ナ・リーグ最高勝率のDバックスを迎えてのホーム3連戦。Gio Gonzalezの頑張りのおかげでスウィープこそ逃れましたが、チャンスは作れども還せない打線、そして、Martinez監督のひどい采配ぶりが目立つシリーズとなりました。私の中でのMartinez監督への信頼は著しく低下しています。
4/27 L4-5
Strasburg(L2-3) 6.1IP 5ER 6H 2BB 7K
Kendrick 3/5 double HR(3) R 2RBI
Turner 2/5 R
Adams 2/3 R
また同じ。チャンスは作れども還せない打線に逆戻り。6回までに11安打3四球と実に14人ものランナーを出しましたが、得点圏に限れば9打数で2安打、しかもその2本ともがランナー1,2塁から満塁になっただけで、タイムリーヒットはなし。4点は取りましたが、もっととらなければならない展開でした。特に痛かったのは同点の4回裏1死満塁でのBryce Harperの空振り三振(とRyan Zimmermanの遊ゴロ)。5回裏にいったんは勝ち越したものの、6回表に逆転されると、終盤はランナーさえ出せず。ロスでの最終戦で作ったせっかくのいい流れが雲散霧消するひどい試合でした。
4/28 L3-4(10)
Hellickson 5.1IP 2ER 5H 1BB 1K
Solis(L0-1) 0.1IP 1ER H BB K
Zimmerman 2/5 double HR(4) R 2RBI
Kendrick 1/4 HR(4) R RBI
この試合で打順をスイッチした2人、2番Ryan Zimmermanが3回裏に2ラン、4番Howei Kendrickが6回裏に勝ち越しのソロを放ち、Davey Martinez監督の采配が的中したかと思いましたが、結果的にはむしろMartinezの監督としてのミスによる自滅の試合となりました。問題の場面は、同点の10回表、6番手投手としてマウンドにいたSammy Solisが1死2塁から四球を出して1,2塁となったシーン。打席には左打者のJarrod Dysonが入るところでMartinez監督の判断は右投手のAustin Adamsへのスイッチ。この厳しい場面で、制球に難があるルーキーのAdamsをマウンドに送ったことにまず驚きましたが、その上、交代を告げた後にベンチに戻るMartinez監督が球審となにやら話して混乱している様子。試合後のインタビューで明らかになったのは、なんと右の代打が送られたと勝手に勘違いしていたそうです。あほか、と。自ら非を認めたようですが、救われないのはAdams。変な雰囲気の中で投げ、案の定、Dyson、そして続く打者にも四球で押し出し。これが決勝点。そもそも、6回1死でまだ球数60球にも満たない先発のJeremy Hellicksonを代えたのも、いかにも信頼していないという印象を与えるものだったし(前回のGioの先発時と同じ失敗)、それが影響して、10回表途中で早くも最後の投手であるCarlos Torresをつぎ込まざるを得なくなったし(もし10回裏に追い付いてもその後長く戦えない)、もう自己満足的で行き当たりばったりという感じしかしません。新監督だから大目に見てあげないといけないのでしょうか。選手が可哀想に思えてきました。
4/29 W3-1
Gio(W3-2) 7.0IP 1ER 6H 2BB 8K
Doolittle(SV5) 1.0IP 0ER H K
Wieters 1/3 HR(3) BB R RBI
Taylor 1/4 HR(3) R RBI
前回登板で早い降板を指示されて不満をあらわにしていたGio Gonzalez。この日は7イニングを1失点。連敗中のチームを救う好投でした。114球を投げさせてもらいましたが、前日ブルペン投手を使い切ったためMartinez監督が何もできない状態だったことが幸いしたというべきでしょう。もっともチャンスで打てない打線は相変わらず。得点は、ソロ本塁打が2本と相手投手のエラーによる3点だけでしたから。
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