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2019/08/03

Stephen Strasburgがリーグ月間MVP

7月のナ・リーグ月間MVPにStephen Strasburgが選ばれました。前月のMax Scherzerに続き、ナショナルズから連続受賞。2017年9月以来、自身通算4度目の受賞です。 

3日 ◯ 7.1回 無失点 14奪三振
12日 ◯ 6.0回 無失点 6奪三振
18日 ◯ 5.1回 3失点 7奪三振
23日 ◯ 6.0回 無失点 8奪三振
28日 ◯ 7.0回 1失点 9奪三振 

5戦5勝。合計31.2イニングで、自責点4。防御率は1.14。44奪三振。相手打者の打撃成績は.190/.254/.259。ScherzerがIL入りする中、ローテーションの柱として素晴らしい仕事をしてくれました。 

また、おそらくこれは月間MVPの選考の考慮には入っていないと思われますが、バットでも活躍。1本塁打を含む5本のヒットで、6打点を記録。つまり、7月に限れば、投手として失った点(4点)よりも、自らのバットで返した点(6点)の方が多かったということになります。ホームランもですね。打たれた本数(0本)に大して打った本数(1本)。

2018/08/09

2018年7月をふりかえる

7月の月間成績は11勝14敗。2か月連続の負け越しで、シーズン成績も53勝53敗のちょうど5割となってしまいました。首位フィリーズとは5.5ゲーム差。7月末のトレード期限前に特に動きを見せなかったので、まだあきらめていないようです。ファンとしては応援し続けますが、正直しんどい。

Pitcher of the Month: Max Scherzer 
ぐだぐだの先発陣の中で5戦4勝、防御率3.18ときっちりエースの仕事をしてくれました。ブルペン陣では12試合に登板して防御率1.80のMatt Graceの活躍が目立ちました。

Hitter of the Month: Daniel Murphy 
故障で出遅れ、もう本来の姿には戻れないかと懸念されていたDaniel Murphyですが、7月は.347/.410/.569、4本塁打でチームトップの17打点を記録。全体的に調子のよかった打線の中でも特に頑張りました。ルーキーのJuan Sotoは、今月もしっかり活躍し、ナ・リーグ公式の月間最優秀新人に6月に続いて選ばれました。

2018/06/03

Max Scherzerがナ・リーグ月間MVP(2か月連続)

3-4月に続いて、5月のナ・リーグ最優秀投手賞もMax Scherzerとなりました。2か月連続5度目の受賞。もうここまでくると凄いニュースな感じがしなくなってきました。

Max Scherzer May 2018
6G(GS) 40.2IP 4W0L 63K 10BB 2.21/0.885

投球回数、奪三振はリーグトップでしたが、4勝は2位、防御率に至っては10位。前月に比べると圧倒した数字ではありませんでしたが、他の候補も一長一短で、Scherzerの受賞となったようです。

2018/05/06

Max Scherzerがナ・リーグ月間MVP

Max Scherzerが3-4月のナ・リーグ最優秀投手賞を受賞。昨年6月以来4度目の受賞となりました。

Max Scherzer Marcj/April 2018
6G(GS) 39.0IP 5W1L 57K 9BB 1.62/0.821

勝ち星と奪三振以外はリーグトップ、防御率とWHIPは3位、完封勝利1つで堂々の受賞です。まあ、本人は2年連続3度のサイ・ヤング賞、月間MVPも4度目なので、それほど嬉しくもないかもしれませんが。

[週間MVP] 
なお、Scherzerは、その完封勝利を飾った4月9日を含む週にナ・リーグ週間MVPも受賞。

さらに、開幕シリーズで打ちまくったAdam Eatonが第1週のナ・リーグ週間MVPを受賞していたことも合わせてここで報告しておきます。ただ、Eatonはその後に故障離脱し、意外に重症だったようで全く復帰の見通しは立ってません・・・。

2017/10/03

Stephen StrasburgとSean Doolittleがナ・リーグ月間MVPを受賞

2017年のレギュラーシーズンの最後、9-10月のナ・リーグ月間最優秀投手賞をStephen Strasburgが、最優秀救援投手賞をSean Doolittleが、それぞれ受賞しました。

