2012/06/04

2012 ドラフト1日目(全体16位でLucas Giolito)

今年もこの日がやってきました。

私がブログを始めた2008年以降はずっと全体10位以内(2009年、2010年は全体1位)の指名権を持っていたナショナルズですが、今年は全体16位という未体験ゾーン。どんなドラフトになるかと思っていましたが、まずテレビ中継が始まってからナショナルズの指名順になるまでが長い長い。優に2時間は待たせてもらいました・・。

そして迎えた全体16位。ナショナルズが指名したのはLucas Giolito投手。テレビの前で思わずガッツポーズをしてしまいました!まさかここまで残っているとは思っていなかったし、残っていても、Rizzo GMの傾向から言って大学生を選ぶのではないかと思っていましたので、嬉しい驚きでした。
直前のBAのトップ500では9位にランクされていた、カリフォルニア州Harvard-Westlake高校の17歳の右腕。197センチの長身という体格を活かした100マイルに達する速球が最大の武器。カーブも高い評価を得ており、チェンジアップも既に投げている。Roy HalladayやJosh Johnsonとも比較されるエースになれる逸材とされ、春先までは高校生ではナンバー1、あるいは全体でも1位指名と予想する向きもありました。

しかし、ドラフトが近付くに連れて大きく評価を下げ、識者の指名予想では10位以下の予想が大半となっていました。評価を下げた理由は健康面のリスク。右ヒジの痛みで今季はほとんどプレーできず。手術を回避してリハビリを行っており、最近になって平坦なグラウンドでのキャッチボールを始めたようですが、いずれはTJが必要になるのではないかと言われています。

昨年もAnthony Rendon、Matt Purkeと健康面のリスクがある選手を果敢に指名したナショナルズ。今年も同じ戦略を取ることになりました。不幸中の幸いは故障箇所がヒジであること。あわてることなくじっくりと直して、素質を開花させてくれることを願うばかりです。

今年はドラフト選手との契約期限が昨年までよりも1か月ほど早く、7月13日午後5時と設定されています。契約するだろうとは言われていますが、かなり高額のボーナスを要求していることから期限ぎりぎりまでまとまらないでしょうし、仮にまとまっても無理に今季中に投げさせることはないのではないかと思います。ちなみに、アドバイザーはScott Borasではなく、Ryan Zimmermanなどと同じエージェント会社です。



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参考まで、トップ10で指名された選手。全体1位は大方の予想を裏切って、プエルトリコ出身の高校生ショートストップ。アストロズが最後に全体1位指名権を持っていた20年前(1992年)のドラフトで下馬評の高かった高校生ショートストップをパスしたことが盛んに記事になったことが影響したのでしょうか。個人的にはAppelもBuxtonもスーパースターになるようには思えないので、アストロズのこの冒険は悪くないと思います。AppelはScott Borasがアドバイザーについていることもあり、難しい契約交渉が予想されることから指名順位が大きく下がりました。新しい労使協定の下で契約金総額にキャップが課されている中でどんな契約を結ぶのか(Borasがどんなルールの抜け穴を見つけるのか)注目されています。

1. HOU: Carlos Correa, SS, Puerto Rico Baseball Academy, PR
2. MIN: Byron Buxton, OF, Appling County HS, GA
3. SEA: Michael Zunino, C, Florida
4. BAL: Kevin Gausman, RHP, Louisiana State
5. KCR: Kyle Zimmer, RHP, San Francisco
6. CHC: Albert Almora, OF, Mater Academy, FL
7. SDP: Max Fried, LHP, Harvard-Westlake HS, CA
8. PIT: Mark Appel, RHP,Stanford
9. MIA: Andrew Heaney, LHP, Oklahoma State
10. COL: David Dahl, OF, Oak Mountain HS, AL

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