Gio(ND) 7.0IP 0ER 2H 7K
Stammen(W1-0) 1.0IP 0ER 3K
LaRoche 2/5 2RBI
Desmond 3/5 R
Werth 2/5 K
Photo by Rob Carr/Getty Images |
先発したGio Gonzalezが素晴らしいピッチング。先週のシカゴでのデビュー戦では4回持たずと散々でしたが、ホームでのデビュー戦は、素晴らしいとしか形容しようのない内容でした。7回までにエラーを含め許した走者は3人のみ、三塁さえ踏ませませんでした。制球力が課題と言われていますが、今日は無四球、そして7奪三振。4人のトッププロスペクトを放出して獲得しただけの価値があることを見せつけてくれました。バットでも5回1死からレフトライン際にポトリと落ちるシングルで出塁。これまでア・リーグでプレーしてきたため、これがメジャー初安打。結果的にはこのヒットを足がかりに、2死満塁からのAdam LaRocheの先制2点タイムリーが生まれました。
8回表もTyle Clippardが圧倒し、このまま今日は会心の勝利かと思われましたが、そのまま簡単には勝てませんでした。9回表、今日のクローザーBrad Lidgeが、四球と二塁打、敬遠四球で1死満塁のピンチを作ると、Ryan Ludwickの打球は三塁手Ryan Zimmermanの逆シングルのグラブをかすめてレフト前への2点タイムリー。土壇場で追いつかれてしまいました。記録上はヒットですが、名手Zimmermanらしからぬ痛恨のミスでした。
しかも、その裏、今度はナショナルズが1死満塁のチャンスを作りながら、Danny Espinosaが外の変化球を無理に引っ張って、最悪の1-2-3の併殺。試合の流れはレッズに行きかけていました。この雰囲気を一変させたのが10回表に登板したCraig Stammen。わずか10球で三者三振(つまりボールは1球だけ)という圧倒的な投球。スタンドのファンも大いに盛り上がっていました。この試合の影のMVPと言っていいでしょう。
そして迎えた10回裏、先頭のZimmermanが死球で出塁したところから2死2,3塁のチャンスを作ると、最後は相手投手 Alfredo SimonのワイルドピッチでZimmermanが本塁に滑り込みセーフ! 妙な形でしたが勝ちは勝ち。今季初のサヨナラ勝ちとなりました。
MVP: Gio Gonzalez
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