今年はマリナーズとアスレティックスが東京で開幕戦を行います。イチロー選手の最後の試合となるかもしれず、目が離せません。
ナショナルズにとっても開幕まであと10日ほどに迫りました。
●故障者関連
全体的に順調に進んできたナショナルズのキャンプでしたが、14日にMichael Taylorがダイビングキャッチの際に左ひざなどを負傷してしまいました。MRIの結果、重傷でそれなりに長い期間を要することが判明しました(もう少し様子を見ないとタイムテーブルさえ見えない状況ですが、開幕は絶望。)。これでVictor Roblesが開幕戦のセンターを守ることがほぼ確定。むしろ関心は控えのセンターを誰が務めるかで、Andrew Stevensonが開幕ロースター入りを果たす可能性が高まっていますが、FAのDenard Spanなどの名前も挙がっています。また、本職は内野手のWilmer Difoにもセンターの守備を練習させるようです。
前回のノートで紹介した故障選手のうち、Justin Millerは順調に回復し、実戦登板を積み重ねており、開幕に向けて心配はありません。一方で、Howei KendrickとKoda Gloverの2人の回復は遅く、開幕には間に合わないことが確実。特にGloverは練習再開すらできない状況が続いています。
● オプション切れ
ナショナルズの40人ロースターにいる選手で(ウェイバーにかけずにマイナーに落とせる)オプションが切れているのは、次の3人。
Matt Grace, LHP
Justin Miller, RHP
Pedro Severino, C
このうち、GraceとMillerの2人は開幕ブルペン入りが確実なので特に問題はありませんが、Severinoの処遇はこれからキャンプ終了に向けての1つの注目です。
捕手では、Yan GomesとKurt Suzukiが、それぞれ打率.444と.368と好調を維持しており、故障がない限りこの2人で開幕することは確実。仮にどちらかに故障があっても、昨シーズン終盤の働きから3番手はSpencer Kieboomと見られており、こちらも打率.278と悪くありません。そういう状況なので、SeverinoはどこかのタイミングでDFAされると見られてきましたが、Severino自身も11試合で.444/.500/.667と好調を継続。まさかのロースター入りとなるか、トレードされるか、単にDFAされるか。注目です。
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