Stephen Strasburg
5G(4-0) 32.2IP 7BB 40K 0.83/0.80

8月30日の完封勝利はこの月間MVP受賞にはカウントされていませんが、9月に入っても好調を維持し、35イニング連続無失点の球団記録を樹立。23日の登板こそ3失点(今月の自責点はこれだけ)しましたが、29日の最終登板ではまたも8回途中まで無失点。この間の数字で最も驚かされるのは、打たれた長打がわずか2本だったこと。しかも、どちらも二塁打。三塁打も本塁打も打たれていません。123人の打者と対戦して、です。ポストシーズンに向けて大いに期待しています。

Sean Doolittle
11G 8SV(1BS) 11.0IP 3BB 14K 1.64/0.82

こんな賞あったっけ?と思って調べたら、今年創設されたようです。なかなか日が当たらないブルペン投手にはありがたい賞でしょう。で、今月はSean Doolittleが受賞。28日の最後の登板でパッカーンと2ランを打たれてセーブに失敗しましたが、それまでほぼ完ぺきなピッチングで11セーブを記録していたことで受賞。これまでの3度のポストシーズンではいずれもブルペンが鬼門となっていたナショナルズ。Doolittleへの期待が大きくなるのは仕方ありません。この受賞を励みに頑張ってください。

2017/07/04

Max Scherzerがナ・リーグ月間MVP

Max Scherzerが6月のナ・リーグ最優秀投手賞を受賞しました。2015年6月以来となる、自身3度目の受賞。

Photo by Mike Ehrmann/Getty Images
5GS (1CG) 36.1IP 6BB 51K 0.99/0.55

6月は5試合に登板し、計36回1/3を投げて、防御率0.99、51奪三振という驚異的な数字を残していました。21日の試合では8回途中までノーヒッターを継続する好投(結果的には自責点0で敗戦投手)を見せるなど印象も強かったので、順当な受賞と言っていいでしょう。

オールスターでの先発も有力視され、現時点では2年連続のサイヤング賞も夢ではない位置にいます。

2017/05/15

Ryan Zimmermanがナ・リーグ月間MVPを受賞

予想通り過ぎてニュース性がなく、記事にするのを忘れていました(笑)。もう半月も前のことですが、Ryan Zimmermanが2017年4月のナ・リーグ公式の月間MVPを受賞しました。


24G 96PA 22R 11HR 29RBI .420/.458/.886 1SB

打率、打点はリーグ単独トップ。本塁打もブリューワーズのEric Thamesと並ぶトップタイ。つまり三冠王。5月に入っても依然好調で5月14日終了時点でも三冠王を維持しています(さすがにペースが落ちてきましたが、それでも5月も3割以上の打率を残しています)。

見事なまでの復活で長年のファンとしてはちょっと目が潤むほど。このまま健康にシーズンを過ごしてくれることを願うばかりです。

2016/10/08

Trea Turnerがナ・リーグ最優秀新人賞(8月、9-10月)

NLDSの最中ですが、Trea Turnerが公式のナ・リーグの最優秀新人賞を受賞したことを記事にしていなかったことに気付きました。しかも、2か月分。おかしいなぁ・・・。

妙なタイミングですがご容赦下さい。

活躍ぶりはそれぞれの月間レビューで記事にしたので(8月分9-10月分)数字以外は繰り返すことはしませんが、本当に文句の付けようのない素晴らしい成績です。

August 2016
131PA 27R 5HR 15RBI .357/.366/.571 11SB

September/October 2016
129PA 19R 8HR 18RBI .339/.380/.612 15SB

ナ・リーグ新人王は、まさに今NLDSで直接対決となっているドジャーズのCorey Seagerが全会一致で受賞するだろうと言われています。確かにシーズン成績は下記の通り、やや差があります。

PAHRHRRBIBBKAVEOBPSLGSB
Trea Turner3241085313401559.342.370.56733
Corey Seager 687193105267254133.308.365.5123

しかし、Turnerが本格的にデビューした7月10日以降だけに限るとSeagerの数字はこうなります。

PAHRHRRBIBBKAVEOBPSLGSB
Corey Seager 30289459312157.320.374.4962

全く遜色ありませんね。

真の新人王に相応しいのはどちらか、この際NLDSで白黒つけてもらいましょう!(注: 記者による投票は、レギュラーシーズンが終了してからワイルドカードゲームが始まるまでに締め切られています。)

2016/08/05

MurphyとStrasburgがナ・リーグ月間MVPを同時受賞

Daniel MurphyStephen Strasburgが2016年7月のナ・リーグ月間MVPにそろって選ばれました。チームは何とか勝ち越したという感じでむしろ不振でしたが、まあいいでしょう。

