トッププロスペクトのCarter Kieboomが初のメジャー昇格の機会を得ました。
2016年のドラフト1順目(全体28位)で高卒入団。順調にマイナーをステップアップし、昨シーズンはPotomac(A+)とHarrisburg(AA)でプレー。アリゾナ秋季リーグでも結果を残し、プロスペクトランキングでの評価は急上昇。この春のスプリングトレーニングでも特に打撃の評価を上げましたが、まだAAAも経験しておらず、メジャーデビューは早くても今シーズンの後半と思われていました。
今季はFresno(AAA)で開幕を迎え、本職であるショートのレギュラーにはTrea Turnerがいることもあり、将来を見据えてセカンドの守備を鍛えることが期待されていました。AAAでは、打撃好調、というか圧倒。18試合で83打席に立って.379/.506/.636、3本塁打、18打点。いつでもメジャーに上がる用意はできていると強烈にアピール。
そこに、開幕直後の死球による指の骨折でIL入りしたTurnerが復帰までにまだ時間を要することが判明。約3週間にわたって代役として起用されていたWilmer Difoは77打席で.246/.316/.362。守備が決していいほうではないことは、まあ分かっていたこと。そういう状況の下での昇格ですから、Turnerの復帰まで、ショートのレギュラーとして起用される見込みです。
5月下旬から6月と見られるTurnerの復帰の時点でどういう結果を残しているか、マイナーに戻されることになるのか、今後が注目です。
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