Strasburg(W1-0) 6.0IP 0ER 2H 3BB 9K 0.69
Desmond 2/5 double R 2K .370
DeRosa 1/2 3BB R RBI .077
Nady 2/5 R K .267 SB(1)
Flores 1/3 2BB RBI .420
よく勝てたな、という印象です。メッツ投手陣から9安打10四球1死球で20人もの走者を出しながら、わずかに4得点。しかも、先制点はワイルドピッチによるもので、その後も、押し出し四球でもらった2点と内野ゴロの間に1点という内容。一々書きませんが、毎回のように無死満塁とか1死満塁のチャンスを作りながらもあと1本が出ず、得点圏に走者を置いて14打数1安打、チーム残塁14。それだけチャンスをつぶしていれば相手に流れが行っても不思議はなかったと思います。
勝てたのは流れを相手に渡さなかった投手陣の踏ん張りによるもの。
中でもStephen Strasburgが試合の流れを作ってくれました。Johan Santanaとの投げ合いが期待されたこの試合。主審の不安定なストライクゾーンに悩まされて、両投手とも初回だけで25球以上を投げる苦しい立ち上がりでしたが、2回に自らのワイルドピッチで1点を失い5回までに99球に達してしまったSantanaに対し、Strasburgは2回以降完全に立ち直ってメッツ打線を圧倒。2回から5回までは四球と死球の2人の走者を許したのみ。今日はツーシームの制球がいまいちと見るや、チェンジアップと大きなカーブを武器に奪三振マシーンと化していきました。そして1-0のままで迎えた6回裏。1死から四球と安打で1,2塁のピンチを迎えたところで、投手コーチがマウンドへ。この時点で100球を超えており、降板を言い渡されても不思議はない場面でしたが、ベンチの判断はそのまま続投。Strasburgもこれに応えて、三振とレフトフライで後続を見事に断ち、108球で6回を投げきりました。プロ入りしてからのこれまでの最多投球数はTJ手術前の99球でしたので、100球超えは新境地。ピンチでもブルペンに頼らず最後まで投げさせる、まさにエースとしての扱いでした。
Photo by Chris Trotman/Getty Images |
7回以降は、Ryan Mattheus、Sean Burnett、Herny Rodriguezが、それぞれ2三振ずつを奪う投球で各1イニングをきっちり抑えての完勝。
メッツとの3連戦も2勝1敗で勝ち越し、開幕からアウェイで2カード続けて勝ち越しました。いよいよ明日、レッズを迎えて本拠地での開幕戦です。
MVP: Stephen Strasburg
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