Murphyにとっては5月に続いて今季2度目の受賞。4,5月に神がかり的に打ちまくった後6月は少し下降しましたが、7月に入って再び調子を上げてきました。故障で5試合ほど欠場しましたが、それでも下記の素晴らしい数字。中でも23打点がリーグトップだったことが評価されたようです。

22G 86PA 11double 6HR 23 RBI 4BB 8K .346/.372/.744 1SB


Strasburgは2012年4月以来2度目の受賞。もっと受賞しているかと思っていましたが、そんなもんなんですね。7月は月間4勝で、これがリーグで最多。開幕からの連勝が止まったのも7月でしたが、その後も気落ちすることなく勝ち星を重ねており、サイヤング賞争いにも本格的に名前が挙がり始めました。

5GS(4W-1L) 34.2IP 12BB 37K 2.08/0.78

2016/06/03

Daniel Murphyがナ・リーグ月間MVPを受賞

Daniel Murphyが2016年5月のナ・リーグ月間MVPに選ばれました。

Photo by Elsa/Getty Images

4月のBryce Harperに続き、ナショナルズの選手が2か月連続で選ばれる快挙です。

118PA 7HR 17R 23RBI .416/.424/.673 0SB

見てのとおりの超高打率(月間47安打もトップ)。Harperが調子を落とし、チームを見渡しても打率2割前後で苦しんでいる選手が散見される中で、打線を引っ張りに引っ張ってくれました。

4月も十分に立派な成績を残した後のこの5月の活躍。5月末時点での成績のうち、打率.397、77 安打、26マルチ安打試合はいずれもリーグトップとなっています。

オフにFA契約した時点では、正直、ここまでの結果を残してくれるとは思っていませんでした。打率4割を達成するとまでは思っていませんが、高いレベルでの打撃を続けてくれることは期待してもいいでしょう。

2016/05/03

Bryce Harperがナ・リーグ月間MVPを受賞

Bryce Harperが4月のナ・リーグ月間MVPに選ばれました。

Photo by Nick Wass, AP

昨年5月以来、自身2度目の受賞。昨シーズンのリーグMVPとして堂々のスタートを切りました。

96PA .286/.406/.714 9HR 16R 24RBI 5SB

打点はリーグトップタイ。長打率、本塁打はいずれも2位。盗塁数さえ、リーグ4位タイ。ハイライトは、4月14日の通算100号となる満塁弾(上の写真はこの日のもの)。これを含め今月だけで2本の満塁ホームラン。開幕ダッシュを決めたチームを牽引しました。

なお、昨季限りでナショナルズをFA退団し、タイガースに加入したJordan Zimmermannが5戦5勝、防御率0.55でア・リーグの月間MVP投手を受賞しています。ナショナルズ時代の2012年7月以来、2度めの受賞。これからもがんばって下さい。

2015/07/04

Scherzerがナ・リーグ月間MVP(公式)を受賞(2か月連続)

5月に自身初のリーグ月間MVPを受賞したMax Scherzerが、2か月連続で6月もナ・リーグ月間MVPに選出されました。

(Photo by Pat Benic/UPI)
Max Scherzer (June 2015)
5G 38.2IP 3W 2.33/0.62 45K 4BB 

5戦で3勝、防御率も2点台と一見数字を見ると、5月(6戦5勝、防御率1.67)ほどではなかったかのように見えますが、14日のブリューワーズ戦で1安打16奪三振での完封、そして20日のパイレーツ戦では準完全試合という圧倒的なピッチングを披露してくれましたので、順当な受賞と言っていいでしょう。

2015/06/04

HarperとScherzerがナ・リーグ月間MVP(公式)を同時受賞

5月に18勝8敗という快進撃を見せたナショナルズ。Bryce HarperMax Scherzer、投打の柱がそろってナ・リーグ月間MVPに選出されました。

Bryce Harper (May 2015)
26G 109PA 13HR 24R 28RBI .360/.495/.884 2SB 

(AP Photo/Susan Walsh)

5月6日の試合で3打席連続ホームランを放つなどの歴史的な活躍を見せ、文句なしの受賞。2012年に月間最優秀新人賞を2度受賞しましたが、月間MVPは初受賞です。本塁打(13)、得点(24)、打点(28)、出塁率(.495)、長打率(.884)はいずれもリーグトップ。長打率に至っては史上8位という驚異的な数字を残しました。なお、月間13本塁打は球団記録。


