2013/03/29

All Time Nats 2013/3 (Starters)

All Time Natsシリーズに今年から新たに追加。各ポジションで最も多く先発した選手を集計してみました。


現役勢ではDanny EspinosaとRyan Zimmermanの2人だけですが、ショートはDesmondがあと16試合で追いつきますので時間の問題。ライトもJason Werthが134試合に出場すれば今季中に追いつけそうです。

捕手のBrian Schneiderはワシントン移転前からの正捕手で、私がブログを始める直前にメッツにトレードされていたので、よく知りません。ちなみにエキスポスト時代にも309試合に先発しています。現役ではWilson Ramosが144試合なので、順調なら2014年シーズン中に抜けます。

センターがころころ代わっていたことはよく知られていますが、意外にもレフトもJosh Willinghamがわずか187試合で最多。今季ゼロからのスタートとなるDenard SpanとBryce Harperですが、2シーズンあれば十分追い抜けます。

残る投手はJordan Zimmermannが53先発差、ファーストもAdam LaRocheが201試合差と、しっかり2シーズン健康に過ごすことが必要ですが、つまり、上手く行けば来季後半には投手を含む全ポジションを現役選手が球団記録保持者となる可能性が出てきました。鍵を握るのはSpanでしょう。一年後、どういうことになっているか楽しみです。

以下、ポジションごとのトップ5(プラス主な現役選手)。



PITCHER
1. John Lannan 134
2. Livan Hernandez 129
3. Jordan Zimmermann 81
4. Ross Detwiler 56
5. Jason Bergmann 50
9. Stephen Strasburg 45
16. Gio Gonzalez 32

別記事でも書いたとおり、2012年に6先発を上積みしたLannanがLivanをかわしてトップに立ちました。現役勢ではZimmermannが3位、Detwilerが4位。今季中にStrasburgとGioが現5位のBergmannを抜くことは間違いありませんが、みんなが健康ならGioは当分トップ5入りできないはず。

CATCHER
1. Brian Schneider 336
2. Jesus Flores 239
3. Wil Nieves 154
4. Wilson Ramos 144
5. Ivan Rodriguez 136
8. Kurt Suzuki 41

Nievesの名前がなんだか嬉しいです。Floresが退団し数字が確定。今季の注目はRamosとSuzukiがどういう配分で出場するか。RamosがFloresを抜くかどうか(86試合先発が必要)、Suzukiがトップ5入りするかどうか(95試合先発が必要)。全162試合なので両方は実現できません。

FIRST BASEMAN
1. Nick Johnson 395
2. Adam Dunn 217
3. Adam LaRoche 191
4. Dmitri Young 153
5. Michael Morse 90

LaRocheが2位に浮上することは確実。健康にプレーして、来季Johnson を捉えられそうなところまで伸ばしてくれることを期待。

SECOND BASEMAN
1. Danny Espinosa 297
2. Jose Vidro 184
3. Ronnie Belliard 176 
4. Felipe Lopez 111 
5. Adam Kennedy 75 
9. Steve Lombardozzi 45 

2012年に119試合にセカンドで先発したEspinosaがトップに立ちました。Espinosaは昨季、故障のDesmondの穴を埋めてショートとして34試合に先発したのですが、その間セカンドで先発したのがLombardozzi。今季も二遊間の2人に何かあればLombardozziに出場機会が回ってくるかもしれません。

THIRD BASEMAN
1. Ryan Zimmerman 964
2. Vinny Castilla 135
3. Jerry Hairston 40 
4. Ronnie Belliard 27 
5. Alberto Gonzalez 18
5. Alex Cora 18
8. Steve Lombardozzi 13

2005年シーズンの終わりにZimmermanが昇格してくるまでサードを守っていたのがCastillaでした。その後はZimmermanの独壇場となったため、わずか18試合の先発で5位に入れてしまいます。Zimmermanに大きな故障がなくても、ちょっと休みを与えればLombardozziがトップ5入りする可能性もあります。

SHORT STOP 
1. Cristian Guzman 438
2. Ian Desmond 422
3. Felipe Lopez 181
4. Royce Clayton 83
5. Alberto Gonzalez 49
6. Danny Espinosa 36 

DesmondがGuzmanを抜いてトップに立つことは確実。健康ならほぼフル出場するはずのDesmondですから、むしろEspinosaがトップ5入りしてこないことを祈りましょう。

LEFT FIELDER 
1. Josh Willingham 187
2. Alfonso Soriano 158
3. Ryan Church 124
4. Michael Morse 109
5. Willie Harris 92 
7. Roger Bernadina 74

現役ではBernadinaの7位が最上位。ですが、今季のレギュラーはこれまでレフトでの先発経験ゼロのBryce Harper。トップ5入りはもちろん、来季トップを狙えるように健康にプレーしてくれることを期待。

CENTER FIELDER 
1. Nyjer Morgan 174
2. Lastings Milledge 139
3. Rick Ankiel 121 
4. Roger Bernadina 110
5. Nook Logan 104
8. Bryce Harper 86 

今季の先発はトレード加入のDenard Span。とにかく健康にしっかり地位を築いてくれることを期待しています。

RIGHT FIELDER 
1. Austin Kearns 333
2. Jayson Werth 199
2. Jose Guillen 199
4. Elijah Dukes 127 
5. Michael Morse 102
6. Roger Bernadina 66 
7. Bryce Harper 41 

134試合差なので健康に1年プレーできればWerthがKearnsを抜けます。何としてもこれを期待したい。

それにしても、MorseとBernadinaはいろんなところに顔を出してくるなあ。

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