2012/07/04

MiLB (6/25-7/1) Hague(A+) 週間MVP

Potomac Nationals のRick Hagueが週間MVPに選ばれました。今週は全7試合で安打を記録。5本の二塁打と1本の本塁打を含む13安打と大当たり。盗塁も5つ決めて失敗なしと素晴らしい結果を残しました。2010年のドラフト3順目。昨季は開幕直後に故障してシーズンを棒に振り、今季も4月末まで出遅れた上に、当初は成績が低迷。苦しみましたが、ようやく本領発揮といったところでしょうか。まだ打率は2割4分そこそこ。引き続き頑張ってください。

Rick Hague 30PA 5double HR .464/.500/.750 5SB

☆まだお呼びはかかりませんか? [AAA]
Corey Brownが引き続き絶好調。今週も3本の本塁打を放ち、シーズン19本塁打。打率は3割、50打点に到達しました。いつでもメジャー復帰の用意はできています。Carlos Riveroも好調を維持し、シーズン打率3割が見えてきました。Chris MarreroとErik Komatsuの2人は週間打率2割3分程度とやや減速。それでもMarreroは4割近い出塁率を残し、Komatsuは長打を連発と、それぞれ期待感を持たせるプレーを続けています。
Corey Brown 37PA double triple 3HR .324/.378/.676 2SB
Carlos Rivero 28PA .375/.464/.417
Chris Marrero 33PA .231/.394/.269
Erik Komatsu 34PA 3double 2HR .233/.324/.533


☆Goodwin 好調持続 [A]
Brian Goodwin 外野手が打撃好調を維持。今週は7四球を選び、出塁率も上昇中。2盗塁。Matthew Skoleはヒットがあまり出ず打率を落としましたが、こちらもしっかり7四球を選んで、出塁率は4割超ですから、あまり心配はしていません。この他、Justin Miller、Cutter Dykstra、Caleb Ramseyの3人も好成績。
Brian Goodwin 32PA .320/.469/.440 2SB
Matthew Skole 27PA HR .200/.407/.400
Justin Miller 32PA 5double HR .429/.500/.714
Cutter Dykstra 34PA .344/.382/.438 2SB
Caleb Ramsey 32PA .357/.438/.464

☆Tony Renda上昇傾向 [SS]
ドラフト2順目のTony Renda。2週目に入って、少し調子を上げてきました。30日の試合では2本の二塁打を含め3安打の固め打ち。この他、Auburnの野手で打っているのはドミニカ出身のWander Ramosくらいとちょっと寂しい状況です。
Tony Renda 31PA 3double .296/.387/.407 2SB
Wander Ramos 22PA 2double HR .368/.455/.632

☆Walters、AAでも快進撃 [AA]
AAに昇格して2週目のZach Walters内野手。A+での好調をそのまま維持し、今週はさらに飛躍。2本の本塁打を含む10安打を打ちました。Waltersと一緒に昇格してきたJustin Bloxom、オールスターに選ばれたEury Perez、Jeff Kobernusもまずまずの成績。DLから復帰してきたDestin Hoodも4試合で.286/.444/.357と悪くない滑り出しでした。
Zach Walters 28PA double triple 2HR .370/.393/.704
Eury Perez 30PA .333/.333/.400 4SB
Jeff Kobernus 27PA .280/.333/.320 3SB
Justin Bloxom 24PA double HR .304/.333.478


☆Martinsonも昇格後も活躍 [A+]
Walterと入れ替わりでA+に昇格したJason Martinson内野手。打点王となったAでのペースを上回る勢いで打点を記録(11試合で12打点)。今週は2本の本塁打も打ち、まったく問題なく昇格に対応しています。この他、Michael Taylor、J.R. Ramirezの両外野手も打撃好調。2人とも四球の少なさが大きな課題ですが。David Freitas捕手は打率.250とやや不振に陥っています。
Jason Martinson 27PA triple 2HR 8RBI .333/.407/.667 
Michael Taylor 25PA .292/.320/.417 5SB
J.R. Ramirez 21PA .381/.381/.429

☆Jenningsは期待はずれ?[Rk]
Hayden Jenningsが今週もさっぱり打てず。打順を9番に下げられましたが、それでもほとんどヒットが出ません。GCL Nationalsでは、今年のドラフト33順目のMike McQuillan、ドミニカ出身のWilmer Difo、昨年のドラフト50順目(!)のTony Nixの3人が開幕以来結果を残しています。3人ともどこまで期待していい選手かよく分かりませんが(特にNix)。
Heyden Jennings 13PA .231/.231/.308
Mike McQuillan 19PA .308/.526/.308
Wilmer Difo 15PA 2triple .385/.467/.692 3SB
Tony Nix 16PA HR .438/.438/.625

☆Meyer、Karns また好投 [A, A+]
Alex Meyer(A)とNathan Karns(A+)という、今最も楽しみな傘下の投手2人が、ともに29日の試合で先発し、2人とも、1失点、イニング数を上回る奪三振の快投。Meyerは球数を要し、5回で降板となりましたが、ソロ本塁打による1失点のみ。前回打たれてちょっと心配しましたが、大丈夫そうです。シーズン防御率を3.40まで下げています。Karnsは降雨コールドで7回完投勝利。わずか7イニングで11三振という奪三振マシーンぶりです。
Alex Meyer (ND) 5.0IP 1ER 5H 2BB 7K
Nathan Karns (W) 7.0IP 1ER 3H 1BB 11K 

☆安定感のあるクローザー [AAA, AA, A]
AAAのChristian Garcia、AAのAaron BarrettとZech Zinicola、AのAaron Barrettとそれぞれのチームで9回を任される投手がそれぞれ安定した投球。週間成績だけでなく、シーズン成績も立派なもの。この結果を続ければ、AA以上の3人はシーズン終盤にはメジャーに呼ばれる可能性もあるでしょう。なお、A+のクローザーRob Wortは今週はセーブ機会での登板がありませんでした。
Aaron Barrett 3G(3SV) 3.1IP 0ER 2H 0BB 5K [A]
Hector Nelo 3G(2SV) 4.1IP 0ER 1H 1BB 5K [AA]
Zech Zinicola 3G(1SV) 3.0IP 0ER 1H 0BB 5K [AA]
Christian Garcia 3G(1SV) 3.0IP 0ER 2H 0BB 2K [AAA]

☆今週のLannan
今週は2度先発したJohn Lannan。26日の試合は7回途中1失点と好投しましたが、1日の試合では結構打ち込まれました。シーズン通算では6勝7敗と負け越し中。防御率も4.42とあまり改善していませんでした。
6/26 (ND 6.1IP 1ER5H 5BB 3K
7/1 (L) 6.1IP 3ER 9H 2BB 4K 

☆その他
その他目立つ成績を残した選手たち。
Paul Demny 1GS 7.0IP 1ER 5H 1BB 9K [AA]
Trevor Holder 1GS 7.0IP 2ER 5H 0BB 6K [A+] 6先発連続で2失点以下。
Pat Lehman 2G 3.1IP 0ER 1H 2BB 3K [AAA]
Pedro Encarnacion 1GS 6.0IP 0ER 3H 1BB 5K [SS]
Nicholas Lee 1GS 5.0IP 1ER 4H 2BB 7K [SS]
Taylor Jordan 1GS 3.0IP 0ER 1H 3K [SS]
Elliott Waterman 2G 3.1IP 0ER 1H 4BB 1K [SS]
Michael Boyden 1G 2.0IP 0ER 4K [Rk]

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