Max Scherzer (May 2015) 
6G 43.0IP 5W 1.67/0.91 56K 6BB 

(AP Photo/Paul Beaty)

こちらも(意外にも)自身初受賞。6戦5勝。唯一の黒星も7回1失点10奪三振の内容ながら打線の援護がなかったもの。全6試合で7イニング以上を投げるワークホースぶり。5勝はリーグトップタイ、56奪三振はリーグトップの成績。相手打者をねじ伏せるという表現がピッタリの豪腕ぶりを発揮。昨オフのトップFA投手の面目躍如といったところです。


ちなみに、同じチームから投打のリーグ月間が選ばれるのは2008年7月のブリューワーズのRyan BraunとCC Sabathia以来の快挙だそうです。

2014/08/05

Werth がナ・リーグ月間MVP(公式)

昨季も同じ7月に月間MVPを受賞していたJayson Werthが、7月のナ・リーグ月間MVPに選ばれました(公式HP)。

(Photo by Greg Fiume/Getty Images)

7月の成績は、.337/.446/.687、6本塁打、24打点。それぞれはリーグトップではありませんが、OPSにするとトップであり、順当な受賞といえるでしょう。

昨季はそのまま8月も打ちまくりました。今年も宜しく。

2013/12/27

2013 シーズンレビュー4: 野手MVP Desmond

続いて、野手陣の個人成績。 


G
PA
2B
3B
HR
R
RBI
BB
SO
BA
OBP
SLG
SB
Kurt Suzuki
79
281
11
1
3
19
25
20
32
.222
.283
.310
2
Wilson Ramos
78
303
9
0
16
29
59
15
42
.272
.307
.470
0
Adam LaRoche
152
590
19
3
20
70
62
72
131
.237
.332
.403
4
Anthony Rendon
98
394
23
1
7
40
35
31
69
.265
.329
.396
1
Ryan Zimmerman
147
633
26
2
26
84
79
60
133
.275
.344
.465
6
Ian Desmond
158
655
38
3
20
77
80
43
145
.280
.331
.453
21
Bryce Harper
118
497
24
3
20
71
58
61
94
.274
.368
.486
11
Denard Span
153
662
28
11
4
75
47
42
77
.279
.327
.380
20
Jayson Werth
129
532
24
0
25
84
82
60
101
.318
.398
.532
10
Steve Lombardozzi
118
307
15
1
2
25
22
8
34
.259
.278
.338
4
Danny Espinosa
44
167
9
0
3
11
12
4
47
.158
.193
.272
1
Chad Tracy
92
136
4
0
4
6
11
7
25
.202
.243
.326
0

シーズンを通じて故障者リストに入らずにプレーしたのは、Adam LaRocheIan DesmondDenard Spanの3人。ただ、ほかのレギュラーにもシーズンを棒に振るほどの故障者はなく、比較的健康なシーズンでした。Ryan ZimmermanJayson Werthまでの5人が規定打席(502打席)に到達。

【捕手】
正捕手として期待されたWilson Ramosは、最終的にはチーム最多の77試合で先発マスクをかぶりましたが、シーズン前半に(またもや)故障離脱を繰り返しました。4月早々に足を痛めてDL入り。最短で復帰したものの5月に再離脱すると今度は7月頭までかかりました。その後はシーズン終了までプレーし、よく見れば立派な打撃成績を残しましたが、「故障で失ったシーズン」という印象は拭えません。来季こそは、シーズン通じて活躍してくれることを期待しています。「MLBを代表する捕手」になれる選手だと信じています。

Ramos離脱中にレギュラーとしてマスクをかぶったのは昨季と同じくKurt Suzukiでしたが、打撃成績が上がらず、Ramosが復帰してくると出場機会を失い、8月にアスレティックスにトレードされていきました。

【内野手】
一塁手はLaRocheがほぼ常時出場。守備は変わらず安定していましましたが、7本塁打、打率.330と好調だった5月を除くと、打撃は低調で軒並みキャリア最低の数字を残すことになりました(故障離脱のシーズンを除く)。2年契約の2年目となる来年は、同じ状況で迎えた2012年の再来を期待したいところ。

