2012/03/31

ST 3/31 Strasburg最終調整

Stephen Strasburgのスプリングトレーニング最終登板。2回に3本の安打にエラーも絡んで3点を失いましたが、大崩れすることなく4回を投げて降板。開幕戦に向けて準備は整った、と本人もコメント。期待してます。

先発5番手が決定しているJohn Lannanが2番手で登板。こちらも2イニング目に3本の安打と四球で3失点。この後、DCで行われるプレシーズンの最終戦でも、2番手として投げるようです。4番手までの投手に合わせて調整スケジュールが組まれるため、ややかわいそうですが、なんとかうまく調整してくれることを願います。

ブルペンはSean Burnett、Brad Lidgeの2人が無失点投球。特にLidgeはこれでスプリングトレーニング9試合9イニングを投げて、11奪三振、無四球という安定ぶり。昨日投げたH-Rodとどちらが暫定クローザーでもOKです。

左ひざを痛めているRick Ankielの回復具合がおもわしくなく、もしかすると開幕はDLかもしれないとの情報。開幕戦のセンターを務めると言われていましたが、DL入りとなると、Roger Bernadinaに役割が回ってくることになります。また、ベンチの椅子も1つ空くことになり、今争っているBrett Carroll、Chad Tracy、Xavier Nadyの3人ともが残る可能性も出てきました。うーん、貧弱。去年までとあまり変わらないじゃないか。今日はTracyが3号ソロを含む活躍。一方、Carrollは打席では4打席凡退の上、失点につながる送球エラー。今日、7番センターでフル出場し、タイムリーも打ったCory Brownとかもう少し若手の起用を図ってもいいと思うのですが。(BOX

◎よくできました
Tracy 2/4 HR(3) R RBI .254
Lidge 1.0IP 0ER 1.00

▲がんばりましょう
Carroll 0/4 .220 E
Danny Espinosa 0/4 K .224 大丈夫か?

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 1/4 2K .317 1番セカンドでフル出場。
Brown 1/4 RBI .310 出れば結果を残しています。
Jason Martinson 0/1 K 初出場。途中からショートに入りました。

ST 3/30 Detwilerまで好投

Stephen Strasburgの順番でしたが、開幕戦に向けて日程を合わせるため登板を1日延期。空いたスポットでRoss Detwilerが登板。3回に3安打を集中され、1点を失いましたが、他の4イニングはいずれも三者凡退。わずか69球で、しかもうち50球がストライクという素晴らしい内容でした。とりあえずはロングリリーフとしての登録となりますが、シーズン中にスポットスタートが必要となったときも安心して送り出せそうです。役割にめげることなく、頑張ってください。

初回先頭打者のIan Desmondが初球を左中間に打ち込む本塁打。もう1本ヒットを打って好調を維持しています。ただし、積極的な打撃もいいですが、塁に出ることが仕事であることを忘れないように。2番のDanny Espinosaは今日も3三振。この春の三振率が.333を超えているという状況で、やや心配になります。

Adam LaRocheは今日もファーストで問題なくプレー。昨日休んだMark DeRosaも6番レフトで先発し、2安打、1四球で3度も出塁。体調は完全に戻ったようです。故障者と言えば、王建民が予定より早い回復状況を示しているというレポートが入っていました。また、Drew Storenは明日、ブルペンセッションを行うようです。いずれにせよ、2人とも開幕はDLが決定。

開幕ベンチ入りに向けて争っている7番ライトでXavier Nadyが先発。タイムリーを含む2安打、1四球で3度出塁とアピールに成功。Chad Tracyは途中からファーストに入り、最終回の打席で四球を選びました。テレビ中継があったので、最終回のTracy(四球)、Brett Carrolll(二飛)、Nady(四球)の打席を見ましたが、3人の中ではCarrollの打席は全く期待感の持てないものでした。たった1打席ですが、Carrollがなぜ他の2人より打撃で高く評価されているのか、よく分かりません(守備はセンターも守れるし、いいと思いますが)。

1点リードで迎えた最終回は、Henry Rodriguezが2三振を奪い無失点で終えました。これで1日おきに3連続でセーブを記録。テレビで見ていましたが、制球に安定感があり、打者を圧倒していました。開幕直後、Strorenが戻ってくるまではクローザーを任せても大丈夫そうです。(BOX

◎よくできました
Detwiler 5.0IP 1ER 3H 1BB 5K  
H-Rod 1.0IP 0ER 1H 2K 0.00
DeRosa 2/2 double BB .429
Nady 2/3 BB RBI K .400
Desmond 2/4 HR(2) R RBI .310

▲がんばりましょう
Espinosa 0/3 BB 3K .238

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 0/1 .322 途中から三塁守備。
Blake Kelso 0/1 K 代打出場。

2012/03/30

ST 3/29 Edwinも順調な仕上がり

ダブルヘッダー。

日中のブレーブス戦(BOX)では、Edwin Jacksonが6回を被安打2、1四球、ソロ本塁打の1失点のみと素晴らしい内容でした。前回登板の悪いイメージを払しょく。先発投手陣はそれぞれ残り1登板ずつ。しっかり仕上げて開幕を迎えましょう。

3月15日以降実戦から遠ざかっていたAdam LaRocheが久しぶりに出場。シングルと四球で2度出塁。ファーストの守備も含めて、痛めていた左足、肩も特に問題はなく、なんとか開幕に間に合いそうです。これでMichael Morseが戻ってくれば万全ですが、無理に間に合わせなくてもいいとJohnson監督はコメントしています。また、Mark DeRosaが左ふともものハリを訴えて欠場。たいしたことなさそうですが、ベテランだけにちょっと心配。

開幕ベンチ入りが確実となっているBrett Carrollが8番ライトで先発。2四球の後、6回裏1死満塁から右中間へ走者一掃の三塁打(送球が乱れる間に本人も生還)で、地位をさらに固めました。

夜のタイガース戦(BOX)は、アウェイでのナイトゲームということで、ほとんどのレギュラーは遠征せず。先発は、Mitch Atkinsというオフにマイナー契約した26歳の投手。5回を3失点とまずまず。AAAでローテーションに入る予定で、基本はマイナーのデプスという扱いでしょう。2番手で投げたTyler Clippardが2イニングを6人で片付ける好投。

スター選手のいない打線でしたが13安打で5得点。特に1番セカンドで先発したSteve Lombardozziは3安打に1四球で4度も出塁。3番DHで出場したChad Tracyも、タイムリー二塁打を含む2安打。LaRocheがDL入りしないなら開幕ベンチは難しいと言われていますが、Zavier Nadyとどちらが残るかは最後までわかりません。

◎よくできました
Jackson 6.0IP 1ER 2H 1BB 2K 5.48
Chad Durbin 1.0IP 0ER 1H 2K 1.88 招待選手の投手で最後の生き残り。頑張ってます。
Carroll 1/2 triple R 3RBI 2BB .241
Zimmerman 1/4 HR(3) R 2RBI .385
Clippard 2.0IP 0ER 1K 3.00
Lombardozzi 3/4 R RBI BB .328
Tracy 2/5 double RBI K .238
Jesus Flores 2/3 K .302

▲がんばりましょう
Jason Werth 0/3 BB 3K .244 大振りになってる?

