2016/04/10

4/10 Ross 7回1失点白星

W4-2 Marlins (Season 3-1)
Ross (W1-0) 7.0IP 1ER 5H 2BB 5K
Papelbon(SV3) 1.0IP 1ER 2H 1K
Harper 2/3 BB R RBI
Rendon 3/5 2R
Murphy 2/2 2BB R
Werth 1/3 BB RBI
Robinson 1/4 2RBI

雪のため延期となった前日の試合に先発予定だったJoe Rossがスライド先発。晴れているとはいえ気温5度、今季初登板となった緊張もあってか、初回はコントロールが乱れ、先頭のDee Gordonに三塁打を打たれた後、4番Giancarlo Stantonに三遊間を破られ、1点を先制されました。

しかし、その直後に1死1塁からBryce Harperが左中間の一番深いところのフェンス際まで届くタイムリー二塁打を打って同点としてくれると、その後のRossの投球は素晴らしいものでした。スライダーでも速球でもポンポンとストライクを取っていくことができ、2回以降7回までの6イニングで打たれたヒットは3本、与四球は1つだけ。しかも、併殺あり、Gordonの二盗刺殺あり(もちろん捕手Wilson Ramosの功績でもありますが、Rossのクイックモーションも良かった)と、内容も極めて高く評価できるものでした。

とはいえ、ナショナルズ打線も2回以降はチャンスは作るもののあと一本が出ず、7回表を終えても1-1の同点。

投球数が100球に近付いたRossに勝ち星を付けるにはこの回に点を取るしかないという状況となった7回裏。ようやく打線が機能しました。1死から、Anthony Rendonがセンター前ヒットで出ると、続くHarperがまたも左中間を破る二塁打(これが通算100本目の二塁打。ちなみに本塁打も通算99本。)。Daniel Murphyが敬遠されて、1死満塁となって打席にはJayson Werth。開幕からここまで13打数ノーヒットだったWerth。この打席も簡単に2ストライクと追い込まれ、三振のイメージが浮かびましたが、ここから粘って迎えた6球目。外の球に当てただけの打球でしたが、セカンドの後ろライトの前にポトリと落ちるタイムリーヒット。目の前で敬遠をされたベテランの執念を感じる一打でした。さらに、2死満塁から今日ファーストで先発起用されていたClint Robinsonにも今季初安打となる2点タイムリーが出て、試合はほぼ決しました。

この後、8回はBlake Treinenが9球で簡単に三者凡退(セットアッパーの地位が固まってきた模様)。9回は、Johnathan Papelbonがソロ本塁打を1本打たれながらも、きっちり締めてゲームセット。

開幕から4戦で最も内容の良いナイスゲームでした。

MVP: Joe Ross

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