NLCSの初戦、ブリューワーズの先発がGio Gonzalezとは驚きました。2回1失点で代えられてしまいましたが、最低限の仕事はしたと言えるでしょう。その後チームも勝ったし、次の登板も楽しみにしましょう。
さて、シーズンレビューに続いて、ポジションごとに2018年シーズンを振り返り、オフの展望を考えていきたいと思います。
最初は捕手から。
開幕戦のレギュラーは前年残念なシーズンに終わったMatt Wieters。スプリングトレーニングでは良かったのに、開幕2試合でDL入り。復帰したものの5月にまたDL入りし、復帰したのは7月。結局76試合の出場にとどまり、.238/.330/.374、8本塁打と前年以上に残念な結果となりました。FA退団予定。
Wietersの離脱により開幕3戦目にしてメジャーに昇格したPedro Severino。元々評価の高かった守備力に加え、当初はバットでも結果を残し、このままレギュラー捕手として将来にわたって活躍してくれるかと期待させましたが、5月中旬以降は打撃が急降下。約2カ月間で100打席以上に立たせてもらって打率は辛うじて1割を超える程度。原因はよくわかりませんが守備でも精彩を欠くようになり、ついに7月9日にマイナー降格。9月昇格でも出場機会はあまり与えられず、長期的な正捕手にという期待は白紙に戻ってしまいました。今シーズン残念だったことはたくさんありましたが、その中でも大きな失望の1つです。
代わって評価を上げたのがSpencer Kieboom。40人枠外で開幕凍ましたが、5月のWietersのDL入りに際して昇格すると、もっぱら控え捕手としてでしたが、シーズン終了までメジャーに帯同。特に9月には13試合で先発マスクを被り、42打席で.333/.429/.500、2本塁打とバットでも結果を残して評価を上げました。来年の春には控え捕手を堂々と争う存在。「Carter Kieboomの兄」ではなく、自身もれっきとしたメジャーリーガーとなりました。
正捕手(とできれば控え捕手)の獲得は、FAかトレードかはともかくナショナルズのこのオフの最優先課題の1つとなります。
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