☆プロスペクト
Cory Brown 1/3 BB 2R .320 SB(2) 7番センターで出場し、結果を残しました。
Sandy Leon 0/1 BB 途中からマスク。
Josh Wilke 2.0IP 0ER BB 2K 今春初登板。セーブを記録。

2012/03/28

ST 3/28 Zimmermann完璧な仕上がり

前回登板でかなり打ち込まれたJordan Zimmermannでしたが、今日は違いました。6回まで許したランナーは2人のみという支配的な内容。球数もわずか68球。ブルペン投手に投球機会を与えるために降板しましたが、レギュラーシーズンなら完封ペースでした。正直な感想は「もったいない」。開幕後もこんな投球を期待しています。

試合前、Storenは開幕をDLで迎えることになるだろうとJohnson監督が発言。MRIの結果は問題なく、違和感なくキャッチボールもできているということで、あまり長い離脱とはならないようですが、それでも(最低)2週間ほどは遅れるだろうと言われています。Brad Lidgeとともに当面のクローザー候補として名前の挙がっているHenry Rodriguezが1点リードの9回に登板。100マイルを記録しながらあっさり三者凡退。一昨日に続くこの春2セーブ目を記録しました。

打線ではIan Desmondが4の4。二塁打あり、セーフティバントあり。一気に打率を3割台まで上げました(笑)。この調子で上げて行ってくれれば、雑音も消えますが、やはりもう少し歩いて欲しい・・・。Jason Werthが4号ソロ。こちらも開幕に向けてじわりと上げてきています。

つい数日前にマイナー契約を結んだXavier Nady内野手が7番ファーストで初出場。最初の2打席を三振の後、シングルを打ちました。開幕ロースター入りはさすがにないと思いますが、ベンチ候補のベテラン勢がいまひとつ結果を残せていない上に、Michael Morse、Adam LaRoche、Rick Ankielはそれぞれ開幕DLの可能性もあり(今日のレポートでは3人ともいい感じだそうですが)、Nadyが浮上してくる可能性がゼロとも言い切れません。(BOX

◎よくできました
Zimmermann 6.0IP 0ER 2H 0BB 2K 3.32
H-Rodriguez 1.0IP 0ER 0.00
Desmond 4/4 double R .302
Werth 1/3 HR(4) R RBI K .263

▲がんばりましょう
Tom Gorzelanny 1.0IP 1ER 2H 10.13 まだブルペンの有力候補のままですが・・・。
Ryan Mattheus 1.0IP 1ER 3H 4.09 期待してるんだけどな。
Jason Michaels 0/4 .220 6番レフトで先発も結果を残せず。

☆プロスペクト
Cory Brown 0/0 BB .318 途中からライトに。

2012/03/27

ST 3/27 Lombardozziにレフトは無理か?

先発のGio Gonzalezが初回に3安打1四球で3点を失い‘、また打ち込まれるのかと不安視されましたが、2回以降は立ち直り、結局5回をその3失点のみ。6奪三振に対して1四球のみということで、内容的には問題なかったようです。あと一息。ブルペンのCraig Stammen、Tyler Clippard、Brad Lidgeもきれいに終えていい感じです。

打線は11安打を放ちましたが全てシングル。好調Roger Bernadinaのタイムリーによる1点だけに終わりました。Rick Ankielが、痛めていたひざの状態があまり良くない様子で途中退場。開幕戦のセンターが有力視されているので心配です。

本職は二塁手ながら、レフトでも試されているSteve Lombardozzi。今日は8番レフトで先発しましたが、守備で不安定なところを露呈したようです。エラーが記録されたのは1つだけながら、上手く処理できなかった打球がいくつかあった模様。将来二塁手としてレギュラーになれる選手だとすれば、本人のためにも良くないと思うので、個人的にはネガティブに見ています。ただ、ベンチ・フロントには今さらマイナーで開幕という選択肢はない様子。打撃に悪影響がないことを願うばかりです。(BOX)

◎よくできました
Bernadina 2/4 RBI K .298
Jesus Flores 2/3 .275
Mark DeRosa 2/3 .385 密かに打ち続けています。
Stammen 1.0IP 0ER H K 1.69 ベンチ入りはぎりぎり・・。
Clippard 1.0IP 0ER K 3.60
Lidge 1.0IP 0ER K 1.29

▲がんばりましょう
Gio 5.0IP 3ER 7H 1BB 6K 7.20
Chad Tracy 0/4 .232 5番ファーストでフル出場も・・・。

☆プロスペクト
Lombardozzi 1/4 K .302
Randolph Oduber 0/1 代打でライトライナー。惜しい。

ST 3/26 Lannanが先発5番手に決定

試合前、今日の先発John Lannanが先発5番手として開幕を迎えることをJohnson監督が明らかにしました。王建民のことを思うと複雑ですが、ずっとナショナルズを見てきた者としてはLannanが処遇されてほっとしています。そのLannan、今日は5回を投げて2失点。被安打2で1四球、球数もわずか71球といい内容でした。

ブルペン投手では、Drew Storenが開幕に間に合わない場合のクローザー候補として名前が挙がっているHenry Rodriguezが3点リードの9回に登板。先頭打者にシングルを打たれましたが、三振と併殺でセーブを記録。8試合連続で危なげない登板を続けています。

打線は今日も好調。11安打で7点。Roger Bernadinaが昨日に続いての本塁打。ロースター入りは当確ながら、いまひとつフロント・ベンチの信頼を得られていませんが、ここに来て一気に加速してきました。もう1人、こちらはロースター争いをしているChad Tracyも2安打。昨日の代打本塁打に続き、ライバルに少し差をつけたかもしれません。(BOX)

◎よくできました
Bernadina 2/3 HR(2) R 2RBI .279
Tracy 2/4 R RBI .250
Wilson Ramos 2/4 double R RBI .235 開幕に向けて調整中。
Lannan 5.0IP 2ER 2H 1BB 5K 4.50
H-Rodriguez 1.0IP 0ER 1H 1K 0.00

▲がんばりましょう
Ross Detwiler 2.0IP 1ER(2R) 2H 1K 3.86
Ian Desmond 0/3 K .250 好調が続かない。
Jason Werth 0/3 K .257 同上。

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 1/2 R .306 今日は途中からセカンドに入りました。
Kevin Keyes 0/1 K 途中からレフトに。

2012/03/26

ST 3/25 10連敗でストップ

引き分けを挟んで10連敗していたナショナルズ。久しぶりに勝ちました。(BOX

貧打に悩んでいた打線でしたが、Ian Desmondの先頭打者本塁打から始まり、Jason Werth、Roger Bernadinaにも本塁打が出て、初回だけで5得点。3回までに10-0とリードしました。1番Desmond、4番Werth、7番Bernadinaのほかにも2番のDanny Espinosa、3番のRyan Zimmermanがマルチ安打。特にBernadinaは四球を含め4打席全てで出塁し、数字をぐっと改善。自打球をつま先に当てた影響もないようです。良かった。

先発はStrasburg。5回を投げて7人の走者を許す投球内容ながら、5奪三振で無失点。前回(5回1失点)に続いて結果を残しました。球数は85球。次回が最終調整となります。

◎よくできました
Strasburg 5.0IP 0ER 5H 1BB 1HBP 5K 4.12
Desmond 2/6 HR(1) R RBI 2K .264
Bernadina 3/3 HR(1) BB R 4RBI .250
Werth 2/5 HR(3) R 2RBI K .281
Zimmerman 3/5 3R RBI 2K .419
Espinosa 3/6 3R K .255
Chad Tracy 1/1 HR(2) R RBI .229 代打でソロ本塁打。

▲がんばりましょう
なし

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 1/4 2K .298 8番レフトで先発。本格的にレフトを練習し始めました。

2012/03/25

ST 3/24 Edwinも大乱調

先発投手陣が軒並み崩れています。今日はEdwin Jacksonが4回持たず、エラーが絡んだとはいえ、10失点・・・。各投手とも、開幕までの登板機会はあと2回。結果を出して、自信を持って開幕に向かいたいところです。

打線は今日も湿っていました。3点こそ取りましたが、わずか4安打。どうにもこうにも。

今日は守備も乱れました。ロースター入りに向けていろいろなポジションを試されているSteve Lombardozzi。今日はサードに入りましたが、失点にからむ2つの送球ミスを犯してしまいました。(BOX

クローザーのDrew Storenが開幕に間に合わない可能性をJohnson監督が示しました。MRIの結果などでは特別の対処が必要な故障は認められなかったものの、ひじに異常を訴えて調整が遅れています。間に合わない場合は、Henry RodriguuezかBrad Lidgeがクローザーを務めるようです。

◎よくできました
Wilson Ramos 1/2 BB RBI .200
Henry Rodriguez 1.0IP 0ER 1H 1K 0.00 素晴らしい内容が続いています。

