2012/06/06

6/5 Desmond三度同点打、最後はHarperがサヨナラ打

W7x-6(12) Mets (Season 31-22)
Zimmermann(ND) 6.0IP 2ER 5H 0BB 5K 2.82; 2/2 double R
Detwiler(W4-3) 2.0IP 1ER 2H 2BB 4K 3.76
Harper 2/7 2RBI 2K .288
Desmond 2/6 3RBI .262
Morse 2/5 2double R BB K .154
Zimmerman 2/6 2R RBI K .237

勝ったから良かったものの、4時間を超え、見てるほうも疲れました・・・。
Photo by Patrick McDermott/Getty Images
最後は延長12回裏、2死満塁からBryce Harperがレフト前へサヨナラ打を打ちヒーローになりましたが、今日の主役はIan Desmondを置いて他にはありません。終盤に3度までも同点としてくれた勝負強さに脱帽です。

まずは直前に逆転されてこの試合初めて追いかける展開となった8回裏2死2塁の場面。2球目の高めの速球を叩きライトへ同点タイムリー。続いて延長10回。最近は敗戦処理でしか使われていなかったHenry Rodriguezが出てきて、案の定1死3塁からワイルドピッチで勝ち越しを許したその裏、1死1,3塁から放った強い打球をショートが弾き(エラー)再び同点。そして迎えた12回。Ross Detwilerがソロ本塁打を打たれて三度目のリード勝ち越しを許した後、先頭のMichael Morseの二塁打に続き、内寄りの速球を果敢にも強振した打球は三塁戦を破る二塁打。三度同点としました。記事に拠ると(Washington Post のAdam Kilgore)、最近出合った難病と闘う2人の少年のことを思いながら自分を落ち着かせていたそうです。うちにあるサイン大事にします。
AP Photo
最後に決めたHarperは、メジャー初のサヨナラ打。先制タイムリー、サヨナラ打、いずれも外のの球を見事に弾き返したもの。こういう打撃が出来るところは才能を感じます。打率が上がるわけです。不調だったRyan Zimmermanもタイムリーを含む2安打。Morseも2本の二塁打が出たことで、落ち着いていけることでしょう。

先発したJordan Zimmermannは素晴らしい出来。5回まではシングル3本のみで2塁も踏ませないピッチング。低めにボールを集め、外野にさえほとんど打球が飛びませんでした。その間に、打線は3点をリード。3-0で6回表を迎えたときは、(まだ64球しか投げていなかった)Zimmermannの調子を見る限り、勝利は間違いないと思えました。が、一発病がまた出てしまいました。6回表、最初の打者Jordany Valdespinにライナーでライトのブルペンへ打ち込まれると、2死後、David Wrightにはセンター右へ運ばれ、あっさり1点差。球数わずか81球にもかかわらず7回からブルペンが投入されたところを見ると、ベンチからあまり信頼されていないのかもしれません。いい投手なのに。

絶好調のメッツ相手に、負ければ首位陥落という試合をこれだけ競った末に勝ちました。価値ある一勝です。

MVP: Ian Desmond

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