W5-2@LAD (Season 16-23)
Scherzer(W2-4) 7.0IP 2ER 5H 2BB 7K
Doolittle(SV6) 1.0IP 0ER
Parra 1/4 HR(1) R 4RBI
Soto 1/3 BB R RBI
Gerardo Parraが、まさかの大仕事をしてくれました。9日にFA契約を結び、10日の試合でナショナルズ初スタメン、この日は本職ではないファーストでスタメンに名を連ねていましたが、その打席を迎えるまで7打数ノーヒット。正直なところ凡退してチャンスを逃すという悪いイメージしか浮かんできませんでした。なぜなら、そこに至るまでの流れが決してナショナルズにとって良いものではありませんでしたから。
まず1回表、連打と相手エラーで無死2,3塁のチャンスを作りながら、続くJuan Sotoの四球の際に帰塁が遅れた二塁走者のVictor Roblesが捕手からの牽制でタッチアウトになるボーンヘッドもあり、結局無得点。その後も、いい当たりはするもののことごとく野手の正面だったり、外野のフェンス際で捕球されたりで、7回までドジャーズ先発のWalker Buehlerから得点することはできず。3回裏にJustin Turnerに甘く入ったチェンジアップをセンターへ2ランされたのを除けば素晴らしいピッチングを続けていたMax Scherzerを援護することができませんでした。
ナショナルズにとっては重苦しい展開で0-2のまま終盤へ。迎えた8回表、2番手のPedro Baezに対して先頭のWilmer Difoがシングルで出た後、Scherzerへの代打Howie Kendrickの併殺コースのサードゴロをTurnerがセカンドへ悪送球してくれて無死1,3塁の願ってもないチャンス。Adam Eatonのセーフティスクイズは惜しくも成功しませんでしたが(結果は1塁のみアウトで1死2,3塁)、Roblesが歩いて1死満塁。ピッチャーは左のScott Alexanderに代わりましたが、Sotoが粘って9球目をレフト前に運びまず1点。しかし、続く絶好の好機にAnthony Rendonは空振り三振に倒れ、2死満塁。
ここで打席に入ったのがParraでした。Dylan Floroの速球に押されてカウントは2-2に追い込まれ、ドジャースタジアムの観衆は勝利を信じて総立ちとなっていました。流れはドジャーズだったはずです。しかし、続く5球目。捕手のミットは高めのボールゾーンに構えられていましたが、Floroの投じた速球は吸い寄せられたようにど真ん中へ。振り抜いた一打は高々と舞上がり、観客の悲鳴の中を、右中間スタンドに飛び込んでいきました。決してホームランバッターというわけではないParraだけに、まさかの一言でした。
さすがにこれだけのショックを与えての3点差なら大丈夫。8回裏はWander Suero、9回裏はSean Doolittleがいずれも3人で抑えて勝利。
問題はこのモメンタムを明日につなげることができるかどうか。不思議なくらいこれができないのが、Martinez監督の下でのナショナルズ。もし、明日、もう1つ、いい形で勝つことができれば、先日の約束通り、Martinez監督解任を求めることはやめてもいいと思いますが、果たして。
MVP: Gerardo Parra
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