開幕時の二塁手のレギュラーはDanny Espinosa、守備力はさすがでしたが、抱えていた左肩の故障の影響もあってか開幕からバットが超・絶不調。ベンチはかなり我慢して使いましたがむしろ負のスパイラルを転落していきました。6月2日の試合を最後にDL入り、そしてそのままAAAに降格となりました。AAAでも数字を残せず(75試合で.216/.280/.286)、9月になっても呼ばれませんでした。さっさ肩の手術をしたほうが良かったと思うのですが、未だ手術していない模様です。当然ながら、トレードの噂が出ています。

そのEspinosaに代わって以降セカンドのレギュラーとなったAnthony Rendonについては、次回、チーム新人王の記事で書きます。

チームの顔、Zimmerman。DL入りは4月の1回だけで147試合に出場。元々守備はいいはずでしたが、今シーズン前半は送球エラーを連発し、そのせいで落とした試合もありました。昨オフに右肩の手術を受けたことに伴う感覚のズレが原因だったらしく、シーズン後半になると安定。来季に向けて不安はないと思われます(ファーストへのコンバート案も鳴りを潜めています)。打撃でも前半はパワーを失ったと心配されましたが、9月だけで11本塁打を打ち、終わってみればチーム本塁打王となっていました。こちらも来季に向けて不安はありません。

昨季大ブレイクしたDesmond。27歳という選手として油の乗り切った今季も、打撃、守備とも中心選手として活躍してくれました。チーム最多の158試合に出場。シーズン通じて安定したプレーを続け、2年連続の20-20を記録。シーズン終了後には、シルバースラッガー賞を獲得するとともに、ゴールドグラブ賞でも最終候補3人にノミネートされました。プレー以外でもチームリーダーとしての評価が高まっています。FA前の保有期間はあと2年。契約延長が待たれます。

【外野手】
開幕戦で2打席連発という強烈なスタートダッシュを見せたBryce Harper。4月中はMVP級の活躍でしたが、シーズンレビューでも書いたように「壁」にぶつかってしまい、大きかった期待からすると平凡なシーズンとなりました。それでも20本塁打をクリア。オフにしっかり直し、来季は鬱憤を晴らすような活躍を期待したい。
 
新加入のSpan。やや心配されていた脳震盪の後遺症を感じさせず、ほぼフル出場。6月にやや調子を落として10試合ほど下位打線に落とされましたが、その後復調して1番に戻りました。結局、リードオフとして134試合に先発。8月17日から9月18日にかけて、自己ベスト・今季メジャー最長となる29試合連続安打を記録。前半は伸び悩んだ盗塁数も9月に9個の荒稼ぎでシーズン20個に到達。守備は文句なしの大活躍。145試合にセンターとして先発し、ノーエラー。守備範囲も広く、球際にも強く、好プレーを連発してくれました。ゴールドグラブ賞の最終候補にノミネートされましたが、受賞はならず。チームとして長らく固定できていなかったリードオフ&センターとしてしっかり成績を残し、期待に応えてくれたと言えるでしょう。

7年契約の3年目となったWerth。開幕直後は不振の上、ハムストリングを痛め約1か月間DL入りしましたが、6月上旬に復帰した後はよく打ちました。特に7月は.367/.450/.622(OPS 1.072)と打ちまくり、ナ・リーグ月間MVPを受賞。さらに8月は7月を上回るOPS 1.087を記録し、規定打席不足ながら首位打者を窺うところまでシーズン打率も上昇させました。9月にやや失速したものの、それでも打率、出塁率、超打率ではいずれもキャリアベストの数字。

【MVP】 Ian Desmond

数字だけならWerthのほうが上です。公式のリーグMVP投票でナショナルズから票を得たのもWerthだけでした。ただ、シーズンの流れを引き寄せられそうで引き寄せられなかった前半戦に離脱したことは大きなマイナスだったし、特に欠場したWerthに代わってライトに入ったHarperがフェンスに激突、負傷し、調子を落としたことがシーズンの行方を分けたと思っていることもあり、Werthを年間MVPに選ぶ気にはなりません。

逆に年間通じてしっかりした成績を残したのがDesmond。数字の上ではWerthはもとより前年の自身の数字をもやや下回りましたが、2年続けて結果を残したことで大リーグを代表するショートストップと認められるようになりました。また、自身あるいはチームが苦しい状態でもリーダーシップを発揮していたことも高く評価したいと思います。