2017/07/20

7/18 新投手のリレーで1勝(Harper4安打)

W4-3@LAA (Season 57-36)
Jackson(W1-0) 7.0IP 2ER 3H 0BB 3K
Madson(HD1) 1.0IP 0ER 1K
Doolittle(SV1) 1.0IP 1ER 1H 1BB
Harper 4/4 triple HR(24) 2R RBI
Lind 3/4 HR(8) R RBI
Rendon 2/4 HR(20) R RBI

Bryce HarperとMike Troutという現代のメジャーリーグを代表する若きスーパースターの直接対決となったこの試合。1回表にHarperがTroutの頭上をちょうど越えていくセンター左へのソロ本塁打を放つと、その裏Troutもソロ本塁打で応酬。2人とも持っているな、と思わせるに十分な初回の両打席でした。

Harperはこの後も3打席連続でヒットを打って4安打。3回の第2打席で惜しくも2塁タッチアウトになっていなければサイクルでしたが、ともかくも4安打。8回には三塁打で出塁して、Ryan Zimmermanの勝ち越しタイムリーにつなげる活躍でした。一方のTroutの以降の3打席は凡退でしたから(ただし、後述のように打点1)、この2人の勝負という意味ではHarperに軍配が上がりました。

しかし、今日の主役は4安打のHarperではなく、この日登録されたばかりの3人の投手のリレーで勝ち切った投手陣。

まずは先発のEdwin Jackson。今シーズン初先発の緊張もあってか初回はボールが先行して苦しみ、Troutにホームランも打たれましたが、相手の盗塁失敗にも助けられて1失点で切り抜けると、2回から5回は1人のランナーも許さず。6回に、この時点で勝ち越し打となるソロ本塁打を打たれはしましたが、2回以降に許したランナーはなんとこの1本だけという素晴らしいピッチング。バックもよく守りましたが、実際、ここまでの投球をしてくれるとは予想外でした。

7回表にAnthony Rendonのソロで同点とし、8回表にZimmermanのセンター前で勝ち越すと(これでJacksonに勝ち投手の権利が発生)、8回裏にはRyan Madsonがマウンドに上がり、90マイル台後半の速球でぐいぐい押して三者凡退。さらにAdam Lindのソロで追加点を奪った後の9回裏にはSean Doolittleが登板。力が入り過ぎたと振り返ったDoolittleは先頭打者にストレートを四球を与えたところから1死2,3塁のピンチを作ってヒヤヒヤさせてくれましたが、ここで迎えたTroutを緩いショートゴロ(打点1)、Albert Pujorsを浅いレフトフライに打ち取って、リードを守りきりました。

Doolittleの次の登板が注目されることにはなりますが、試合後のコメントを見ている限りは大丈夫でしょう。何よりMadsonが使えることは間違いありません。チームのムードもよくなったことでしょう。いい流れです。

MVP: Edwin Jackson

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