2018/10/05

2018シーズンレビュー2: 投手MVP Max Scherzer

NLDSが開幕。地区優勝決定プレーオフに続き延長戦を制したブリューワーズには勢いを感じます。そのブリューワーズのブルペンで、延長10回裏にサヨナラが決まったときにはGio Gonzalezがアップしていました。11回表に投げる姿を見たかったのか、見たくなかったのか。


GSIPWSOERAWHIP
Max Scherzer33220.2183002.530.911
Tanner Roark30180.191464.341.281
Gio Gonzalez27145.271264.571.531
Stephen Strasburg22130.0101563.741.200
Jeremy Hellickson1991.15653.451.073
GIPSVHDERAWHIP
Sean Doolittle4345.02511.600.600
Matt Grace5659.2082.871.140
Justin Miller5152.12113.611.127
Ryan Madson4944.14145.281.421
Sammy Solis5639.10136.411.551
Brandon Kintzler4542.21153.591.242

投手MVPは、一点の曇りもなくMax Scherzerでしょう。他のローテーション投手が、故障又は不振に見舞われる中、まさに孤軍奮闘。開幕勝利から始まり、チーム最多の33試合に先発。投球回数(220回2/3)、勝利数(18)、完投(2)、完封(1)、奪三振(300)、被打率(.188)、WHIP(0.911)はいずれもリーグトップ。防御率(2.53)こそリーグ3位で、1点台で終えたメッツのJacob deGromが歴史的なシーズンを送ったためライバルと目されていますが、いやいやScherzerこそがサイヤング賞を受賞すると信じています。終盤はやや疲れも見えましたが、Scherzerがいなければ、今年のナショナルズはもっと早くに終わっていたことでしょう。

ブルペン陣ではやはりSean DoolittleがMVP。これだけ安心感を持って任せられるクローザーはなかなかいません。惜しむらくは、7月から9月というシーズンの最も大事な時期にDL入りしていたこと。

2人には来季もエースとクローザーとしての活躍を期待します。

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