W4-3 Cardinals (Season 81-52)
Strasburg 6.0IP 0ER 2H 1BB 9K 2.94
Burnett(BS3) 0.2IP 2ER 3H 2.49
Suzuki 2/3 HR(2) R 2RBI BB .224
Espinosa 3/4 RBI K .253
Desmond 2/4 R RBI K .285
前回先発で5回7失点(5自責点)という最悪だったStephen Strasburgが、今日はほぼ完璧な内容で6回無失点。 前回大きく乱れていたコントロールも今日は抜群。全く打たれる気配がありませんでした。2度のピンチはいずれもRyan Zimmerman の送球エラーが絡んだもの(初回のほうは、ハイライトリールに出てもいいような好プレーだったのに一塁審判の誤審でセーフだったもの。)。最大のピンチは自らのワイルドピッチもあって迎えた4回表1死1,3塁でしたが、ここはタッチアップを狙った走者をBryce Harperの好返球でタッチアウト。
するとその裏、Kurt Suzukiがソロ本塁打を打って先制。さらに6回裏にもSuzukiがセンター前にタイムリーを放って、Strasburgが降板した時点では2-0でリードしていました。
ところが、7回表に登板したSean Burnettがまた誤算。簡単に2死を取りながら、シーズン打率2割を切るPete Kozmaにシングルを打たれた後、やはりシーズン打率2割ちょっと3本塁打の8番Daniel Descalsoにライトブルペンに放り込まれて同点とされてしまいました。近頃、出れば打たれるを繰り返しているBurnett。この1か月ほどの間は、対戦打者のほぼ2人に1人に出塁を許す内容が続いています。今日は下位打線と対戦するこの回を選んで登板させたベンチの親心を感じましたが、その思いも叶わず。さらにシングルを打たれたところで降板。これからのシーズン、ポストシーズンを見据えて、なんとか復活して欲しい投手ですが、球速も落ちているようで心配です。
同点となってしまい、Strasburgの勝ち星は消えてしまいましたが、それでそのまま負けるわけにはいきません。直後の7回裏、2死走者なし(先頭のHarperがエラーで出塁しながらZimmermanが併殺。Zimmermanにとっては厄日でした)から、連打で1,2塁とすると、代走Eury Perezの三盗で2死1,3塁。ここで打席に入ったのがIan Desmond。今季はとにかく2死からの打点がものすごく多い印象でしたが、この場面でもきっちりセンター前に弾き返す殊勲の勝ち越し打。まだ左脇腹は完治していないようですが、守備も含めていい仕事をしています。
さらにDanny Espinosaも続いて2点のリードに成功すると、Ryan Mattheusが1点こそ失いましたが、8回も投げきり、9回は久しぶりにセーブシチュエーションでの登板となったTyler Clippardがあっさりと3人で片付けて勝ちました。
これでシーズン81勝目。シーズン5割以上を確定するとともに、球団(ワシントン移転後)の最多勝利に並びました。地区2位のブレーブスは、9回2死まで4点リードされていながら、最後はChipper Jonesの逆転サヨナラ3ランで奇跡の勝利。ゲーム差は6.5のまま。まだまだ簡単には引き下がってくれません。
MVP: Ian Desmond
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