2013/06/03

Harper→DL, Erik Davis→MAJOR

土曜日、日曜日(特に土曜日)の負けですっかり応援する気力をなくしていますが、重要なロースター変更なので記事は書いておきます。

土曜日の試合を前に、左膝の状態が思わしくないBryce HarperがDL入り。代わってブルペン投手のErik Davisが初のメジャー昇格。

Harperは5月26日の試合を最後に欠場してきましたが、状態がよくならないことからDL入りとなりました。そもそもは、4月30日のブレーブス戦でホームランを捕球しようとしてライトフェンスに激突した際に痛めたのが始まり。その後、ドジャースタジアムでもフェンスに激突しましたが、下記の打撃成績の違いからも、あの激突が元凶だったことは明らか。

激突前 (105打席) :  .352/.438/.736 9HR
激突後 (73打席) :  .186/.310/.356  3HR

今頃になってHarper自身も、4月30日の直後にDL入りしてしっかり直しておくべきだったと言っています。まったく。Danny Espinosaもそうですが、故障しているのに無理やり出場して結果チームに迷惑をかける例が多過ぎです(Espinosaに至ってはまだ出場を続けています!)。選手を休ませる判断をベンチ・フロントが下せないことが今季のナショナルズのここまでの不振の主要因ではないかという印象が強くなってきました。故障はどこのチームにもあることなので言い訳にはなりません。昨季のナショナルズだって多くの故障者に見舞われました。違いは、故障者をそのまま使って結果が出ないままに任せるか、故障者をしっかり休ませて代わりの元気な選手に出場機会を与えるか。まさにマネジメントの問題です。

Harperに関しては、最短で6月11日に復帰可能だそうですが、とにかくしっかり直してから戻ってきて下さい。

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さて、Erik Davis。26歳のブルペン右腕。元々は2008年ドラフト13順目でパドレスに入団。ナショナルズには2011年のシーズン直前にAlberto Gonzalezとのトレードでパドレスから加入昨年12月に40人ロースターに加えられると、スプリングトレーニング、そして開幕後はAAAでしっかり投げて今回の初昇格を勝ち取りました。プロスペクトとしての評価は一貫して低く、パドレス、ナショナルズを通じてついにBAのトップ30に一度も顔を出さないままにメジャー昇格まで辿り着きました(他にこんな選手いるかな)。頑張ってください。

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