5/5 Anthony RendonがDLから復帰、Adrian Sanchezをオプション
5/7 Shawn KelleyがDLから復帰、Rafael Bautistaをオプション
5/11 Matt WietersがDL入り、Spencer KieboomがAAAから昇格
5/12 Ryan ZimmermanがDL入り、Mark ReynoldsがAAAから昇格
5/20 Howei KendrickがDL入り(シーズン終了), Adrian Sanchezが昇格
5/20 Juan Sotoがメジャー初昇格, Moises SierraをDFA
5/21 Ryan MadsonがDL入り, Tim Collinsがメジャー昇格
5/23 Erick Feddeがメジャー昇格, Carlos TorresをDFA
5/15 Erick FeddeをAAAにオプション, Justin Millerがメジャー昇格
5/31 Ryan MadsonがDLから復帰, Trevor GottをAAAにオプション
● Anthony RendonがDLから復帰、Adrian Sanchezをオプション
自打球を左足のつま先に当て、DL入りしていたAnthony Rendonが復帰。当初は数試合の欠場と思われていましたが、実は軽くひびが入っていたそうで約2週間の欠場となりました。まあ、元気に戻ってきてくれればOKです。内野手が余剰になることからAdrian SanchezをAAAにオプション。14打席で.214/.214/.286の数字はこんなもんでしょう。サードの守備で貢献してくれたからいいです。
● Shawn KelleyがDLから復帰、Rafael Bautistaをオプション
Shawn KelleyがDLから復帰。もうだめかもなと思われましたが、復帰です。ほんとに大丈夫かな。Rafael BautistaをAAAにオプションし、野手が1人少ない状態となりましたが、ブルペン陣に疲労感が漂っているので、いい判断だと思います。Bautistaは9試合出場して6打数ノーヒット。先発出場は1試合だけでほとんどは守備固め。結果を出せというほうが酷です。次の機会まで頑張れ。
● Matt WietersがDL入り、Spencer KieboomがAAAから昇格
10日の試合でヒットを打ち、1塁ベースを回って止まったところで左ハムストリングを痛めて途中交代していたMatt WietersがDL入り。開幕直後に続く2度目です。不本意だった昨シーズンから再起をかけた今シーズンでしたが、ここまで23試合に出て.231/.342/.385。今回はやや長引きそうなこともあり、失望感が漂います。さて、Pedro Severinoを除く40人ロースターの捕手が2人ともDL入りとなったことから、Syracuse(AAA)にいたSpencer Kieboomを呼び寄せることになりました。2016年シーズンの最後の最後にメジャー昇格を果たし、シーズン最終戦で途中出場、1打席に立って四球という記録が残っていますが、その後40人ロースターから外れ、昨シーズンはずっとマイナー暮らし。ようやくめぐってきた今回は、控えとはいえ先発マスクの機会もありそうです。
● Ryan ZimmermanがDL入り、Mark ReynoldsがAAAから昇格
右わき腹を痛めてここ4試合出場していなかったRyan ZimmermanがDL入りとなりました。どのプレーで負傷したのかが明らかにされていませんが、守備でのダイビングキャッチではないかと言われています。開幕からの絶不調の後、5月に入って5試合連続安打、19打席で.412/.474/.588と当たりが出てきた矢先だけに、残念。
代わって、Mark ReynoldsがSyracuse(AAA)から昇格してきました。Mattではなく、Markです。34歳の右打ちの一塁手ということでプロフィールはZimmermanとかなり似ています。というか、この2人、同い年で同じVirginia Beach市の出身で一緒にヴァージニア大でプレーしてたという友人同士です(さらに言えば、2学年したのSean Doolittleもヴァージニア大でチームメイトでした)。Zimmermanと同じ2006年ドラフトでDバックスに入団すると、以降メジャー7球団を渡り歩き、通算281本とZimmermanを上回る本塁打を打ち、長距離砲として活躍してきました。昨シーズンもロッキーズで30本塁打を放ちましたが、厳冬のオフの中で契約を得ることができず、開幕後の4月17日になってようやくナショナルズとマイナー契約、AAAでプレーして調整していました。よりによってZimmermanの代役になるとは、という感じでしょうが、チャンスを生かしてくれるといいいと思います。
● Howei KendrickがDL入り(シーズン終了), Adrian Sanchezが昇格
