2018/10/22

2018 ポジションレビュー:三塁手・遊撃手編

第7戦までもつれ込んだNLDSは敵地でブリューワーズを降したドジャーズが制し、2年連続のナ・リーグ優勝、ワールドシリーズ進出を決めました。最終戦では、Kenley Jansenを7回途中から投入し、9回にはClayton Kershawがクローザーとして登板。ナショナルズが敗れた2016年のNLDS第5戦を思い出しました。

ドジャーズとレッドソックス。私にとっては今やナショナルズに次ぐ存在とはいえ、最初に応援した球団(ドジャーズ)と次に応援した球団(レッドソックス)の対戦。楽しみです!

さて、ポジションレビューの続きですが、今日はどちらも簡単に書けるので三塁手と遊撃手をまとめて書きます。あまり書くことがないというのはいいことです。

【三塁手編】
Anthony Rendonが攻守でしっかり貢献してくれました。4月に自打球を当ててDL入りしましたが、5月に復帰した後はほぼフル出場で計135試合に先発。打率.308はキャリアハイ。24本塁打は前年の自己最多に1本足りませんでしたが、44二塁打はリーグトップ。特に後半戦は、.336/.400/.546とMVP級の活躍でした。

来季がRendonのFA前最終年。代理人がScott Borasなのでなかなか難しく、また、Bryce Harperとの交渉が優先すると思われますが、オフには契約延長の交渉も行われるはず。せめてどちらかは上手くまとめてほしい。

【遊撃手編】
途中出場も含めれば全162試合にフル出場したTrea Turner。全試合出場は、2007年、当時22歳だったRyan Zimmerman(三塁手)以来、ワシントン移転後2人目の快挙です。遊撃手として158試合に先発したのも、2013年のIan Desmondに続く2人目。1番か2番で起用されることも多くリーグ最多の740打席とフル稼働。.271/.344/.416、19本塁打、103得点、73打点はショートのレギュラーとしては十分過ぎる数字です。そして、最大の武器である足で43盗塁を記録し、リーグ盗塁王となりました。

来季もTurnerが不動のレギュラー。未だ年俸調停前で少なくともあと4年は在籍見通しと。ただ、全体でもトップ100に入るプロスペクトのCarter KieboomがAAまで上がってきており、現在参加中のアリゾナ秋季リーグでは二塁も守っているとの話。どちらかを二塁手か外野にコンバートするのか、あるいはトレードバイトにするのか、難しい(贅沢な)悩みとなります。

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