2017/05/27

5/26 Scherzer 13奪三振の熱投

W5-1 Padres (Season 29-18)
Scherzer(W5-3) 8.2IP 1ER 3H 2BB 13K
Glover(SV4) 0.1IP 0ER 1K
Turner 2/4 double HR(5) R RBI
Taylor 1/4 HR(3) R 2RBI
Harper 1/3 HR(15) BB R 2RBI

Baker監督がご子息の高校の卒業式に列席するためチームを離れ、Chris Speierヘッドコーチが監督代理を務めることになった試合。こう言っては何ですが、監督業としては楽な試合でした。

理由はMax Scherzerがあまりに素晴らしいピッチングを展開し、継投策で悩む必要がなかったため。初回先頭打者を皮切りに実に13個の三振を奪い、4回表にRyan Schimpfにソロ本塁打を被弾したものの、それ以外に打たれた安打はあと2本だけという内容で、パドレス打線を圧倒しました。9回表は明らかにガス欠になりながら2死までこぎつけ、「Lets's Go Max!」のコールを受ける中で熱投を見せましたが、死球を与えて2死満塁としてしまい無念の降板。それでもスタンディング・オベーションで迎えられるだけのピッチングでした。

打線もそんなScherzerをしっかり援護。1回裏、先頭打者のTrea Turnerが先頭打者弾。同点とされた直後の4回裏には、Michael Taylorが左中間へ勝ち越し2ラン。そして7回裏には、Bryce Harperが3階席に届く超特大の2ランを打ってダメを押しました。

さて、この試合の大きな収穫は、わずか1アウトを取っただけのKoda Gloverでしょう。Scherzerの後を受けて上ったマウンド。9回表2死満塁。5-1とリードし、仮に一発を打たれれば即座に同点となる場面。あれだけのピッチングをScherzerがした後だけにことさら緊張感があったはずですが、Gloverは気迫あふれる投球で、最後は96マイルのスライダーで空振り三振。クローザーとしての仕事を見事にしました。これはもう、クローザーはGloverで確定でいいでしょう。

MVP: Max Scherzer

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