NLCS第4戦、2度目の先発機会を与えられたGio Gonzalezでしたが、初回いかにもGioらしいぐだぐだのピッチングで25球を要しながら1失点。2回のマウンドにあげてもらった時点で少し驚いたのですが、先頭打者にシングルを打たれたところでなんと足首をひねっての負傷退場。さすがにもうお役御免と思われますが、Craig Counsel監督は意外な起用をしてくるので足首の状態によってはまだチャンスはあるかも。
さて、今日はポジションレビューの第2回、一塁手編です。
2017年に見事な復活を遂げたRyan Zimmermanでしたが、33歳となった今シーズンは、開幕先発を果たしながらまたも故障に悩まされ、先発出場は72試合。.264/.337/.486、13本塁打、51打点という悲惨というほどではないものの残念な結果に終わりました。左投手は.377/.476/.667とよく打ったのに対し、対右投手になると.228/.289/.429と明らかに苦戦しており、仮に健康を維持したとしてもプラトーン起用が現実的になってきました。
今季、左の大砲として前半戦に活躍してくれたのがMatt Adamsでした。ファーストだけでなくレフトなどでも出場し、トレードされるまでの94試合で.257/.332/.510、18本塁打の立派な成績。Adamsがいなければこのチームはもっと早くに戦線から離脱していたことでしょう。前半戦の功労者でした。シーズン後半には、Zimmermanが離脱している間を中心にMark Reynoldsが出場機会を得ました。穴は多いものの長打は魅力で13本塁打、40打点はさすが。オフにFAとなります。
さて、オフにはZimmermanとプラトーンを組む左打者の補強に向かうものと思われますが、限られた役割を期待しての補強というのはなかなか難しいもの。さて、どうなりますか。
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