2017/07/11

2017年6月をふりかえる

西海岸遠征中に始まった6月。序盤はいい感じでしたが、ホームに帰ってきてレンジャーズにスウィープを喫するなど4連敗。その後も勝ったり負けたりしながら推移しまし、27-28日にカブスに連勝して月間勝ち越しに王手をかけて、29日の試合も9回表2死までリードしていましたが、逆転負け。しかも、この試合で死球を受けたTrea Turnerが骨折で長期離脱となることが判明。翌日は大敗し、結局6月は14勝14敗の勝率5割で終えることになりました。

[NL EAST end June 2017]

WLPCTGB
Washington47330.588-
Atlanta38410.4818.5
New York37420.4689.5
Miami35430.44911.0
Philadelphia26520.33320.0

地区2位には6月を16勝12敗と勝ち越したブレーブスが浮上。Freddie Freemanを欠いている状況でしたが、5月下旬にカージナルスからトレードされてきたMatt Adamsが主軸として引っ張りました。3位、4位はともに6月の勝率が5割だったメッツ。ナショナルズとの差は当然ながら開いていません。フィリーズは、きっちりと1勝2敗ペースを守っています。

[Hitter of the Month: Daniel Murphy]

PAAVEOBPSLGRHRRBISB
Trea Turner127.298.370.404232922
Bryce Harper120.287.392.446163152
Daniel Murphy116.356.405.606215191
Michael Taylor103.299.330.619207186
Anthony Rendon99.300.414.638187181
Ryan Zimmerman99.283.323.467154180
Brian Goodwin97.286.371.583146150
Matt Wieters86.202.221.357103140

月間のチーム打率は5位、チーム本塁打数は7位、そして総得点は2位と完全に打線が引っ張ってくれました。

前月の月間MVPだったJayson Werthが2日の試合で自打球を当ててDL入りとなって苦しくなったピンチを救ったのは、Michael TaylorとBrian Goodwinの若手の2人の外野手でした。2人の本塁打数はBryce Harperをも上回りましたし、打率も打点も申し分ありません。本当によく頑張ってくれました。

また、5月はスランプに陥っていたTrea Turnerも復活。月間22盗塁で、リーグの盗塁王に躍り出ました。(ただし、6月29日に四球で右手首を骨折し長期離脱となってしまいましたが。)

主軸のBryce Harper、Ryan Zimmerman、Daniel Murphyの3人もしっかりと打ちました。Zimmermanは開幕当初の勢いこそなくなりましたが、それでも十分に結果を残しています。Murphyはヒットを量産し、打率も急上昇。目下の敵であったメッツ相手にいいところで打ったという印象も残っています。気になるのは、Harperの長打が減っていることくらいでしょうか。

[Pitcher of the Month: Max Scherzer]

GSIPWKERAWHIP
Stephen Strasburg635.13484.581.19
Joe Ross635.22354.291.40
Tanner Roark630.11228.311.91
Max Scherzer536.13510.990.55
Gio Gonzalez532.03352.530.94
GIPSVHLDERAWHIP
Enny Romero1315.2130.571.15
Oliver Perez116.1131.420.32
Blake Treinen1113.0014.851.23
Matt Albers98.2023.120.92
Joe Blanton 87.1016.141.23

ナ・リーグの公式の月間MVPを受賞したのですから、当然ですが、当サイトでもScherzerが月間最優秀投手となります。防御率、WHIPの数字はもはや異次元ですね。最高です。

先発投手陣では、Gio Gonzalezの好調ぶりも目立ちます。また、Joe Rossも不安定ながらも最低限結果は残していますが、心配は尽きません。さらに心配なのは、Stephen StrasburgとTanner Roark。Strasburgはいい日と悪い日の差が大きすぎるという印象。不思議です。一方のRoarkは、「出れば打たれる」状態です。WBCのせいにしたくなるのは私だけではないはずです。

ブルペンは相変わらず無茶苦茶。どのくらい無茶苦茶かというと、6月のチームセーブ数がわずかに4つ(Koda Glover、Shawn Kelley、Enny Romero、Oliver Perezが1つずつ)。セーブ失敗が同じく4つ。チームとしては14勝していて、ホールドは13個も記録しているのに。いかにクローザー不在が痛いかが分かります。

最大の誤算は、前月の月間MVPに選び、クローザーとして定着すると期待したKoda GloverのDL入り。6月10日の試合でセーブに失敗した後、当初は背中、後には肩の痛みでDL入り。復帰の目途さえ立っていません。

チーム防御率は11位ですが、ブルペンの防御率は5.51で28位。もはや補強待ったなしです。

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