いよいよフロリダ州Vierraでのナショナルズの春季キャンプが始まりました。
昨日が身体検査で、今日が投手・捕手の活動開始日。さっそくStephen Strasburgがブルペン入りし、順調な調整ぶりを披露しました。座ったのはWilson Ramos(写真はMark Zuckerman)。Ramosはあんな事件に巻き込まれたのに無事にキャンプインできて本当によかった。
投手・捕手で期限に遅れているのはHenry Rodriguezただ1人。もっとも昨年のようなビザ問題ではなく、個人的事情により数日遅れるということで球団に許可を得ているようです。
野手の集合日は今週木曜日なのですが、既にほとんどの選手が到着。まだ姿を現していないのは、Mark DeRosaとXavier Paulの2人だけだそうです。みんなのやる気が伝わってきます。
Rizzo GMやJohnson監督のコメントを中心にいくつか話題を拾っておきます。
●今季のStrasburgの投球回数制限は150~160イニングとJohnson監督が明らかにしました。Strasburgをシーズン終盤まで投げさせるために6人ローテーションを採用したりStrasburgだけ開幕を遅らせたりするのではないかという噂がありましたが、そういった細工はせずに開幕からローテーションを守って投げさせて制限に到達したらシャットダウンする、とRizzo GMが明言。それでいいと思います。ローテーション投手としてしっかり育成することが最優先。
●Johnson監督が開幕ベンチ入り25人のうち22人までは決まっていると発言。野手の控え2席とブルペンの1席ということかな。同時に、先発投手候補からローテーションの5人とロングリリーフの2人と言っていますので、王建民、Lannan、Detwilerのうち2人は既に監督の頭の中では当確ランプがついているということでしょう。当確でない1人がGorzelanny、Stammenと争うという図式でしょう。ショートリリーフ投手は5人に限られるので、事実上競争はありません(Storen, Clippard, Burnett, Rodriguez, Lidgeで決定)。
●昨年のドラ1のAnthony Rendonが健康にキャンプイン。まずは一安心。Johnson監督から、本来のサードに加えてショートとセカンドも練習してもらうと言われたようです。サードにはZimmermanがいるので、ひとまず当面は仕方ないでしょうね。Rendon本人も前向きに受け入れ、Zimmermanを大先輩として立てる謙虚なコメントをしています。
●これに対してBryce Harperはいつもの調子で「開幕メジャーを目指す!」と第一声。ただし同時に「黙ってしっかりプレーする」とも発言しています(笑)。ツィッター@BHarper3407が悪いとは言いませんが、全ての発言で「!」 を使うのを止めたらどうかと思います・・・。ちょうど今MLB Networkで10分弱の特集を見ましたが、インタビューへの答え方もまだまだ。ウェイトトレーニングの様子を見ると体はしっかり育っていますが。環境が人を育てるという部分もあるので、メジャーリーガーになってから成長する可能性も否定しませんが。あのTom Bradyも最初の頃のインタビューはひどかったから。
●11月にハムストリングを断裂し、早くてもオールスター明けまで復帰はないと言われているChris Marreroもキャンプ地でリハビリ中。キャッチボールやティーバッティングはできるようですが、まだ走ることができません。
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