2012/04/20

4/15 誤審に泣く

L5-8(11) Reds (Season 7-3)
Detwiler 5.0IP ER(5R) 6H 2BB 2K 0.90
Clippard(L, 1-1) 1.0IP 3ER 3H K
Desmond 3/5 double R 2RBI
LaRoche 2/5 2RBI K
Werth 2/4 BB

初回の3つの(少なくとも2つは確実な)誤審がなければ、という試合でした。

初回、2死1塁からのScott RolenはショートIan Desmondへのゴロ。送球は確かにややそれましたが、Adam LaRocheの足はRolenより明らかに早くベースを踏んでいました(写真)。が、判定はセーフ。続くJay Bruceに対してフルカウントからDetwilerが投じたスライダーがこれも明らかにストライク(写真)。Detwilerはベンチに向かおうとしましたが、判定はボール。満塁。さらに、Ryan Ludwickに対してカウント1ボール2ストライクから投じた96マイルの速球もストライクに見えましたが、(たぶん)高いという判定。その2球後、満塁弾を浴びることになりました。どういうことなんでしょう。何か嫌われる理由でもあるのかと訝ってしまうほどの酷い誤審の連続でした。

そのまま崩れても不思議はなかったDetwilerですが、しっかり立ち直り、その後は1点を失っただけで、5回を投げ切りました。立派です。6回以降はStammen、Mattheus、Lidge、K-Rodとつないで10回までの5イニングを無失点で頑張りました。

よく分からないままに大きなハンデを背負わされたナショナルズでしたが、打線は諦めず。LaRocheの2点タイムリー、Desmondの2本のタイムリーなどで、7回裏に追いつき、延長戦に突入。

最終的には11回表に登板したTyler Clippardが、Joey Vottoの2点タイムリー二塁打などで3点を奪われて力尽きましたが、よく頑張ったというべきかもしれません。初回がなければと思わずにはいられませんが、長いシーズンには逆に誤審に助けられて勝つ試合もきっとあると思いましょう。

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