【ナ・リーグ】
①ナショナルズ(東地区優勝)
②レッズ(中地区優勝)
③ジャイアンツ(西地区優勝)
④ブレーブス(第1ワイルドカード)
⑤カージナルス(第2ワイルドカード)
- 5チームの中で最も開幕前の下馬評が低かったのは他ならぬナショナルズ。その他は比較的順当な顔ぶれと言われています。
- ブレーブスまでの4球団は早々にポストシーズン進出を決め、レギュラーシーズンの最終日の前日にはカージナルスが第2ワイルドカードを決めていたので、レギュラーシーズン最終日は静かなものでした。
- 次点はトレード期限に大型補強を行ったドジャーズ。あれだけ大枚を叩いたのに9-10月の貯金はわずかに3つだけ。金で優勝は買えないわけです。
【ア・リーグ】
①ヤンキース(東地区優勝)
②アスレティックス(西地区優勝)
③タイガース(中地区優勝)
④レンジャーズ(第1ワイルドカード)
⑤オリオールズ(第2ワイルドカード)
- こちらは最終日まで大いに盛り上がっていました。といっても5チームは既に確定しており、その中での地区優勝争い。昨年までのフォーマットであれば地区優勝もワイルドカードも大差なかったため、こういう盛り上がり方はなかったはずで、早速見直しの効果が現れたことになります。
- 東地区は、前日まで1ゲーム差で首位のヤンキースがレッドソックスをスウィープし、地区優勝を確定(最終戦はおそらくレッドソックスでのユニフォームでの最後の登板となった松坂大輔が3回持たず5失点だったのに対し、5歳年長の黒田広樹が7回2失点で16勝目)。今季のシンデレラチームの1つであるオリオールズは惜しくも2位でしたが、それでも素晴らしいシーズンとなりました。
- 劇的だったのは西地区。前日まで1位タイの2チームが雌雄を決する対戦。結果は、序盤の4点ビハインドを逆転するという、まるでシーズンを象徴するような試合展開でアスレティックスが勝利。元ナショナルズのDerek Norrisが本塁打を放っています。ちなみに、アスレティックスがシーズン中地区首位に立ったことはなく、最終日が始めて。
- 中地区では優勝は決まっていましたが、タイガースのMiguel Cabreraが打撃三冠王を確定。1967年のCarl Yastrzemski(レッドソックス)以来45年ぶりの快挙を達成しました。
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