[当初Kobernusの返却だけの記事を23日にアップしましたが、翌24日にRosenbaumも返却されてきたので、全面的に更新しました]
12月のルール5ドラフトで指名されメジャーのスプリングトレーニングで開幕ロースター争いに参加していたJeff Kobernus選手とDaniel Rosenbaum投手が、それぞれタイガースとロッキーズから返却されてきました。
ともにスプリングトレーニング前半は好調で、開幕ロースター入りが現実的に議論されるくらいに頑張っていましたが、残り1週間というタイミングで惜しくもカットされました。
Kobernusは前半の打撃好調に加えて、本職のセカンドだけでなく外野の3ポジションの守備を無難にこなしたことでユーティリティとして高い評価を得ていましたが、次第に打撃が降下。16打数1安打というスランプを経て最終的な成績は50打席で.220/.291/.300。期待された走塁でも2度盗塁を試み2度とも失敗と結果を残せず。カットされる前日の試合でStephen Strasburgからホームランを打ったMatt Tuiasosopoとの競争に敗れました。
Rosenbaumはブルペン左腕として期待され、やはり前半は好投していました。しかし、最後の登板となった17日のジャイアンツ戦、2点リード無死1,2塁から左打者2人と対戦し、シングル、そして逆転3サヨナラ3ラン本塁打を打たれ、一気にフロント・ベンチの信頼を失ったようです。そして24日、ロッキーズがJon Garlandと契約するに際して40人枠を空けるために返却されるに至りました。
2人ともナショナルズのマイナーキャンプに合流。開幕はSyracuse (AAA)で迎えることになりそうです。ナショナルズにとってはマイナーの層が厚くなるので歓迎なのです(特にRosenbaumは貴重なスポットスターター候補)が、どちらかと言えばチャンスを活かして欲しかったなと残念な思いのほうが強いですね。2人とも、ナショナルズでのデビューを目指して頑張れ。
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