2012/05/09

MiLB (4/30-5/6)

週間MVPに選ばれた選手はいませんでした。Daniel Rosenbaumは選ばれても良い好成績でしたが。それにしてもHarperとMooreが昇格してしまったことで、途端にナショナルズ傘下のマイナーリーグの魅力が下がってしまいました。Brian Goodwinはまだ戻ってこないのかなあ(全く情報がありません)。

☆Rosenbaumそろそろ昇格時では[AA]
Daniel Rosenbaumの勢いが止まりません。今週は2試合に登板して計16回を1失点、1四球だけと上々の内容。シーズン成績でも6試合に登板して、防御率0.81、WHIP0.69、27奪三振に対して四球はわずかに3つ。AAはもう卒業でいいんじゃないでしょうか。
4/30(ND) 7.0IP 0ER 6H 0BB 5K
5/5(W) 9.0IP 1ER 5H 1BB 4K

☆Gioのおまけと言わせない[AA]
同じHarrisburgで、Rosenbaumの翌日に先発したRobert Gilliam投手がこちらも2試合に登板して計13イニングを自責点1(失点2)。許したランナーは14人とやや多めでしたが、イニング数を上回る15の三振を奪っています。オフのGio Gonzalezのトレードでオークランドから来た投手。「おまけ」というくらいの印象しかなく、意外と言っては失礼ですが、頑張っています。
5/1(ND) 7.0IP 1ER 3H 3BB 9K 
5/6(ND) 6.0IP 0ER(1R) 5H 3BB 6K 

☆Meyer やっと好投[A] 
ドラフト1順目組でただ1人故障せずにプレーしているAlex Meyer投手。開幕からここまでキラリと光るものは垣間見せつつ、なかなか結果が伴いませんでしたが、5日の試合で今季(プロ入り)ベストの結果を出しました。波に乗れるでしょうか。
5/5(W) 7.0IP 1ER 4H 3BB 6K 

☆Hagueが1年ぶりの実戦復帰[A+]
2010年ドラフト3順目入団の遊撃手。ドラフト後早めに契約を結んでルーキーリーグ、Low A結果を残し、昨季はA+で開幕を迎えると4試合で2本の二塁打と本塁打を打つ好スタート。期待感がぐっと高まったところで悲劇が襲いました。本塁ヘッドスライディングでシーズン終了となる肩の故障。手術、リハビリを経て、ようやくの実戦復帰。復帰戦で2安打を放つなど、まずは順調なスタートを切りました。
28PA 1double 3RBI 1BB 9K .333/.345/.370 0SB


☆顔ぶれは代わっても面白いHagerstown野手陣[A] 
先週好調だったCutter Dykstraは急失速、主軸を打っているMatt Skole(.200/.429/.350)とJason Martinson(.273/.385/.455)もまずまずといったところですが、先週から登場したSteven Souzaが3試合連発の4本塁打と大活躍。他にも、2008年高卒入団で昨季の不振で評価を下げたもののそれまではプロスペクトだった22歳のJ. P. Ramirez、昨年のドラフト32順目と下位入団ながら、開幕から全試合出塁記録継続中のBilly Burnsも今週、目立つ成績を残しました。次から次へと面白い選手が出てきてくれます。
Steven Souza 20PA .350/.350/1.000 4HR 8RBI 
J. P. Ramirez 25PA .480/.480/.600
Billy Burns 25PA .381/.480/.524 4SB


☆Harrisburg野手陣そろって不調[AA]
開幕直後はなかなか好調だったEury Perez、Jeff Kobernus、Destin Hoodの3人が、そろって調子を落としています。Kobernusは盗塁数、Hoodは四球数と評価できる面もあるのですが、先週から続くPerezの不振は、0四球、長打も二塁打1本のみとかなり深刻です。
Eury Perez 30PA .200/.200/.233
Jeff Kobernus 31PA .267/.290/.300 4SB
Destin Hood 28PA .174/.321/.261


☆Ray が初登板[A+]
主にイニング数調整のため開幕を遅らせてフロリダでトレーニングしてきたRobbie Rayが今季初登板。高卒1年目の昨季はAで好投し、期待の高まっている先発左腕。初登板の結果は残念でしたが、これからも注目です。
5/3(ND) 4.1IP 5ER 7H 1BB 5K


☆Lannan [AAA] と王 [A]
Lannanが2度登板。1度は良かったが1度は良くありませんでした。ピリッとしません。
4/30(W) 7.0IP 1ER 4H 1BB 6K
5/6(L) 5.0IP 6ER 7H 2BB 2K 
王建民の2度目の登板はA相手。順調そのもの。次回はAAAで投げることが決まっており、その後メジャー復帰と言われています。
6.0IP 1ER(2R) 3H 1BB 7K


☆その他
上記のほか印象的な数字を残したプロスペクトは以下の通り。
David Freitas 21PA .450/.476/.550 [A+]
Michael Taylor .304/.304/.521 [A+]
Carlos Rivero .333/.385/.458 [AAA]
Caleb Ramsey .318/.375/.637 2HR [A]
Nathan Karns 2G(1SV) 6.0IP 0ER 1H 3BB 14K [A]
Cameron Selik 2G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 1BB 7K [A+]

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