FAとなっていたBrian Dozier二塁手と1年契約に合意しました。年俸900万ドル。
ツインズの主軸として活躍した印象の強い31歳の二塁手。2016年の42本塁打を筆頭に5年連続で20本塁打を放った長打力が最大の魅力。2015年にはオールスターに選出され、2015年から2017年まで3年連続でMVP投票でも得票していた上、2017年には守備のGG賞も受賞。もし昨オフにFA戦線に出ていたら超大型契約を得ていた可能性もありました。しかしわずか1年の違いは大きかった。FA前最終年となった2018年は開幕から打撃不振で、シーズン途中に優勝争いをしていたドジャーズにトレードされてからも精彩を欠き、結果、.215/.305/.391の不本意な成績に終わりました。予定通りFAとなり、QO対象でさえありませんでしたが、あまりいいオファーは届いていなかったようです。
1年契約となったことについて、市場価値を高めて再度FA市場に打って出るつもりのDozierと、昨季結果を残しきれなかったWilmer Difoと故障上がりのHowie Kendrickの2人というコンビから二塁手のポジションをアップグレードしつつ(同時にベンチのアップグレードにもなった)、2020年にはトッププロスペクトのCarter Kieboomにセカンドのレギュラーポジションを与えるためにフリーハンドを保っておきたいナショナルズと、双方の思惑が合致した結果だと思います。
実力は申し分なく、年齢的にもまだやれるはず。昨季は膝の故障があったことが明らかになっていましたので、これが完治しているかどうかが鍵を握りそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