▲がんばりましょう
Jackson 3.2IP 7ER(10R) 11H 2BB 4K 6.88
Lombardozzi 1/3 .302 2E
Ryan Mattheus 1.1IP 1ER 2H 1K 4.00 次第に立場が苦しくなってきました。

☆プロスペクト
Cory Brown 0/4 RBI .318 久しぶり。7番レフトで起用されましたが、結果は出せず。
Michael Taylor 0/1 R K 代走で登場。そのままセンターへ。
Adrian Sanchez 0/1 初出場。途中からセカンドへ。
Brett Newsome 0/1 R こちらも初出場。代走からファーストへ。

2012/03/24

ST 3/23 今季も貧打に悩むのか

今日はわずか3安打で、8回のJason Michaelsのソロで完封を逃れるのがやっと。この4試合でわずか3得点と打線が湿っています。しょせんスプリングトレーニングで、レギュラーがそろっていないのは確かですが、故障しているMorse、LaRocheがまで開幕に間に合わない可能性は十分。開幕しても貧打に泣きそうな気配が漂ってきました。今日はBernadinaまで自打球をつま先に当てて途中交替。

先発のJordan Zimmermannは5回を投げきりましたが、4失点とピリッとしませんでした。ブルペンでは最後に投げたCraig Stammenが1回を三者凡退。ブルペンの席を争っている立場ですが、よく頑張っています。(BOX

◎よくできました
Michaels 1/3 HR(1) R RBI .258
Stammen 1.0IP 0ER 1.86

▲がんばりましょう
Zimmermann 5.0IP 4ER 8H 1BB 3K 4.60
Tyler Clippard 1.0IP 1ER 3H 4.50
Ian Desmond 0/3 2K .250
Ryan Zimmerman 0/3 K .385
Jesus Flores 0/3 .300

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 0/1 .300 代打で出場し、1イニングだけレフトへ入りました。
Randolph Oduber 0/1 途中からライトへ。
Kevin Keyes 0/1 代打で初出場。

2012/03/22

ST 3/22 Gio 大乱調

Strasburgが開幕投手に決まってがっくりきたわけではないと思いますが、Gio Gonzalezが4回持たず、10安打4四球8失点と大乱調。制球も切れも悪く、どの球種も打たれたようです。ローテーションを争う立場ではありませんから、あまり気にせず、本人もコメントしているように、開幕後でなくて良かったと思いましょう。

主軸が抜けているとはいえ、わずか4安打で無得点。Rick Ankielが1安打1四球で順調に開幕センターのポジションに向けて仕上げて行っているくらいがいいニュース。もう故障の影響はないようです。(BOX)

◎よくできました
Ankiel 1/2 BB K .364
Henry Rodriguez 1.0IP 0ER K 0.00 これで6試合無失点。

▲がんばりましょう
Gio 3.2IP 8ER 10H 4BB 3K 8.10
Chad Tracy 0/4 2K .227 きわどい立場の選手には厳しい結果。

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 1/3 K .308
Destin Hood 0/1 K 8回に代打で登場して三振。
Blake Kelso 0/1 代走で出場して3塁に。

2012/03/21

開幕投手はStrasburg で決定!

4月5日のシカゴでの開幕戦の先発投手をStephen Strasburgが務めることをJohnson監督が明らかにしました。このまま中4日であと2回登板した後、開幕戦の前の日の休日を挟んで中5日で、登板となります。単純に力のある投手を最初に持ってくるというシンプルな決定で、Johnson監督は「全然難しくなかった」とコメント。私を含め、ぐだぐだとごたくを並べていた人たちの予想を見事に裏切ってくれました。初の開幕投手、おめでとう。期待しています。

Gio Gonzalezが2番手で投げることも同時に明らかにしました。3番手については監督は何も言っていませんが今の順番だとJordan Zimmermann、そして4番手がEdwin Jacksonということになりそうです。

ST 3/21 Lannan、Desmondが活躍

この春ここまで結果を残せてこなかったJohn LannanとIan Desmondの2人が活躍。Lannanは先発して4回を無失点。あわや本塁打という打球が風に流されてファールになったり、という運に恵まれた部分もあり、また4回までに75球を要したことは課題ですが、結果は結果。開幕ローテーションの最後の席を固めるには十分な投球でした。Desmondは二塁打1本を含む3安打。四球も選び5打席で4度出塁と、リードオフとしての成果を出しました。これが続けばいいのですが。開幕に向けて調子を上げていってくれることを期待しています。

Steve Lombardozzi が途中からレフトの守備に入りました。打撃の評価が高く、いよいよ開幕ベンチ入りは当確。セカンドDanny Espinosa、ショートDesmondとともにラインナップに入れるためにレフトを守らせることをJohnson監督が数日前から示唆していましたが、遂に実際に起用されました。昨季までマイナーでさえ経験はなく、全くの初めてに近い実験。なにもそこまでしなくても、という感じはしますが。(BOX)

けが人情報のアップデート。王建民はキャッチボールはできたものの、まだ投球練習は無理。開幕をDLで迎えることがほぼ確実となりました。Adam LaRocheとMichael Morseの2人についても、Johnson監督が無理に開幕に間に合わせる必要はないと発言。それでLombardozziがレフトなんていう案が出てきたわけです。LaRocheはともかくMorseがいないとなると打線の破壊力はかなり低下しますのでなんとか間に合って欲しいのですが。クローザーのDrew Storenが風邪を引いたのどの痛みで数日休んでいましたが、それに加えて腕も痛いと言っています。大丈夫かな。上記の誰より心配。

◎よくできました
Lannan 4.0IP 0ER 3H 1BB 2K 4.85
Chad Durbin 2.0IP 0ER 1H 1K 2.38 前回は打たれましたが今回は好投。評価が難しい。
Desmond 3/4 double BB R .268
Brett Carroll 2/2 .286 途中出場でシングル2本。
Chad Tracy 2/4 RBI .250 チーム最多を独走の11打点目。

▲がんばりましょう
Espinosa 0/5 .222 E 打席での凡退に加え、延長10回に失点につながるエラー。
Roger Bernadina 0/4 3K .188 センターで先発もいいところなし。
Ryan Perry 2.0IP 1ER(3R) 3H 1BB 1K 2.25 9回2死から同点に追いつかれ、10回に勝ち越された。

☆プロスペクト
Lombardozzi 1/3 .306

2012/03/20

ST 3/20 Strasburg この春一番の投球

先発のStephen Strasburgが5回をソロ本塁打の1失点のみ。85球を要したのはやや多い印象ですが、出したランナーも3人だけとこの春一番の投球でした。このまま調子を上げて、開幕を迎えましょう!

2番手で登板のRyan Mattheusが2安打1四球で1失点。マイナーオプションを残しながらブルペンの座を争う身としてはこの時期に痛い結果。3番手Henry Rodriguez、4番手Craig Stammenはいずれも無失点と好投を続けているだけに、少し差をつけられたかもしれません。

打線はわずか5安打で無得点。しかもうち1本はStrasburg。ニュースになったのはIan Desmondが40打席近く立ってこの春初めて四球を選んだこと。リードオフとしてそれでいいのか・・・。Rick Ankielが実戦復帰。さっそく1安打放ちました。(BOX

◎よくできました
Strasburg 5.0IP 1ER 2H 1BB 4K 5.52
Stammen 1.0IP 0ER 1K 2.08 
Desmond 1/2 BB K SB(1) .216
Ankiel 1/3 .375

▲がんばりましょう
Mattheus 1.0IP 1ER 2H 1BB 1K 3.68
Brett Carroll 0/3 K .242 だんだん打率が落ちてきました。
Wilson Ramos 0/3 .208 一向に調子が上がりません。

☆プロスペクト
Steve Lombardozzi 0/3 .303 1番サードで先発も凡退。
Cory Brown 0/1 .389 代走からセンターに入りました。
David Freitas 0/1 K 途中からマスク。初打席は三振。

