L0-2 Mets (Season 0-1)
Scherzer(L0-1) 7.2IP 2ER 2H 3BB 12K
Turner 2/4 K 3SB
いよいよ2019年シーズンが開幕しました。デーゲームということでしっかり観戦しました。しかし、昨シーズンのダメなところを集めてリプレーを見ているような残念な試合となりました。
Max Scherzerはメッツ打線を圧倒。初回2死からRobinson Canoにソロを打たれたものの、8回2死1塁で降板するまで他に許した安打はシングル1本だけ、12奪三振という素晴らしいピッチング。0-1でリードされた状況ながら降板時にはスタンディングオベーションを受けました。
しかし、それを援護できませんでした。メッツ先発は昨年Scherzerを抑えてサイヤング賞を受賞したJacob deGromでしたが、チャンスはあったのです。初回は2死1、2塁。ここでRyan Zimmermanの強烈なサードライナーをダイビングキャッチされたのは仕方ないと思います。しかし、3回、先頭のVictor Roblesの二塁打を皮切りに作った無死1,3塁のチャンスで、Trea Turnerがボール球に大振りを続けた結果、空振り三振。続く、Anthony Rendonもサードへの平凡なゴロ。しかも、ホームへのスタートが遅れたRoblesが三本間に挟まれる形での併殺に終わり、まさかの無得点。Turnerはこの日2安打で盗塁も3つ決めましたが、あの三振で全て帳消しというかむしろ戦犯ですね。6回はそのTurnerの盗塁で1死3塁と攻めながら、Juan Sotoがフルカウントから空振り三振。これだけチャンスを逃しては勝てるはずがありません。
そしてMartinez監督の采配です。7回裏2死走者なしでScherzerをそのまま打席に送り(結果は三振)、8回表2死1塁で交代。確かに球数は109球に達していましたが、ここまで来て代えるかなーと感じました。しかも、準備が整っていた様子の勝ちパターンのTrevor Rosenthalではなく、Justin Miller。案の定、どん詰まりながらもセンター前に運ばれてピンチが広がり、左のCanoを迎えて再び投手交代。ここでも、対左ワンポイントで獲得したはずのTony Sippではなく、Matt Grace。やはりどん詰まりながらもレフト前に運ばれて決定的な2点目(しかも Scherzerの自責点)。Martinez監督自身はいろいろ理由を説明していましたが、一言でいえば狙い過ぎ。スプリングトレーニングでは昨年の反省から基本プレーの重要性を強調していたようですが、基本の重要性を理解していないのは監督ではないかと言いたいですね。
とはいえ、始まってしまったものは仕方ありません。1敗は3月の1敗も10月の1敗も同じ、ただの1敗。流れさえ来ればMartinez監督の采配がハマることもあると、昨年とは違うと信じて、応援していきます。
皆さん、今シーズンのナショナルズを、当ブログを、よろしくお願いします。
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