2017/05/17

5/16 ブルペンに光明?

W8-4@PIT (Season 25-13)
Strasburg(W4-1) 6.0IP 3ER 4H 3BB 3K
Treinen(HD4) 1.0IP 0ER 1K
Harper 2/4 HR(13) BB 2R 2RBI
Werth 3/5 R RBI
Zimmerman 2/5 double 2RBI
Difo 1/4 HR(1) R 2RBI

Stephen Strasburgのピッツバーグでの登板と聞けば、負ける気が全くしないのはナショナルズファンに共通の気持ちですが、選手たちもおそらくそうなんでしょう。初回にはJayson Werthのタイムリー。3回はRyan Zimmermanの2点タイムリー二塁打。4回にはWilmer Difoが右中間に今季1号2ラン。5回にはMatt Wietersがライトフェンス直撃のタイムリー。何の気負いもなく着々と得点を重ね、6回を終えて6-1とリード。さすがに今日は余裕の勝利かと思われました。

が、7回裏、マウンドに上がったStrasburgが二塁打と四球で無死1,2塁のピンチを作ってマウンドを降りると、Matt Albersもヒットを打たれて無死満塁。ここでAlbersは完全なゲッツーコースのファーストゴロを打たせますが、Zimmermanがこれをセカンドへ悪送球してしまい2失点で3点差(やはりZimmermanの守備でのスローイングは何かおかしい)。なおも無死1,2塁でナショナルズとしては嫌な雰囲気となっていました。

このピンチでBaker監督がマウンドに送ったのは、なんとBlake Treinen。正直なところ、「なんでやねん」と口に出てしまいました。よく評価してみてもギャンブルとしか言えないこの采配。ですが、成功しました。周囲の緊張の中、Treinenが投じた初球をJosh Harrisonが打った打球はショートへの強めのゴロ。6-4-3。わずか1球で2死3塁に場面は変わり、さらに続くAndrew McCatchenも三振に仕留め、あっさりと火消しに成功しました。昨シーズンは何度も見たTreinenの素晴らしい火消しが、今シーズン初めてでたシーンでした。

8回裏はEnny Romeroが三者凡退。(9回表にBryce Harperに2ランが出て4点差となった)9回裏はKoda Gloverがランナーを2人出しながらも無失点で終えてゲームセット。

ブルペンの形が見えてきた、かもしれません。

さらに、マイナーでは、Erick Feddeのブルペン転向が明らかになっています。これまで先発として育成されてきたFedde。今季もHarrisburgの先発投手として7試合に先発し、防御率3点ちょっとという安定した投球を続けており、メジャー昇格も時間の問題と思われていましたが、ここにきてブルペン行き。理由としては、シーズン終盤に(おそらくはメジャーで)投げられるように投球回数を少なく抑えるためとともに、メジャーのブルペンの起爆剤としての昇格が近いうちに想定されているのではないかと言われています。いずれにせよ、楽しみです。

MVP: Blake Treinen

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