2012/11/17

AFL: レギュラーシーズン終了

[11月27日追記]
Anthony Rendon (3B) と Matt Skole (DH) がリーグのTop Prospects Teamに選ばれました(元記事)。

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[11月17日オリジナル]

アリゾナ秋季リーグのレギュラーシーズンが終了。ナショナルズの8人が所属したSalt River Raftersは17勝13敗2分けの成績で東地区1位となり、土曜日のチャンピオンシップに進出したのであと1試合ありますが、ひとまず個人成績をまとめておきます。

総評は、「野手は素晴らしかったが、投手はピリッとせず」という感じでしょうか。

Anthony Rendon, 3B
22G 92PA 10double 1triple 0HR 11RBI 15BB 14K .338/.436/.494 6SB
序盤はややスロースタートでしたが、次第に調子を上げ、最後の10試合は.455/.548/.667と絶好調。終わってみればOPS.930はリーグ11位と好成績を残しました。ついに最後まで本塁打が出ませんでしたが二塁打は多く、長打力もまずまず。守備エラーは3つとこちらもまずまずといったところ。ともかく、健康に過ごせたことが何よりの収穫。

Brian Goodwin, OF
20G 92PA 6double 2triple 3HR 6RBI 12BB 25K .238/.340/.475 2SB
Rendonとは逆に序盤好調で、オールスターでも目立ちましたが、その後急に失速し、最後の10試合は.146/.280/.293と散々でした。三振が多いことが気になります。出場する際には主にセンターを守っていましたが、ノーエラーのまま終了。評価は高いようです。

Matt Skole, 1B
17G 72PA 4double 3HR 13BB 18K .305/.419/.525 1SB
開幕から2週間ほどは打率4割を優に超える好調ぶり。左内ももを軽く痛めたとかで調子を落とし、オールスター前後に一週間ほど休みましたが、復帰後はまずまず。OPS.944はRendonをも上回るリーグ8位。出場した試合では一貫して一塁を守りました。プロ入り初だったようですが、評価は悪くありませんでした。

Jason Martinson, 3B/SS
11G 42PA 4double 1HR 8RBI 5BB 16K .189/.286/.378 2SB
出場した最初の4試合で14打数ノーヒット8三振と最悪の滑り出し。その後は8試合全てで1安打ずつ、最終戦では代打本塁打とやや盛り返しましたが、やや不本意な数字に終わりました。週に2試合しか出場させてもらえないという条件付きの参加だったため出場は11試合に限られことが影響したかもしれません。

Ryan Perry, SP
6GS 21.2IP 12H 8BB 16K ERA4.98
先発投手として6試合に登板。最初の2試合で打ちこまれ、続く2試合では計9イニングで許した走者はわずかに1人と好投、最後の2試合ではまたちょっと打たれると、いいのか悪いのか評価に苦しむ内容でした。土曜日のチャンピオンシップの先発を任されます。

Aaron Barrett, RP
10G 11.0P  15H 2BB 10K 3.27ERA
オールスター選出。与四球の少なさは評価していいと思いますが、ヒットは打たれていました。

Paul Demny, RP
10G 16.0IP 18H 8BB 12K 3.94ERA
1先発を含む10試合に登板。最終戦でなぜかシーズン最長の3イニングを投げさせられて3失点してしまい、数字を落としました。被安打、与四球が多く、印象はよくありません。

Cole Kimball, RP
11G 15.0IP 18H 9BB 10K 4.80ERA
肩の手術からの復帰を目指しての登板。コンタクトレンズがなく眼鏡で登板したという初戦がぼろぼろだった後、中盤は結果を残しましたが、終盤の4試合中3試合で失点。制球が悪く(これは前から)、三振が取れず。球威も以前の水準までは戻っていないということで、心配です。しっかりオフにトレーニングして、2011年のようなスプリングトレーニングを期待しています。

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