2012/05/02

5/2 Desmondの逆転サヨナラ弾で連敗脱出

W5x-4 D-Backs (Season 15-9)
Jackson 6.0IP 4ER 8H 2BB 3K 3.69
Stammen 2.0IP 0ER 2H 1K 0.71
H-Rod(W1-1) 1.0IP 0ER 1H 2K 1.80
Desmond 2/5 double HR(3) R 2RBI K .267
Harper 3/4 2double 2R RBI .385
Ramos 2/3 RBI BB K .

5連敗中のナショナルズ。1点リードを許して迎えた終盤8回裏、四球とファールフライ落球で命拾いしたJason Werthの内野安打でもらった無死1,2塁のチャンスを迎えましたが、Adam LaRocheがカウント3-1から高めのボール球に手を出してライトフライ、代打Jesus Flores、Danny Espinosaが連続三振。さらに9回裏、先頭のBryce Harperが二塁打で出塁しながら、Wilson Ramos、代打Rick Ankielが連続三振で2死となり、雰囲気は最悪。見ているファンとしては、もはやこれまでかと覚悟しました。

しかし、この場面で打席に入ったIan Desmondが大仕事をしてくれました。開幕当初のロケットスタートから一段落しこの連敗中は成績を低下させており、前日に2安打で復調の気配を見せていたとはいえ、まさかこの土壇場でこれだけの仕事をしてくれるとは思いませんでした。カウント1-1から、Dバックスのクローザー、J. J. Putzが投じた真ん中高めの速球を思い切り振りぬくと、打球はレフトのブルペンへ飛び込む逆転サヨナラ2ラン。劇的な形で、連敗を止めることに成功しました。
Photo by Greg Fiume/Getty Images
Harperが今日は3安打。第1打席で当たり損ねの投手内野安打を記録すると、4回裏の第2打席ではライトフェンス直撃の同点タイムリー二塁打(ほんのわずか数10センチで初本塁打を逃しました)を打つと、続くRamosのセカンド強襲安打で一気に本塁に突入。タイミングはアウトでしたが、捕手のミットを叩いてボールを掻き出す(フットボールか!?)ことに成功してセーフという好走塁をみせました。さらに9回裏には上記の通り先頭打者として二塁打で出塁。この打球も4回の一打ほどではなかったもののライトフェンスに直撃するものでした。2本とも内角の速球を引っぱたいたという感じの素晴らしいスイングでした。この試合のMVP級の活躍でしたが、さすがに逆転サヨナラ弾を打たれては・・・。ともかく、素晴らしい選手であることを日々、証明しています。おかしいな、スロースターターのはずなのに(笑)。
Photo by Greg Fiume/Getty Images
先発のEdwin Jacksonは6回を投げて4失点。珍しく打線に援護してもらいながら、2度もリードを守れませんでした。悪いときと良いときが比較的はっきりしている投手という印象が強くなってきました。2番手Craig Stammenは開幕からの好調を持続、9回を投げたH-Rodとともに最後まで試合を壊すことなくつないで行ったのは立派でした。

MVP: Ian Desmond

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