W6-2(11)@PHI (Season 35-36)
Gio(ND) 7.0IP 2ER 2H 2BB 11K
Werth 2/4 BB R 2RBI
Desmond 1/5 HR(10) R 4RBI 3K
Desmond 1/5 HR(10) R 4RBI 3K
延長11回のIan Desmondの満塁本塁打で勝ちました。
しかし、何か釈然としません。素直に喜べない。下に試合を振り返ってみますが、打線の情けなさばかりが目につき、最後まで情けない形で負けるイメージが浮かんでいたからだと思います。
ナショナルズ先発のGio Gonzalezは素晴らしいピッチングでした。立ち上がり、先頭打者のシングルの後、2番Michael Youngにレフトスタンドに運ばれてあっという間に0-2とされましたが、完全に立ち直り、この後7回までノーヒット、2四球の走者を許したのみで、11奪三振。今季ベストの内容と言ってもいいほどの好投を展開しました。
しかし、いつものように援護はありませんでした。フィリーズ先発Kyle Kendrickに対して6回までに出した走者はAdam LaRocheのシングル1本だけ。
そんな状況で1人頑張ったのが、Jayson Werth。7回2死2塁からライト前に1点目のタイムリー、さらに9回もやはり2死からレフト前タイムリーで同点としてくれました。11回の四球を含め、今日の試合を救ってくれたのはWerthのバットだったと思います。
しかし勝ちきれないナショナルズ。9回表は、なお2死1,3塁のチャンスが続きましたが、Ian Desmondは三球三振。10回表は1死3塁のチャンスを作りながら得点できず。
そして迎えた11回にDesmondがグランドスラムを打つことになりましたが、その打席自体がまた微妙なものでした。この回、1死からRyan Zimmermanが二塁打で出塁。LaRocheは敬遠四球。続くWerthが四球を選んで1死満塁として、ここで打席に入ったのがDesmond。当然1点取りに行くバッティングを期待しましたが、(いつものように)ホームランだけを狙ったような大振りであっさり追い込まれてしまい、もはや悪いイメージしか浮かんで来ませんでした。そして、カウント1-2からMichael Stutesの投じた5球目は内寄りの速球。そこまでの配球で外への変化球が来ることを完全に想定していたDesmondは完全に裏をかかれて全く手が出ず、見逃し三振・・・・・となるはずでしたが、主審の判定はボールっ。ええーっ!フィリーズファンだったら激怒していること間違いなし。命拾いしたことは、Desmondの表情からも見て取れました。続く6球目。今度こそ来た変化球、ただし投手の狙いよりやや高く、しかも真ん中に入ってきたところをDesmondが逃さずバットを振り抜くと、打球はレフトスタンドに届いてしまいました。6-2。なんだかな。試合後のWerthのコメントは「ラッキーだった」。まさにそうとしか言いようがありません。
釈然としませんが、ともかく勝ちは勝ち。問題は、このラッキーな勝ちをチームの勢いに繋げられるかどうかです。
MVP: Jayson Werth
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