2016/06/18

プロスペクト・レポート (6/17まで)

前回(5月15日まで)から約1か月。17日にAuburn(SS)のシーズンが開幕し、Tyler Watsonが初登板したこともあり、My Top 10 Prospectsの選手についてフォローアップしておきます。

(※ 成績は6月17日終了時点。)

Lucas Giolito, RHP 
13G(13GS) 66.1IP 69K 30BB 2.71/1.36 [AA]
さあ、エンジンがかかってきました。前回からの1か月の間に登板した全6試合で自責点2以下(防御率1.75)。44奪三振に対してわずか10四球と、コントロールも改善。特に6月10日の試合では7イニングを投げて自責点0、1四球、12奪三振の快投。シーズン成績を見ても、AAAあるいはメジャーへの昇格の声がかかっても不思議がない数字になってきました。

Reynaldo Lopez, RHP
12G(12GS) 61.1IP 77K 23BB 3.82/1.30[AA]
チームメイトのGiolito同様、この1か月でぐっと数字を改善しました。特に、この1か月間の30イニングでの45奪三振(9四球)は素晴らしい数字。6月8日の試合では7回で13奪三振を奪っています。

Austin Voth, RHP 
12G(12GS) 68.1IP 66K 17BB 2.90/1.16 [AAA]
引き続きSyracuse(AAA)のローテーションで順調に先発を重ねています。メジャーのローテーション投手に全く空きが出ないので出番はありませんが、コールアップの一番手であることに変わりはないはず。メジャーデビューが待ち遠しいでしょう。

Erick Fedde, RHP 
10G(10GS) 49.0IP 48K 12BB 4.78/1.27 [A+]
残念な結果となっていると書いた前回記事の後、5月23日、28日にいずれも無失点の好投を演じた矢先、脇腹(肩やヒジでなくてホッとしました)を痛めたとのことでDL入り。心配しましたが、6月17日にきちんと復帰し、4回1失点。これからしっかりイニング(経験)を積み重ね、数字も改善していってくれることを期待します。

Tyler Watson, LHP
1G(1GS) 5.0IP 7K 1BB 0.00/0.80 [SS]
今季の開幕はAuburn(SS)。開幕戦のマウンドに送り込まれ、5イニングを3安打1四球で無失点に抑える堂々のピッチング。7奪三振も光ります。さあ、これからが楽しみです。

Drew Ward, 3B
58G 243PA 11HR 30RBI 30BB 61K .295/.391/.529 0SB [A+]
ほんの少し数字を落としたものの、引き続き順調なシーズンを送っており、オールスターにも選出されました。ホームランが実にいいペース。どうせならシーズン3割をクリアしてほしい。

Andrew Stevenson, CF 
63G 278PA 1HR 17RBI 22BB 41K .296/.351/.403 25SB [A+]
打撃は開幕直後の勢いを失い、シーズン打率が3割を切ってしまいました。まあ、それでも決して悪い数字ではなく、Wardとともにオールスターに選ばれています。もう一度エンジンをふかせてもらいたい。

Victor Robles, CF 
59G 263PA 5HR 29RBI 17BB 33K .315/.417/.460 18SB [A]
こちらも僅かに数字を落としたとはいえ、打率は軽く3割超を維持。盗塁数を順調に伸ばしている一方で、盗塁死は減らしており、成長を伺えます。気になるのは時々休んでいること。どこかに、あまり大きくないケガでもしているのかもしれません。

Jakson Reetz, C 
39G 157PA 2HR 16RBI 23BB 36K .220/.365/.350 2SB [A]
シーズン打率はまだ2割を少し超えた程度ですが、前回レポートからの1か月間では打率.254という数字を残しており、また出塁率は相変わらずの高水準ですから、心配しなくてもいいのかもしれません。

Anderson Franco, 3B
Auburn(SS)の開幕ロースターには名前がありません。GCLスタートなのか、故障なのか。。。

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