2012/06/14

6/13 Moore 2発5打点の大活躍

W6-2@TOR (Season 38-23)
Strasburg(W8-1) 6.0IP 2ER 6H 1BB 8K 2.45
Moore 3/4 double 2HR(1,2) 2R 5RBI .290
Desmond 1/3 HR(9) 2R RBI BB .266

前日に自打球を足に当てたAdam LaRochの欠場によりメジャーで初めてファーストで先発起用されたルーキーのTyler Moore。これまで(ほとんど経験のない)レフトや代打でしか使われてこなかった鬱憤を晴らすかのように、これでもかという大活躍でした。まずは2回表1死2,3塁で左中間へ2点タイムリー二塁打。フルカウントから外への変化球を振り抜くと打球はワンバウンドでフェンスを越えていきました。続いて4回表。1死1塁から同じような、でも少しだけ真ん中に入ってきた球を弾き返すと、今度はレフトとのフェンスをノーバウンドで越える嬉しいメジャー初本塁打。3回裏に同点に追いつかれた直後だけに、効果的な一発でした。さらに6回表にもセンターオーバーの2打席連続のソロ本塁打。計5打点。4月末からの最初の昇格時は19打数でわずか3安打(全てシングル)7三振と結果を出せずに降格となっていましたが、今月に入ってからの2度目の昇格後は12打数の6安打うち2本の二塁打、2本の本塁打と、マイナーで発揮した長打力がメジャーでも通用することを示しています。再昇格後は4試合の出場のうち3試合で先発起用され、マイナーのときと同じようなリズムでプレーできているんでしょう。もっと先発で使ってやって欲しい。
Photo by Brad White/Getty Images
それにしても、Bryce Harper(今日は5打数で二塁打1本)、Steve Lombardozzi、Jhonatan Solano、そしてMooreと、ルーキーがこれだけ活躍してくれて・・・すごーく嬉しいです。

先発はStephen Strasburg。3回にRajai Davisの三塁打とJose Bautistaの本塁打で2点を失いましたが、打たれた長打はそれだけ。他のイニングは危なげなく無失点。6回でマウンドを降りましたが、まだ89球。右手中指に小さなケガをしていなければ、もっと行けたはずでした。8奪三振で両リーグ通じてシーズン100奪三振一番乗り。

今季最長の6連勝。貯金は最多の15。2位ブレーブスとメッツとの差を5.0と広げました。金曜日から本拠地ナショナルズパークに、やはり6連勝中のア・リーグ東地区首位のヤンキースを迎えての3連戦。大きな注目を集めそうです。素晴らしい。

MVP: Tyler Moore

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