W6x-5 Giants (Season 48-32)
Detwiler 5.0IP 3ER 11H 2BB 5K 3.43
Clippard(W) 1.0IP 0ER 2K 1.78
Harper 2/5 double R 2RBI .283
Desmond 2/3 HR(15) R RBI BB .282 SB(9)
LaRoche 2/5 RBI .255
Espinosa 1/3 HR(7) R RBI K .237
試合序盤は中継を見ていなかったので分りませんが、先発したRoss Detwilerは苦しんだ様子。初回の1死満塁は無失点で終えたものの、3回に3安打と1四球で2失点。さらに4回にも2死から3連打で1点を失い、なお2死満塁とされながらなんとか切り抜けるという展開。5回を終えて11安打2四球。よく3失点で済んだというべきかもしれません。6回からはCraig Stammenが登板しましたが、6回、7回と1点ずつ失い、試合は1‐5とリードを許す展開で終盤へ。
ジャイアンツ先発は6月13日のアストロズ戦で完全試合を達成したMatt Cain。予想通り苦戦し、6回までは併殺の間の1点のみ。しかし、今のナショナルズ打線はそのまま終わりません。7回裏1死から、Ian Desmond、Danny Espinosaの連続本塁打で、Cainをマウンドから引きずり下ろすと、2死からMark DeRosa、Steve Lombardozziの連打で1,3塁とし、Bryce Harperがどん詰まりながらもレフト前に落ちるタイムリーを打って1点差。8回裏も結局得点はならなかったものの2死ながら1,3塁と攻め立てて、完全にナショナルズの押せ押せムードでした。
そして迎えた9回裏。先頭の代打Tyler Mooreが追い込まれながらも変化球を見事に拾い、左中間への二塁打で出塁。続くLombardozziのバントをジャイアンツのクローザーSantiago Casillaがお手玉して無死1,3塁。ここで打席にはHarper。しっかりボールを見極めカウント3-1から95マイルの速球を叩いた打球は一二塁間を破る同点タイムリー。
Ryan Zimmermanは敬遠で無死満塁。Michael Morseが二ゴロ本塁封殺に倒れ、1死満塁となり打席にはAdam LaRoche。緊張感の最高潮。球場はかなりいい雰囲気でした。初球。内角低めの速球をスイングした打球は二塁手正面へのゴロ。セカンドに送られ、完全な併殺コースで、あーーーっと声を出してしまいましたが、遊撃手Brandon Crawfordの一塁への送球がハーフバウンドとなり一塁手のBrandon Beltが捕球できずにセーフ。三塁走者のHarperが生還して、サヨナラ勝ち。
なんだか変な形でしたが、勝ちは勝ち。Harperは、7回のDesmondの本塁打の直後、ベンチで隣に座っていたAdam LaRocheに対して「この試合は勝てるな」と言っていたそうです。その時点ではスコアはまだ2-5だったのに、どういう予言者っぷりなんでしょうか(笑)。
ジャイアンツの3本柱に対してまさかの3連勝。これで今季最多の貯金16。勢いを感じます。
MVP: Bryce Harper
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