12日の試合で右ひざ靭帯断裂の大怪我を負ったWilson RamosがDL入り。手術を受けましたが、今季絶望が確定しています。昨季の活躍でレギュラーの地位を確実なものとし、これから何年にもわたってナショナルズの正捕手と期待していただけに、残念という言葉だけでは表現しきれない無念さです。今季はキャッチング、スローイングとも守備でミスが目立ち、当ブログでも厳しいことも書いてきましたが、レギュラー捕手がRamosであることに疑いは持っていませんでした。バットではしっかり活躍しており、戦力的にも大打撃です。
この結果、(少なくとも今季の残りは)Jesus Floresが正捕手を務めることになりました。元々はFloresこそが将来の正捕手といわれながら、肩の故障で長く離脱している間に、トレードでやってきたRamosに地位を固められてしまったという経緯があります。今度は立場が逆になりますが、果たしてFloresがRamosの地位を脅かすような活躍ができるでしょうか。(まずはFloresまで故障しないことを願うことが先ですが)
控え捕手が必要となったわけですが、Harrisburg(AA)からSandy Leonが呼ばれました。ベネズエラ出身の23歳(ちなみに、RamosもFloresもベネズエラ出身)。昨季はA+まで、今季AAに初挑戦していた捕手ですが、守備力では既にメジャーで通用するレベルとの高い評価を得ており、この春はメジャーのスプリングトレーニングにも呼ばれていました。打撃への評価は高くなく、あくまで守備型の控え捕手と見られていますが、今季はAAでまずまずの成績を残していました。控え捕手という立場なら週に1試合程度は先発マスクを被らせてもらえるでしょう。どんなプレーをしてくれるか、楽しみです。
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