2014/04/07

4/6 Desmondの一発でブレーブスに一矢

W2-1 Braves (season 4-2)
Jordan(ND) 6.1IP 3ER(6R) 6H 2BB 3K
Blevins(W1-0) 1.0IP 0ER 2KI
Soriano(SV1) 1.0IP 0ER 2H 2K
Desmond 1/3 HR(2) R RBI

右肩痛のRyan Zimmermanが欠場し、内野はサードAnthony Rendon、セカンドDanny Espinosaの布陣。外野もDenard Spanが対左投手のために外れたのに加え、開幕から21打数3安打と不振のBryce Harperにも休養が与えられ、さらにScott HaristonのDL入りも相まって、レフトに外野での出場は2010年以来のKevin Frandsen、センターにはNate McLouthが入ることに。開幕6戦目にして早くもスクランブル発進状態・・・。

試合は、Taylor JordanとAlex Woodという若い両投手の投げ合いによる投手戦となりました。今季初登板となるJordanが、連敗中のプレッシャーもなんのそのの好投。4回1死満塁のピンチを会心の投球で切り抜け、5回まで無失点。6回に犠飛で1点こそ失いましたが、無死2,3塁から1失点で終えたのはむしろ上出来と言っていいでしょう。素晴らしいシンカーの切れに強い好印象を受けました。しかし、ブレーブス先発のWoodも負けていません。ナショナルズ打線は、初回こそ先頭のAnthony Rendonのバント安打を皮切りに3連打で1点を先制しましたが、その後、6回までに出したランナーはわずかにエラーによる1人だけと、ほとんど完璧に抑え込まれました。

そして1-1迎えた7回裏。試合を決めたのはIan Desmondの一発でした。直前の7回表2死2塁で抜けていればタイムリーというショートライナーを好捕していたこともあり、この回先頭打者として打席に入る前から、なんとなく打ちそうな予感はありましたが、大当たり!初球の真ん中高めに入ってきた速球を鋭く振り抜くと、打球はレフトスタンド最上段に届く大きな勝ち越し本塁打となりました。3連敗はできないという緊張感の中で、さすが思い切りのいいDesmondらしい、素晴らしいスイングでした。

このリードをJerry Blevins、Tyler Clippard、そして最後はRafael Sorianoが守り切って、何とかブレーブスに一矢報いることができました。ただし、今季初のセーブを記録したとはいえ、Sorianoは9回2死から連打を浴び、さらにカウント3―2とひやひやさせながらも何とか終える相変わらずの不安定ぶり。先が思いやられます。

とにかく、3連敗しなくてよかったとほっとしています。

MVP: Ian Desmond

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