2015/04/07

【開幕戦】4/6 Scherzer快投もDesmondが…

L1-3 Mets (Season 0-1)
Scherzer(L0-1) 7.2IP 0ER(3R) 4H 2BB 8K
Harper 2/4 HR(1) R RBI K
Desmond 0/3 2E

待ちに待った2015年シーズンの開幕です。

圧倒的多数の識者がワールドシリーズ制覇に最も近いと予想しているワシントン・ナショナルズ。ファンとしては嬉しくてたまりません。大きな期待を掛けながら今シーズンもフォローしていきますので、皆様、どうぞよろしくお願いします!

さて、その開幕戦ですが、結果的には残念過ぎる試合となりました。

先発オーダーは次のとおり。本当にDan Ugglaが名を連ねるとは…。

1. Michael Taylor, CF
2. Yunel Escobar, 3B
3. Bryce Harper, RF
4. Ryan Zimmerman, 1B
5. Wilson Ramos, C
6. Ian Desmond, SS
7. Dan Uggla, 2B
8. Tyler Moore, LF
9. Max Scherzer, P

マウンドを託されたのはオフに超大型FA契約で加わったMax Scherzer。初回先頭打者のCurtis Grandersonを歩かせた後、17人者連続で凡退させる快投で6回2死までノーヒッターを継続。速球もスライダーも切れ味が鋭く、下馬評通りの素晴らしいピッチャーであることは十分に伝わりました。

6回表2死走者なしから再びGrandersonを歩かせたものの、次打者David Wrightが初球を簡単に打ち上げてくれ、ノーヒッターのままでイニング終了、となるはずでした。ところが、セカンドの後方へ上がったこの打球をショートのIan Desmondがグラブに当てて落球…。明らかにセカンドの守備範囲で、Ugglaが完全な捕球体制に入っていたのをギリギリのタイミングで制して捕球しようとしたDesmondの動きは全く不可解で、Desmond本人も「リトルリーグの少年みたいだった」と試合後に振り返るほどの凡ミスでした。

これで2死2,3塁となり打者はLucas Duda。力のこもった投球で簡単にカウント1-2と追い込みましたが、4球目、Scherzerにとってはこの日最速98マイルの速球が痛恨の一球となってしまいました。Dudaが振り切った打球はセカンドの頭上をライナーで抜ける初安打となる逆転タイムリーという最悪の展開。

さらに7回表にも、再びDesmondがショートゴロをファーストへ悪送球し、続くTravis d'Arnaudがタイムリー三塁打。この時点で被安打わずかに2ながらいずれもタイムリーで、自責点0ながら3失点という何とも言えない結果になりました。

この3点が取り返せないのがナショナルズ打線。4回裏にBryce Harperが目の覚めるような素晴らしホームランを打って1点を先制しましたが、得点はこれだけ。振り返れば、初回先頭のMichael Taylorがシングルを打ち、続くYunel Escobarも相手エラーで出塁し、無死1,2塁のチャンスを作りながら、Harper、Ryan Zimmermanが連続三振でランナーを進めることさえできなかったことが痛かった。結局メッツ先発の大ベテランのBartolo Colonの前にチームでわずか3安打。7回以降はブルペン投手に対して1人の走者も出せませんでした。

甚だしく残念な結果でしたが、162試合のうちの1試合に過ぎないと切り替えて、明後日からまた頑張りましょう!

2 件のコメント:

有明ハーパー さんのコメント...

期待している選手は大きいのが打てる
Mooreです。
ピッチャーではRivero。
去年のBarrettと同等かそれ以上の活躍ができると思っております。

去年もそうでしたが、この間の一日の意味が全く分からない。なんで、連戦しないのだろう!!

estoppel さんのコメント...

Moore。開幕してからはヒットが出ませんね。。。せっかく先発で機会を与えられたのに、このままだとWerthが戻ってきたら居場所を失いそうです。。。
RiveroはSTで投げる様子を何度か見ましたが、ブルペン投手としてなら可能性ありそうですね!楽しみにしましょう。

この1日は、開幕戦をいい環境で行なうためです。開幕戦にはいろいろゲストを呼ぶため、寒い日が多い春先にあって翌日のほうが良さそうな場合には、延期することに備えているそうです。他にも理由はあるかもしれませんが。