2012/03/18

Bryce HarperはAAAで開幕

18日の試合後、Bryce HarperにAAA行きが通告されました。同時にセンターへのコンバートも伝えられました。

この春はスタートから先発出場の機会を与えられメジャーの一線級の投手とも対戦。初戦から4試合連続で安打を放つなど好スタートを切りましたが、左ふくらはぎを痛めて離脱。一週間休んで復帰しましたが、その後は17打数3安打と結果を出せませんでした。特に左投手との対戦では脆さを露呈。三振も多く、課題を示しました。

Bryce Harper
9G 28AB 8H 2double 0HR 0RBI 2BB 11K .286/.333/.357 0SB

マイナーでの開幕は想定内。AAは卒業としてAAAに行くことも想定内。ただ、予想より早かったという印象です。故障からの復帰後は結果を残せておらず力不足と判断されたと言えばそれまでですが、うがった見方をすれば、今後Harperが調子を上げた場合(過去のスロースターターぶりからすると十分ありうる)、開幕近くになって契約・金銭のために降格させたといった批判を浴びながらの難しい判断を迫られる前に降格させたと見ることもできます。いずれにせよ、間違った判断ではないと思います。

センターへのコンバートというのはちょっと驚きでしたが、スプリングトレーニングで守らせてみて、やれると判断したんでしょう。それなりの練習期間は必要ですが、足は速く、何よりセンスが抜群なので十分務まることでしょう。一方で、今後長くチームメイトとしてやっていくことになるJason Werthの存在も影響したようです。Johnson監督は「Werthはセンターを守ることはできるが、余裕を持ってライトを守ることで打撃が上向くことを期待したい」と言っています。Werthのことだけを考えれば、超大型契約に見合ったパフォーマンスを求めることは当然であり、平均以上の守備力を発揮できるライトに専念して、打撃に集中させることは極めて妥当な判断だと思います。

さて、Harperのメジャーデビューはいつになるのでしょうか。Johnson監督は"He'll be back here pretty soon." とコメントしているものの、センターへのコンバートにより、多少先延ばしになったと考えるのが自然。4月末は消えたでしょう。打撃で圧倒しても、センターの守備はそんなに簡単なものではないはず。あるいは(年俸調停スーパー2の対象とならないことが確実となる)6月頃まで待たなければならないかもしれません。

ST 3/18 Tyler Moore 本領発揮

プロスペクトのTyler Mooreが8番ファーストでフル出場。6回にライトへ1号ソロを打つと、9回にはレフトへタイムリー二塁打。過去2シーズン、マイナーで62本塁打を叩き込んできた長打力を見せまつけました。ファーストはAdam LaRocheがレギュラーと見込まれていますが、しばらく前に数試合出場していたものの右足甲の外側の痛みがなかなか引かず、肩の状態も完全ではなく、開幕が危ぶまれてきました。このままLaRocheが回復せず、Mooreが調子を上げていくと、もしかすると開幕メジャー切符をつかむかもしれません。

先発したのはEdwin Jackson。2回までは簡単に終えましたが、3回、4回とつかまりました。4回を4失点。2番手で投げたChad Durbinはひどかった。エラーもからんだとはいえ、1イニングで被安打5は多すぎました。

Bryce Harperは7番ライトで先発し、途中からセンターに回りました。4打席連続で三振を喫しましたが、9回裏2死からの最終打席でセンターへ二塁打。昨日に続く長打です。(BOX

◎よくできました
Moore 2/5 HR(1) double 2R 2RBI .296
Jason Werth 1/2 double BB 2RBI K
Roger Bernadina 2/5 RRI .231

▲がんばりましょう
Jackson 4.0IP 4ER 7H 3BB 3K 4.05
Chad Durbin 1.0IP 1ER(5R) 5H 1BB 2.89

☆プロスペクト
Harper 1/5 double R 4K .286
Steve Lombardozzi 1/2 .333

2012/03/17

ST 3/17 Zimmermann 4回無失点

Jordan Zimmermannが4回を被安打5、うち2本が二塁打と結構打たれながらも、無失点。良かったのか悪かったのか、微妙なところです。結果が無失点なのでこれで自信を持ってくれれば良しとしましょう。

打線はChad Tracy の内野ゴロの間に取った1点だけ。6安打3四球のランナーを出しましたが、得点圏では7打数ノーヒット。ぱっとしません。LaRocheとMorseはまだ故障が完全に回復していない様子。LaRocheはともかくMorseには開幕までに完全復活してもらわないと困ります。

Bryce Harperはセンターで先発出場。第2打席でレフトへ流し打ちの二塁打。この春7本目のヒットでようやく初の長打が出ました。上向いてきたかもしれません。既にマイナーキャンプに送られているRafael Martinが5回から2番手で登板。John Buckに同点ソロを打たれたものの、2イニングで許した走者はその1人だけ、3奪三振とますます評価を上げました。(BOX)

◎よくできました
Zimmermann 4.0IP 0ER 5H 3K 3.38
Ryan Mattheus 2.0IP 0ER 1BB 1K 2.84
Mark DeRosa 1/2 double BB .429

▲がんばりましょう
Ian Desmond 0/3 .188
Roger Bernadina 0/3 BB K .190

☆プロスペクト
Harper 1/3 double .304
Steve Lombardozzi 0/1 .321 途中からセカンド。
Tyler Moore 0/1 .273 代打出場。
Martin 2.0IP 1ER 1H 3K 3.60

ST 3/16 Lombardozzi 3の3 初本塁打

内野手の控えとして25人ロースター争いの渦中にいるSteve Lombardozziが3打数3安打。3回にはCC Sabathiaから右打席でレフトのポール際へ初本塁打を打ち込みました。昨年9月の昇格時やこの春も序盤はメジャーの投手を打てそうにありませんでしたが、順応してきた感じです。どうやらロースター入りしそうな気配。

先発はGio Gonzalez。初回にいきなり連打で1点取られましたが、失点はそれだけ。4回途中までに6つの三振を奪ったのでいい球を投げていたんだと思われます。ただ、4回は2四球を出してランナーを溜めて降板と、少し課題が残りました。その4回のピンチに出てきたCraig Stammen。連続三振で切り抜けましたが、次の回にA-Rodに2ランを浴びました。うーん、こちらももう一息。

Bryce Harperは3打席凡退の後、一塁手のミットをはじく安打。復帰後3試合目で初安打。打率をちょうど3割まで落としました。(BOX

◎よくできました
Lombardozzi 3/3 HR(1) 2R RBI .333
Mark DeRosa 1/2 BB .417 故障の気配を見せず、しっかり成績を残しています。
Ryan Perry 1.0IP 0ER 2K 0.00 同点の9回に登板。4試合目の登板も無四球と評価を上げています。

▲がんばりましょう
Andres Blanco 0/4 K .056
Jason Michaels 0/3 .273
☆プロスペクト
Harper 1/4 .300
Tyler Moore 0/2 .286 代走から一塁守備。

2012/03/16

王建民は少なくとも2週間の離脱

昨日の試合で左ハムストリングを痛めた王建民。診察の結果、断裂といった重症ではないものの少なくとも2週間の離脱となることが明らかになりました。またスプリングトレーニングのプロセスを繰り返すことが必要になるため、これで開幕は絶望。4月中の復帰が1つの目標となりました。

こうなってくるとJohn Lannanのトレードどころではありません。しっかり調整して、王が戻ってくる場所がないようなピッチングを見せてください。

2012/03/15

ST 3/15 王建民がハムストリングを故障

先発5番手を争う王建民とJohn Lannan。ここ数日、ナショナルズのフロントがLannanのトレードに向けて積極的に動いているという報道があり、それをRizzo GMが否定するなど、騒がしい中で迎えた今日の第3ラウンド。王が先発し、Lannanがブルペンから登板することになっていました。

先発の王の投球内容は良かったと思われます。初回はあっさり三者凡退。2回は2死満塁とされましたが三振で切り抜け、3回も先頭打者を三振の後、迎えたRussel Martinの打球は当たりそこないの一塁方面へのゴロ。王が自分で打球を処理してベースに向かったところで、意外な落とし穴がありました(動画)。とりあえずの診断結果は左のハムストリングを痛めたとのことですが、即座に病院に送られており、あまり軽いものとは思われません。復帰時期も全く不明。今日の登板では球速が90マイルを常時超え、調子が上がってきていただけに残念でなりません。

