2019/04/10

4/9 StrasburgとHarperの初対戦がかすむRoblesとSotoの活躍

W10-6(10)@PHI (Season 5-5)
Strasburg 4.0IP 6ER 6H 4BB 3K
Doolittle(W3-0) 1.2IP ER 1BB 2K
Robles 3/5 double HR(3) 2R 2RBI
Soto 1/3 HR(2) 2BB R 3RBI
Gomes 2/5 HR(1) R 2RBI

Stephen StrasburgとBryce Harperの公式戦での初対戦。1年遅れの全体1位でHarperが入団して以来スプリングトレーニングの打撃練習で対戦するだけで話題になっていた2人が、遂に敵味方に分かれて相まみえることになりました。注目の第1打席は1回裏2死走者なしの場面。周囲が盛り上がる中Harperはあっさりと初球に手を出して平凡なショートゴロ(本来のセカンドの位置に飛んだものですが、シフトでショートが処理)。拍子抜けに終わりました。

このHarperの打席を含め2回までわずか15球で終えたStrasburgでしたが、3回裏先頭のMaikel Francoへの2球目、高めに入ったスライダーをレフトスタンドまで運ばれ、何かがおかしくなりました。投手のAaron Nolaを含む2人を歩かせて1死1,2塁で迎えたHarperの第2打席。チェンジアップを2球続けて空振りさせましたが、ほぼ同じところへ投げた3球目を左中間へ弾き返されて痛い痛い3ラン。第3打席は2死3塁からの敬遠四球。今回の対戦は完全にHarperに軍配が上がりました。

4回裏にもJean Seguraに2点タイムリー三塁打を打たれたStrasburgは4回6失点で降板。最近のブルペンの調子から言って今日はもうダメかなと思われました。しかし、今日のブルペンは頑張りました。5、6回はJoe Ross、7,8回はMatt Graceが2イニングずつを零に抑えると、その間にYan Gomesと代打Howie Kendrickのそれぞれ今季1号ホームランなどで1点差。そして、迎えた9回表。2死走者なし、カウント2-2と追い込まれましたが、Victor Roblesがやってくれました。真ん中低めの変化球をすくい上げると打球はレフトスタンドへ。土壇場で同点としてくれました。Michael Taylorの復帰でプレッシャーを感じているかと思いましたが、これを含めて今日3安打。全く関係ないようですね。

9回裏、1死1塁でHarperを迎えたところでSean Dooittleをつぎ込み、空振り三振に取ると、10回表無死1,2塁からJuan SotoがHarperが見上げるライトポールの上空を越えていく特大の決勝3ラン。実に見事な逆転勝利でした。

StrasburgとHarperの初対戦ということで注目していた試合でしたが、終わってみれば、序盤でのHarperの3ランに対して、Harperの穴を埋めると期待されるRoblesとSotoが終盤で貴重なホームランを打っての逆転勝利と、また違った意味合いを感じさせる試合となりました。

MVP: Victor Robles

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