W6-4(10)@STL (Season 96-62)
Zimmermann 6.1IP 3ER 7H 2BB 5K 2.94
Stammen(S1) 1.0IP 0ER H K 2.41
Suzuki 2/5 double 2RBI 2K .236
Morse 1/4 HR(17) R 4RBI 2K .287
Harper 3/5 double R K .269
Zimmerman 2/5 double R 2K .286
LaRoche 2/3 2R 2BB .270
マジック2で迎えたため、今日地区優勝を決めるためには勝たなければならない試合。まずは初回、1死満塁のチャンスで打席に入ったMichael Morseの打球はライトフェンスの向こうの看板に当たって跳ね返ってきたのでグランドスラムのはずでしたが、フィールド上の判定はフェンス最上部に当たって帰ってきたものということで、1点は先制したものの1,2塁間に挟まれたMorseはタッチアウトとなりました。当然ながらリプレイを見ての再判定の結果はホームラン。ということで、もう一度ホームベースでスイングのフリから始めて(このフリは必要なかったはずですが、試合後のMorseのコメントによると捕手のYadir Molinaにそそのかされたためだそうです)、ベースを一周するという光景が展開されることになりました。
ともかくこれで4-0となり、今日は打線が爆発するかと期待しましたがこの後、
先発はおそらくこれがレギュラーシーズン最終登板となるであろうJordan Zimmermann。1回表の4点リードをもらい、ストライク先行の落ち着いた投球を展開。先頭打者に四球を与えて作った4回裏無死1,2塁のピンチも無失点で切り抜けると、6回まで無失点に抑えました。投球数が100に近付いた7回裏、1死から3連打で2点を失い、さらに次打者に四球を与えたところで交替となりましたが、しっかり試合を作ってくれました。シーズン防御率も2点台を維持したまま。立派です。シーズン勝ち星が延びなかったのは、打線の援護不足とブルペン。今日も降板の時点ではZimmermannに13勝目の権利がありましたが、このピンチで出てきたSean Burnettがまず1点。そして、迎えた9回裏。クローザーに復帰したDrew Storenが同点にされ、Zimmermannの勝ちは消えました。Storenが打たれた2安打はいずれもゴロが内野手の間を抜けたものだったので、不運言えば不運でしたが。
ともかくこれで4-4同点のまま延長戦へ。こんな展開になったのは、投手陣というよりむしろ2回以降沈黙していた打線。いや、実際には2回から9回までの8イニングのうち、7回を除く7イニングでヒットを打っていたので沈黙していたわけではないのですが、追加点は奪えませんでした。
嫌な展開で迎えた10回表、先頭打者Adam LaRocheの四球から2死2塁となった場面で、カージナルスは打者Danny Espinosaを敬遠し、Kurt Suzukiとの勝負を選択。はっきりいって不可解な選択。チャンスで空振り三振を繰り返すEspinosaではなく、ここしばらく打撃好調、特に得点機には滅法強いSuzukiが打席に入った時点でいい予感がしました。私だけじゃなく、ナショナルズファンはみんなそう思ったはず。期待通り、カウント2-2から真ん中低めの速球を叩いたSuzukiの打球はレフトフェンス直撃の決勝2点タイムリー二塁打。直前まで大いに盛り上がっていた敵地のファンを黙らせるには十分の一撃でした。
10回裏はCraig Stammenがきっちり無失点で、メジャー初セーブを記録。ポストシーズンに向けても欠かせない戦力であることを証明しています。また、途中で投げたRyan Mattheus、Tyler Clippardもそれぞれいい投球をしていました。彼らもポストシーズに向けて調子を整えて行ってくれればと思います。
ブレーブスは15分早く試合開始。早々に2-0でメッツを完封していたため、今日の地区優勝はなくなっていましたが、自力で勝ってマジックはいよいよ1。明日はブレーブスが40分早く試合が始まるので、そちらの展開しだいではナショナルズの試合中にも地区優勝が決まりますが、ともかくあと1勝。しっかり勝って、決めましょう!
MVP: Kurt Suzuki
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