そしてDomonic Brownを緩い二ゴロに打ち取って3アウトとなり、ナインがベンチに引き上げたところで、一部のファンから歓声が起きました。間を置かず、大スクリーンにブレーブスの敗戦が表示され、歓声は超満員の球場全体に。花火が打ちあがり、スクリーンには「NL EAST DIVISION CHAMPIONS」。耳が痛くなるほどの大歓声。熱狂。素晴らしい体験。
感無量。たった5シーズンと言われるかもしれませんが、2年連続100敗のどん底からチームをフォローしてきたことを思い返し、なんとも言いようのない感慨を覚えました。勝って優勝を決めてほしかったなんて贅沢は言いません。いろいろな偶然が重なった結果、こうして地区優勝決定の場面に球場で立ち会えたことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、まだシーズンが終わったわけではないので、これからもっともっと感動を与えてくれることを期待していますが、球場で優勝の瞬間に立ち会えた感動は格別。まさに、感無量でした。
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試合は0-2で敗戦。先発のJohn Lannanが2回に2点を失ったとはいえ、5回で3つの併殺を打たせる持ち味を活かした「好投」と言っていい内容。2番手のCraig Stammenに至っては6,7回の2イニングを6者連続三振の快投でファンは大興奮。流れがナショナルズに来ても不思議はなかったのですが、ことごとく得点機で打てませんでした。5回はWerthが、6回はMichael Morseが、そして8回はAdam LaRocheが、いずれも2死で得点圏に走者を置いて見逃し三振。Ryan Zimmermanは2本もヒット性の打球を好捕される不運。でしたが、今日に限っては関係なし!
L0-2 Phillies (Sesaon 96-64)
Lannan(L4-1) 5.0IP 2ER 6H 3BB 2K 4.13
Stammen 2.0IP 0ER 6K 2.34
Suzuki 1/2 BB K .236
Harper 1/3 double BB .270
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余談。シャンパンファイトではAdam LaRocheの息子Drake(9)とアップルサイダーをかけ合ったというBryce Harper(19)のコメントは「I want 20.」。「早く20歳になりたい」ではなく(笑)、「あと20回、優勝を祝いたい」という意味。一瞬夢のような数字だなと思いましたが、地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ制覇で最大で年3回可能なので最短なら7年。Derek Jeterが26回経験していることを考えると、実は良い目標なのではないかと思います。まず1回。
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