2番手にChad Durbinをはさみ、5回からLannanが登板。最初の2イニングは簡単に無失点で終えましたが、7回につかまり、5連打などで4失点。さらに8回にもエラーがらみで2失点。打たれたのはいずれも単打で必ずしも激しく打ち込まれたわけではないようですが、結果としてはかなり残念なものとなりました。王が間に合わないとすれば、Lannanのトレードどころではありません。開幕まではまだ時間がありますので、しっかり調整してくれることを期待します。

打線ではAdam LaRocheが1安打2四球で3度出塁し、いい感じになってきました。べんち入りを争う選手では、Chad TracyとSteve Lombardozziがともに2安打でアピールしています。

今日はライトで先発したBryce Harperでしたが、結果は2三振を含む3打席凡退。左投手との対戦ではまだまだ弱さを見せていたようです。(BOX

◎よくできました
Lombardozzi 2/2 SR R RBI SB(1) .250
Tracy 2/5 2R .259
LaRoche 1/2 double 2BB R RBI .250
王建民 2.2IP 0ER 2H 1HBP 4K 3.86

▲がんばりましょう
Lannan 4.0IP 4ER(6R) 7H 1BB 2K 7.00
Danny Espinosa 0/5 2K .240

☆プロスペクト
Harper 0/3 2K .313
Tyler Moore 0/1 R .316 代走出場からDH。

ST 3/14 センターでHarper復帰

左ふくらはぎを痛めていたBryce Harperが6番センターで復帰。この春初めてセンターに入りました。元捕手の強肩が買われてプロ入り後は主にライトを守ってきましたが、足も速いのでセンターも務まる能力はあると言われていました。昨季もわずか20試合ですが守りました。いくつか飛んできた打球はいずれも無難にこなしたようです。打席では、2打席凡退の後、四球を選びました。

先発のStephen Strasburgは打たれました。初回にDan Ugglaに2ランを浴びると、3回、4回(Jason Heywardのソロ)にも1点ずつ。これで3試合連続での失点。今回も球速はかなり出ていたようですが、コントロールが甘く、本塁打を打たれたのはいずれも高めに向けた感じの投球でした。三振もわずかに1つ。少し不安を感じます。

2番手で投げたのがTom Gorzelanny。毎回先頭打者を出し、得点圏に走者を背負う苦しい投球。結果は3回を無失点ですが、相手打者の「拙攻」(あえてそう書きます)とEury Perezの好送球に助けられたものであり、評価を上げるような内容ではなかったと思います。

打線では、Jesus Flores(2号ソロ)とChad Tracy(1号2ラン)が本塁打。Tracyはもう1本タイムリーを打って今日だけで3打点。通算8打点はチーム単独トップとなり、ベンチ入りを争う他のベテランに対して一歩リードした感じです。(BOX

◎よくできました
Flores 3/3 HR(2) R RBI .368
Tracy 2/4 HR(1) 2R 3RBI K .227

▲がんばりましょう
Strasburg 4.0IP 5H 2BB 1K 7.46
Gorzelanny 3.0IP 0ER 4H BB 5K 12.60
Ryan Mattheus 1.0IP 2ER 4H 1K 4.15 ブルペンの最後の席を争う身には厳しい結果。

☆プロスペクト
Harper 0/2 BB K .385
Perez 0/4 K .333 9番ライトでフル出場。上記の好送球も、打席では2度のチャンスを含め凡退。
Steve Lombardozzi 1/5 .182 2番セカンドでフル出場。なかなか数字が上がりません。
Tyler Moore 0/1 K 途中からファーストに。

2012/03/14

ST 3/13 あとはDesmond

Jason Werth がこの春2本目となるソロ本塁打をライトに打ちました。相手はタイガースのクローザーJose Valverde。体に近いところでボールを叩いて、しっかり運びました。四球も選び今日は2度出塁。いい感じになってきました。Danny Espinosaも2安打に初盗塁も決めて、乗っていけるのではないでしょうか。

レギュラーと目される打者で心配なのは、あとはIan Desmondくらい。今日も1安打(二塁打)こそ出ましたが、冬の間に改造した打撃フォームについてJohnson監督からダメ出しを受けるなど、もたもたしています。Steve Lombardozziも打席では相変わらず成績を残せておらず(ここまでの打率:Desmond .174、Lombardozzi .176)、すぐにレギュラーを奪われるという気配はありませんが、下にはRendonも控えていますので、うかうかしていられません。

今日の先発はEdwin Jackson。ここまで2試合好投していましたが、この試合は荒れました。初回、エラーの走者を置いて2ランを浴びるなど、4回途中で4失点。後を受けたDetwilerもピリッとしませんでした。(BOX)

◎よくできました
Werth 1/2 HR(2) R RBI .286
Espinosa 2/3 SB(1) K .300
Ryan Zimmerman 1/2 double SF RBI .571 二塁打と犠飛と今日も好調。

▲がんばりましょう
Jackson 3.1IP 2ER(4R) 5H 2BB 2K 1.93
Detwiler 2.2IP 1ER 4H 2BB 3K 3.52
Jason Michaels 0/3 BB .278 9番レフトでフル出場も、フライを落球。
Brett Carroll 0/4 2K .227 8番センターでフル出場も、打席ではいいところなし。

☆プロスペクト
Lombardozzi 0/1 BB R .176  代走出場からセカンド守備。
Eury Perez 0/1 .429 途中からライトへ。
Tyler Moore 0/2 .353 代打出場からDH。

2012/03/13

Rendon, PurkeはA+で開幕

最初のロースターカットがあり、他の7人とともにAnthony RendonとMatt Purkeの両プロスペクトにマイナーキャンプ行きが命じられました。2人とも、昨年結んだ契約がメジャー契約だったためにメジャーのキャンプに参加していましたが、まだマイナーでのプレー経験さえなく、マイナー開幕は規定路線。Potomac (A+) で開幕を迎えることが決まりました。(近いから見に行けます!)

春の成績は下記の通りですが、サンプル数が少なく何とも言えません。それよりも、両選手ともしっかり健康にプレーできたこと自体が大きな収穫。ドラフト順位を下げることになった故障は心配しなくていいようです。Rendonはスプリングトレーニング中はサードとショートを守りましたが、マイナーではセカンドにも取り組む予定。Purkeも2試合ともブルペンからの登板でしたが、当然ながら先発投手として育成されることになります。マイナーの開幕が今から楽しみです。

Anthony Rendon
8G 13AB 3H 3doubles 1RBI 1BB 4K 0SB .231/.286/.462

Matt Purke 
2G 3.1IP 1ER 5H 1HR 1BB 3K 2.70/1.80

2012/03/12

ST 3/12 もったいないほどZim 絶好調

契約延長してすっきりした気持ちで打席に入れているからなのかRyan Zimmermanが絶好調です。1打席目に二塁打、2打席目にはライトへのソロ本塁打。これでスプリングトレーニングは12打数7安打(3二塁打、2本塁打)2四球5打点。ここまで打つともったいない気がしてきます。

故障離脱していたMichael MorseがDHながら復帰。さっそくタイムリー二塁打と四球で2度出塁。Adam LaRocheが今日はファーストの守備に復帰。こちらも無難にこなしたようです。よしよし。

先発はJordan Zimmermann。初回に昨年のワールドシリーズMVP、David Freeseに3ランを打たれるなど4回途中で4失点。本人もJohnson監督もあまり結果を気にしていないとコメントしています。故障でないならいいです。2番手では、これがこの春最後の登板となったMatt Purkeが登板し、ランナーを出しましたが1回1/3を無失点。自信をつかんでくれたのではないでしょうか。

やはり今日が最後となったCory Brownが9番ライトでフル出場。2本のタイムリーと守備でもダイビングキャッチを決めアピールし、試合後(降格発表後)Johnson監督から「このままのプレーを続けていれば、ナショナルズはセンターを探さなくてよくなる」という言葉をもらいました。(BOX)

