2018/04/17

4/16@NYM 8回に5点差を逆転

W8-6@NYM
Hellickson 4.2IP 2ER 7H 1BB 3K
Cole(W1-1) 1.0IP 2ER 2H 1BB 1K
Madson(SV2) 1.0IP 0ER 1H 1K
Harper 2/4 HR(8) 1BB 2R 3RBI
Kendrick 1/4 HR(2) BB 2R RBI
Difo 2/4 2RBI SB(2)
Turner 2/5 R SB(7) 

この試合がシーズン序盤の転換点となるでしょうか。

まず1回表、2死走者なしからBryce HarperがJacob deGramの内角高め速球に「バットを根元から折られながら」右中間のブルペンへ運ぶソロホームランを放ち、先制。まさかあれがフェンスオーバーとは・・・という衝撃のシーン。また1つHarperが伝説を作りました。と、幸先は良かったのですが、以降はdeGromの前に7回までに12三振と、追加点を奪えそうな気配さえありませんでした。

今季初先発のJeremy Hellickson。立ち上がりは悪くはなかったのですが、疲労が見えてくるのも早く、1点ビハインドの5回途中、88球で降板。投球内容自体はA.J. Coleよりは良かったと思いますので次回もHellicksonでしょう。その後、6回裏にMatt Graceが自身のエラーもありノーヒットで2失点、7回裏にはColeが出てきていきなり三塁打、続く打者にホームランと打たれて2失点。

7回裏を終えて1-6。フォローしていましたが、正直に言って諦めていました。すみませんでした。8回表にまさかの逆転劇が待っているとは思いもよりませんでした。

口火を切ったのはダブルスイッチで途中出場していたMoises Sierraのセンター前シングル。1死後、Trea Turnerがシングルを打ったところでdeGromをマウンドから降ろすと、Howie Kendrickが歩いて迎えた満塁のチャンスにHarperが一二塁間を破り、まず2点。2死となったものの、やはりダブルスイッチで途中出場のPedro Severinoがレフト前にシングルを打って再び満塁とすると、代打のMatt Reynoldsが押出四球をもらい、もう1点。続くWilmer Difoが一二塁間をゴロで抜き、2者が還って遂に6-6の同点としました。さらにSierraへの死球で三度満塁となり、Michael Taylorがこの回2つ目の押出死球を選び、とうとう逆転に成功しました。長打は一本もなし。Sierra、Kendrick、Severino、Reynolds、Difo。決してレギュラーではない選手たちがしぶとくつないでの逆転。感動しました。

8回裏はBrandon Kintzler、9回裏はRyan Madsonが抑えて(Severinoのナイス守備もありました)、勝利。

メッツとの差はまだ5ゲームもありますが、この1勝は大きい。明日以降も楽しみになってきました。

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