーム初登板で快投。2回に2安打と死球を集中されて1点を失いましたが、それ以外は8回の先頭打者に出した四球のみ(しかも後続は三者連続三振)。9イニングのうち実に7イニングが三者凡退で、球数わずかに92球。余裕の完投でした。

これで5連勝となりますが、この間の勝因は何と言っても先発投手陣。5人の成績は次の通りですが、合わせて計34イニングを投げて防御率0.53、WHIP 0.53、34奪三振という驚異的な数字です。開幕前から自慢の先発ローテーションでしたが、さっそくここまでやってくれるとは思いませんでした。このままずっと勝ち続けるとは思っていませんが、大きな連敗を避けられるチームであることは間違いないと確信しています。

4/10 Detwiler(W) 5.0IP 0ER 2H 1BB 6K
4/11 Straburg (W) 6.0IP 0ER 2H 3BB 9K
4/12 Gonzalez(ND) 7.0IP 0ER 2H 7K
4/13 Zimmermann(ND) 7.0IP ER 3H 2BB 3K 
4/14 Jackson(W)  9.0IP ER 2H BB 9K  

打っては、先制された直後の2回裏に「控え捕手」のJesus Floresが2死1,2塁から同点タイムリー。Floresは3打数3安打1四球で全打席出塁。3試合目の先発マスクですが、出れば常に打って控え捕手にはもったいないという印象を強烈に与え続けています。3回裏にはLaRocheが2点タイムリーダブルを右中間へ打って勝ち越し。これでシーズン既に10打点。頼りになります。早いタイミングで2点リードしてあげたおかげで、Jacksonの投球に余裕が出たと言っていいでしょう。

なお、今日復帰のRich Ankielは4打席凡退に終わりました。


MVP: Edwin Jackson

2012/02/14

2012 Spring Training Outlook 3 (C)

どんどん行きます。続いて捕手。

【オフの動き】
(退団) Ivan Rodriguez(FA), Derek Norris(Trade to OAK)
(入団) なし

Pudgeが2年の契約を満了してFA退団。現役続行の意図を示していますが、まだ所属が決まりません。アリゾナ秋季リーグで結果を残し12月に40人ロースター入りを果たしたNorrisがGioのトレードでアスレティックスへ移籍

異動ではありませんが、大きな事件と言えば11月のWilson Ramos誘拐事件。その後ベネズエラ・リーグでプレーしていたのであまり心配はしていませんが、ショッキングなニュースでした。一方、健康面での不安が懸念されてきたFloresもやはりベネズエラで56試合に出場。200打席以上立って.330/.368/.514という数字を残し、健康にしかも高いレベルでプレーできることを証明しました。

【スプリングトレーニングの見所】
(40人ロースター)
Wilson Ramos
Jesus Flores
Jhonatan Solano
(マイナー契約招待選手)
Sandy Leon
Carlos Maldonado

RamosとFloresの2人は故障なくしっかり調整してくれることを祈るのみ。

12月に40人ロースター入りしたSolanoとマイナー契約のMaldonadoは、RamosかFloresが故障した場合の備えですが、能力的にはせいぜい控え捕手。むしろ楽しみなのは、マイナー契約で呼ばれているLeon(ちなみにやはりベネズエラ出身)。まだ22歳、昨季はA+だったのでメジャーに到達するには時間がかかりますが、盗塁阻止率が50%を超えるなど既に守備面では高い評価を得ており、控え捕手としてならメジャーに到達する可能性は十分と言われています。あとは打撃がどこまで伸びるか。この春はいい経験を積んでくれることでしょう。

【開幕予想】Ramos, Flores

故障さえなければ、Ramosが正捕手、Floresが控えで開幕することは疑いなし。Floresのトレードの噂は何度か浮上していますが、投手との信頼関係の醸成が必要とされる捕手というポジションの性格からいって、またNorrisをトレードに出した今、Ramosが故障した場合にレギュラーを務められる捕手が他にいないことを考えると、たとえ結果を残してもスプリングトレーニング中にトレードされるとは思えません。今季はしっかり控え捕手として働き、巡ってくるチャンスを待ちましょう。