◎よくできました
Zimmerman 2/3 double HR(2) 2R RBI K
Brown 2/4 2RBI SB(1)
Jesus Flores 1/3 HR(1) R 2RBI
Morse 1/2 double BB RBI

▲がんばりましょう
Zimmermann 3.2IP 4ER 7H BB
Danny Espinosa 0/3 2K

☆プロスペクト,
Purke 1.1IP 0ER H BB K
Steve Lombardozzi 0/2 K 途中からセカンドに。
Tyler Moore 2/2 R 代走出場でDHに、回ってきた打席ではともにシングル。
Eury Perez 0/1 SAC R K 途中からセンターに、犠打1を記録。

ST 3/11 Gio 4回無失点(ただし雨天中止)

Gio Gonzalezが出身地に近いカージナルスのキャンプ地で登板。4回を2本のシングルだけと前回に続く快投。いよいよ、開幕投手という声も上り始めました。

Roger Bernadinaがタイムリーを打ち、4回終了時点で1-0とリードしていましたが、そこで大雨になり中止となりました。記録上はGioの好投Bernadinaのタイムリーもなかったことになりますが、監督は見ていたはずですしスプリングトレーニングでは大して問題ではありません。でも、ともに2打席凡退に終わっていたEury PerezとAnthony Rendonの2人は雨で流れてくれてラッキーと思っているかもしれませんね(笑)。

◎よくできました
Gio 4.0IP 0ER 2H 2K
Bernadina 1/2 RBI 2番レフトで出場し、第2打席にタイムリー。

☆プロスペクト
Perez 0/2 2K 1番センターで出場。
Rendon 0/2 8番サードで出場。

+++++++++++++++++++++++
ところで、John Lannanのトレード相手をナショナルズが積極的に探しているという情報がまた流れています。Lannanは落ち着かない日々を送っていることでしょう。可哀想に。

2012/03/11

ST 3/10 王対Lannan 第2ラウンドも引き分け

スプリングトレーニング名物のスプリット・スクワッド(チームを2つに分けてそれぞれ別の相手と試合行う)。先発ローテーション争いを展開する王建民がメッツ戦(BOX)に、John Lannanがタイガース戦(BOX)に、それぞれ先発。ともに2回を2失点とピリッとしない内容で、またも引き分けと言えるでしょう。対戦相手がレギュラーをそろえたタイガースだったことを加味するとややLannanに分があるかもしれませんが。次の登板はどちらが先発するのかまだ明らかにされていませんが、要注目です。

 チームを2つに分けたことで、多くの選手が出場機会を得ました。出なかったのは、Morse、Harper、それに昨日の試合でハムストリングを痛めたRick Ankielの3人くらい。Adam LaRocheがこの春初出場。最初の打席で、流し打ちのタイムリーと幸先よくスタート。DH出場のWilson Ramosも2安打し、これで主力には全員ヒットがでました。

同じく選手が足りないくらいだったので、多くのプロスペクトが出場機会を得ました。中でも、Eury PerezはあのJustin Verlanderからセンター前にはじき返すシングルを打つなど2安打と評価はうなぎのぼりです。Tyler Mooreも途中出場ながら2安打。Cory BrownはタイガースのクローザーJose Valverdeからソロを打ちました。 

◎よくできました
Ryan Zimmerman 2/3 2doubles R 2RBI 順調。
LaRoche 1/2 R RBI K
Ramos 2/4 double 2RBI   
Danny Espinosa 2/3
Andres Branco 1/2 HR(1)R RBI 8回に一時勝ち越しとなるソロ本塁打がようやくの初安打。
Craig Stammen 3.0IP 0ER 2H 4K 前回と合わせて5回無失点、無四球。
Brad Lidge 1.0IP 0ER 3K  Perez 2/3 BB R K 
Moore 2/2 double R RBI 
Sandy Leon 2/4 捕手としてフル出場。
Brown 1/4 HR(1) R RBI K

▲がんばりましょう
王建民2.0IP 2ER 3H BB 2K
Lannan 2.0IP 2ER 4H BB 4K
Yunesky Maya 2.0IP ER H 2BB いきなり先頭打者を歩かせるなど悪印象。
Jesus Flores 0/5 2K DHでフル出場もいいところなし。
Jason Michaels 0/4 2K レフトでフル出場も残念。

☆プロスペクト
Anthony Rendon 1/1 double R 途中からサード。
Steve Lombardozzi 0/3 2番セカンドで先発も結果は残せず。
Destin Hood 0/2 BB R K 途中からレフト。初打席は四球。
Michael Tayler 0/1 BB R 途中からセンターへ。初打席は四球。
Jeff Kobernus 1/2 代走からセカンドへ。第2打席でセンター前ヒット。
Justin Bloxom 1/2 代走からファーストへ。初打席でライトへシングル。
Blake Kelso 0/0 SF RBI 途中からショートへ。唯一の打席で犠飛。
Randolph Oduber 0/1 途中からライトへ。
Rafael Martin 2.0IP ER 2H BB 8回に出てきて同点にされるBS。

2012/03/10

ST 3/9 Strasburg 98マイル計時

Stephen Strasburgの2度目の登板。前回と同じように3回につかまり2失点。Hanley Ramirezに打たれた三塁打はかなり痛打されたようですが、全体的には悪くはなかったようです。球速は90マイル台後半まで上がり最速は98マイル。本人は、制球も前回より良く、手応えを感じたとコメントしています。

若手主体で臨んだ打線はシングル安打4本に抑え込まれ、完封負け。(BOX)

◎よくできました
Tom Gorzelanny 1.0IP 0ER BB 2K いきなり四球でしたが、前回の悪夢の再現は回避。

▲がんばりましょう
Ian Desmond 0/3 2K
Brett Carroll 0/3 2K

☆プロスペクト
Anthony Rendon 0/2 K 5番サードで先発。
Steve Lombardozzi  1/3 2番セカンドで先発。
Tyler Moore 1/2 4番ファーストで先発。
Cory Brown 1/2  途中からライト。

2012/03/08

ST 3/8 Edwin-Detwiler快投、Zim1号

試合開始直前になってBryce Harperが先発オーダーから外れました。左ふくらはぎ痛のため。大事ないとのことですが、2、3日は様子を見るようです。LaRoche、Morseに続く3人目の離脱となりますが、まだ焦る時期ではありません。ゆっくり、しっかり治して下さい。

試合は完勝。(BOX

投げてはEdwin Jacksonが4回無失点、Ross Detwilerに至っては3回をパーフェクトに抑える快投。特にここまでローテーション争いでやや遅れを取っていたDetwilerが強烈な印象を残すことに成功し、ますます面白くなってきました。ブルペンのRyan Perry、Henry Rodriguezも抑えて、チームで3安打無四球の完封。

打っては初回、Livan HernandezからRyan Zimmermanがライトへソロ本塁打。その後もコツコツ加点して8得点。

◎よくできました
Jackson 4.0IP 0ER 2H 3K
Detwiler 3.0IP 0ER 3K
Zimmerman 2/3 HR(1) R 2RBI
Brett Carroll 1/2 double 2BB 2R RBI ベンチ入りに向けて必死のアピール。

▲がんばりましょう
Jason Werth 0/3 K 1死1,3塁での空振り三振・・・。
Danny Espinosa 0/3 K

☆プロスペクト
Anthony Rendon 1/2 double 2R 1RBI 途中からショート。
Steve Lombardozzi 1/2 double BB K ショートで先発。
Eury Perez 2/4 R RBI センターでフル出場。ナイスアピール!
Tyler Moore 0/2
Sandy Leon 0/0 BB 7回からマスク。
Carlos Rivero 0/1 R
Cory Brown 1/1 double 代走で出場し、回ってきた打席で二塁打。打撃好調。

2012/03/07

ST 3/7 Desmond初安打、Zimmermann 3回無失点

Ian Desmondが第1打席で左中間を破るダブル。10打席目でようやくの初安打が出ました。スプリングトレーニングのこの時期には異例の3試合連続の先発出場。Johnson監督の試合後のコメントは「よく眠れるように、ヒットを打って欲しかった(笑)」というものでした。やっぱり心配していたんですね。これで吹っ切れてくれるといいのですが。

