先発5番手を争う王建民とJohn Lannan。ここ数日、ナショナルズのフロントがLannanのトレードに向けて積極的に動いているという報道があり、それをRizzo GMが否定するなど、騒がしい中で迎えた今日の第3ラウンド。王が先発し、Lannanがブルペンから登板することになっていました。
先発の王の投球内容は良かったと思われます。初回はあっさり三者凡退。2回は2死満塁とされましたが三振で切り抜け、3回も先頭打者を三振の後、迎えたRussel Martinの打球は当たりそこないの一塁方面へのゴロ。王が自分で打球を処理してベースに向かったところで、意外な落とし穴がありました(動画)。とりあえずの診断結果は左のハムストリングを痛めたとのことですが、即座に病院に送られており、あまり軽いものとは思われません。復帰時期も全く不明。今日の登板では球速が90マイルを常時超え、調子が上がってきていただけに残念でなりません。
2番手にChad Durbinをはさみ、5回からLannanが登板。最初の2イニングは簡単に無失点で終えましたが、7回につかまり、5連打などで4失点。さらに8回にもエラーがらみで2失点。打たれたのはいずれも単打で必ずしも激しく打ち込まれたわけではないようですが、結果としてはかなり残念なものとなりました。王が間に合わないとすれば、Lannanのトレードどころではありません。開幕まではまだ時間がありますので、しっかり調整してくれることを期待します。
打線ではAdam LaRocheが1安打2四球で3度出塁し、いい感じになってきました。べんち入りを争う選手では、Chad TracyとSteve Lombardozziがともに2安打でアピールしています。
今日はライトで先発したBryce Harperでしたが、結果は2三振を含む3打席凡退。左投手との対戦ではまだまだ弱さを見せていたようです。(BOX)
◎よくできました
Lombardozzi 2/2 SR R RBI SB(1) .250
Tracy 2/5 2R .259
LaRoche 1/2 double 2BB R RBI .250
王建民 2.2IP 0ER 2H 1HBP 4K 3.86
▲がんばりましょう
Lannan 4.0IP 4ER(6R) 7H 1BB 2K 7.00
Danny Espinosa 0/5 2K .240
☆プロスペクト
Harper 0/3 2K .313
Tyler Moore 0/1 R .316 代走出場からDH。
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