19日の守備で右足首を痛めて途中退場したHowie Kendrick。検査の結果、アキレス腱断裂でシーズン終了と発表されました。開幕からDaniel Murphyがいない中、セカンドのレギュラーとして、またチーム内で唯一打率3割をクリアするなどバッティングでも大いに貢献してくれていただけに、この離脱は痛過ぎです。特に怪我をしたのが、本職でないレフトでフライを追っていた時というのが何とも悔やまれる。
ひとまずAdrian Sanchezが再びメジャ-に合流。セカンドのレギュラーは当面Wilmer Difoとなりそうですが、Murphyの復帰が待たれます(ようやくフロリダで実戦練習を始めたとの情報です)。
● Juan Sotoがメジャー初昇格, Moises SierraをDFA
トッププロスペクトのJuan Sotoがメジャー初昇格。今シーズンはHagerstown(A)で開幕しましたが、Potomac(A+)へ、さらにはHarrisburg(AA)へと駆け足で昇格し、どのクラスでもよく打ち全マイナーリーガーでもトップクラスの打撃成績を残し、今回の昇格となりました。まだ19歳(昇格時ではMLBの最年少)。
Juan Soto (2018 season for A, A+ and AA)
39G 182PA 14HR 52RBI 29BB 28K .362/.462/.757 3SB
左打席からのパワーのある打撃が魅力の外野手。マイナーでの通算成績がBryce Harperをも上回っていることが話題となるほどです。さてさて、このままレフトのレギュラーとして定着できるかどうか、大注目。
ロースターを空けるためにMoises SierraがDFAとなりました。少ないながらもチャンスは与えられましたが、60打席で.167/.217/.204、本塁打なし、20三振では仕方ありません。
● Ryan MadsonがDL入り, Tim Collinsがメジャー昇格
右の胸筋を痛めたというRyan MadsonがDL入り。メインセットアッパーの1人の離脱だけに、これまた痛い。程度は分かりませんが、早く復帰してくれることを願います。
代わってメジャーに昇格してきたのが、ブルペン左腕のTim Collins。マイナー契約を結んだときの記事はこちらですが、2度のTJ手術からの復帰を目指しての奮闘が遂に報われる時がきました。早速5月21日の試合でマウンドに登りましたが、実に2014年のワールドシリーズ以来の復帰戦。感動的でした。
● Erick Feddeがメジャー昇格, Carlos TorresをDFA
19日にダブルヘッダーがあったため先発投手が足りなくなり、Erick Feddeが昇格、23日の試合に先発しました。メジャーデビューした昨季は全く結果が出せず、終盤は球速も落ちてしまいシャットダウンされるほどの状態で終了。今シーズンも開幕からSyracuse(AAA)のローテーションで投げてきましたが、結果は8試合で4.35/1.40と必ずしもパッとするものではなく、評価を回復するには至っていませんでした。が、そうはいっても投手では最も期待されるプロスペクト。今回はスポットスタートと思われますが、好印象を残してもらいたところです。
ロースター枠を空けるためCarlos TorresをDFA。敗戦処理を中心に10試合に登板し、防御率6.52。まあ代わりはいくらでもいるといったところでしょうか。
● Erick FeddeをAAAにオプション, Justin Millerがメジャー昇格
スポットスターターを務めたErick Feddeを予定通りAAAにオプション。代わって、Justin Millerがメジャーに昇格しました。まもなく31歳となるベテランのブルペン右腕。2014~2016年にタイガースとロッキーズで計82試合に登板していますが、通算防御率は4.99。昨シーズンはエンゼルスのマイナー暮らしで、今年1月にナショナルズと結んだ契約もスプリングトレーニングへの「招待なし」のマイナー契約。しかし、昨オフのトレーニング方法の改良の結果(本人の説明による)により球速が数マイル上がったことおかげもあり、開幕後、Syracuse(AAA)で9試合連続無失点、13.2イニングで23奪三振という数字も評価されて今回の昇格をつかみました。
● Ryan MadsonがDLから復帰, Trevor GottをAAAにオプション
5月21日からDL入りしていたRyan Madsonが最短で復帰。ちょっと登板過多だったので、いい休養になったのではないでしょうか。オプションを残していたTrevor Gottがマイナー行き。最近全体に調子がいいブルペン陣の中で、Gott自身も5月27日のマーリンズ戦でホールドを記録するなど悪くはありませんでしたが、もう1人のオプションを残すWander Sueroのほうが好調で期待感もあり、まあ順当な判断だと思います。
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