先発したJordan Zimmermanはやや制球に苦しんだようですが、3回をきっちり無失点。球速も90マイル超で、この時期としては上々の出来。これで先発ローテーション投手は一回りしました。そろって順調に仕上げているようで何より。2番手でMatt Purkeがグレープフルーツリーグ初登板。ソロ本塁打で1点を失いましたが、2回を投げきりました。

Bryce Harperは途中出場もなく、この春初めての休日となりました。(BOX)

◎よくできました
Jordan Zimmermann 3.0IP 0ER 3H BB 3K
Carlos Maldonado 1/1 HR(1) R RBI BB 9回に同点2ラン。
Jaon Michaels 1/1 RBI BB 初回に先制タイムリー。

▲がんばりましょう
Roger Bernadina 0/4 2K せっかく試合前にJohnson監督が評価するコメントをしていたのに。
Brad Lidge 1.0IP 1ER(2R) 3H

☆プロスペクト
Anthony Rendon 0/2 2K 途中からショート。打てない。
Steve Lombardozzi 0/2 K セカンドで先発出場。
Tyler Moore 1/2 R K 9回に嬉しい初安打。
Carlos Rivero 0/2 K こちらはまだ出ません。
Cory Brown 0/3 K 9番ライトでフル出場も結果を残せず。
Matt Purke 2.0IP 1ER4H 0BB 2K

2012/03/06

ST 3/6 Gio 3回無失点デビュー

初登板のGio Gonzalez。初回に2人のランナーを出しましたが、危なげなく3イニングを無失点。最速は95マイルを計時。順調な仕上がりを見せています。今日はそのGioとのトレードでA'sに行ったTom Miloneがやはり3回を無失点。前回登板と合わせて5イニングでソロ本塁打の1失点のみと好投を続けています。昨日初登板のBrad PeacockはAlbert Pujolsにダブルを打たれるなど2回途中4失点という結果でした。

2回にJason Werth、4回にMark DeRosaがそれぞれソロ本塁打。3回にはChad Tracyが2点タイムリー二塁打と今日は長打が出たナショナルズ打線。WerthとTracyはそれぞれ初安打。なかなかヒットが出ないのがIan Desmond。3度目となる1番ショートでの先発出場でしたが、3打席凡退の上に3つ目のエラー。周りが喧しくなってきました。

出場予定だったMichael Morseが背中を痛めて欠場。今の時期に無理をしても仕方ないので、しっかり直して下さい。代わってBryce Harperが7番ライトでフル出場。第1打席にライナーでライト前に運ぶシングル。その後3打席は凡退。(BOX

◎よくできました
Gio Gonzalez 3.0IP 0ER H BB 2K
Jason Werth 1/2 HR(1) R RBI
Mark DeRosa 1/2 HR(1) R RBI
Brett Carroll 2/4 R K 9番レフトでフル出場。

▲がんばりましょう
Ian Desmond 0/3 K E(3)
Andres Blanco 0/2 2K 途中からショート。打席では無視1,2塁の場面などで2三振。

☆プロスペクト
Bryce Harper 1/4 K
Anthony Rendon 1/1 double R 代走で入りサードへ。8回の打席でライトへ二塁打。初安打!
Tyler Moore 0/1 SF RBI K 途中からファースト。8回に犠飛。
Eury Perez 0/2 途中からセンター。
Sandy Leon 1/2 途中からマスク。7回の初打席でライト前シングル。

2012/03/05

ST 3/5 王対Lannan 第1ラウンド

日中は王建民がチームのマイナーリーガー相手に実戦形式で登板し、2回を投げて4安打無四球3奪三振で自責点0(失点1)とまずまずの投球。球速は90マイル前後だったようで、まずは順調。

そして夜はローテーション争いをするJohn Lannanがメッツ戦で登板(BOX)。初回先頭打者を歩かせ、盗塁、タイムリーであっという間に1点を失いましたが、その後は立ち直り、結局3回を投げて3安打1四球1三振で1失点。

まずは互角といったところでしょうか。今後の展開に注目です。

今日試合が行われたメッツのキャンプ地Port St. Lucieが生まれ故郷のRick Ankiel。家族や旧友を前に第1打席に逆方向へソロ本塁打。今春チーム1号。第2打席でも四球で歩き、二盗を決めました。センターを争っているBernadinaもシングルと四球で2度出塁しましたが、こちらは盗塁を刺されるなど、一枚上を行っています。

Bryce Harperは6番ライトで先発出場。第1打席はセンター前に抜けるシングル。この春初の四球を挟み、第3打席は三塁前のゴロで内野安打としました。計3試合で7打数4安打1四球1三振です・・・。いやはや。

◎よくできました
Bryce Harper 2/2 BB
Rick Ankiel 1/1 HR(1) BB R RBI SB(1)
Craig Stammen 2.0IP 0ER 2H 2K

▲がんばりましょう
Chad Tracy 0/3

☆プロスペクト
Anthony Rendon 0/1 BB K 2打席目で歩いて初出塁。
Steve Lombardozzi 1/3 2番セカンドで先発出場。初安打。
Eury Perez 1/1 double R 代走で出場し、最初の打席で犠打、2打席目はダブル。
Tyler Moore 0/1
Cory Brown 1/1 昨日に続いてクリーンヒット。
Zach Walters 0/1 K 途中からショートに入り、好プレーを披露。
Rafael Martin 1.0IP 0ER 2BB K

2012/03/04

ST 3/4 Strasburgは3回途中2失点のスタート

用事をこなしながらでしたが、テレビ中継で大体見ました。

Stephen Strasburgが今春初登板。2回までは1安打のみの無失点。球数が少なかったため3イニング目に入りましたが、1死から9番捕手のChris Snyderにソロを打たれました。カウント3-1から甘く入った真ん中の球。さらに二塁打、暴投とバタバタした投球。空振り三振で2死3塁としたところで今日の投球数制限に達し降板。続くGorzelannyが打たれたため自責点は2となりました。全体的にコントロールが甘く少し反省の残る投球だったと思います。試合後、最初の登板で力が入ったというコメントを残しています。球速は90マイル台前半だったようです。

試合は惨敗(BOX)。2番手で投げたTom GorzelannyがStrasburgが残したランナーを合わせると8点を失うというあまりにひどい結果。2死3塁で呼ばれ、最初の打者に死球の後、3ランを被弾。次のイニングも、安打と2四球で2死満塁とされると、押出し四球、暴投で2点を献上した後、またも3ラン。イニング途中での降板となりました。

Zimmerman、Morseが初出場し1安打ずつ。Espinosaにも初安打。

◎よくできました
Jason Michaels 2/2 RBI 2回に先制タイムリー。昨日に続くヒットでベンチ入りに向けてアピール。
Mark DeRosa 2/2
Ryan Mattheus 1.1IP 0ER BB 2K Gorzelanny降板後、試合を引き締める投球。
Drew Storen 1.0IP 0ER 2K 9回に登板し、格下打者を圧倒。

▲がんばりましょう
Tom Gorzelanny 1.0IP 7ER 3H 4BB K WP
Ian Desmond 0/3 K 2E 2試合続けてヒットなしはともかく、2エラーはいただけません。

☆プロスペクト
Bryce Harper 1/2 K 途中からライト。ヒットはショートへの内野安打。全力疾走は好印象。
Anthony Rendon 0/2 いずれも速球に差し込まれてのポップフライ。途中からショート。
Eury Perez 1/2 途中からセンターに。ショートの頭を超える会心のヒット。
Cory Brown 1/2 R 代走からレフトへ。ヒットはセンター前へのいい当たりでした。

ST 3/3 HarperがLivanからシングル

いよいよグレープフルーツ・リーグの試合が始まりました。ここからは、ロースター争いの渦中にいる選手にとっては、内容だけでなく数字も問われることになります。

ナショナルズの選手に入る前に、まず今日の相手先発、Livan Hernandez。アストロズに移って、スプリングトレーニングとはいえ最初の登板がナショナルズ相手というのはやりにくかったとコメントを残しましたが、結果は2回を3安打されながらも無失点。開幕ローテション入りに向けてナショナルズが邪魔をしなくて良かったなというのが私の正直な感想。むしろナショナルズの選手たちもやりにくかっただろうと思います。

さてナショナルズ。注目のBryce Harperは7番ライトで先発出場。2回の第1打席、Livanからライト前にシングル。続く2打席は2ゴロに倒れましたが、悪くないスタートを切りました。守備も無難だったようです。 ドラフト1位のAnthony Rendonは、途中からDHに入りセンターフライと遊ゴロに倒れています。

先発はEdwin Jackson。フォーム修正が完全にはしっくきていないようで、2つの四球を与えるなど荒れ気味ながら、2つの併殺で2回を無失点。2番手で登板したRoss Detwilerは2回で3三振を奪うなど調子は悪くなかったようですが、甘く入ったチェンジアップを2ランホームランされました。

ST期間中は恒例の、◎よくできました、▲がんばりましょう、☆プロスペクトの成績表方式で記事にして行きたいと思います。 (BOX)

◎よくできましたJesus Flores 2/2 2doubles RBI ウィンターリーグの好調を維持。
Roger Bernadina 2/3 double R 今日はレフトで先発。結果を残しました。
Chad Durbin 2.0IP 0ER H 2K

▲がんばりましょうIan Desmond 0/3 K
Danny Espinosa 0/3 2K 1-2番コンビがそろって3タコ。
Carlos Rivero 0/2 K E 途中出場も2打席凡退。タイムリーエラー・・・。
Ross Detwiler 2.0IP 2ER 2H BB 3K

☆プロスペクト
Bryce Harper 1/2
Anthony Rendon 0/2 初打席はセンターフライ。
Steve Lombardozzi 0/1 途中から二塁。 初打席は2ゴロ。
Tyler Moore 0/2 K 途中から一塁。 初打席は三振。
Cory Brown 代走出場も打席は回らず。
Atahualpa Severino 1.0IP ER H HBP 7回に登板。先頭打者に三塁打を打たれて1失点。

2012/03/02

プレーオフ拡大は今季から

昨年11月に結ばれた新労使協定で、プレーオフ進出チームを両リーグ1つずつ増やすことが合意されました。その実施を今季からにするか来季からにするかは結論を先送りされていましたが、今日、正式に今季からと決まりました。ESPNのJason Starkが、詳細かつ分かりやすく記事を書いてくれています。

この恩恵を受けるようなシーズンをナショナルズが送ることができるといいな。

球春到来と元ナッツのキャンプ

球春到来。

今日(3月2日)はジョージタウン大学とのエキシビション・ゲーム(BOX)。大学生相手ということもあり、若手主体のチームでした。大学生相手なので喜んでも仕方ありませんが、Purkeが先発して3回無失点3奪三振(速球の平均球速は91マイル)と好投しました。HarperとRendonは先発出場もノーヒットという結果。

(写真はPurke by Mark Zuckerman)


++++++++++++++++

明日からいよいよグレープフルーツ・リーグ。その初戦アストロズの先発がなんとLivan Hernandez。マイナー契約とはいえ、開幕ローテーションはほぼ確実と言われています。

この機会に、他29球団のロースターを見て元ナショナルズ(2008年以降)を探してみました。マイナー契約を中心にメジャー選手も気付いた範囲で拾っています。

何と言っても気になるのは、Gioのトレードで移っていったアスレティックスの3人。昨年12月にルール5ドラフトで奪われたMeyers (NYY)とKomatsu(STL)の2人も注目しています。ダメなら帰ってくるのですが、帰ってきて欲しいような、活躍を期待したいような、複雑な気持ちです。Livanのほか、Willie Harris(CIN)、Martis(PIT)、Nieves(COL)、Balester(DET)、Batista(NYM) あたりは応援しています。

[National League]

PHI: マイナー契約にBrian SanchesPeter Orr。メジャー契約には、オフにFAで2年契約を結んだLaynce Nixと一昨年のルール5で指名されてそのまま控え内野手として昨季をメジャーで乗り切ったMichael Martinez

MIA: マイナー契約にJ.D MartinAustin KearnsChad GaudinLuke Montz。メジャーにはEmilo Bonifacioがいます。

NYM: マイナー契約にMiguel Batista! オフにメジャー契約を結んだJon Rauchはセットアップと予想されています。

HOU: Livanは上記の通り。他にオフにウェイバークレームされながらその後マイナーに落とされたBrian Bixler

STL: 12月のルール5で奪われたErik Komatsuが40人ロースターにいます。昨年は右足のケガで不本意なシーズンだったそうです(MLB.comの記事)。Allen Craigが故障していることから開幕25人に残ってしまう可能性もありそうです。マイナー契約にAlex Cora

PIT: マイナー契約にShairon MartisLogan KensingDoug SlatenDaniel CabreraAnderson Hernandezとぞろぞろ。Martisは応援したいですが、あとは微妙。40人ロースターにはクローザーに成長したJoel Hanrahan

MIL: 40人ロースターにあのNyjer Morganと、ずっと前にウェイバークレームされたMarco Estradaもがんばってますね。

●CIN: マイナー契約にWillie Harris


COL: マイナー契約にWil Nieves

LAD: オフに1年130万ドルで契約したTodd Coffey、2年600万ドルで契約したJerry Hariston、1年80万ドルで契約したAdam Kennedy、さらに1年100万ドルで再契約したMike MacDougalと。メジャー契約にあまりにたくさんいてびっくり。マイナー契約にも、Matt ChicoWil LedezmaJosh Bardといました。

[American League]

BAL: オフに1年92.5万ドルでLuis Ayalaと契約。そしてマイナー契約にNick Johnsonの名前が。

TB: 40人ロースターにJoel Peralta

NYY: 40人ロースターにルール5で奪われたBrad Meyersがいますが、オフのトレーニング中に故障しているようです。Justin Maxwellも40人ロースターにしぶとく残っています。マイナー契約にMike O'Connor

DET: 40人ロースターにオフのトレードで行ったCollin Balester。25人に残れるかどうかぎりぎり。

MIN: 3年2100万ドル!でFA契約したJosh Willinghamは主軸を打ち、1年475万ドルで再契約したMatt Cappsがクローザーを、1年300万ドルで契約したJason Marquisが先発5番手を務める見通し。

CLE: マイナー契約にCristian Guzman

CHW: Adam Dunn。マイナー契約にBrian Bruney

LAA: マイナー契約にRyan Langerhans。そういえばこの人と交換でMorseを獲得したんでしたね。当時はMorseがここまでの選手になるとは思いませんでした。

TEX: マイナー契約にJoe BeimelAlberto Gonzalez

OAK: 40人ロースターにTom MiloneBrad PeacockDerek Norrisの3人衆。投手2人は先発ローテーション争い、Norrisも控え捕手争いに加わっているようです。オフに1年100万ドルで契約したJonny Gomesも40人ロースター。

[その他]

●SF、ARI、ATL、CHC、SD、SEA、KC、BOS、TORのロースターには元ナショナルズの選手は見当たりませんでした。ただし、Garret Mockがブルージェイズと一度マイナー契約した後、キャンプ前に解雇されています。

Wily Mo Pena(ソフトバンク)、Lastings Milledge(ヤクルト)が日本行き。よりによって合わなさそうな2人です。

Pudge Rodriguezの行き先が決まりません。このまま引退でしょうか?

2012/03/01

Harperがツイッター止めました

いろいろと物議をかもしてきたBryce Harperのツイッターアカウントが削除されました。月曜日に球団広報から全選手を対象とした研修が行われ、ツイッターを含むSNSについて注意喚起があったばかり。それを踏まえたものでしょう。よしよし。

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ベテランに故障者がちらほら。どれも大事無いとのことですが、最初はそう言うんですよね・・・。

●Werth: 背中を痛めて昨日はお休みしましたが、今日は打撃練習を行ったようです。

●LaRoche: 前日に足首を軽くひねり今日はお休み。肩は無関係。

●Tracy: ひざの痛みで2,3日お休みの予定。

●Maya: 風邪で欠勤。